奥様の母乳(3)ミルクの秘密
「奥様はどうしておっぱいが出るんですか?」アルマがいうと、午後のお茶を楽しんでいた二人のメイドは、一斉にアルマに視線を向けた。
「これはまた、いきなりな質問ね」
年上のヨルンネーアがまっすぐアルマを見つめて言った。口元がちょっと笑っている。
「ごめんなさい」
「あなたは奴隷なんだから、奴隷らしく奥様の言うとおりにしていればいいの…といいたいところだけど。大事なことだから教えておくわ。赤ちゃんがいたの」
「ちっちゃくて、可愛い触手でしたよ」
年下のミルルティアが口を挟んだ。ヨルンネーアは続けた。
「そう。だけど、あなたが来る少し前に、亡くなってしまったの。だから、あなたは精一杯、奥様をお慰めしなさい。分かったわね」
エトランシーヌのお供をして村に出かけた帰り道のことだった。「あら、雨だわ」
エトランシーヌが空を見上げていった。
「雨宿りしましょう、奥様」
二人は道を外れて丘を登り、その上に生えている大きな木の下に駆け込んだ。だが、雨は強さを増し、木陰にいても容赦なく降り注ぐようになってきた。
「確か、もう少しあっちに洞穴があったはずだわ。走りましょう」
「はい!」
土砂降りの雨の中を、二人は再び走っていった。林を抜けるとそこには高い崖が立ち塞がっていて、エトランシーヌがいうとおり洞窟が口を空けていた。
二人は中に走りこむと、膝に手をついて息を整えた。
「大丈夫、アルマさん?」
「はい、体力だけは自信があるんです」
「ふふ、そのようね」
二人は並んで雨が降りしきる洞窟の外を眺めた。
アルマはふと、傍らのエトランシーヌを振り返った。美しい横顔。金色の髪から水滴が滴っている。豊かな乳房が魅惑的な曲線を描き、その先端では固くなった乳首がぷっくりとした盛り上がりを作っていた。
アルマはどきりとした。奥様はブラジャーをつけていない! 濡れて透けたドレス越しに、乳首のピンク色が見て取れた。
アルマは吸い寄せられるようにして、主人の胸元をじっと見つめていた。ぼんやりとヨルンネーアの言葉が思い出された。アルマが来る以前、この乳首からミルクを飲んでいた赤ちゃんがいたのだ。
不意にエトランシーヌが振り向いた。
「おっぱいが欲しいの?」
アルマは慌てた。
「あっ、いえ、そんなつもりじゃ」
「ふふ、いいのよ、遠慮しなくても」
エトランシーヌはそういうと、ドレスを脱ぎ始めた。
「…ほら、アルマさんも脱いで。濡れた服を着たままだと、かえって体が冷えてしまうわ」
「でも、誰か来たら」
「この雨ですもの。外に出ている人なんていないわよ」
主人がどんどん服を脱いでいくので、仕方なくアルマも脱ぎ始めた。
「もっと近くへいらっしゃい」
全裸になった二人は、互いに体を寄せ合った。エトランシーヌの体はあたたかく、いい匂いがした。
「さあ、お飲みなさいな」
エトランシーヌが自分の乳房を掴み、アルマの方へ向ける。アルマは腰をかがめると、その乳首を口に含んで、いつものようにミルクを吸い始めた。
「あぁ…そうよ、アルマさん…どんどん飲んで…私のミルク…いいわ…その調子よ…」
エトランシーヌの声に、恍惚とした調子が混ざり始めた。アルマも、ミルクが吸収されるに連れて次第に体が火照り始める。
「あっ…だめ…もう我慢できないわ。アルマさん、壁に両手を着いて…そう後ろ向きによ、お尻をこちらに向けて」
アルマはいわれるがままに冷たい洞窟の壁に両手をつき、後方へお尻を突き上げた。だが、これから犯されるのだと思うと、突然激しい羞恥心がアルマを襲った。
「奥様、やっぱり駄目です、こんなところでエッチなんて…恥ずかしいです」
「お願いよ、アルマさん、あなたを犯したいの」
「でも…」
エトランシーヌの触手がアルマの肢体に絡み付いてきた。太腿と腰に何重にも巻きつき動きを封じる。わき腹を這ってきた触手が、乳房の曲面に沿ってとぐろを巻いた。粘液が塗りたくられ、ぞわりとした感覚が背筋を走る。
「あっ、やっ、お許しください奥様…だめっ、やっ、ぁあ」
アルマの抗議にもかかわらず、触手は遠慮なくアルマの全身を這い回った。女陰がヒクヒクと蠢き、内腿を愛液が流れ落ちていくのが分かった。
「うっ…うぅ…ぁ…やぁ…ぁ…」
アルマは下腹部が疼くのを感じた。体がよりいっそうの快感を求めているのだ。貫かれて体の奥深くまで犯して欲しいという欲求が喉元まで出掛かっていた。だが、一方では激しい羞恥心が感じやすい少女の心を苛んでいた。
頭の中は混乱し、意識は朦朧とし始めた。喘ぎをもらす口元から、唾液が糸を引いて垂れ落ちていく。
そのとき、股間にぞわぞわとした生温かいものが張り付いた。生殖茎の先端である真紅の花びらが押し当てられたのだ。力がかかり、花びらはアルマの中へと強引に押し込まれた。
