触手姫物語(31)








二人の触手姫(14)



どれほどの時間が経ったろう。シーア姫は、手枷と首輪を嵌められたまま、ベッドにぐったりと横たわっていた。長い時間に渡る陵辱で、全身はベトベトになっている。涎、愛液、母乳。少女は完全に気を失っていた。

陵辱者の一人である母親は、娘の頬に汗で貼りつている金の髪を、そっと撫で付けた。優しいまなざしでいう。

「気絶してしまったわ」

もう一人の陵辱者である妹のシール姫が、心配そうに言った。

「だいじょうぶでしょうか?」

「このくらいは序の口ですよ。あなたは、シーアに監禁されたとき、どれくらいされたの?」

王妃が訪ねると娘は顔を真っ赤にしてうつむいた。

「シール、こちらへ来なさい」

「あ、はい」

シール姫は従順に母親の前にひざまずくとたずねた。

「どうするのですか、お母様?」

「シーアにはもっと楽しんでもらわなければ。次はあなたが触手で嬲ってあげるの。そうすれば、シーアも眠ってなんかいられなくなるでしょう」

母親に抱き寄せられながら、シール姫はいった。

「でも…お姉様は、どうして変身しないのでしょう?」

「わたくしがお前はネコだと命じたから、我慢しているのですよ。シーアが先に変身してしまったら、わたくしたちの方がネコにされてしまいますからね。あなたも見習いなさい。あなたは気持ちよくなると、すぐに変身してしまいますからね」

「ご、ごめんなさい」

シール姫が恥ずかしそうに言うと、王妃は娘の顎を上向かせて唇を吸った。それから娘の乳房を掌で包んで弄ぶ。

「あぁ…お母様…」

「さあ、もっとこちらへ」

シール姫は腰を浮かせると、王妃の腰に密着させた。王妃の股間から生えている、黒い張形が、シール姫の中にずぶずぶと入っていく。

「あっ…あぁああっ」

「ふふ…こんなにいやらしい声を出して」

王妃は手を伸ばして娘のお尻を押さえつけると、自分の腰を蠢かせて、男根をさらに奥へと侵入させていった。そのまま娘の中をぐりぐりと掻き回す。

「あっ…やぁああっ…お母様…だめ…いやぁあ」

シール姫がぎゅっとしがみついてくる。王妃は娘を押し倒すと、腰を前後に振り始めた。男根が少女の秘部を連続して貫く。母親の豊かな胸が揺れ、娘の胸とぶつかり合って互いを刺激する。

やがてシール姫が絶頂に達すると、王妃は娘をうつ伏せにして、今度は後ろから少女の秘所を貫いた。お尻を突き出し、這いつくばった姿勢のまま、シール姫は母親に責め立てられた。その激しい責めに涙が溢れ、シーツに染みを作っていくが、その腰はいやらしくくねり始めている。

