奴隷少女は触手がお好き(54)








淫らな館(4)崖の上の館



シルルヴィーアの城館は、谷間の街を見下ろす崖の上にそびえていた。街から城館までは、曲がりくねった道を一時間も登っていかなければならなかった。

「ここが、私たちの部屋よ」

部屋に案内してくれたフェルンルンナは、にっこりと微笑んでいった。

「これまでルームメイトがいなかったから、アルマさんが来てくれてうれしいわ」

アルマは物珍しげに部屋の中を見回した。城館全体が、重厚で、沈鬱な雰囲気に包まれていた。それはこの部屋も同じだった。メイドには不釣合いな、高価そうな年代物のベッドが、部屋の半分を占拠していた。

「ベッドはひとつなんですね?」

「そうよ。私と一緒はいや?」

アルマは頬を染めて首を振った。

重い窓を開けて身を乗り出すと、強く吹き上げてくる風に、アルマの黒髪が乱れて宙に舞った。下を見下ろすと、垂直な城館の壁は、そのまま垂直な崖へと連なり、はるか谷底へと続いていた。

「うわぁ」

アルマはくらくらするような高さに瞳を輝かせ、室内を振り返った。

「…ルンナさん?」

メイド服を脱ぎ始めたフェルンルンナを見て、アルマは不安げな表情をした。

「アルマさんも、脱いで。この館の中では、下着を着けてはいけない決まりなの」

「それ、本当だったんですか」

「ええ。お嬢様はとてもエッチな方だから。私も最初は驚いたわ」

アルマは仕方なく全裸になり、下着なしでメイド服だけを身に着けなおした。メイド服の生地が直接敏感な部分に当たって変な感じだった。胸の部分は他の部分よりも薄い生地でできていて、乳首が立っているのが上から分かってしまう。空気にさらされた股間は、あまりにも頼りない感じで、アルマはこの先やっていけるか不安になった。

「大丈夫、アルマさん?」

アルマは慌ててうなずいた。「大丈夫、ちょっとスースーするけど」

「そのうち慣れるわ。それじゃ、行きましょうか。もう少ししたら、お嬢様のお茶の時間だから」



フェルンルンナに教えてもらいながらお茶を入れ、二人でワゴンを押してシルルヴィーアの部屋へと向かった。

シルルヴィーアの部屋には、壁一面を覆う大きな窓ガラスがあって、彼女はその前に立って、ずっと遠くまで広がっている森と山々の風景を眺めていた。

彼女は室内用らしい薄手の服に着替えていた。子供らしいフリルをあしらった白いドレスで、太腿の上の方までしかない。華奢な太腿から下は、大人っぽさを感じさせるレースのストッキングに覆われていた。

彼女は二人を振り返ると、無表情な紫の瞳でいった。

「あなたたちを待っていたの」

そして、持ってきたお茶には目もくれずに、フェルンルンナに椅子に座るようにいった。

アルマはどきどきしながら新しい主人となった少女の仕草を目で追っていた。彼女が動くたびに、腰まで伸びた銀の髪がさらさらとうねる。無表情に見える紫の瞳は、かすかに濡れて、危険な欲情の色をあらわしているようだった。

フェルンルンナが「失礼します」と一礼して、机の前に置かれた大きな椅子…部屋にひとつしかないところから見て、明らかにシルルヴィーア専用だった…に腰掛けた。シルルヴィーアは、そのフェルンルンナの膝の上に、彼女に背中を預けるようにして腰掛けたのだった。

アルマは顔を赤くしながらも、成り行きをじっと見守った。シルルヴィーアはフェルンルンナの膝にまたがるように座ったので、その短いドレスの裾が捲くれ上がって、股間がわずかにのぞいてしまっていた。その部分は決して布には覆われていなかった。この館の中では、メイドばかりではなく主人までもが下着を身に着けていないのだ。

アルマは生温かいものが、内腿を流れ落ちたのを感じて、慌てて両脚をくっつけた。いつの間にか感じていたのだ。

そうしている間にも、目の離せない展開が始まっていた。フェルンルンナがシルルヴィーアの肩を撫でるようにして手を動かすと、ドレスがはだけて、ふくらみかけの胸があらわになった。フェルンルンナはその乳房を躊躇なく愛撫し始めたのだ。