「あっ…あくっ…うっ…ぁああああ」
アルマはギュッと目を閉じて、主人の生殖器が自分の奥深くへと潜り込んでくる感覚に耐えた。膣が異物の侵入に抗おうと強く締め付ける。固く閉じた目蓋の下から涙が溢れ出た。
「だ…だめよ…アルマさん…そんなに締め付けては…」
エトランシーヌの恍惚とした声が背後で聞こえた。アルマはいやいやと首を振った。自分にはどうすることもできないのだ。
胸を揉みしだいていた触手が引っ込んだ。替わりに股間を襲ったのと同じぞわぞわした生温かいものが左右の乳房にも張り付いた。アルマの乳房は二つの花びらによってすっぽりと包み込まれた。
「あっ、だめっ…そんな…いやぁ、いやぁあああああっ!」
アルマは激しく悶えながら絶叫した。もはや恥ずかしさを感じているゆとりはなかった。花びらの表面をびっしりと覆う微細触手が、じゅわじゅわと粘液を分泌しながら、感じやすい乳房の表面をまさぐっていた。それは異様な快感だった。細胞の一つ一つが犯されているような感じだった。
乳首は硬く勃起した。その側面は何十本もの微細触手でまさぐられていた。そのそそり立った先端は、花びらの中心にある膣の入り口に挿入されていた。膣の中から生えている美しい繊毛が、その先端に巻きつき、より深くへ引き込もうとしていた。繊毛は乳首表面をまさぐり、乳腺の中まで犯し始めた。
「あっ…あぁあああ…ひっ…あぐっ…ぁ…ぁああ…うぅ…やっ…やぁあああ」
乳房は快感のかたまりとなって全身を狂わせた。それはまるで乳房の柔らかな肌が溶け出し、花びらの微細触手がじわじわと侵食してくるような感覚だった。アルマは乳房に蓄えられた何か淫らな液体が、侵食によって解放され、乳首からほとばしり出るような錯覚を覚えた。
「ぁ…ぐ……ぅ…ぁあ…」
もはや悲鳴を上げることさえできなかった。背筋は限界まで仰け反り、胸元まで流れ落ちた唾液が、花びらの粘液と入り混じってぽたぽたと洞窟の固い地面へと滴っていた。突き出された腰には、今一つの花弁がリズミカルに挿入を繰り返していたが、深く突き込まれるたびに、大量の愛液が飛び散った。
アルマの瞳はもう何も映してはいなかった。圧倒的な快感がアルマの感覚を麻痺させており、ただ雨の音だけがアルマの耳に響いていた。
アルマはゆっくりと目を覚ました。雨の音はまだ続いていた。視界には洞窟の少し濡れた壁がぼんやりと見えていた。突然視界がはっきりとし、アルマは慌てて周囲を見回した。アルマは全裸のままだった。全身に付着した粘液はまだ温かい。体の下に自分のメイド服だけではなく、エトランシーヌのドレスまでもが敷かれているのに気づいて、「わっ」といいながら立ち上がった。そのエトランシーヌの姿が見えなかった。
「奥様!」
アルマは声を出し、それからハッとした。
洞窟の外、雨の中に彼女の主人はいた。両肩と股間から生えた十数本の触手をまっすぐ放射状に広げ、全裸で雨の只中にたたずんでいた。その姿は人間らしくは見えなかった。だが同時にこの上もなく美しかった。
アルマはしばらくの間、その美しい姿に呆然と釘付けになっていた。崇拝と憧憬の念がアルマを圧倒した。この美しいものに服従し、支配されたいという強烈な欲求が溢れ出した。つい先ほどまで、自分の肉体があの生き物の慰み物となり、犯され、むさぼられていた事を思うと、深い感動が沸き起こってきてアルマの体を震わせた。アルマは両手を胸の前で組むと、敬虔にひざまずいた。
やがてアルマは立ち上がって雨の音に負けないようにいった。
「奥様、そんなところにいると風邪をひきますよ!」
エトランシーヌが振り返り、視線が合うと、途端に非人間らしさは遠ざかり、いつもどおりの親しみを帯びた…体の一部は依然として触手のままだったが…人間の姿になった。
彼女はまっすぐ伸ばしていた触手をだらりと下ろすと、こちらに向かって歩いてきた。
「大丈夫よ、私は触手だから」
アルマのそばまで来ると、エトランシーヌは突然触手を伸ばして、アルマの体を持ち上げた。
「わっ」
アルマは慌てたが、次の瞬間、彼女の体はエトランシーヌの胸元に、赤ん坊のようにして抱きかかえられていた。
エトランシーヌはアルマを抱えたまま、再び雨の中へと出て行った。冷たい雨がアルマの全身に降りかかり、アルマは思わず目を閉じた。
「ふふ、あなたは触手ではないから、温めてあげないといけないわね」
エトランシーヌが言うと同時に、アルマの体には無数の触手が巻きつき、まるで繭のようにアルマの全身を覆った。アルマは不思議な安心感を感じた。粘液のぬるぬるした感じをのぞけば、まるで子宮の中のようにあたたかい。
「奥様…」
「じっとしていてね、私の可愛い赤ちゃん」
エトランシーヌはそういうと、アルマに口付けし、それからやさしく触手を秘所に挿入した。