奴隷少女は触手がお好き(47)








触手受胎(1)産卵



アルマの体は宙に磔にされていた。エトランシーヌの肩から生えた無数の触手が、その体を支えている。左右に開かれた股間には、エトランシーヌの生殖茎が突き刺さり、飽きることなく突き上げてくる。

「あっ…はっ…はぁ…やっ…あぁ…」

アルマは体の力を抜き、陵辱に身を委ねていた。性器を蹂躙される強烈な快感に、全身を触手にまさぐられる羽毛のように心地よい快感が重なって、頭が朦朧とする。うつろな瞳は白痴のように見開かれ、半開きの口元からは唾液が流れ落ちていた。

アルマの足元ではヨルンネーアとミルルティアの二人のメイドたちが、やはり数本の触手に絡まれて犯され続けている。

お腹の中で快感が弾け、挿入された生殖茎から愛液が噴き出した。たちまち子宮があたたかな液体で満たされ、アルマの腹部が大きくなる。別の生殖茎がアルマの頭上で真紅の花びらを大きく広げ、その中心で蠢いている膣口から、アルマの頭めがけて愛液をそそぎかけた。

アルマは瞼も閉じずにその奔流を受け止めた。あたたかな愛液は痛みを感じさせない。涙と愛液が入り混じり、眼球を洗い流していく。濡れた黒髪がべっとりと貼り付き、シャワーでも浴びたように愛液が流れ落ちた。

もう何度目だろう。アルマの体は内側も外側も何度も愛液を注ぎかけられ、ずぶ濡れになっていた。だが、快楽に狂ったアルマの心は、愛液を注ぎかけられるたびに、自分が清められていくような恍惚を感じるのだ。

股間に刺さった生殖茎がずびゅりという音とともに引き抜かれ、その後の女陰から、体内に注ぎ込まれた愛液が滝のように溢れ出した。リズミカルな膣の収縮に伴って、何度にも分けて愛液が噴き出す。アルマの膨れた腹は急速に小さくなっていき、すぐに少女らしい微妙な曲線を取り戻した。

陵辱が続くうち、アルマの片隅に残った理性は、何かいつもとは違う異常なところがあるのに気づいた。

エトランシーヌの息が荒い。触手である彼女は常に欲情している。だが、その欲情は、アルマたち奴隷を、やさしく包み込むような欲情であるはずだった。今の彼女が見せているのは、野獣のように猛り狂った欲情だった。目には狂気一歩手前のぎらぎらした輝きが宿り、アルマたちを犯す触手の動きは刻一刻と激しさを増していった。

アルマが本能的な恐怖を感じ始めたとき、突然アルマの体はベッドに投げ出された。その上からエトランシーヌが圧し掛かってきた。

「やっ、奥様っ!」

アルマは思わず声を上げていた。

それにはかまわず、エトランシーヌの触手は仰向けに押さえつけられたアルマの両脚を左右に大きく広げ、少女の秘所を無防備にさらけ出させた。

「あっ…あぁ…」

アルマは恐怖とともに、より乱暴に犯されることへの被虐的な恍惚を感じた。だがそれもわずかな間のことだった。

エトランシーヌの股間から臍の辺りまで広がっている触手の苗床の中心部、人間ならば女陰のある位置に突然裂け目が生じ、女陰が開くようにして肉がめくれ上がり、淫らな色をした粘膜をあらわにした。裂け目が広がるにつれ、周辺で蠢いている触手の群れは、左右に引き下がった。

裂け目の中から粘液を滴らせた何かが顔を現した。それは一種の触手だったが、アルマの記憶にはないものだった。先端は細く、触手の食餌摂取器官である触吻のようにも見えた。だが、その後に続いた触手の茎は、うねうねと淫らに波打ち、根元に近づくにつれ、次第に太くなっていった。アルマは実際にその表面が、小刻みに波打ち、蠕動運動を繰り返しているのに気づいた。

次第にエトランシーヌの股間から這い出してくるその触手を見つめているうちに、アルマの体は本能的な恐怖を感じて引きつった。

「お、奥様、それは…」

アルマはおびえた声でいった。

エトランシーヌはじっとアルマの瞳を見つめ返した。いつものやさしい主人の目ではなかった。激しい愛情と欲望に加えて、飢えた狼のような恐ろしさを秘めていた。

「産卵管よ、あなたに卵を産み付けたいの」

主人から身ごもった事を知らされたとき、アルマたちは歓喜した。だが、卵を産み付けられるとは思ってもいなかった。以前子供ができたときは、自分で出産したと聞かされていたからだ。アルマの体も口も、もう動かなかった。蛇に睨まれた蛙のようにすくんでしまっていた。

