私のお嬢様(2)犬になったお嬢様
「アルマさんも休憩?」一仕事終えて、部屋でくつろいでいると、フェルンルンナが入ってきていった。アルマは窓から外の景色を眺めていたが、肩越しに相手を振り返ると「うん」とうなずいた。
フェルンルンナはアルマの傍らに立って、しばらくの間一緒に外を眺めていた。やがて彼女はアルマを見つめていった。
「アルマさん、キスしてもいいかしら」
アルマは赤くなりながら、小さくうなずいた。唇と唇が重なり、すぐにそれは舌先同士の愛撫へと進んだ。それから互いの口内へ舌を差し込み、弾力性のある肉を絡ませながら、唾液を啜り合った。
それから二人はベッドの上へと場所を移した。
「まだ早いんじゃないかな」
アルマは一応常識的なことをいってみた。だが、下腹部はもう熱くなっていて、我慢できそうになかった。
「私、もう夕方までお仕事がないの。アルマさんは?」
「私も」
メイド服のスカートがたくし上げられ、相手の手が、下着を着けていない股間をまさぐり始めた。アルマもまた、相手の股間に手を潜り込ませた。濡れた割れ目に、指先が侵入してくる。
「あ…」
アルマは切なげな声を上げ、それをごまかすように唇を求めた。
ベッドの上にぴったりと寄り添って座り、二人の少女は口付けと性器への愛撫を続けた。いやらしい水音が聞こえ始め、全身が熱くなる。誰かがドアの外を楽しそうに喋りながら通り過ぎると、恥ずかしさと欲情のために、頭が痺れるような快感に包まれた。
「ちょっと待って」
フェルンルンナは唇を離すと、ポケットに手を突っ込んで、男根の形をした張形を取り出した。
「いつも持ち歩いているの?」
アルマがたずねると彼女は首を振った。
「今日はお嬢様が犬の日だから、会ったら使おうと思って」
アルマは入れやすいように少し足を開いた。ぱっくりと口を開いた割れ目に、男根がスムーズに飲み込まれていく。フェルンルンナはいつものように男根を出し入れし始めた。
「あっ…ぁ…はぁ…はぁ…んっ…ぁあ…」
アルマは相手のメイド服にしがみつくようにして、自分を犯し続ける男根に耐えた。喘いでいる唇を、フェルンルンナの唇が塞ぐ。男根だけで手一杯のアルマにとって、それはもう口付けというよりも、口を犯されているようなものだった。
頭が朦朧とし始めたころ、再びフェルンルンナが唇を離した。アルマがぼんやりした目で見ていると、フェルンルンナがポケットから新しい張形を取り出した。
「これ、試してみてもいいかしら」
ろれつが回らなかったのでアルマはいやいやと首を振った。いつも入れてもらっているものより、一回り大きかったからだ。
「大丈夫、心配しないで」
アルマは逃げ出そうとしたが、腰に力が入らず、上半身だけがフェルンルンナとは反対方向へ倒れた。股の間に太い男根が強引に割って入ってきた。太腿は閉じられていたが、そのあたり全体が愛液でぬるぬるになっていたので、結局は男根の先端は割れ目へとたどり着いてしまった。
ぐい、とフェルンルンナが力を加えると、男根はずぶりと音を立てて、アルマの中へ入ってきた。
「だっ、だめ…あっ…あぁあああ…ぁ…はっ…はあっ…ぐ…ぅ…」
アルマはベッドに両手を突いて、背筋を仰け反らせた。腰から下の感覚がなくなり、背筋に電流が走りぬけ、頭が真っ白になった。
アルマはそのままベッドに突っ伏したが、太い男根は容赦なくアルマの中を動き始めていた。じゅぶっ、じゅぶっ。愛液が飛び散って、くるぶしまで流れ落ちていく。お腹の中を大きな異物に掻き回される異様な快感が、全身の感覚を狂わせて行く。
「あっ…あっ…やっ…ルンナさん…ゆるして…だめ…おかしくなっちゃう…あっ…はあっ…あっ…」
フェルンルンナはちょっと手を止め、アルマの肩に手をかけて仰向けにひっくり返した。両脚をM字になるように開き、股間がよく見えるようにスカートを腰まで捲り上げた。その間、アルマは抵抗することもできずに、ハァハァと荒い息をついていた。そして再びフェルンルンナが男根を動かし始めると、両手でシーツにしがみつくようにして身悶えし始めた。
「可愛いわ、アルマさん」
「あぁああああっ!」
フェルンルンナがうっとりといい、無防備なクリトリスに軽くキスをすると、アルマの全身に電流が走り、アルマの体は腰を突き出すようにびくんと跳ね上がった。
ユーナリーナがやってきたのはそのときだった。突然ドアが開き、「外まで聞こえているわよ」
