触手の国のメイドさん(5)








メイドさん中毒(夜)



パジャマに着替えたリルン姫は、ベッドの上にぺたりと座り、大きな枕を抱きしめていた。よほど眠いのか、大きな口を開けてあくびをする。王族の娘たるもの、本当ならあくびなどしてはならないのだ。フィズに見られていることに気づいて、バツが悪そうに顔を赤らめる。

「姫様、今日はもうお休みになられた方が…」

言いかけたフィズの言葉を、リルン姫はぴしゃりとさえぎった。

「いや。今日もフィズとエッチするの」

リルン姫は言うなり、フィズに着せてもらったばかりのパジャマを、いそいそと脱ぎ始めた。全裸になって言う。

「はやく来て。でないと私、寒くって風邪をひいてしまうわ」

「で、でも…」

なおもフィズがためらっていると、リルン姫はその手をつかんで、強引に引っ張った。

「あっ…」

フィズの体はいとも簡単にベッドに引き倒された。人間の姿のリルン姫は、その外見相応に非力だったが、フィズの従順な体は、主人に逆らえるようにはできていなかったのだ。

リルン姫はメイドを仰向けに押さえつけると、腰の辺りに馬乗りになった。にっこりと嬉しそうな笑みを浮かべる。

「ふふ、フィズリリーナ、じっとしているのよ」

フィズの胸元に手を伸ばし、メイド服のボタンを外す。胸元を大きく広げ、邪魔なブラジャーをずり下ろすと、年頃の娘の美しい乳房が現れた。

「あ…」

フィズが感じてしまったように吐息を漏らす。

リルン姫は言った。

「フィズ、おっぱいを見られただけで感じてるのね。乳首が立ってるわ」

「お、お許しください…」

「だめよ、許してあげない」

リルン姫は意地悪そうに言うと、彼女の乳房を鷲掴みにし、力を込めて揉みしだきはじめた。白く柔らかな肉の塊が、少女の手の動きに従っていやらしく変形する。

「あぁ…姫様…そんなに強く…あっ…やぁ…」

「気持ちいいの、フィズ? 気持ちいいなら気持ちいいといいなさい」

フィズは恥ずかしそうに顔を真っ赤にし、首を仰け反らせた。両手が耐えかねたようにシーツを握り締める。

「あっ…ああっ…気持ちいい…気持ちいです…あっ…んっ…くぅ…」

「じゃあ、もっとしてあげる。フィズのおっぱい、マシュマロみたいに柔らかくて気持ちいいんですもの」

「やっ…痛っ…そんなにされたら、わたくし…あっ…やぁああ…だめっ…」

「ふふ、フィズ、もう逝きそうなのね? 本当にあなたのおっぱいって、感じやすいのね」

「やっ…ちがっ…あっ…うぅ…」

フィズがいやいやをすると、リルン姫は小悪魔めいた笑みを浮かべて、乳房をもみしだく手にさらに力を入れた。白いふくらみが、ピンク色に染まっていく。

「嘘を言ってはだめよ。こーんなに感じてるのに」

「あっ…やっ…だめっ…んくっ…うっ…あんっ…やっ…だめっ…いく…いっちゃう…やっ…あっ…ああっ…あぁあああ」

フィズが達したのを確かめると、リルン姫は満足げな笑みを浮かべて彼女の上から立ち上がった。興奮のために少女の頬は美しく紅潮していた。まだ、ぐったりしているメイドに命じる。

「さあ、フィズ。脚を開きなさい」

フィズがのろのろと脚をM字に曲げて開くとメイド服のスカートが足の付け根までずり落ちて、純白のパンティがあらわになった。純白とは言っても、すでに愛液で濡れ、半ば透けている。

「だめじゃない、フィズ。エッチするのに、パンティなんかはいてちゃ」リルン姫はあきらかに無茶な主張をした。「しょうがないわね。私が脱がしてあげる」

リルン姫がパンティを引き摺り下ろし始めると、フィズは顔を両手で覆った。

「恥ずかしい…」

再びリルン姫はフィズに足を広げさせ、用意しておいた張形を取り出した。両端が男根の形をしたそれを、リルン姫はおもむろにフィズの秘所へ挿入した。濡れそぼっていたそこは、じゅぶじゅぶといやらしい音を立てながら、何の抵抗もなく張形を受け入れた。

リルン姫は張形を前後に動かし始めた。

「あ…」

フィズが小さな声を上げる。

「フィズ、気持ちいい?」

「は、はい」

リルン姫は再びフィズの上にまたがると、慎重に腰を下ろしていった。フィズの股間からは、挿入された張形の片端が、まるで彼女から生えた男根ででもあるかのようにそそり立っている。リルン姫はその先端をつかむと、自分の秘所に導いた。幼い割れ目から垂れた愛液が、糸を引いて男根の先端を濡らす。

