奴隷少女は触手がお好き(61)








私のお嬢様(1)呼び名



アルマは部屋の片隅に立ち、じっと羞恥に耐えていた。部屋の中は静かで、シルルヴィーアがペンを走らせる音だけが聞こえていた。

今日のアルマはご主人様係だった。そしてそれは、乳房と下腹部を露出した淫らな姿であることを意味していた。その上、股間からは作り物の男根が威嚇的にそそり立っており、その双頭の張形の反対側は、アルマの性器に深々と潜り込んでいた。

アルマの息は荒く、全身は火照っていた。下腹部の異物感が絶え間なくアルマを責め苛んでいるのだ。

シルルヴィーアが手を止めて、アルマを振り返った。銀色の長い髪が揺れ、表情のない紫色の瞳がアルマを見つめた。

「アルマさんは、私を犯さないの?」

アルマは無理に笑顔を作って答えた。

「シルル様のお仕事を邪魔しちゃいけませんから」

突然、シルルヴィーアが立ち上がって近づいてきた。彼女は何も言わずに身をかがめると、アルマの乳首に舌を伸ばした。アルマの体がびくりと震えた。

アルマはされるがままになって耐えた。少女の唇から伸びたピンク色の舌が、何かの軟体動物のように蠢いていた。その先端がアルマの乳首を擦りながら、何度も上下する。

「ぅ…ぁ…」

アルマはこらえきれずに声を漏らし始めた。乳首が勃起している。ジンジンと痺れるような快感を発し始めたそれを、シルルヴィーアの舌がねぶり回す。

「あ…ぁ…はぁ…はぁ…あっ…く…シルル様…だめ…」

快感が乳房一杯に広がり、背筋にぞくぞくとする感覚が走り始めた。足に力が入らない。内腿にしきりと愛液が流れ落ちていった。視界が白黒に明滅し、ぎゅっと目を閉じると、涙が滲んで頬に流れた。

やがてアルマは絶頂に達し、シルルヴィーアにすがりつく様にして絨毯の上に崩れ落ちた。

身動きのできないアルマを、シルルヴィーアは絨毯の上に押し倒した。そして仰向けになったアルマの上にまたがるようにして膝立ちになると、短すぎるドレスの裾を持ち上げて、局部を露出させた。ピンク色の少女の割れ目が開き、溢れ出した愛液が糸を引くように垂れて、アルマの股間からそそり立っている男根に絡みついた。

シルルヴィーアは自らの股間を覗き込みながら、ゆっくりと腰を沈めていった。男根の先端がぴたりと割れ目に密着する。そのまま腰を下ろすと、男根はずぶずぶと割れ目の中へ潜り込んでいった。

男根がシルルヴィーアを貫いていくにつれ、その反作用はアルマの中にも圧迫をもたらした。膣が収縮して男根を締め付け、背筋にびりびりとした電流が走りぬける。

シルルヴィーアは自ら動き始めた。ゆっくりと体を上下させ、アルマの男根に自分を犯させる。見上げるアルマからは男根に犯されている少女の割れ目がよく見えた。男根はシルルヴィーアの愛液にまみれて、てらてらと淫らな光沢を放っている。男根が根元まで埋まるたびに、割れ目から愛液が溢れ出して、アルマの股間を汚していった。

ぐっちゅ、ぐっちゅ、といういやらしい水音に重なって、二人の少女の喘ぎ声が次第に高まっていく。

シルルヴィーアの体が弓なりに仰け反ったかと思うと、アルマの上に覆いかぶさるようにして倒れこんできた。

アルマは少女の体を反射的に抱きしめていた。頬が密着し、すぐ耳元で「ハァ、ハァ」という荒い息遣いが聞こえる。長い髪が顔にかかって少しくすぐったかった。

アルマの手は無意識のうちにシルルヴィーアの華奢な体を撫で回していた。巻き毛のふわふわした感触。ほっそりとした腰。ドレスの裾を捲り上げて、お尻から秘所へ向かってなぞっていく。二人が結合されている部分をまさぐると、ねっとりとした愛液が指に絡み付いてきた。

「アルマさん…」

シルルヴィーが少し体を起こし、アルマを覗き込んだ。濡れて欲情した瞳がアルマを捉える。少女の甘い香りが強くなり、空気がねっとりと重くなったような気がした。

「シルル様、私…」

アルマが哀願するように見つめ返すと、シルルヴィーアは唇を重ねてきた。先ほどアルマの乳首を舐め回していたのと同じ愛らしい舌が、アルマの口の中に入り込んできた。アルマもまた舌を蠢かせて、シルルヴィーアの舌に絡ませた。互いの舌を舐めあう。ざらざらした肉の淫らな弾力。くちゅくちゅといういやらしい音。口元から二人の唾液が入り混じって流れ落ちた。