少女は可憐な喘ぎ声を上げ始めた。瞳が潤み、切なげな表情が浮かぶ。

やがて彼女の視線がアルマの方を見上げた。

「アルマさん…来て…」

かぼそい哀願の声に、胸の奥がカッと熱を帯びた。何を求められているのかは、言われなくとも分かった。足がふらふらとアルマの体を運んでいく。

だが、椅子と机の間、フェルンルンナとシルルヴィーアの足元にひざまずいたときになって、アルマははっと我に返った。自分がこの幼い主人を、二人がかりで犯そうとしていることに気づいたのだ。

「あ、あの、いいんですか。こんなこと…」

「いいの…おねがい…」

少女の涙ぐんだ瞳に見つめられて、アルマはくらくらするのを感じた。もはやためらうことなく、広げられた少女の股間に顔を近づける。触手特有の甘い香りが、鼻腔をくすぐった。

アルマの舌がクリトリスに触れると、シルルヴィーアの体は小さく跳ね上がった。アルマの背筋に、ぞくりとする嗜虐的な快感が走った。舌先を小刻みに動かして、幼い肉芽を舐り回すと、期待通りの愛らしいよがり声がひっきりなしに聞こえ始めた。

「あっ…あぁ…ああっ…あっ…あぁ…ぁ…あっ」

シルルヴィーアの声が不意にくぐもった音色に変わった。ちらりと上を見ると、フェルンルンナが彼女の唇を吸っている姿が見えた。

アルマは少女の太腿をしっかりとつかむと、よりいっそう股を開かせ、唇を割れ目に密着させた。舌を突き出し、割れ目の中に挿入する。熱い少女の秘肉が舌を包む。吸い上げると、大量の愛液がいやらしい音を立てて、アルマの口の中へと流れ込んできた。ごくりと飲み干すと、触手の愛液が体内からアルマを蝕み始め、アルマの体は急激に熱を帯び始めた。

アルマは体内から沸き起こってくる淫らな欲望に突き動かされ、主人の割れ目を夢中になってむさぼった。際限なく溢れ出す愛液を飽きることなく舐め回す。自分が与える快感に反応して、びくびくと震える少女の肉体がいとおしい。

だが、アルマが夢中になって犯している間にも、少女の体は変化を始めていた。挿入していた舌がぬるりとした感触に押し返され、アルマは慌てて体を離した。机で頭を打ち、「いてっ」と頭を押さえる。その間に、シルルヴィーアの女陰は大きく広がり、その中から数本の触手が這い出してきたのだ。

スカートが捲り上げられ、左右の太腿に触手が巻きついた。触手を押さえようとしたアルマの手にも別の触手が巻きついてくる。アルマの体は机の下の狭い空間に押し込められ、左右の脚をM字に開かされてしまった。

「あ…だめ…」

アルマはこれまで散々に相手の性器を弄繰り回したことも忘れて、情けなさそうな声を上げた。触手が生えたシルルヴィーアの割れ目の中心部から、先端がふくらんだ生殖茎が出てきたのだ。

生殖茎の蕾がほころび、真紅の花が咲いた。その表面にびっしりと並んだ微細触手が蠢く、この世でもっとも淫らな花弁だ。じゅくじゅくと染み出す粘液が、糸を引いて床へ滴っている。

花弁が胸の谷間に入ってくると、無防備に作られたメイド服の胸部は簡単にめくれて、ブラジャーをつけていない乳房がさらけ出された。柔らかな肌の上を無数の微細触手が無造作に舐め回す。

左右のふくらみをねぶり終えると、花弁はアルマの女陰へと潜り込んできた。

「あっ…いやっ…あぁあ…ぁあ…ぁ」

じゅぶり、じゅぶり…ぞわぞわと蠢く花弁が、次第に奥へと入り込んでくる。

「いやぁ…」

アルマの瞳からはぽろぽろと涙が零れ落ちた。だが、泣いているのはアルマだけではなかった。見上げると、アルマを犯しているはずのシルルヴィーアもまた、涙を流しながらフェルンルンナの腕の中で身をよじらせていた。シルルヴィーアの性器がアルマの深奥を責め立てるほど、アルマの性器は彼女の花弁をより強く包み込み、その淫らに伸縮する肉襞で、花弁の繊細な微細触手を押し潰し、蹂躙しようとするのだ。