「だいぶよくなってきたみたいね」

「あっ…あうっ…いやっ…駄目っ…お母様…そんなに…いやっ…いやぁあ…」

「何がいやなものですか」

王妃は微笑みながら体を離した。仰向けに横たわりながら、娘を誘う。

「さあ、シール。今度はあなたが上になりなさい」

「は、はい、お母様」

シール姫はおどおどしながら母親の上にまたがり、ゆっくりと腰を下ろしていった。母親の股間から屹立した男根が、少女の秘部に突き刺さっていく。

娘の体がしっかりと結合されると、王妃は命じた。

「ここから先は自分でするのですよ」

「で、でも…」

「早く変身して、シーアを気持ちよくしてあげるのでしょう?」

シール姫は恥ずかしそうに、自分の胸を揉みし抱き始めた。細い腰が、淫靡にくねり始める。

「ふふ、その調子ですよ」

王妃は娘の淫らな姿を見上げながら、自分の乳房をまさぐり始めた。

次第にシール姫の喘ぎが苦しそうになる。

「んっ…くぅ…ん…あっ…」

「そろそろかしら」

王妃は娘の恍惚とした様子を見ると、腰を突き上げた。

「あぁああっ」

シール姫は悲鳴のような声を上げた。王妃が続けざまに腰を動かし、娘の股間を責め立てる。

「あぁっ…駄目っ…お母様…そんなっ…やっ…あぁああっ…あんっ…やぁあっ」

シール姫の体はオモチャの人形のように、母親の体の上で跳ね上がり、仰け反った。だが、その腰は、母親が突き上げる動作に合わせて、淫らにくねっている。

やがてシール姫は絶頂に達し、王妃の胸にぐったりと崩れ落ちた。

王妃は娘の体を愛おしそうに抱きしめると、心臓の音が止まっていることを確認した。すでに変化が始まっているのだ。王妃はうっとりと目を閉じると、それが完了するのを待った。

シール姫の体から、じわりと粘液が染み出した。ぬるりとした感触。抱きしめた腕の隙間から、触手が這い出してくる。

「んっ…」

王妃はびくりと体を震わせた。股間を這い回っていた触手が、ずるずると秘部へ侵入してきたのだ。秘部にはすでに張形が装着されている。触手はその固い張形と、秘肉の間の狭い空間に潜り込み、膣壁を圧迫しながら奥へ奥へと這い進んだ。たちまちお腹が一杯になり膨れ上がる。

「あぁ…シール…そんなに焦らないで…んくっ…あぁああ…」

今や、シール姫はあらゆる方向に触手を伸ばし、母親のふくよかな体を覆い尽くそうとしていた。全身が触手の愛撫にさらされ、粘液まみれになる。

シール姫の透明な肉塊は、触腕を使ってずるずると王妃の体の上を這っていき、両脚の間へと降りた。次の瞬間、王妃の体は四肢を拘束され、空中に持ち上げられていた。

触手は王妃の豊かな胸に巻き付き、しごき始めた。螺旋を描いた透明な触手が収縮するたびに、固く勃起した乳首から、母乳がほとばしり出る。白い液体が降り掛かると、透明な肉塊はぶるぶると歓喜に震え、内部で揺らいでいるピンクの燐光をより明るくした。

さらに触手は、王妃の太股に絡みついた。白い太股を両側に大きく拡げる。羞恥を煽る格好だが、乳房を激しく揉みしだかれている王妃には、もうそんなことを気にしている余裕はない。細い触手が伸び、固定されていた張形を取り外した。ベルトが外れ、ずぽっと音を立てて張形がベッドに落ちる。自由になった王妃の秘部に、太い触腕が突き込まれた。

「あぁああっっ」

王妃の体が、跳ね上がった。何度も何度も太い触腕が王妃の股間を突き上げる。それは、先程王妃にされたことを、そのまま返しているようだった。

「あっ…あぁああっ…いいわ…シール…素敵よ…あっ…やぁああっ…あっ…ああっ…」

王妃は母乳をまき散らしながら、娘の激しい責めに悩ましく体をよじらせた。



シーア姫は、そのぬるりとした感触で、途端に目を覚ました。彼女にはそれが誰の触手なのか、もちろんすぐに分かった。愛する妹、シール姫の触手だ。それと同時に、母親の苦しそうな喘ぎ声が聞こえてくる。

性の饗宴はまだ終わってはいないのだ。手はまだ拘束されたまま動かせない。首輪もそのままだった。

うっすらと目を開けると、足元にこちらを向いた母親が浮かんでいるのが見えた。触手に拘束され、宙吊りにされている。股間には次々と触手が出入りし、愛液が滴り落ちていた。激しい陵辱のためか、その表情はうらやましいほどに恍惚としている。

足首に絡みついた触手が、力を強めた。ゆっくりと触手の本体である肉塊の方へと引き寄せられる。やがて、シーア姫の体が、王妃の体の下に差し掛かると、何本かの触手が王妃の胸に絡みついた。

