奴隷少女は触手がお好き(37)








幼なじみ(後編)見捨てられた部屋で



翌日、ルーリリアは中断された清掃のために街外れの屋敷へと出かけ、アルマもそれに同行した。ルーリリアが掃除をしている間、アルマは目的もなく、かつて自分が奴隷として働いていた屋敷の中をさまよった。

気がつくと、アルマはかつてエルランシアお嬢様の部屋だった場所にたたずんでいた。そこには何もなかった。家具はもちろん、絨毯さえも剥ぎ取られ持ち出されている。彼らが戻ってくるとしても、それは遠い未来のことになりそうだった。

それでもアルマは、下腹部の疼きを覚えた。エルランシアに犯され、辱められた日々が、脳裏をよぎっていった。

「アルマ、こんなところにいたの。探したのよ」

振り返ると戸口で箒を持ったルーリリアが立っていた。

アルマはほとんど無意識の内に、胸のボタンに手をかけていた。一つずつ外していく。

「アルマ…?」

怪訝な表情の幼なじみ。途中でアルマは我に返り、自分のしていることに対して激しい羞恥を感じた。だがそれが返ってアルマを更なる行動に駆り立てた。

今やアルマは一糸まとわぬ裸体となっていた。途中でルーリリアがやめるように声をかけていたが、アルマにはほとんど聞こえなかった。

アルマは呆然としている幼なじみに近づくと、抱きしめて口付けした。ルーリリアは初め抗うそぶりを見せたが、すぐにおとなしくなった。唇が重なり合い、舌と舌が絡み合う。ぐちゅぐちゅといやらしい音が聞こえ、溢れた唾液が喉を伝って落ちていった。

いったん唇を離すと、アルマは「じっとして」と命じ、ルーリリアの胸元をくつろげた。ブラジャーをずらし、二つの豊かなふくらみをあらわにする。

再びアルマはルーリリアを抱きしめてキスした。左右の乳房が、それぞれ相手の乳房に押し付けられ、二人の少女の間で押し潰される。乳首が硬くなってきた。アルマはキスを続けながら、体を蠢かせた。胸を中心にして、円を描く。乳房がその動きに従って、いやらしく形を変えていく。乳房が乳房によって犯されているような感覚。

「んっ…んんっ…」

ルーリリアが溜らず声を漏らした。

アルマは体を離し、快楽で朦朧とし始めているらしい幼なじみの背後に回った。後ろから体を密着させる。両手を前にして、ルーリリアの左右の乳房をそっと鷲掴みにした。年齢の割りに大きい。手のひらに収まらない。

「やめて…アルマ…」

ルーリリアはか細い声でいったが、嫌がっているようには聞こえない。困ったような、保護欲をそそる可憐な声。

アルマはかまわず彼女の乳房を揉みしだき始めた。指先が信じられないほど柔らかな肉の中に沈みこむ。

「ハァ…ハァ…あっ…う…くっ…ぅ…」

ルーリリアは堪えきれずに声を上げ始めた。アルマは陶然と幼なじみの乳房を揉み続けながら、固く勃起した乳首にも指を添えた。親指と人差し指でつまみ、そっと力を入れて揉む。

「あっ…だめっ…」

腕の中でルーリリアの体が小さく跳ねた。アルマは片手を腰に回して、逃げられないようにしっかりと抱きしめ、一方の手で乳房を弄くり続けた。ルーリリアの脚が震えている。逝きそうなのだ。

「だめっ…だめよ…アルマ…出ちゃう…出てきちゃう…あっ…あぁ…」

アルマはかまわずに乳房を揉みしだく手に力を込めた。同時に首筋にキスをし、舌を伸ばして舐め回す。

「あっ…あぁああ…やっ…ゆるして…アルマ…あっ、あっ、あっ、ああっ…っ…ぁ…っ!!!」

腕の中で彼女が逝ったのが分かった。途端にその首筋から、触手特有の甘ったるい匂いがかすかに立ち上ってきた。

アルマはそっと手を離すと、窓際に近寄り、桟に手をかけた。ルーリリアを振り返ると、スカートの下で何かがもぞもぞと蠢いていた。ルーリリアは、両手で自分の肩を抱きしめ、何かに必死で耐えるようにうつむいていた。

アルマは尻を突き出し、扇情的なポーズを作った。

「リリア」

名前を呼ぶと、幼なじみはゆっくりと涙に濡れた目でアルマを見た。

恥ずかしさで全身が燃えるようだった。彼女の位置からならば、尻の下でいやらしく蠢いている女陰も丸見えだろう。そこから滴っている愛液も。アルマは犯されるために、この上なくいやらしく淫らな仕草で、幼なじみを誘っているのだ。

清楚でやさしく、ずっときれいになったことを除けば昔から変わっていない幼なじみに比べて、自分はなんていやらしい娘になってしまったことだろう。だが、こうでもしなければ、彼女は自分を犯してはくれない。エルランシアお嬢様とは違うのだ。

アルマは恥ずかしさを堪えながら、震える声でいった。

「お願い、リリア」

ルーリリアは一歩足を踏み出し、それから思い直したように首を振った。

「だめよ、アルマ。こんなところで」

「お願い。私、奴隷になって、すごくエッチな女の子になっちゃったの。リリアがしてくれないと、私…」

ルーリリアはもう一歩近づいた。おびえたような瞳が、欲情の色に染まっていくのが手に取るように分かった。彼女はスカートを持ち上げた。五本の触手が、パンティをずり下げるようにして溢れ出している。