アルマの傍らで、ヨルンネーアが触手に絡まれながら身悶えした。

「奥様! 産み付けるなら私に! 奥様の子供を生みたいんです! お願いです!」

「だめなの、私の赤ちゃんが、アルマさんの中に入りたいっていっているの」

エトランシーヌはアルマから視線を外さずにいった。

産卵管の先端が、アルマの女陰に密着した。

じゅぶり。

先端が潜り込んできた。活発な蠕動運動が、膣襞をよじ登るようにして産卵管を奥へ奥へと進ませる。

「うっ…ぁあああ」

アルマは初めての感覚に声を上げていた。

進入してくる産卵管は次第に太くなる。先端は触手一本分でしかないが、次第に何本もの触手を束ねたほどのサイズになる。割れ目が大きく引き伸ばされていくにつれ、アルマは苦しさを感じた。拡張されていく膣が、満腹感を訴え始める。

「あっ…ぐっ…ぅ…だめ…ぁ…あぁ…」

産卵管の先端が子宮口へ侵入し始めた。細い肉管が無理やり拡張されていく。体が引きつり、背筋が反り返った。

「ひっ…ぁ…あぐ…や…ぁ…あぁああ」

だが、アルマの感じていた恐怖感と苦しさは急速に減退していった。替わりに、これまで感じたことのない温かさと恍惚感が全身を包んだ。産卵管が、催淫物質にも似た何かを分泌しているのだ。

手足が痺れ、それが存在していたという感覚がなくなっていく。全身が麻痺させられているのだ。アルマはもうその事実に恐怖を感じる能力を失っていた。麻痺が進行するにつれて、膣と子宮の存在感が増していく。やがてアルマは自分が膣と子宮そのものにでもなったような錯覚に陥った。

自分の中で活発に蠢いている産卵管が、たまらなくいとおしかった。麻痺させられた肉の管が内側から押し広げられていく。自分に開いた穴がどんどん大きくなっていく。もう、受け入れる準備はできているのだ。

アルマは待ち遠しさに発狂しそうになった。早く。早く入れてほしい。

産卵管全体がぶるぶると震え、アルマはそのときが来たのを知った。太い産卵管をさらにふくらませるほどの何かが、産卵管の蠢きに導かれて次第に近づいてくる。女陰の入り口に一瞬引っかかった後、それは肉の襞を押しのけるようにしてアルマの中へと侵入した。

膣壁を丸いふくらみで押しのけながら、それは着実にアルマの奥深くへと潜り込んでくる。普段は力強い抱擁で触手を喜悦させる肉襞も、今はただ無抵抗にそれを受け入れるだけだ。

やがてそれは、大量のどろどろした粘液とともに、子宮の中へと吐き出された。ぐちょり。耳に聞こえるはずのない音が聞こえたような気がした。

ゆっくりと視力が回復した。それでようやく、アルマはこれまで自分が視力を失っていたことに気づいた。股間からずるずると産卵管が引き抜かれていく感覚。全身の痺れが取れ、指先がぴくりと痙攣した。膣が収縮して卵が通り抜けてきた道を閉ざしていく。

起き上がろうとすると、上から覗き込んでいたヨルンネーアが厳しい声で押しとどめた。

「だめよ、もう少し横になっていなさい」

もうアルマは触手に拘束されてはいなかった。視線を動かすと、足元で倒れている主人の姿が見えた。こちらはミルルティアが介抱にかかっている。

「…奥様は?」

アルマがたずねると、ヨルンネーアはちらりと主人を一瞥して答えた。

「大丈夫よ。産卵で力を使い果たしただけ。それよりもアルマ、あなたのお腹の中には奥様の卵が入っているんだから、気をつけなければだめよ。木登りも、川で泳ぐのも禁止。わかった?」

「はい」

アルマは素直にいい、自分のお腹に視線を向けた。産み付けられている間は、よほど大きなものが入ってきたように感じていたが、実際にはお腹は平らなままで、何かが入っているようには見えなかった。だが、アルマにははっきりと、その温かな存在を感じ取ることができた。アルマはいいようのない幸福感を感じて、にっこりと微笑んだ。


戻る