◇◇現在の真宗の状況◇◇


 

 現代の葬式や追善供養(法事)は、先祖供養という「霊信仰」に基いて行われる「儀式」である場合が多いような気がします。
 親鸞聖人の教えは、根本的にこの「先祖供養」というものを否定しています。
彼が亡くなった時も「賀茂川に捨てて魚のえさにしてくれ」と言い残しています。これは、葬式という儀式には、目を向けていなかったことを表しています。また、「父母の追善供養の為に、念仏を一度も称えたことはない」とまで、言いきっています。親鸞聖人にとって、念仏とは、死んだ人の為に称えるものではなかったのです。
 このことからも、親鸞聖人の教えが、現代の、葬式や追善供養(法事)を行うのが主体となった仏教(真宗)とは、異なることが分かります。 
 

 本来の真宗の教えとは、仏法を聞いて念仏の教えに出遭うことにあるのです。
私自身、日頃単なる仏事にあけくれている僧侶生活を懺悔し、少しでも親鸞聖人の説かれた念仏の教えが広まることを願い、「歎異会」を立ち上げました。一人でも多くの人が本来の真宗の教えに出遭い、単なる儀式から脱却し、「お経だけでなく、仏法を説いてもらわなくては」という気運の高まることを心から念じております。 

 

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自己紹介(プロフィール) 真宗の教えとは? 歎異抄の解説

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