シーア姫はぼんやりした様子で、母親の乳房が、触手に揉みしだかれ、いやらしく変形する様を見つめた。まるで牛の乳でも搾るように、締め付けられ引っ張られる。白い液体がピュッと飛び出し、シーア姫の体に降り注いだ。

王妃の乳房は、触手に揉まれて、次から次へと母乳をほとばしらせた。勢いよく発射された液体が、少女の白い体に当たって飛沫を上げる。王妃は朦朧とした様子で口走った。

「あぁああ…シーア…わたくしのおっぱいを飲んで…あっ…あうぅ…もっと…もっとぉおおっ」

少女の体は次第に白い液体で汚されていった。それと同時に母乳の降り掛かった部分が熱を持ち始める。シーア姫は上気した頬で喘いだ。

「あつい…体があついの…」

秘部からとろとろと愛液がこぼれるのが分かった。自由にならない手を動かそうと体をよじらせる。

そのとき、足元から触手が次々に這い上がってきた。シーア姫は快楽の予感に身を震わせた。体のあらゆる部分に触手が絡みついてくる。愛する妹の触手が。ぬるりとした粘液の感触、ねっとりとした理性を麻痺させる甘い匂い。

「あっ…くぅ…んんっ…あぁああ…」

胸が乱暴にいじくられ、揉みしだかれる。股間には何本もの触手が入り込み、膣の中をまさぐっていた。張形の固く鋭い蹂躙感とは全く違う、やわらかく、あたたかな、襞のすみずみまで舐られるような深い浸入感。その繊細な手は膣のあらゆる場所に広がり、浸透するのだ。犯すものと犯されるものが完全な一体となる感覚。

シーア姫の体は巻き付いた触手に引っ張られ、助け起こされた。そのまま触手で埋まった妹の透明な肉塊に突っ伏す。粘液が付着して美しい顔を汚した。

シーア姫は不意に身をこわばらせた。妹のものではない触手が、背中から絡みついてくる。彼女はすぐにそれが母親のものだということが分かった。いつの間にか、母親も触手化していたのだ。彼女が安心したように体の力を抜くと、王妃の触手は本格的に彼女の体を嬲り始めた。

王妃の触手は、妹の触手と絡み合いながら、彼女の膣に入り込んできた。二人分の触手で膣がはち切れんばかりに膨れ上がる。それ以外にも多くの触手が股間のあたりに群がっているようだった。シーア姫は苦しそうに声を上げた。

「あぁ…だめ…そんな…あうぅ…んんっ…くっ…やぁあぁあああ…あっ…ああっ…ひっ…」

シーア姫の体は、二つの透明な肉塊に前後を挟まれ、次第にその無数の触手の中に埋まっていった。体のすみずみまでもが触手と粘液に浸され溶けていくような快感。乳房を嬲られるようにして、体全体がさわられ、擦られ、揉みしだかれる。体内で蠢く無数の触手の感触。膣の中を満たすあたたかい液体は、生殖茎が噴出した愛液だ。それはすぐに股間から流れ出てしまうが、次々に新しい愛液が注入されるため絶えることはない。膣だけではない。二人の生殖茎は代わる代わる彼女の口を塞ぎ、やわらかな花弁を蠢かして口内を蹂躙した。そして発作的な愛液のほとばしり。彼女はその全てを飲み干そうとするが、半分ほどは口元からあふれ出て胸元へと流れていく。

シーア姫はもはや絶えられなくなり、股間を変化させた。女陰がめくれ上がり、触手が発生する。

それは新たな快楽の時間の始まりにすぎなかった。一本一本の触手がすぐに二人の触手に絡め取られ、自由を奪われ、嬲り物にされる。粘液と粘液が接触するこの上もなく甘美な快感。そして彼女の生殖茎は、むりやり花弁を拡げられ、何本もの触手に犯されていた。長い生殖管の中で、二人の触手がくねり、敏感な襞を刺激する。彼女は激しい喘ぎ声を上げ、生殖管を締め付けるが、触手は奥へ奥へと潜り込んでくる。彼女は全身を痙攣させた。大量の愛液が生殖管を逆流し花弁から射精のようにほとばしる。二つの肉塊はその愛液を浴びてますます興奮し、より激しく彼女を犯し始めた。