アルマの中でシルルヴィーアの性器は、陵辱される少女の肉体のように、激しくのた打ち回り、歓喜に震えていた。

どうにもならない愛しさと、欲情に突き動かされ、アルマの女陰はヒクヒクと蠢き、少女そのものを締め付けた。

びくっ、びくっと生殖茎が間歇的な震えを走らせる。絶頂の予兆を感じて、アルマはいやいやと首を振った。腰を捩じらせて逃れようとするが、机の下に押し込められている状態ではどこにも逃げ場はない。

「あっ、あっ、あっ………っ……!」

少女の体が、声にならない悲鳴とともに跳ね上がった。アルマの体の中に熱いものが溢れ出す。勢いよくほとばしる愛液が、子宮をいっぱいに満たしていった。生殖茎と割れ目の隙間から、逆流した愛液が噴き出して絨毯を濡らしていく。

性器の中を淫らな液体に蹂躙されながら、アルマもまた絶頂の歓喜に震えた。頭が真っ白になり、体の感覚が消え失せる。自分がどこにどんな姿勢でいるのか一瞬分からなくなり、おかげで顔を上げた拍子にまた頭を打ってしまった。

「いてっ」

頭を押さえながら主人を見上げると、早くもフェルンルンナに介抱されているところだった。たくし上げられた股間を、フェルンルンナが壊れ物でも触るように、やさしく拭っている。シルルヴィーアの触手はぐったりと絨毯の上に横たわり、もはやアルマを拘束してはいなかった。

「アルマさん、部屋に戻っていいわよ。後は私がやっておくから」

フェルンルンナにいわれ、アルマはよろよろと立ち上がった。挿入されたままの生殖茎を、ゆっくりと慎重に引き抜く。

「ぅ…んっ…」

活動していない花弁であっても、やはりその感触は快感を呼ばずにはいられない。眠っているかに見えたシルルヴィーアも、その動きに反応して小さく声を上げた。



部屋に戻っては見たものの、体の火照りはおさまりそうもなかった。部屋まで歩いていく間に、体内に注入された触手の愛液が溢れ出し、内腿を伝ってソックスをぐっしょりと濡らしていた。

催淫物質が全身に回っていくにつれ、アルマは淫らな気分がどんどん強くなっていくのをどうすることもできなかった。我慢できず、ベッドに仰向けになり、自らの秘所に指を這わせる。

「んっ…」

痺れるような快感が背筋を伝って脳天まで突き抜ける。後はもう、本能に身を任せるだけだった。

「あっ…んっ…んんっ…く…ぅ…ぁあっ…」

くちゅくちゅといやらしい音が静かな部屋に響く。

突然ドアが開き、アルマは「きゃっ」と声を上げて顔をあげた。入り口に立っていたのは、少し驚いたような様子のフェルンルンナだった。

隠すことはできなかった。たくし上げられたスカートと、濡れた股間、何よりも部屋に充満する少女の香りが、室内で行われていた淫らな行いを雄弁に物語っていた。

アルマは恥ずかしさのあまり、顔が真っ赤に上気するのを感じた。

「あ、あの、これは…」

フェルンルンナはやさしく微笑んだ。

「何も言わなくていいわ、アルマさん」

そして彼女はアルマのかたわらに腰を下ろすと、そのまま覆いかぶさってきた。

「私に任せて」

アルマはやさしい愛撫への誘惑に逆らえなかった。閉じた太腿の間にフェルンルンナの手が割って入ると、アルマは自然に股を開き、相手の指先を迎え入れた。

くちゅりと音を立てて、割れ目が押し開かれた。入ってきた指先が、探るように中を掻き回す。

「あっ…あぁああっ」

アルマはフェルンルンナの腕の中で、身悶えした。それはとろけるような甘い抱擁だった。アルマはフェルンルンナにすべてを委ね、何度も絶頂に達した。


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