姫君にお仕置き(7)
リルン姫にはもう、あれから何日たったのか分からなかった。この暗い拷問室に閉じこめられてからの陵辱の日々。犯されて、犯されて、また犯される。姉であるファーナ姫と、侍女であり今や新しい主人となったフィズが、入れ替わり立ち替わり犯しにやってくる。それぞれ一人だけでやってくることもあり、あるいは二人でやってくることもある。
今のリルン姫は一人だった。自分以外、拷問室には誰もいない。
が、それでも犯されていることにかわりはなかった。股間に深々と突き刺さった、作り物の男根が、ゆっくりと少女の体内を掻き回している。
「あう…うう…う…」
床に突っ伏し、弱々しく声を上げる。二人に犯されるときには、きつく引き絞られている鎖も、今はゆるめられている。が、男根を引き抜くことはできない。まるで貞操帯のように、鍵付きのベルトでしっかりと固定されているのだ。
犯され続けて朦朧とした頭。ぐったりと疲れ切り、眠ろうと努力する。回る男根、あふれる愛液。気を失うようにして意識が途切れる。が、それも長くはない。眠っていても見るのは犯される夢だ。姉とメイドに秘所をむさぼられ、絶頂に達すると同時に目が覚める。実際に犯しているのは蠢く張形であり、夢で感じて締め上げてくる膣に反応して、男根もまた激しく動き始める。
「あっ…あう…んく…うう…うっ…うあ…あああ…」
軽く絶頂に達し、ぐったりと力を抜く。痙攣の後の全身の弛緩。だが、男根は容赦なく回り続ける。
「リルン、眠っている暇はありませんよ」
気がつくと、姉のファーナ姫が来ていた。
「お姉様…」
リルン姫はのろのろと身を起こす。姉が来たからといって犯され続けることには変わりないが、それでも魂のない男根のまがい物に犯されるよりははるかにましだった。
「フィズリリーナは後から来ます。それまで私が犯してあげます」
「はい、お姉様。淫乱なけだもののリルンを犯してください」
ファーナ姫は、いきなり両腕と股間から触手を伸ばした。リルン姫を拘束するために、鎖を巻き上げる必要さえない。触手からは何者も逃れることはできないのだ。
「あっ…あんっ…お姉様…きもちいい…もっと…もっとリルンをめちゃくちゃにして…ください…」
両腕両足を触手に拘束され、剥き出しの乳房を、ぬるぬるした触手にねぶられる。たちまち固くなった乳首を、触手の先端がつつき始める。粘液が拘束服の内側へも染み込み始めた。膣がキュッと締まり、突き刺さったままの男根が激しく蠢く。
ファーナ姫は、張形を取り去るのが面倒なのか、固定された男根の隙間から、何本もの触手を侵入させ始めた。リルン姫は悲鳴を上げた。
「ああっ…あっ…だめっ…お姉様…リルン、こわれちゃう…やっ…いやっ…」
すでに太い男根に満たされた膣の中へ、触手は強引に押し入ってきた。男根と膣壁の間の狭い空間を、大量の粘液を分泌しながら、うねうねと蠢き、あるいは前後に伸縮しつつ、ゴリゴリと膣壁を擦って潜り込んでくる。
「ひっ…あっあっああっ」
リルン姫は涙を流しながら、いやいやをした。が、その悲痛な喘ぎ声も、次第に甘ったるい、恍惚としたよがり声へと変化していく。
「あっ…ああっ…お姉様…すご…すごいの…リルンの中…お姉様でいっぱいなの…お姉様がぐるぐるってうごいて…あっ…ああ…ああああ…だめえ…リルン、もうだめなの…あぁあああ…」
リルン姫の幼い腰が、エロティックに自ら蠢く。口元からはだらしなく涎があふれ、焦点を失った青い瞳はもはや何物も見ていない。
その完全な肉人形と化した妹に、ファーナ姫はなおも激しい愛撫を加えつつ、ささやきかけた。
「リルン、自分を見失ってはいけません。快楽に負けてはだめです。リルン、私を見てください。私の言葉が聞こえていますか」
ファーナ姫の言葉は次第に大きくなっていったが、一度失われたリルン姫の瞳の輝きは二度と戻らなかった。
絶頂を示す恍惚とした絶叫。それに続いて、触手への変身を遮られたことによる、苦痛に満ちた絶叫が牢獄に響き渡った。
ファーナ姫は触手を引っ込めると、かすかな悲しみの宿った瞳で、ぐったりとして苦しそうに喘いでいる妹を見下ろした。