といいながら、彼女は入ってきたのだった。
驚いたフェルンルンナはアルマを犯していた手を止めて、彼女を振り返った。ユーナリーナの足元には、乳房と下腹部を剥き出しにし、首輪をつけられた「犬」の姿のシルルヴィーアが、四つん這いで従っていた。ユーナリーナはドアに鍵をかけながらいった。
「あなたたち、犬のお嬢様のお相手をするのは初めてでしょう? 私たちで可愛がってあげましょう」
アルマはしばらくの間、ぐったりとベッドに横たわったままで、新たに始まった陵辱からは取り残されていた。ユーナリーナとフェルンルンナが張形を吟味している声が聞こえ、「これがいいわ」という声に続いて、シルルヴィーアの悲鳴のような喘ぎ声が聞こえてきた。
アルマはゆっくりと起き上がり、股間に挿入されたままの張形を慎重に抜き取った。ベッドの下では四つん這いになった主人を、二人の少女が犯していた。驚くほど太い男根が、バックから少女の性器に出入りしていた。その根元を握っているのはフェルンルンナで、その男根は彼女が持っている一番太い張形だった。ユーナリーナは少女の華奢な体を抱きかかえるようにして、その乳房を揉みしだいていた。
シルルヴィーアが絶頂を迎えて床に突っ伏すと、二人はその小さな体を抱え上げてベッドの上に仰向けに寝かせた。アルマは慌てて場所を空けた。
「アルマさんも」
ユーナリーナがいいながら、シルルヴィーアの片方の乳房をしゃぶり始めた。フェルンルンナが淫らに広げられた両脚の間に座って男根を挿入すると、少女の体は痙攣的に何度も震えた。
アルマはごくりと唾を飲み込み、無力な少女の小さな手をそっと握ると、唇をふくらみかけの乳房に近づけた。舌を伸ばして固くなった乳首をちろちろと舐める。シルルヴィーアが小さな喘ぎ声を上げると、アルマの背筋にはぞくぞくするような感覚が走り抜けた。
「そうだわ」といってユーナリーナが突然部屋を出て行った。
アルマはシルルヴィーアに覆いかぶさるようにして、胸を揉みしだき、愛らしい唇をむさぼった。男根に蹂躙されている性器に顔を近づけ、小さなクリトリスに舌を這わせると、少女の体はバネ仕掛けのように跳ね上がった。
やがてユーナリーナが戻ってきていった。
「お嬢様はこれが好きなのよ。順番に犯してあげましょう」
彼女が手に持っていたのは、双頭の張形だった。彼女はスカートを脱ぎ捨てると、すでに濡れている女陰にその片方を差し込み、ベルトでしっかりと固定した。フェルンルンナが場所を空け、男根をそそり立たせたユーナリーナが少女の股の間に陣取った。ユーナリーナはシルルヴィーアの細い腰を掴むと、躊躇なく腰を突き出し、男根を少女の割れ目に突き入れた。
幼い女陰が犯される淫靡な水音とシルルヴィーアの喘ぎ声が続き、やがてユーナリーナの喘ぎ声がそれに加わった。ユーナリーナが逝くと、フェルンルンナが代わって少女を犯し続けた。
フェルンルンナが逝くと、次はアルマの番だった。自分の股間からそそり立っている男根を掴むと、シルルヴィーアの愛液でぬるぬるした。あたりはすでに彼女特有の甘ったるい香りで包まれていた。アルマは握った男根の先端を、ぴたりと割れ目に当て、ぐいと腰を突き出した。じゅぷりと音がして、男根が割れ目に潜り込んでいった。
少女の膣の弾力が、双頭の張形を通じて、アルマの中に直接伝わってきた。小刻みで淫らな脈動。アルマの膣はぎゅっと男根を咥え込んだ。腰がシルルヴィーアの股間に密着するまで、男根を押し込んだ。
「シルル…さま…」
アルマは少女の性器の脈動を直接感じて喘いだ。背筋が痺れるような快感が這い上がり、頭がぼうっとした。
「アルマさん、腰を動かして」
ユーナリーナがやさしくいった。
「お嬢様は激しくされるのが好きなの。あそこが壊れちゃうくらいに突いてあげて」
アルマはうなずくと、腰を動かし始めた。最初はゆっくり、次第に速く。じゅぶっ、じゅぶっ。淫らな音と共に愛液が割れ目から逆流してくる。やがてパンパンという激しい音と共に、いやらしい液体は衝撃で飛び散り始めた。
「あっ、あっ、あっ、ああっ!」
アルマは腰を動かしながら、たまらずに声を上げた。相手の股間を突くたびに、その反作用が衝撃となって自分の中をえぐるのだ。だが、アルマは動きを緩めようとはしなかった。自分に犯されて、可憐な喘ぎ声を上げながらよがり狂っている少女の姿が、アルマの興奮と欲情をよりいっそう加速させていく。
