奥様の母乳(4)メイドたちの陵辱
食事時だった。一足先に食べ終わったメイドのヨルンネーアがおもむろにいった。「奥様、私とミルルもアルマのように奥様のモノにしてください」
ちょうどスープを飲みかけていたアルマは、思わず吹き出してしまった。だが、いわれた当人であるエトランシーヌは、さすが貴族というべきか、うろたえたりはしなかった。彼女はゆっくりとスプーンを置き、上品な仕草で口元をぬぐってから答えた。
「だめよ。あなたたちは、村から預かった大切な娘さんなんだもの。前からいっているでしょう?」
「ですが奥様。私もミルルも、すべてを奥様に捧げるつもりでここに来ました」
アルマのスープの被害者となったミルルティアが、顔をぬぐって、うんうんとうなずいた。
だが、エトランシーヌは譲らなかった。彼女はあくまで優しくいった。
「だったら、私のいうことを聞いて頂戴」
ヨルンネーアは顔を真っ赤にし、それから逃げるようにして部屋を出て行った。
「ヨルンさん!」
ミルルティアが慌ててその後を追いかけた。
「奥様、いいんですか?」
アルマが気を取り直して尋ねると、エトランシーヌは困った表情を浮かべた。
「前からああなの。でも領主だからといって、あの子たちを私の玩具にするわけにはいかないでしょう? あの子達のお母様方にも申し訳ないわ」
「でも奥様、世の中にはメイド全員を玩具にしちゃってるご主人様もいますよ?」
「ええっ、そうなの!? 私の考え方が古いのかしら…」
翌朝、アルマは目覚めると同時に異変に気づいた。身動きができない。紐のようなもので両手両脚が縛られていた。誰かがしゃべっていた。「…こうするしかないんです。奥様は触手としての義務を果たすべきです」
「あなたはそれを義務だと思うのね」
エトランシーヌの声が答えた。そちらの方へ視線を向けると、やはり彼女もアルマと同様、全裸のまま縛られている。その向こうに、メイドのヨルンネーアとミルルティアが立ち、主人を見下ろしていた。
「そうです」ヨルンネーアはいった。「触手はその支配する人間を…私たちを…犯すべきです」
「それで、どうするの。私はそんなことはしないわよ」
「奥様が犯してくださらないのなら、私たちが奥様を犯します。そうすれば奥様だって我慢できなくなるはずです」
二人のメイドは全裸になり、その宣言どおり、主人を犯し始めた。ありえない光景に、アルマはただ金縛りにあったように、その様子を見つめていることしかできなかった。
豊かな乳房を揉み搾りながら、催淫作用のある母乳を吸う。そして口に含んだそれを、エトランシーヌ自身にも口移しで無理やり飲ませた。口元から溢れた母乳が、白い淫らな模様を描く。
「どうですか、奥様。奥様だって、ご自分のミルクにはかなわないでしょう。興奮してきましたか。変身なされば、紐は簡単に外せますよ」
「やめて、ヨルンさん。誰もが触手に犯されて平気というわけじゃないのよ」
「分かってます、奥様」
「あっ」
エトランシーヌの体がびくりと震えた。ヨルンネーアの手が股間をまさぐり始めたのだ。そうしながらメイドは、ちらりとアルマの方を見た。
「ミルル、アルマにも奥様のミルクをあげて。仲間はずれにしては可愛そうだわ」
「はい、ヨルンさん」
アルマはハッと身を固くした。が、どうすることもできなかった。ミルルティアがエトランシーヌの乳首からミルクを吸い上げ、アルマに口移ししようとする。呆然としていたアルマには、抵抗しようという考えさえ思い浮かばなかった。年下の少女の唇が触れた瞬間、自然に唇が開いてしまう。その隙間から甘ったるい触手の母乳が流れ込んできた。
なまあたたかな液体は、生き物のようにアルマの喉を下り、腹部へと流れていった。途端に体が熱くなる。
「ハァ…ハァ…」
アルマは喘いだ。股間が濡れ始めている。縛られている足首を何とか動かそうともがくと、太腿が擦れてヌルリとした感触が伝わってきた。
「アルマさんも奥様と一緒に気持ちよくしてあげます」
ミルルティアがとろりとした甘い声でいい、アルマにのしかかってきた。
「ぅ…ぁ…」
少女の小さな手がアルマの二つのふくらみを揉み始めた。たちまち乳首が固くなる。
「アルマさんの肌、すごく気持ちいいです。吸い付いてくるみたい」
興奮した様子でミルルティアがいった。
「いや…やめて…」
「ふふ、だめですよぉ…みんなで気持ちよくなりましょう」
「や…ぁあ…」