気づくと、すでにフィズリリーナがやってきていた。
「ファーナ様…」
ファーナ姫は、まるで自分が苦痛を受けたとでも言うような、つらそうな顔をしているメイドを見ると、何事もなかったかのように言った。
「何をぼうっとしているのです。用意をしなさい。リルンを犯すのです」
フィズはためらいつつも、メイド服のエプロンとスカートを脱ぎ捨てた。さらに、パンティも脱ぐ。下半身のみ裸という淫猥な姿。だが、恥じらうことは許されない。ファーナ姫が淫具を手渡す。腰に固定できる、双頭の張形。今日はこれを装着してリルン姫を犯すのだ。フィズは張形の一方を自分の股間に挿入しようとした。うまく入らない。
「貸しなさい」
見かねたのか、ファーナ姫が張形を取り上げた。それから、おもむろにフィズの秘所に指を入れてきた。反射的に腰を引こうとするが、お尻をもう片方の手で押さえられていて逃げられない。
「濡れていませんね」
責めるような口調に、フィズは真っ赤になって縮こまった。
「も、申し訳ありません」
「リルン、起きなさい。ご主人様のあそこを舐めて、濡らして差し上げなさい。そうしないとあなたを犯せません」
倒れていたリルン姫がのろのろと起きあがり、こちらに這ってくる。
フィズの顔色が変わった。ただ淫具を挿入するためだけに、自分の卑しい秘所をリルン姫に舐めさせるとは。が、フィズは出かかった抗議の言葉を危うく飲み込んだ。ファーナ姫に逆らうことはできないのだ。
リルン姫は犬のように四つん這いになったまま、顔を上げてフィズの股間に舌を伸ばした。
「んっ…」
フィズは声を漏らした。熱く、ざらざらした舌の感触が、秘所を舐め回す。
次第に広がっていく痺れるような快感に、フィズはむしろ耐えようとした。この体勢では溢れ出た愛液が、リルン姫の顔を汚してしまう。
が、突然胸をつかまれ、フィズは、
「ああっ」
と声を上げた。
同時に、膣がキュッと収縮し、溜まっていた愛液がピュッと勢いよく裂け目から吹き出す。リルン姫の顔面は瞬時にしてフィズの愛液で濡れそぼった。
「ひゃあっ」
と愛らしい驚きの声を上げるリルン姫。その声でフィズは自分が恐れていたことをしてしまったことを知った。同時に不敬を犯したことに対する背徳的な快感が脳を痺れさせ、体の奥を一段と熱くさせる。
理性はまだ快楽を抑えようとしているが、体はもう言うことを聞かない。リルン姫の小さな舌が女陰へと入り込もうとしている。胸をつかんだファーナ姫は、メイド服の上から胸を揉みしだいている。その指のエロティックな動きに、フィズの乳首は固くなり、ブラジャーに擦れてさらなる快感を煽った。
「離れなさい、リルン」
ファーナ姫の声で、愛撫は突然の終わりを告げた。そうだ、これは自分を犯すための愛撫ではないのだ。このままめちゃくちゃにされたいという思いを必死でこらえる。これからリルン姫を犯さなければならないのだ。
「もう十分濡れたでしょう」
背後に立ったまま、ファーナ姫がいう。
「は、はい。ファーナ様」
ファーナ姫はそのまま左手でフィズの股間をまさぐり、女陰の位置を探り当てると、右手に持った張形を、ゆっくりと挿入した。全身の力を抜く。思わず締め付けて拒みそうになる膣を何とかなだめる。ほとんど抵抗もなく、呆気ないほどの簡単さで侵入してくる異物感。
奥まで入りきると、ファーナ姫は付属の固定用ベルトをギュッと引っ張ってはめた。お尻の谷間に食い込んだ革の感触が、背徳的な快感を生み出す。女陰が張形を締め付け、思わず声を上げそうになる。拘束されているという嗜虐感。きつく締めすぎだと思うがファーナ姫には逆らえない。故意にそうしているに違いないからだ。
フィズは黙々と作業を続けた。リルン姫の鎖を床の金具に引っかけ、巻き上げる。これでリルン姫は床に貼り付けにされた格好になった。突き刺さったままの張形を外してやる。
リルン姫が潤んだ瞳でいつも通りの台詞を口にした。
「ご主人様、淫乱なけだもののリルンを犯してください」
「始めなさい」
