scene 12 To take or not to take ・・・



戸惑いを覚え始めた

このままでいいのか?

事実というか現実というか・・・その中に虚構が存在するような



進むべきか

退くべきか

どちらも選びたくないんだけれど



scene 11 花鳥風月



我 喜 花 美 咲

我 憧 鳥 高 飛

我 感 風 暖 走

我 欲 月 妖 光

若 相 欠 此 何

是 表 相 非 相

然 相 求 此 総

嗚 亦 不 嬉 呼



(注:文法的におかしい所はおって訂正致します)



scene 10 Good Morning







外に出るととても寒かった

肌を刺すような寒さだったので ふと思った



これは降るな・・・



ポツポツと顔に何かが当たる



雪だ



空を仰ぐと グレーの雲が一面を覆っている

そのまま空に目をやりながら歩いた



うわっ!!



足元でつまずいてしまった

幸運にも誰にも見られていなかったので安心したのだけれど

それとほぼ時を同じくして痛みが襲ってきた



いってー・・・



足首がこの寒さとあいまってジンジンと疼いてきている



この痛みも今日が終わったらおさまるだろう



でも・・・・朝だ



今日という日が始まったばかりだ



scene 9 Labyrinth



わたしは当たり前のようにここにいる

けれど 当たり前のようにいることが果たして当たり前なのか



いや 当たり前のことを当たり前だと考えるのはきっと当たり前だろう



わたしはおかしな堂々巡りに陥った



scene 8 Turning Point



It is not farewell but departure.



It is not the end but the begining...



scene 7 Silent Mebius



Keep silent

So, I can feel something



The more I consentrate on it

The more I find it "non-silent"



Is silent non-silent?



scene 6 ノスタルジア



かのじょは喜びました

かのじょは怒りました

かのじょは哀しみました

かのじょは楽しみました



それは何かの徴(しるし)のようでした



scene 5 A thing



Once you know a thing,



It cannot be unknown at all.



Even if it is sometimes forgotten,



It might be kept known foerver.



It exists in our mind as if it was an universal thing.



scene 4 Short Poem



What we want is the thing that we don't posess.



We, however, seek for it, in spite of its difficulty .



Do you have anything to gain ?



What do you want ?



scene 3 ほこり



何となく部屋を掃除した

机の中からいろんな物が出て来る

今では疎遠になった友人からの手紙

昔の写真



何気に卒業アルバムを手にとってみた



パラパラとめくり パタンと閉じた



自分の手を見てみると 手がほこりで汚(よご)れていた



過去に触れると手が汚(よご)れた・・・



別にわたしの過去が汚(けが)れている訳ではない



かと言って 汚(けが)れていない訳でもない



気がつくと わたしの手が汚(よご)れていた



ただそれだけ



scene 2 夢現(ゆめうつつ)



ある瞬間に ある景色と出会ったとき どこかで見たことがあるな と感じることがある



いつ・・・? どこで・・・?

必死に記憶をたどってみる

心の中で 自分の経験が そして過去のvisionが巻き戻される

あたかもvideoを巻戻しているかのように



それでも見つからない



やっぱり・・・・初めての景色? 場所?

いや 本当は夢なのか・・・・



もしかして・・・deja vu・・?



・・・なんて ちょっと気取って カッコイイ言葉を思い浮かべてみる



こうした ささやかな時間を少し楽しんでいたりもして



そしてまたわたしは物思いにふけるのだ



scene 1 回顧



なぜか昔にかえってみたくなった

そうだ あそこに行こう

わたしは心をはずませ そこへと足を運んだ

そこはいつまで経っても変わらない場所だった



ジャリッ ジャリッ 足が砂利を踏みしめる音が妙に懐かしい

ふと 立ち止まった

記憶がどんどん鮮明になってゆく・・・

昨日までのわたし

今日のわたし

そして 明日のわたし



この場所と同じで もう一つ変わらないものがある

それはわたしがわたしであること



わたしは 再び歩き始め そこをあとにした



PHOTO Copyright(c) 1997-1999,kiyoshi Inoue



back