アルマは淫らに体を蠢かせた。あそこが疼く。自分が犯されているからだけではない。すぐ隣から、ヨルンネーアに犯されている主人の喘ぎ声が聞こえてくる。毎晩自分を陵辱している主人が、今や自分と同じように犯されているのだ。そう思うと、アルマは興奮し、たまらない気持ちになった。ヒクヒクとあそこが蠢き、愛液がとろとろと溢れ出している。
「アルマさん、すごい。もうこんなに濡れてる」
ミルルティアが楽しそうにいった。指先をアルマの秘所に突っ込み、くちゅくちゅと音を立てて掻き回している。
「やぁ…ぁ…だめぇ…あぁ…」
「すごい、すごいです、アルマさん。こんなにエッチに腰を動かして」
アルマは涙を流しながら、いやいやと首を振った。だが、全身を淫らに蠢かすのを止めることはできない。ミルクが全身に行き渡り、肌が異様に敏感になっていた。体をシーツに擦り付けるだけで燃えるような快感が生まれるのだ。アルマの体はその誘惑に逆らえず、より激しく悶えた。
「やっ…ぁあ…あっ…ああっ…んっ…やぁああっ」
びくびくと全身が絶頂に震える。
アルマがぐったりしていると、手足の紐が解かれ、アルマは自分が自由の身になったことを知った。
のろのろと起き上がると、羽交い絞めにされたエトランシーヌが、背後からヨルンネーアに胸を揉みしだかれているところだった。主人を助けなければという考えが一瞬ひらめいたが、それはすぐにどこかへ押し流されていった。犯されている主人は美しかった。頬を真っ赤に染め、目の端に涙を浮かべている。豊かな胸と細い腰がいやらしく蠢いて、ひどく淫らな感じがした。
ミルルティアがその主人の美しい脚から紐を解き、ヨルンネーアと二人がかりで、大股開きにさせた。股間は完全な無防備となった。高貴な秘所がどくどくと息づき、触手特有のはしたなさで、とろとろと愛液を垂れ流していた。アルマは異常に興奮した視線で主人の性器を見つめた。目を離すことができなかった。
「さあ、アルマ。奥様のあそこを舐めるのよ。奴隷なんだから得意でしょう?」
アルマはぴくりと反応したが、体は動かない。ヨルンネーアは続けた。
「…あなただって、奥様に犯されたいのでしょう。触手に犯されることが、私たち人間の幸福なんだから。さあ、舐めて。奥様を気持ちよくして差し上げれば、私たちもご褒美に犯してもらえるのよ」
アルマの体はなおも躊躇した。顔を上げるとエトランシーヌと目が合った。哀願するような瞳と。
「駄目よ、アルマさん、お願い…あなたにされたら、私…」
すがるような声音に、アルマの心臓は高鳴った。背中にぞくぞくとした感じが走り抜ける。アルマ四つん這いになると、うっとりとした様子で舌を伸ばした。
いきなり開いた女陰に深く差し入れる。舌先を丸めてすくい上げると、たっぷりとした愛液がアルマの口の中に入ってきた。なじみのある甘ったるさを感じさせる淫らな香りが充満した。糸を引いたそれが口のまわりを汚す。ごくりと飲み込むと、母乳によって火照った体に、新たな火照りが付け加わった。
アルマは夢中になって主人の股間を舐め回した。ハァハァと荒い息をつきながら、激しく舌を動かし続ける少女は、まるで犬のようだった。
「あっ…あぁああ…だめ…だめよ…いや…ぁああ…アルマさん…おねがい…そんなにされたら…だめ…だめよ…だめぇ…我慢…できない…あっ…あぁあ」
エトランシーヌの声は次第に切羽詰ったものになり、アルマもそれに応じてよりいっそう激しく責め立てた。勃起したクリトリスに歯を立ててしごくと、エトランシーヌは悲鳴を上げた。
「ひっ…ぁ…ぁあ…ぁ…あぁあああああっっ!!」
ほとんど爆発するようにして、エトランシーヌの美しい肢体から触手が飛び出してきた。めくれあがった女陰から飛び出した触手が、アルマの体に絡みついた。同時にアルマは子供に弄ばれる人形のように振り回され、気がつくと、大股開きにされた股間に、エトランシーヌの生殖茎が突き入れられるところだった。
「あぐ…ぁ…あぁああああ」
アルマは乱暴な挿入に、悲痛な喘ぎ声を上げた。ギュッと閉じた瞳から、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちる。同時に、胸の奥に触手に犯されているときに感じる、本能的な幸福感がともった。
ずしゅっ、ぐじゅっ、じゅぶっ。触手に四肢を絡め取られ、宙に浮いたアルマの体は、花びらが突き上げるたびに、リズミカルに揺れた。脳天まで突き抜けるような衝撃。全身に痺れるような快感が走り抜ける。
「あっ…あひっ…ひゃっ…あっ…ああっ…」
頭が朦朧とする。薄目を開けると、涙でかすんだ視界の中に、二人のメイドたちのあられもない姿が見えた。二人ともアルマと同じように、股間を剥き出しにされ、それぞれ生殖茎で貫かれていた。
