奴隷少女は触手がお好き(21)








使い捨て奴隷少女(6)メイド



ディアトリリスとの秘密の情事が一月ほども続いたある日、アルマはお付きのメイドのメアリアーナに叩き起こされた。

眠い目を擦りながら上半身を起こしたアルマの前に、メアリアーナは怒った様子で仁王立ちになっていた。

「…どうしたの、リアーナ?」

「アルマ様、お聞きしたいことがあります。昨晩、どこへいってらっしゃったのですか?」

「どこへって?」

アルマは問い返しながら、昨晩のことを思い出して、否応なしに顔を赤らめた。もちろんディアトリリスの部屋にいっていたのだ。

「しらばっくれないでください。私見たんです。夜遅く…というか朝早く、アルマ様がディア様の部屋から出てくるのを。いったい何をしてらっしゃったんですか。私はアルマ様のメイドです。メイドは主人のことを何でも知っていなければなりません。でなければ、お世話なんてできません。ですから正直に話してください。誰にも言いませんから」

メイドは顔を真っ赤にしてまくし立てた。怒りのあまりか、目に涙まで溜めている。アルマはその剣幕にたじたじとなり、仕方なく答えた。

「旦那様が…旦那様がいらっしゃらないから…私…その…がまんできなくなっちゃって…」

「それで、ディア様に慰めてもらいに行っていたということですか」

「ごめんなさい」

アルマは相手の怒りを恐れて、びくりと体を縮こまらせた。

だが、メイドにまとわりついていた怒りの空気は、急速に消え去った。メアリアーナはベッドの傍らにひざまずき、アルマの手を取ると、上目遣いで訴えた。

「だったら、私にいってくださればよかったんです。ディア様みたいに触手はありませんけど、アルマ様をお慰めすることくらい、私にだってできます」

「でも…」

「でもじゃありません」

考える時間は与えられなかった。メアリアーナがアルマの手を握ったまま、唇を押し付けてきたからだ。

「んっ」

ふっくらとした甘い感触。温かさがじわじわと広がる。それだけで終わりではなかった。唇を割って舌が入ってくる。舌と舌が接触し、全身に何か熱いものが走り抜けた。

一旦唇が離れる。

「だめ…」

アルマは拒絶しようとしたが、その言葉はうわごとのように甘い吐息に混ざって空中へと消え去った。

メアリアーナが頬を染め、潤んだ瞳でまっすぐ見つめていた。

「だめじゃありません」

メイドの手が肩を掴み、体重をかけると、アルマは抵抗をすることもできずにベッドに押し倒された。メアリアーナが覆いかぶさってくる。再び唇が重なった。今度はより深い口付け。舌と舌が絡み合い、唾液が交換される。

「んっ…んんっ…ん…っ…」

口付けを続けながら、メアリアーナの手がネグリジェの上から胸をまさぐってきた。ぎゅっと目を閉じて耐える。唇が開放されるや、アルマは声を上げた。

「あっ…あぁあ…あっ…はあっ…」

「アルマ様の胸…すごくやわらかい…」

メアリアーナのうっとりとした声が囁いた。

「…もっと気持ちよくして差し上げますからね」

メイドは言うと、アルマのネグリジェをはだけた。アルマはなすがままになっていた。ネグリジェに続いて、パンティがずり下ろされる。窓から差し込む陽光の中で裸にされていく。恥ずかしさで泣きたいような気持ちになるが、それも献身的なメイドの姿の前には取るに足らないようなことのように思えてくる。

準備が完了すると、メアリアーナはアルマの胸に手を伸ばした。片方を手のひらでまさぐりながら、一方の乳首に口づけする。

「ああっ…あっ…だめっ…ああっ…ぁああ…」

やさしく揉まれている乳房の快感が、全身をとろけさせていく。固くなった乳首を弄ぶ舌先の刺激が、電流となって背筋を走りぬけた。

「気持ち、いいですか、アルマ様」

アルマは少し不安そうなメイドの声に、快楽の刺激に耐えながら答えた。

「うん…気持ちいい…気持ちいいよ」

「よかった」

メアリアーナは嬉しそうにいい、今度はアルマの両足を持って左右に広げた。アルマにはもちろんメイドのしようとしている事が分かった。メアリアーナはアルマの両太腿の間で、うっとりと股間を見つめている。

「アルマ様のここ、すごくきれい」

アルマは恥ずかしさに顔を覆った。

「いや、恥ずかしい…」

太腿の付け根に手がかかり、ついでクリトリスに舌が触れたのが分かった。

「あぁああっ!」

アルマは体を仰け反らせた。頭まで快感が突き抜ける感覚。メイドは犬のように献身的に舐め続ける。いやらしい唾液の音と共に、立て続けに快感が押し寄せてくる。

「あっ…あぁああっ…くっ…うっ…うぅぅう…やっ…あぁああっ…あぁああああっ!!」

あっさりと逝ってしまっていた。ハァハァと息をしているアルマの耳に、メアリアーナの感動したような声が聞こえてくる。

「すごい…こんなに溢れてる」

「あ…あぁ…」

アルマは恥ずかしさに何か言おうとしたが、それよりも早く、メアリアーナの舌が秘所をまさぐり始めていた。

「あっ…う…くっ…んんっ」

ピチャピチャといういやらしい音。割れ目を押し広げながら突き入れられる舌が、愛液を掬い出す。自分の愛液がメアリアーナの喉を汚していくのを想像して、アルマはその淫らさに恍惚となった。

