私のお嬢様(9)道中
馬車は都への道を、ガタゴトと音を立てながら進んでいた。アルマは手綱を握っているユーナリーナと並んで御者台に座り、飽きもせずに風景を眺めていた。山々が重なり合い、青い空にはいくつか雲が浮かんでいた。「いい天気ですね」
アルマがなんとなく口にすると、
「いい天気ね」
とユーナリーナがそのまま言った。
都へ行くのは、毎年の恒例だった。大貴族は年に一度、王宮に伺候して、神でありすべての女たちの主である王に子種を授かるしきたりになっていた。アルマもそのお供に加えてもらったのだ。
突然、アルマは場違いな声を耳にして後ろを振り向いた。客席の中は見えなかったが、中で何か淫らなことが行われていることは間違いなかった。シルルヴィーアの喘ぎ声が聞こえたのだ。
「ユーナさん!」
アルマが振り返っていうと、ユーナリーナは、
「困った人ね…」
とぶつぶついい、アルマに、
「あなたも混ざりたい?」
とたずねた。
アルマが答えられないでいるうちに、ユーナリーナは馬車を止めた。なりゆきでアルマは御者台を降り、客席のドアを開けた。中では予想通り、シルルヴィーアとエミミアーナが絡み合っていた。
エミミアーナが席に座り、その膝の上に、対面するようにしてシルルヴィーアがまたがっていた。二人とも着衣したままだったが、太股まで捲れ上がったスカートは、強烈な淫猥さを感じさせた。
「どうしたの、アルマちゃん。乗って」
アルマに気づいたエミミアーナに促され、アルマは客席に乗り込んだ。再び馬車が動き出す。
シルルヴィーアが喘ぎ始めた。どうやら馬車の振動に合わせて、快感を感じているらしかった。
「アルマちゃんもやりたい?」
エミミアーナがいい、片手でシルルヴィーアの背中を支えながら、もう一方の手で双頭の張形を手渡した。アルマは、受け取った張形と、喘いでいる主人を、何度か交互に見た。やがてスカートの中に手を突っ込んでパンティを脱ぐと、馬車のゆれに苦労しながら、張形を装着した。
「お嬢様、今度はアルマちゃんが気持ちよくしてくれますよ」
エミミアーナがやさしくいい、少女の体を自分から引き剥がした。シルルヴィーアの腰が離れた後に、エミミアーナの股間からそそり立った男根型の張形が見えた。
よろけるシルルヴィーアの体を、アルマは受け止めた。
「アルマさん…」
シルルヴィーアが濡れた表情でつぶやき、アルマの膝の上にまたがってきた。馬車のゆれに翻弄されながらも、シルルヴィーアの女陰はアルマの男根を探り当てた。ぐちゅり。シルルヴィーアが深く腰を沈めた。
「あっ…はあっ…」
少女の口から艶めいた喘ぎ声が漏れる。
それと同時に、アルマに挿入された男根も圧力を受けて、より深くめり込んできた。
「うっ…くっ…」
体験したことのない快感が襲ってきた。馬車が揺れるにつれて股間の中で男根が暴れまわる。予想できず、身構えることのできない快感が立て続けにやってくる。車輪が石を踏んで跳ね上がると、男根が鋭く突き刺さり、二人の少女は激しく声を上げた。
「あぁ…あっ…はあっ…うっ…ああっ…くっ…うぅ…あっ…」
シルルヴィーアのいたいけなよがり声に頭の中を掻き回されながら、アルマはにやにや笑みを浮かべてこちらを眺めているエミミアーナに訴えた。
「え、エミさん…いいんですか…誰かに見られたら…」
「いいのよ。この道、峠を越えるまでは、誰も通りかからないから」
「でも…」
「ほら、あなたも楽しんで。気持ちよくてたまらないでしょう?」
エミミアーナは手を伸ばすと、シルルヴィーアのドレスの肩紐をずり下げ、未発達な乳房を剥き出しにさせた。
「お嬢様、なんていやらしいんでしょう」
それから彼女はアルマの隣に席を移すと、アルマのメイド服の胸元のボタンを外し始めた。
「や…駄目です…」
ブラジャーがずらされ、乳房が溢れてシルルヴィーアのふくらみと擦れ合った。その二人の少女の隙間に、エミミアーナが手を突っ込んできた。アルマの乳房を鷲掴みにして揉みしだく。
「やぁ…だめ…エミさん…あっ…はあっ…あっ…ああっ…やあっ!」
ガタゴトと峠道を進む馬車の中で、二人の少女は、互いに性器をつなげたまま、エミミアーナの愛撫を受けて喘ぎ続けた。
一泊目の宿は、シルルヴィーアの知り合いの貴族の館だった。就寝時間になると、アルマは二人の先輩に連れられて、シルルヴィーアの寝室へと入っていった。シルルヴィーアは不釣合いなほど大きなベッドに、ちょこんと座って待っていた。
「お嬢様、お待たせしました」
エミミアーナは言うと、いきなり主人を押し倒して愛撫し始めた。
「じゃあ、私はアルマさんね」
アルマは抵抗するまもなくユーナリーナに押し倒されていた。唇が塞がれ、舌が口の中を掻き回す。パジャマの胸がはだけられ、乳房が揉みしだかれた。
「ユーナさん…だめ…」
唇が離れるとアルマは喘いだ。
「駄目じゃないでしょう?」
ユーナリーナがやさしくいう。
「ほら、お嬢様もあんなに」