もう一歩近づくと、二人の距離はほとんどゼロになった。二本の触手が両脚に絡み付いてアルマの自由を奪った。ルーリリアはスカートから手を離し、アルマの腰を掴んだ。手を離れたスカートが、ふわりとアルマの尻を覆い隠す。その下で、二本の触手がアルマの割れ目に潜り込み始めた。残る一本が、固く勃起した肉芽に巻きついた。

「あっ…くっ…」

アルマはぎゅっと目をつぶり、背中を仰け反らせた。ずぶずぶと音を立てて、触手が奥へと入ってくる。触手に締め上げられたクリトリスが、びりびりするような快感を発した。

瞬間、アルマは逝っていた。頭の中が真っ白になり、不意に白昼お嬢様に犯された日のことが蘇った。今と同じく、背後から犯されたのだ。全身にお嬢様の触手が絡みつき、頭からはお嬢様の愛液をかけられた。濡れた黒髪から滴った愛液が、絨毯に水溜りを作っていた。

我に返ると、アルマは依然として犯されていた。ぐちゅっ、ぐちゅっ、触手が出たり入ったりしている。脚ががくがく震えて倒れそうになるのを必死で堪える。

ルーリリアが自分の腰をアルマの尻に押し付けてきた。触手の粘液でお尻がぬるぬるする。さらに背中にやわらかなものが押し付けられた。ルーリリアの乳房だ。彼女は全身をアルマに密着させようとしていた。腰に当てられていた両手の位置が上がり、アルマの乳房を包んだ。

「アルマ…」

すぐ耳元で、ルーリリアの声がうっとりといった。日頃のおとなしさは影を潜め、今はアルマを犯していることに、限りない幸福を感じているようだった。

「あっ…ぁ…あぁ…リリア…やっ…あぁあっ」

アルマは必死で窓の桟にしがみついた。胸が痛いほどに揉みしだかれている。波打つようにやわらかな肉が変形する。固くなった乳首が手のひらに擦れてジンジンした。クリトリスは触手にぺろぺろと舐め回されて、何かを噴き出しそうに勃起する。きゅっと膣が収縮し、中で蠢いている触手の形がはっきりと感じられた。じゅぶり、じゅぶり、強い締め付けを受けても、触手は動き続ける。粘液と愛液の入り混じった淫靡な液体が、腿の内側をだらだらと流れ落ちていった。

「あっ…あっ…やぁああああっ!」

「アルマ…だめよ…そんな…しめつけちゃ…あっ…んっ…」

アルマは切なげな声を上げながら、首筋を伸ばし天を仰いだ。半開きの口からは、犬のように舌がのぞき、ハァハァと荒い息を吐いている。涎が溢れ、首筋を流れていった。溢れた涙が頬をこぼれ落ちていく。涙に滲んだ視界には、窓の外の青い空が見えた。あの日と同じだった。お嬢様に犯されたあの時と。

(…なんていやらしい子なの。こんなに腰を振って…)

幻の声が聞こえた。アルマは腰を蠢かせ始めた。いやらしく、淫らに。お尻に当たっているルーリリアの腰が、粘液に擦れてぬるぬるする。振り回された触手がぐちゅぐちゅと音を立てた。

「あっ…だめっ…アルマ…そんなに腰を動かしたら…やっ…ああっ」

ルーリリアが切羽詰ったような声でよがった。それでもアルマを犯す手は休めない。よりいっそうの力を込めて乳房が絞られる。今にも乳首から母乳が噴き出しそうな錯覚。

「あっ、あっ、あっ、あんっ、くっ、うっ、やっ、ああっ!」

全身が快感に浸され、意識が朦朧とする。絶頂が近い。それを悟ったかのように、触手が激しく子宮の奥を突いてくる。ぐちゅっ、ぐちゅっ、じゅぶるるるっ。二人のよがり声に混ざって、いやらしい音が見捨てられた部屋の中に響き渡る。逆流した粘液が、股間から飛び散って太腿を濡らす。アルマは恥ずかしさも忘れて思い切り声を上げた。

「ああっ! あっ! ひっ! ひゃっ、ああっ! あっ、あっ、あっ、あっ、あぁああああっっ!!!!」



気がつくと、アルマは床にへたり込み、ルーリリアの腕の中で介抱されていた。股が大きく広げられ、ルーリリアがハンカチで股間をぬぐっている。アルマは目覚めると同時に、反射的に股間を閉じた。手を引っ込めたルーリリアが、すまなさそうな顔でいった。

「ごめんなさい。一杯汚してしまって。私、どうしても我慢できなくて」

「私が誘ったの」

アルマは微笑を浮かべ、幼なじみの唇に軽くキスした。

服を着ると二人そろって屋敷を出た。森の中の道を待ちに向かって歩いていく。歩きながらアルマはいった。

「ごめんなさい、リリア」

「え?」

「一緒に暮らそうって話」

ルーリリアは立ち止まり、じっとアルマを見つめた。アルマも足を止めて振り返る。やがて幼なじみは言った。

「だめなの?」

アルマはうなずいた。

「うん。私、奴隷になるの」

「お金のことなら、三人で暮らせば何とかなるって…お母さんとも少し相談したの」

「そうじゃないの。私が奴隷になりたいの。お嬢様はいなくなっちゃったけど、でも、私は誰かの奴隷でいたいの」

ルーリリアは黙ったまま涙を溢れさせた。アルマはそっと幼なじみを抱きしめた。

「ごめんなさい、リリア。奴隷になっても、あなたはずっと私の幼なじみだから」


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