シーア姫は朦朧とした頭で、すでに朝が来たことを感じ取った。カーテンの外が明るくなっている。

だが、彼女はもはやそれ以上何も考えることができなかった。快感は依然として続いており、彼女の頭と体はそれに反応するだけの代物と成り果てていた。

彼女はうるんだ瞳を開き、自分を犯している者に話しかけた。

「りん…でぃ…あーさ…」

黒髪のメイドはシーア姫の乳房から唇を離すと、ちょっと微妙な顔をした。リンディアーサではなく、双子の妹のセシレーナだったのだ。

だがメイドは、何事もなかったかのように、やさしくシーア姫に話しかけた。

「姫様、王妃様はすぐにお戻りになられますからね。それまで、私たちがご奉仕しますから」

「あ…ぅ…」

シーア姫は幼児のように邪気のない笑みを浮かべ、それから弱々しく腰をよがらせた。

数人のメイドたちは再びシーア姫の体を嬲り始めた。

シーア姫はもう何も考えなかった。この永遠に続く快楽だけが重要だった。彼女は股間に挿入された性具を感じて、いやいやをしながら甘えるような声で喘ぎ始めた。



王妃はすっかり旅装を整えたシール姫を前にしていった。

「忘れ物はないわね?」

「はい、お母様」

シール姫の自信のなさそうな声に、王妃の美しい顔には母親らしい心配げな表情が浮かんだ。かたわらのアイリを振り返る。こちらもすっかり支度は整っていた。

「アイリさん、シールを頼みましたよ」

「はい、ご主人様」

少女はシール姫とは対照的に元気よくうなずいた。

王妃は言った。

「シーアは三日間、あのままにしておきます。あの子の近衛隊にも三日間休暇を出しました。それだけあれば、あの子の手の届かないところまで行けるはずです。…忘れるところだったわ。これを…」

王妃が差し出した封書を受け取りながら、シール姫はたずねた。

「おばさまにお渡しするのですか?」

「そうよ。あなたのことはすっかり書いておいたから。やさしくしてくれる筈です。さあ、そろそろ行きなさい。そんな顔をしてはいけません。寂しくなったときには、アイリさんがいますからね」

「…はい、お母様」

アイリがシール姫の手を握ってうながした。

「シール様、いこ。それじゃ、ご主人様、いってきます」

シール姫は少女に手を引かれるようにして歩き出した。何度も背後を振り返る。美しい宮殿。やさしい母親。そして誰よりも自分を愛してくれた姉の事を思う。あの延々と続く快楽の夢から覚めたとき、彼女がどれほど悲しむかと思うと胸が張り裂けそうになった。

「シール様、泣いてるの?」

アイリが覗き込むようにして彼女を見上げていた。シール姫が首を振ると、少女は明るい声で励ました。

「私、今日からシール様の奴隷だから、寂しくなったら言ってね。慰めてあげる。触手にはなれないけど、どんなエッチなことでもしてあげるから。道具もいっぱい持ってきたし」

シール姫の沈んだ顔に、かすかに笑みが浮かんだ。彼女は蚊の泣くような声で言った。

「…ありがとうございます、アイリさん」

アイリはきょとんとした様子で新しい主人を見上げ、突然背伸びをすると、その唇にキスした。

真っ赤になったシール姫に、アイリは嬉しそうに言った。

「シール様、すごく可愛い。今夜はがんばっちゃうから、楽しみにしててね」

アイリは恥ずかしそうにうつむいてしまったシール姫の手を引っ張ると、再び歩き出した。二人の官能に満ちた旅が始まったのだ。






戻る