「あっ! あっ! だめっ! いくっ! いっちゃう! あっ! あっ! あぁ! あぁああああっ!!」
目の前が真っ暗になり、アルマはシルルヴィーアの上に覆いかぶさるようにして倒れこんだ。
しばらくの間気を失っていたようだった。なくなっていた手足の感覚がゆっくりと戻ってきた。自分がまだシルルヴィーアを下敷きにしたままだということに気づいて慌てて起き上がろうとしたが、体に力が入らなかった。ベッドの下からユーナリーナとフェルンルンナの激しい喘ぎ声が聞こえてきていた。やがて二人とも逝ったのか静かになった。
アルマはふらつきながらも起き上がった。見るとベッドの下で、フェルンルンナに覆いかぶさるようにしてユーナリーナが横たわっていた。二人とも疲れて眠ってしまったようだった。
アルマに続いてシルルヴィーアも体を起こした。上目遣いでアルマを見上げ、首輪に繋がっている紐をアルマに差し出した。
張形を外し、スカートをはくと、アルマは紐を握って部屋の外へ出た。シルルヴィーアはあくまで犬らしく、四つん這いでアルマについてきた。曲がり角に来ると、シルルヴィーアはアルマに逆らい、アルマが行こうとした方向とは逆方向へとアルマを引っ張っていった。
やがて二人は空中に渡された渡り廊下を渡り、塔へと入っていった。人目を気にする必要がなくなったためか、シルルヴィーアは四つん這いをやめて、二本の脚で歩いていった。アルマの先にたって、石造りの階段を登っていく。
背後から見上げる少女の下半身は官能的だった。コルセットの下で剥き出しにされた小さなお尻が、階段を一段上がるたびにエロティックに変形する。散々犯された女陰は赤く美しい肉色に染まり、溢れ出した愛液が内股を流れ落ちて、太腿まである長いソックスに染み込んでいた。
バルコニーに出ると、寒いのか、シルルヴィーアはアルマの腕に抱きついてきた。アルマがそっと少女の横顔を盗み見ると、その紫色の瞳は、まっすぐに山の向こうを見つめていた。
突然、少女の瞳から涙が溢れ出してきたのを見て、アルマは驚いた。
「シルル様!」
肩を震わせて泣いている少女を、アルマはしっかりと抱きしめた。アルマの口元には、自然にやさしい微笑が浮かんだ。片手で少女の長い銀の髪を撫でてやると、シルルヴィーアはいった。
「お姉様に会いたい…」
アルマはこの少女の従姉であり、同時に自分のかつての主人であった女性の美しい姿を思い浮かべた。
「エトランシーヌ様にですか?」
シルルヴィーアはアルマの腕の中で、こくりとうなずいた。
「…お姉様に犯されたい。全身を触手でまさぐられながら、気を失うまで犯されたいの。あなたなら分かるでしょう?」
アルマは毎晩エトランシーヌに犯されていたころを思い出して、少し感じてしまった。濡れた瞳に見つめられると、恥ずかしさはあったが、アルマは少女のためにいった。
「はい、シルル様」
「あなたたちのことは好きよ。あなたたちに犯されている間、私は幸せだわ。本当にあなたたち全員の奴隷になって、一日中犯され続けたいと思うわ。でも、それとこれとは別なの…」
「エトランシーヌ様が好きなんですね」
少女は大きくうなずいた。
「じゃあ、これからエトランシーヌ様の所へ行きましょう」
「これから?」
シルルヴィーアの顔に驚きの色が浮かんだ。
「…でも、お姉様に何の連絡もしていないわ」
「エトランシーヌ様だったら、突然シルル様が訪ねて来ても、大喜びするだけですよ」
「それにメイド長になんていえば」
「私が掛け合ってきます。だいじょうぶ、任せてください」
アルマは自信満々の笑みを浮かべて、胸を叩いて見せた。
翌朝、アルマはエトランシーヌの屋敷へと向かう馬車に揺られていた。向かい側にはシルルヴィーアが座り、その隣にはユーナリーナが腰掛けていた。そしてアルマの隣にはフェルンルンナが座席を占めていた。シルルヴィーアはしばらくの間、窓の外を流れていく木々の風景を眺めていたが、やがてアルマに向き直ってたずねた。
「どうやってメイド長を説得したの?」
アルマがどういうわけか顔を赤らめて気恥ずかしそうにすると、ユーナリーナが訳知り顔で指摘した。
「あの方、アルマさんには弱いから」
シルルヴィーアはそれで納得したらしく、「そう」とつぶやくと、再び窓の外に視線を戻した。