すぐ隣を見ると、シルルヴィーアがエミミアーナにのしかかられ、アルマと同じように愛撫され、喘ぎ声を上げていた。
「シルル様…あっ」
ユーナリーナの指先が、パンティの中に潜り込み、割れ目をこじ開けて入ってきた。
「アルマさん、お嬢様にキスしてあげて」
アルマは言われるがままに上半身をひねり、シルルヴィーアの方に手を伸ばした。シルルヴィーアも、ネグリジェを捲り上げられ、股間をまさぐられながら、アルマの方に手を伸ばしてきた。
「アルマさん…」
「シルル様…」
二人の少女は上半身を寄り添わせ、絡み合った。唇が近づき、伸ばした舌が互いを舐め合った。互いの手が、相手のふくらみをまさぐる。
くちゅくちゅという、いやらしい音が、静かな部屋に響いていた。
割れ目に挿入されたユーナリーナの指先の動きが速まると、アルマはたまらずに声を上げ始めた。
「あっ…あっ…はあっ…やぁ…ああっ…」
シルルヴィーアもまた、腰をよじらせ、背筋を仰け反らせながら声を上げた。
「ああっ…あっ…あっ…はあっ…」
やがて二人は、お互いの手をしっかりと握り締めながら逝った。
ぐったりしている間に衣服が剥ぎ取られた。
「アルマさん、来て」
同じく全裸になったユーナリーナが、アルマを促した。ユーナリーナの股間には張形が装着され、男根がそそり立ってアルマを待ち構えていた。
ユーナリーナは寄ってきたアルマの腰を掴むと、くるりとアルマを後ろ向きにし、自分の股間へ引き寄せた。
じゅぶりっ。男根の先端が濡れた割れ目に接触するのと、それが一気にアルマを貫くのが同時だった。
「あっ、あぁああああっ!」
アルマは背筋を仰け反らせて声を上げた。頭の中が真っ白になる。ぎゅっと閉じた瞳から、熱いものが溢れて頬を流れていくのが分かった。
「ひっ…ぐっ…ぅ…ぁ…」
アルマは泣きながら目を開けた。涙でよく見えなかった。自分自身の重みによって、男根は奥の奥まで突き刺さり、子宮を圧迫した。それを包み込んだ膣が激しく蠢いている。全身がアルマの意思とは無関係に、びくびくと震えていた。
ユーナリーナはアルマを貫いたまま、じっとアルマを待っていてくれた。やがて、少女の喘ぎ声が耳に届いた。まばたきすると、ようやくあたりの様子が分かった。シルルヴィーアが犯されているのだ。シルルヴィーアはアルマのすぐ足元に這いつくばり、後ろから男根をつけたエミミアーナに貫かれていた。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、リズミカルな音が響いている。その音に重なるようにして、シルルヴィーアが喘ぎ声を漏らしていた。
「あっ…はっ…うっ…ぅ…はっ…あぁ…ぁ…あっ…」
「シルル様…」
犯されている少女の姿に、アルマの膣はきゅんと締まった。背筋にぞくぞくしたものが走り抜ける。
「犯されているシルル様は、とても素敵よね」
ユーナリーナが耳元で囁き、両手を前に回してアルマの乳房をまさぐり始めた。
「あっ…ぁ…はぁ…はぁ…ぁ…あぁ…」
アルマは必死で愛撫に耐えた。逃れようとして身をよじれば、突き刺さっている男根に、中を掻き回されてしまう。
「あぁあああっ!」
シルルヴィーアが絶頂に達し、アルマの足元に突っ伏した。
「お嬢様、どうして欲しいですか? もっとして欲しいですか?」
エミミアーナが尋ねると、シルルヴィーアは苦しそうな息の合間にいった。
「…お願い…です…もっと…犯してください…私のいやらしいあそこを…もっとぐちゃぐちゃにして…」
「それじゃ」
とエミミアーナは顔を上げてアルマを見た。何か思いついたように、いたずらっぽい笑みを浮かべる。
「ユーナ、アルマちゃんのあそこを見せて」
ユーナリーナの手がアルマの太股を抱え、左右に大きく広げると、アルマの股間は丸見えになった。
「こうかしら」
「うん、とってもいやらしいわ」
「あ…いやぁ…」
アルマは恥ずかしさに、いやいやと首を振った。
「さ、お嬢様、もっと犯して欲しかったら、アルマちゃんを気持ちよくしてあげてください。やり方はわかりますね?」
シルルヴィーアは四つん這いになると、いわれるがままにアルマの股間に顔を近づけた。
「だめ、シルル様」
アルマは恐怖を感じて訴えたが、シルルヴィーアは何も耳に入らないように、アルマの勃起したクリトリスに舌を伸ばした。
「あぁああっ…!」
アルマは背筋を仰け反らせた。感じやすい肉芽から電流がほとばしり、背筋を伝って一気に脳髄へと走りぬける。シルルヴィーアのピンクの舌先がクリトリスをねぶるたびに、それが繰り返されるのだ。
「ひっ!…あぁ…ぁ…ぐ…っ!」
立て続けに逝った。びくっ、びくっ、体が痙攣する。瞳は光を失って虚ろになり、開いた口元から唾液がだらだらと流れ出した。
「アルマちゃん、すごく感じてるみたいね。お嬢様、ご褒美ですよ」
エミミアーナがシルルヴィーアの腰を掴み、自らの男根で突き始めると、シルルヴィーアも体を仰け反らせて、悲鳴のような喘ぎ声を上げ始めた。