下腹部がうずき、アルマは体をかすかにくねらせた。男根が膣の中をえぐり、痺れるような快感が下半身に広がった。

アルマは体をびくりと震わせた。ぬるりとした間違いようのない感触が、腰の辺りを這い回り始めたのだ。

シルルヴィーアがゆっくりと体を離し、再び膝立ちになった。女陰の襞が大きく捲れ上がって、男根が突き刺さったままの割れ目の周辺から、何本もの触手が伸びてアルマの体に絡み付いていた。シルルヴィーアがさらに体を持ち上げると、じゅぷりという音を立てながら愛液に濡れた男根が割れ目から姿を現した。

だが現れたのは男根だけではなかった。男根の先端を咥え込んでいる花弁が現れ、そして茎にあたる肉菅が、割れ目からくねるように引き出された。花弁は他の触手と同様、美しい半透明だったが、その外壁を通して、内側にびっしりと敷き詰められている真紅の微細触手が、淫らに蠢いて男根を蹂躙しているのが見えた。人間の膣にあたる生殖茎の内管は絶えず収縮を繰り返し、その度に男根を咥え込んだ花弁の隙間からじゅぶじゅぶと愛液を垂れ流すのだった。

アルマはその淫らな光景を、ゆっくり見ていることはできなかった。触手はアルマの体を這い回り、乳房に巻きついて揉みしだき始めていた。さらに一本の触手が、アルマの方に挿入されている男根に絡みつくようにして、中に潜り込んできた。

「だめっ…おねがい…いやっ…いやぁああ!」

すでに男根によって押し広げられていたアルマの割れ目は、さらなる触手の侵入によって、よりいっそう拡張された。触手は螺旋状に男根に巻きつきながら、強引にアルマの中に潜り込んでくる。強烈な異物感に刺激され、膣が自分のものではないかのように激しく蠢いた。びりびりと電流が背筋を流れて、アルマの体を引き攣らせる。

「あっ、あっ、あぁああ、うっ、ゃぁああ!」

アルマは悶え、絨毯をかきむしった。触手が子宮口をこじ開けて侵入し、子宮壁を舐めるようにして中を満たしていった。

「あっ、はぁああっ、だめっ、だめです、シルル様っ、シルルさまぁあああっ! ひっ! あっ! あぁあああああっ!!!」



気づくと、アルマはまだ絨毯に横たわっていた。右腕に感じるやわらかな感触は、傍らに横たわったシルルヴィーアが、抱きついているいるためだ。下腹部は温かな液体で濡れており、まだ股間を伝ってとろとろと流れ落ちているところだった。それはもちろんシルルヴィーアがその花弁から溢れさせた愛液だった。そしてその触手の性器は、もはや男根を咥え込んではおらず、ちょうどアルマの腹の上でぐったりとしていた。

アルマはしばらくぼんやりと天井を見つめていた。腹の上のつぼみ…花弁は閉じられていた…が、呼吸でもしているかのように、ゆっくりと脈動しているのが少しくすぐったかった。

視線を動かすと、シルルヴィーアと目が合った。シルルヴィーアは体を伸ばすようにしてアルマに軽く口づけした。

「アルマさん、私、ひとつ疑問があるの」

なんですか、とアルマが恥ずかしそうに微笑んで問い返すと、シルルヴィーアは表情のない瞳でいった。

「どうしてあなたは私のことをお嬢様と呼ばないの?」

アルマは慌てて起き上がった。表情が一変し、心なしか青ざめていた。シルルヴィーアも上半身を起こし、こちらはいつもと変わらない表情でじっとアルマを見つめていた。

「えと…それは…」

アルマはそういったきり押し黙り、唇を噛んだ。

シルルヴィーアも黙ったまま答えを待っていた。ただ、彼女の生殖茎が伸び上がり、アルマの首の周りをそっと一周した。ふくらんだつぼみが一瞬アルマの頬に触れ、粘液の痕をつけた。その行為は触手にとっては親愛の情を表すものだった。

「…あなたのお嬢様は別にいるのね?」

シルルヴィーアが静かに言った。

アルマはちらりと相手を見た。シルルヴィーアの様子はいつもと同じで、何を考えているかは分からなかった。アルマは思い切って「はい」とうなずいた。

「シルル様って呼んじゃだめですか?」

「別にかまわないわ。そう呼ぶのはあなただけだから、少し気になっただけ…」


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