私の日記です

熊の敷石
「熊の敷石」というのは、寓話をもとにしたフランス語の言い回しだという。
(その意味はねたばれになるので省略します)
夢からはじまって、フランスの地方に住む、ある人たちの日常と、
その中に「旅人」として入り込んだ主人公との
不思議なつながりが描かれています。
表現のおもしろさも手伝ってか、
読んでから3か月経つのに、まだ鮮やかに
内容が、頭の中に残っていますよ。
2001年07月13日 11時32分28秒

叙情詩
 今日も眠れない、っていうか当たり前? この家にいると、気分が暗くなる、といって、放っておけばきれいになるわけでもなく。わたしがやらなきゃだれがやる? ってなわけで、ちょいっとがんばることにしました。ちょいっとがんばるというのは、これがまたたいへんなのだけど、掃除をするってことなのよ。掃除、そう、掃除。さっそく洗濯機が回り始めたよ。自分は動かなくていいから、楽でいいね、これ。あら、自分が動かないっていうんなら、それじゃまったくだめじゃん。  サッシのところでは、ネコがおそろしいダミ声でうなってる。そう、この間帰って来たやつ。2週間も行方不明になっていやがって、こいつの双子のネコが、年末にやっぱり2週間も行方不明になっていやがったところ、運悪く年に2回しかしないっていう帰省中に帰って来て、庭であえなく餓死していたもんだから、本当に心配させやがって、それでやっぱり家の前を、ほっつき歩いていたところを、とっつかまえた次第。やせて毛の艶も悪くなって、あれぇ、もしかして別のネコでは? なんて思ってみたりして。  ああん、またアルコールを摂取してしまった。現実逃避の兆候。  昨晩は、掲示板のオフ会とやらに友だちに誘われるままに参加。どちらかといえば、友だちに会えればいいや、オフなんてものは皆ですっぽかしてしまえと思っていたのだけれど、その考えは甘く、ここまで来たんだから、あいさつ位はしていこうか、ああ、あいさつをしてしまったら、もう帰るに帰れない雰囲気になってしまったと、そのままずるずると居酒屋までついて行ってしまった。といっても初対面ばかり。大人数で話すのは苦手なの、うふ。うふってかわいこぶってみても無駄。ちょいとおくさん、どうなってるのこの人? 家のまわりはクサぼうぼう、そんでもって家の中は汚れ物が散乱ケモノ臭充満。現実逃避ならよそ行ってやっとくれ。  世界で一番ダメなやつってワシかのう、とふと思う。いや、一番ダメなヤツっていうのはもっとダメなはずだ。ダメにもなりきれてない、でもダメになりきりたくないの。甘えんじゃねえっ! このくそガキ!  とここで、洗濯機さんがお仕事完了。ふむ、よくやった。指図する方がエライという世の中の掟からすれば、わたしの方がエライ。でも、仕事に貴賤がないとすれば、わたしと洗濯機は同等だ。洗濯機と人格を競うワシ。  だからね、ほら、いろいろなことを知らないフリしてるわけ。  あのね、そうなのよ。  好きなのはかまわない。別に。ドラアグだって女だって何だって。あのさ、しつこいのやめてくんない?  陰口を言われるよりは、忘れられていた方がマシ。そんな感じで皆が消えてくんでしょ。ご多分に漏れずって感じで悪かったね。打たれ弱いんだよ。  汚れ物の代わりに、洗濯機さんが洗ってくれた洗濯物が散乱。5杯分はあるね。イスの上といわず床といわず廊下といわず、洗濯室といわず、至る所、布の沼。これをあれと言わずしてなんと言う。あれってあれよあれ。もう、察しが悪いんだから。じゃ、あれでいいよあれで。うちはあれ。そんなこといってる間に第6ラウンドに突入しちゃってるじゃない。あの人ぁボクサーだね。何と闘ってるのかは不明だけど、必死だね。びしっとかがしっとか音させて。ゴーゴーいっちゃって。おおおっ、すでに恍惚状態だよ。デュオニッソスだよ、バッカスだよ、って同じ人だっけ? ま、いいや。あいつが静かになったら、ブルーベリーのジャムでも舐めて布団にでも入ろうか。
2001年05月20日 04時28分10秒

赤かぶ検事
わたしのお気に入りの小説シリーズはなんといっても「赤かぶ」。
名古屋弁が最高なのです。
2001年02月20日 23時51分59秒

コンセント/田口ランディ
ホームページの最初に書く内容が、読む人(がいればの話だが)の受ける印象を決めると知っていながら、この本を選んでしまった。

理由は「一番最近読んだから」。読み終えたこの本を車にのせていて、降りるとき、さっと伏せた友人の気持ちがなんとなく分かる。ちょっと気恥ずかしい本なのだ。

でもおもしろかったです。次作「アンテナ」を読むまでは、かなり大物の作家さんが誕生してしまったと感じるほど。事実は小説より奇なり。実体験(それもかなりインパクトのある)に裏打ちされた小説は力強いです。
2001年02月19日 22時57分04秒


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