「んっ…はあぁ…」

リルン姫が小さなうめき声とともに、大きく息を吐き出したとき、その男根は深々と少女の秘裂の奥に飲み込まれていた。

リルン姫は勝ち誇ったように言った。

「フィズ、私たち、今つながってるのよ。フィズもうれしい?」

「あぁ…姫様…うれしゅうございます…」

「動くね」

リルン姫はそう言うと、細い腰をいやらしくくねらせ始めた。途端に少女の喘ぎ声が響き始める。

「やぁん…あそこが擦れてる…気持ちいいよぉ…ハァ…ハァ…あっ…ああんっ…フィズ、フィズも動いて…お願い…」

フィズはリルン姫に責め立てられて返事をするどころではなかったが、それでも腰を動かし始めた。リルン姫が激しくよがり始める。

「あっ…んっ…んくっ…いいっ…いいよぉ…フィズ、もっと…もっと激しく…突き上げて…あっ…ああっ…あぁああっ…やあっ…すごっ…だめっ…変になっちゃう…いやっ…やめないで…私をめちゃめちゃにして!…あっ…ああっ…やっ…くっ…」

リルン姫の小さな体は、フィズの上で激しく跳ねていた。あどけない顔には恍惚とした表情が浮かび、口元からは官能的な涎が垂れている。股間を突き上げられるたびに、美しい金髪がさらさらと跳ね上がった。

「あっ…はっ…んっ…はぁああっ…あっ…だめっ…いっちゃう…いっちゃうよぉ…やっ…あっ…ああっ…あっ…あぁあああっ…」



「あぁ…姫様…」

フィズは恍惚として視点の定まらない表情で、声を漏らした。リルン姫が逝くと同時に、彼女もまた絶頂に達したのだ。彼女の体の上には、リルン姫の裸の体が、ぐったりと覆いかぶさっていた。

フィズは密やかな期待に胸を焦がした。やがてリルン姫は美しい触手へと姿を変え、彼女の体の隅々までを、淫らな粘液で汚し、一晩中続く快楽地獄へといざなってくれる筈なのだ。そのことを考えただけで、張形が突き刺さったままの彼女の秘所からは、とろとろと愛液が溢れ出した。

だが、やがてフィズは異常に気づいた。リルン姫の心臓は止まっていなかった。呼吸も。それは少女が変化していないことを示していた。

愛らしい小さな寝息が聞こえていた。リルン姫はついにフィズを犯し疲れて眠ってしまったのだった。

「姫様…?」

フィズは少女を抱きしめ、その耳元に囁いたが、リルン姫はもう目覚めなかった。

フィズの上気した顔から、被虐的な肉人形の表情が消え、本来のメイドの表情が戻ってきた。フィズは起き上がりながら、そっとリルン姫をベッドに横たえた。二人を繋いでいる張形を、ゆっくりと引き抜く。

乱れたメイド服を整えると、彼女はもう完全なメイドに戻った。絹のハンカチで姫の濡れた部分を拭い、下着とパジャマを着せてやる。

部屋の明かりを消し、「姫様、おやすみなさいませ」と小声で言った後、フィズはしばらくの間、ベッドのそばを離れなかった。

彼女の胸にはこの少女に対する愛情が溢れ出していた。この世界でもっとも高貴な姫君は、メイドに過ぎない自分に過大な愛情を抱いてくれ、幼い少女の肢体と、美しく濡れた触手で彼女を愛してくれたのだ。そして幾日もの間、夜となく昼となく、彼女の体を犯し、陵辱し、純粋な愛情と欲望を注ぎ込み続けた挙句、ついに疲れ切って眠りに落ちてしまったのだ。

彼女はベッドの下に座り込むと、声を抑えてすすり泣き始めた。いつの間にか手が股間へと伸びている。明日になればリルン姫はまた元気な笑顔を見せてくれるだろう。そして、夜になればまたその触手を伸ばして自分を滅茶苦茶にするだろう。彼女の秘所はその瞳と同様に涙を溢れさせていた。

「あっ…んっ…ん…くっ…姫様ぁ…あっ…うぅ…ぅ…」

漆黒の部屋の中で、彼女はつぶやくような喘ぎ声を上げた。そして秘所をまさぐるくちゅくちゅという淫靡な音が、次第に深まっていく夜の気配の中で、いつまでも終わることなく続いていた。


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