女陰がヒクヒクと脈動する。ざらざらした舌が蠢く肉塊となって割れ目を押し広げていく感覚は、触手とは異なる快感を呼び覚ました。興奮は急速に高まり、アルマはシーツを掴んで悶えながら、半ば泣いているような声を上げた。

「…あっ…あぁああ…だめ…だめぇ…やぁ…はぁ…ぁあああ…いやぁ…そんなにしたら…あっ…あぁあああ…あっ、あっ、あっ、いくっ、いっちゃう、やっ、ああっ、あぁあああああああ!!」



絶頂の波がゆっくりと退いていくにつれ、アルマは自分の乱れ方に恥ずかしさを覚えた。別に触手に犯されたわけでもないのだ。それなのに、こんなにも興奮してしまっている。

「アルマ様、いかがでしたか」

メアリアーナが少し不安そうな顔で覗き込んでいる。

「あ、ありがとう。すごく気持ちよかった」

アルマがはにかみながら答えると、メイドは頬を紅潮させて嬉しそうな顔をした。

「ありがとうございます、アルマ様」

アルマはその笑顔を見て胸が熱くなるのを感じた。アルマは上半身を起こすと言った。

「じゃあ、今度はリアーナの番」

「え?」

メイドが戸惑ったような顔をすると、アルマの中の嗜虐的な部分が疼いた。

「リアーナは逝ってないでしょう? だから、私が逝かせてあげる」

「ええっ、いいです。アルマ様にそんなことさせられません!」

「お礼をしたいの」

有無を言わせず、抱き寄せて口づけすると、メアリアーナはそれ以上もう抵抗しなかった。キスの後、並んで座ったまま、一方の手はメアリアーナの腰に回し、もう一方はメイド服のスカートの裾をたくし上げて中をまさぐる。

思ったとおり、メアリアーナのパンティは濡れていた。その上から軽く指を触れると、メイドはびくりと体を震わせた。さらにパンティの中へ手を潜り込ませる。

「あっ…ぅ…ううぅ…」

メアリアーナはスカートの中でもぞもぞと動いているものを見ながら、真っ赤な顔でけなげに堪えている。アルマの指先は、濡れた割れ目から潜り込み、その中をゆっくりと探った。一方でメアリアーナの頬に顔を寄せ、慈しむように軽くキスを繰り返す。

「…ぁ…はぁ…はぁ…あっ…んっ…く…うぅ…っ…」

メアリアーナの瞳が、快楽に朦朧とし始めたのが分かった。もう視線が定まっていない。

アルマは指を引き抜くとそれを舐め取り、メイドが抵抗できないでいるうちに、その足元へと移動して両足を持ち上げた。

「あっ、アルマ様っ…」

「じっとして」

驚いたメアリアーナをやさしく制しながら、アルマはそのパンティを脱がせた。両手で太腿を押し広げ、股間に顔を近づける。ようやく何事が起こっているのか理解したメアリアーナが慌てたようにいった。

「だっ、だめです、アルマ様! そんなとこ、汚いです!」

「リアーナだってしてくれたじゃない」

「でも、私はメイドで…」

「私は奴隷よ」

アルマが微笑んで見せると、メアリアーナはばつが悪そうに口をつぐんだ。

少女の匂いが立ち込める。アルマは濡れてキラキラと光っている女陰に舌を伸ばした。この少女を滅茶苦茶にしたいという衝動を堪えながら、こぼれ出た愛液を舐め始める。

「あっ…やっ…あああっ!」

メアリアーナの体は敏感に反応した。愛らしい声で鳴きながら、腰をよがらせる。

目の前で蠢いている股間を目にしてアルマは興奮した。恥丘がうねり、女陰が口を大きく開けて誘っている。アルマは頬張るようにして唇をつけ、舌先を穴の中へ深く差し込んだ。

「あぁあっ…あっ…あひ…やっ…あぁああっ…あっ…あんっ!」

肉襞の感触を確かめるように舌を蠢かせると、メアリアーナの下腹部はびくびくと震えた。強く締め付けてくるところで舌を引き抜き、また突き入れる。愛液が溢れ出して口の周りがべたべたになるが気にしない。

舌先で愛液を掬い出しクリトリスに擦り付ける。固くなった突起をなぶられて、メアリアーナは悲鳴のような声を上げた。

「あっ! ああっ! だっ、だめっ! やっ! あぁああああああああっ!」

アルマは夢中になってクリトリスに口付けしながら、秘所に指を突っ込んで掻き回し始めた。絶頂の気配を感じ取って、よりいっそう激しく責め立てる。

「だめっ! だめっ! やああっ! アルマさま! アルマさまぁ! あぁあああああああああっっ!!!!」

断末魔の叫びを発して少女の体はぐったりとベッドに沈み込んだ。

アルマは妹を見る姉のような視線で、少女の顔を覗き込んだ。目を閉じて荒い息遣いの呼吸を繰り返している。頬は紅潮し、額は汗に濡れて光っていた。

手を伸ばして乱れた髪を直してやると、メアリアーナは体を起こしながら、恥ずかしそうにまくし立てた。

「あ、ありがとうございます。私、ベッドを片付けなくちゃ。じゃなくて、その前にアルマ様のお召し物…。ううん、まずお体をお拭きしないと」

慌ててベッドを降りようとするメイドの手を捕まえる。

「あ、あの…」

戸惑っているメアリアーナにアルマは言った。

「もう一度キスしてくれる?」

メアリアーナはハッとしてアルマを見つめ返した。瞳が潤んでくる。やがて少女は、

「…はい」

と小さな声で言うと、再びベッドに腰を下ろし、アルマの頬に手を添えて唇を重ねた。


戻る