というファーナ姫の命令で、フィズは床に膝をついた。自分の股間から突き出ている男根に手を添え、リルン姫の股間に導く。あまりにもあどけないリルン姫の秘所を目にして、痛々しさに表情をゆがめた。今から、この太く禍々しいもので、この可憐な花園を蹂躙しなければならないのだ。
フィズはおそるおそる腰を進めた。
「あ…ご主人様のがはいってくる」
リルン姫は股間の方をのぞき見て、夢見るような表情でいう。リルン姫の言葉通り、フィズの張形は、少女の濡れた膣の中を吸い込まれるようにして入っていく。
続いてフィズがゆっくりと腰を引くと、
「ふぁあああ」
という気持ちよさそうな声が、リルン姫の口から漏れた。
二度、三度、腰を前後させる。フィズは次第にこつを飲み込んできた。同時に、自分の淫らな運動を自覚して気恥ずかしさを覚える。だが、やめるわけにはいかない。ファーナ姫が後ろで監視している。それに、リルン姫はひどく気持ちよさそうだった。愛情が胸にあふれる。いつまでもこうしていてやりたい。
だが、幸福な時間はすぐに終わりを告げた。ファーナ姫が冷たく命じる。
「フィズリリーナ、もっと激しく突きなさい。遠慮はいりません。あなたがどんなに力を入れても、リルンの体は耐えられます」
フィズは罪悪感に胸を締め付けられながらも、勢いよく腰を突きだした。黒い男根が勢いよく膣に突入する。少女の膣が締め付けてくる感覚。だが、はかない抵抗は一瞬にして打ち砕かれ、男根は子宮までも突き貫いた。
「あああああああっ」
リルン姫の悲痛な叫び声。同時にフィズも、
「ああっ」
と声を漏らす。双頭の張形は、フィズの股間をも貫いているのだ。膣が張形を締め付け、愛液が噴出する。その衝撃を耐えきると、フィズは腰を引いて、再び少女の華奢な股間に自分の股間を打ち付けた。
「いやあああああっ」
再び少女の叫び。リルン姫は固く目をつぶり、泣きながら首を振っている。
フィズもまた涙を流していたが、それでも容赦なく責め続ける。
「やあああああっ…あああああっ…あああああっ…」
リルン姫は断続的に叫び声を上げ続けた。その間隔は次第に短くなっていく。パンパンという肉と肉がぶつかり合う音。その度に二人の愛液が飛沫となって飛び散る。フィズの声も次第に大きくなっていった。
「ああっ…あああっ…あくっ…んっ…あっ…あっ…うっ…くっ…」
意識が混濁し始める。股間をえぐる男根の衝撃。体の下で跳ね回る幼い肢体。少女の悲鳴と、自分の喘ぎ声が、快感を次第に高みへと押し上げていく。
「やああっ、あああっ、いやあっ、いっちゃう、リルン、いっちゃう、いやあ、いやあああっ」
「あっ、あっ、はっ、ああっ、ひめさまっ、ひめさまっ、ひめさまあああああっ」
頭が真っ白になる。全身に走る痙攣。そしてフィズはリルン姫の上に覆い被さるようにして、ぐったりとくずおれた。
はあ、はあ。はあ、はあ。
息が荒い。股間は二人の愛液が入り交じり、溶け合って、ぐちょぐちょになっている。
いつまでも、リルン姫にのしかかっているわけにはいかない。フィズは床に手をついて、上半身をゆっくりと起こした。背後からファーナ姫の声。
「その調子です、フィズリリーナ。私はもう行かなければなりません。あなたはこのままリルンを犯し続けるのです」
「はい、ファーナ様」
フィズが機械的に答えると、足音は遠ざかっていった。
その足音を聞きながら、フィズはゆっくりと腰を引いた。男根をリルン姫から引き抜く。それからずれ落ちそうになっていた眼鏡を直した。
「姫様…」
フィズははっきりと見えた光景に衝撃を受け、口元を押さえた。嗚咽を漏らしそうになる。
リルン姫の姿は無惨だった。ぼろ雑巾のように床に横たわり、半開きの口元からは涎を、股間からは愛液を垂れ流している。どこを見ているか分からない瞳は虚ろで、何の光も映してはいなかった。いつもとどう違うのだといわれても説明することはできない。だが、フィズの目には、それが、国王の陵辱を受け、その精液の中に無惨に横たわった姿と重なって見えた。そして、リルン姫をそんな姿にしたのは、自分自身なのだ。
突然フィズは、自分の股間から生えている男根をつかむと、思い切り自分の中に向けて突き入れた。
「ああっ」