「…奥様…奥様ぁ…」
ヨルンネーアがうわごとの様に何度も繰り返す。その声は愛する人と結ばれた幸福感に満ち溢れていて、アルマは胸が熱くなるのを感じた。
朝から始まった陵辱は、日が傾くまで続いた。触手と少女たちは粘液にまみれ、ぬるぬるした互いの体を淫らに蠢かせながら絡み合った。母乳と粘液によって本能を開放された少女たちは、誰彼かまわず求め合い、愛し合った。もう奴隷もメイドもなかった。皆、触手に支配され、陵辱されるだけの存在なのだ。アルマはいつの間にか陵辱が終わっているという事実に気がついた。少女たちの喘ぎ声も、触手が蠢くいやらしい音も、もう聞こえない。聞こえるのは二人のメイドの静かな寝息だけだった。延々と続いた陵辱に疲れ切ってしまったのだろう。アルマも到底体を動かす気にはならなかった。目をつむったまま、陵辱の後の気だるい空気に身を委ねる。体はまだ粘液にぬめっていた。よどんだ空気もねっとりとした甘い香りを残している。
「奥様ぁ…」
アルマの腕にしがみついて眠っているヨルンネーアが、寝言を呟いた。年上の少女の寝顔は、ひどく幼く見えた。
足元でむくりとミルルティアが起き上がった。
「アルマさん…お腹が空きました」
「うん、私も」
アルマが視線だけを向けて答えると、何を思ったのか年下の少女は、アルマの両脚の間に移動し、股間に顔をうずめた。
「…いただきます」
「わっ、駄目だよ」
アルマは慌てて後ずさりしようとしたが、ヨルンネーアにしがみつかれていて逃げられなかった。寝ぼけているのか、ミルルティアはアルマの愛液で空腹を癒そうとしているのだろう。
「あっ…だめ…」
アルマはあれだけの陵辱を受けた後で、まだこんなにも感じることができる自分を恥ずかしく思った。ぴちゃぴちゃという愛液を啜る音と、アルマの弱々しい喘ぎ声が、静かな部屋の中に響く。
アルマは、あそこをねぶられながら、ようやくエトランシーヌの姿が見当たらないことに気づいた。いったいどこへ行ってしまったのだろう。自分の思いを裏切ってメイドたちを犯してしまったことを後悔しているのだろうか。心配だった。
「ぁ…やめて…ミルルちゃん…奥様…奥様はどこ?」
「奥様?」
ミルルティアはようやく我に返ったようにアルマの股間から顔を上げて部屋の中を見回した。
「…奥様?」
ヨルンネーアが「奥様」という単語に反応したのか、目を擦りながら起き上がる。
確かに主人の姿が見えないということを確認してから、三人は互いに目を合わせた。誰の顔にも不安の表情が浮かんでいる。
「私が無理やりあんなことしたから…」
ヨルンネーアが唇を噛んでいった。
そのときドアが開き、三人は驚いて振り返った。ありえないことだが、エトランシーヌその人がワゴンを押して部屋に入ってきた。全裸にエプロンだけをつけた姿で。そしてワゴンの上の食器から漂ってくるおいしそうな匂いが、室内の甘い香りを急速に塗り替えていった。
アルマは驚きを隠さずに尋ねた。
「お、奥様…まさか、ご自分で料理をなさったんですか?」
「ええ」エトランシーヌは笑顔でいった。「お腹が空いているだろうと思って。久しぶりだったから、少し焦がしてしまったけど」
突然ヨルンネーアはベッドから飛び降り、裸のまま主人の前にひざまずいた。
「奥様、申し訳ありません。わた…私、ご主人様に対してあんなことを…どんな罰でも…お受けしますから…」
ヨルンネーアの声は涙に震えていた。かぼそい背中が震えている。
「顔を上げて、ヨルンさん。別に怒ってはいないわ。あなたがそんなに思いつめているなんて、気づかなかった私も悪いのだから」
「奥様…」
「でも、そうね、これまでどおりというわけにはいかないわ。もう私たちは、普通のメイドと主人ではいられない。そうでしょう? …そんな顔をしないで。別に追い出したりはしないから。ヨルンさん、あなたは罰として、私の奴隷になるの。アルマさんのように。私の慰み物になるのよ。ミルルちゃん、あなたも同罪よ」
ヨルンネーアは感極まってエトランシーヌの足元で泣き始めた。
エトランシーヌがアルマの方を向き、視線が絡み合った。
(これでいいのよね?)
主人の無言の質問に、アルマは小さくうなずいて答えた。
エトランシーヌは三人を見回していった。
「さあ、アルマさんも、ミルルちゃんも手伝って。まずお食事にしましょう。続きはそれが済んでから。あなたたちが奴隷になった記念の日ですもの。思い出になるように、たっぷり楽しみましょうね」
今や三人の奴隷となった少女たちは、一斉にうなずいた。
「はい、奥様!」