衝撃が脳天を貫く。だが、それだけでは足りない。リルン姫が受けた痛みは、こんなものではないはずなのだ。床に突っ伏しながら、何度も何度も自分自身を貫く。
「あっ、ひっ、んっ、んくっ、あっ、ああっ、あっあっあっああっ」
たちまち二度目の絶頂がフィズの全身を駆け抜けた。
ぐったりと床に突っ伏し、股間から愛液を垂らしながら、フィズはみじめな気持ちに苛まれた。駄目だ。この程度では、リルン姫に対する罪の数々をあがなうことなどできはしない。
「う…ん…」
リルン姫が身じろぎする。意識が戻ったのだ。
フィズは慌ててリルン姫に近寄ると、少女をいましめている鎖をゆるめた。そして、そっとその華奢な体を抱き上げる。
「姫様…」
フィズは涙を流しながら、そっとリルン姫に口づけした。それから少女の股間に、指を這わせる。やさしく、ひかえめな愛撫。ファーナ姫は犯し続けろとはいったが、方法については言い残さなかった。
フィズはそれが自己欺瞞であることを知っていた。だが、もう一度あんな酷い仕打ちを行うことなどできない。
「ふああ」
リルン姫がフィズの愛撫に反応して、気持ちよさそうに声を上げた。
「はああ…ああ…ん…きもちいい…あん…んん…」
自ら求めるように、幼い腰を少し蠢かせる。まぶたを少し上げ、濡れた瞳でうっとりという。
「ご主人様…やさしい…」
その言葉に、フィズは泣き笑いの表情になった。自分はやさしくなどない。自分はファーナ姫のいうがままに動く生きた性具にすぎないのだ。ファーナ姫の目を盗んで、こんなことをしてやることだけが、唯一の罪滅ぼしなのだ。
穏やかな愛撫はいつ果てるともなく続く。腕の中で弱々しく蠢く少女の体。その股間は再び愛液で濡れそぼっていく。
「はあ…ああ…いい…いいよぉ…きもちいいよぉ…りるん、またいっちゃうのぉ…ああ…いい…いくぅ…いく…いく…ああ…ああ…あっ、あっ、ああっ、ああっ、だめっ、だめっ、あああああっ」
リルン姫が絶頂に達すると同時に、フィズは少女の体をぎゅっと抱きしめた。祈る。変身が始まりませんように。先ほどのあれだけの陵辱でも変身しなかったのだ。大丈夫に違いない。
だが、フィズの祈りは儚かった。リルン姫の体が突然腕の中で跳ね上がったかと思うと、地下牢全体に響き渡るような悲鳴が上がる。
「姫様、姫様…」
フィズは激しく跳ね回る少女の体を抱きしめつつ嗚咽した。こんなことをいつまでも続けていては駄目だ。肉奴隷として朽ち果てていくならまだいい。このままでは、いずれこの少女はその痛みによって発狂するか死んでしまうのではないか?
それを逃れるには、やはりファーナ姫のいうとおり、リルン姫自身が自らの触手を理性によって操れるようになるしかない。そうなれば…そうなれば…
フィズの心にかすかな希望が差した。そうなれば、これまでリルン姫にしてきた数々の仕打ちを償うのは簡単ではないか。再び触手になり、王女に戻ったリルン姫は、卑しいメイドによって加えられた数々の辱めに復讐するため、自分を犯し尽くすだろう。本気になった触手に犯されれば、自分は気が狂うかもしれない。だが、それで罪滅ぼしをすることができるのなら本望ではないか。
やがて、ようやく落ち着いたリルン姫に、フィズは哀願するようにいった。
「姫様、どうかがんばってください。姫様なら必ず…」
だが、リルン姫は突然涙をあふれさせた。
「だめなの、お姉様のいうとおりにしても、リルンにはできないの。だからリルンは、ずっとずっとけだものでいるしかないの」
「そんなことはありません、姫様…」
「ううん、だめなものはだめなの。リルンはけだものなの。だから、ご主人様、リルンを犯して。リルンはけだものだから、もうお姉様とご主人様に、ずっとずっと、いつまでもいつまでも、犯されることしかできないの。だからご主人様、リルンを犯して。犯してください。お願いです。お願いします、ご主人様。リルンをぐちょぐちょに…リルンを犯して…」
リルン姫の言葉は次第に悲鳴のような哀願になっていき、最後には激しい嗚咽の中に埋もれてしまった。フィズは呆然と、泣きじゃくる少女を抱きしめ続けた。