残念ながら、飼い主がいくら注意を払っても、ドッグフードの成分はいくらでもごまかしがききます。
人間の食べ物でも頻繁に食品偽装があるぐらいですから、規制のゆるいドッグフードの世界でもあって然るべきと考えた方がよいでしょう。
しかし、どれだけごまかそうと、犬の身体を観察すると、そのドッグフードが犬にとって良い作用を及ぼしているか、そうでないか、わかります。
身体は正直です。しかし、犬は喋ることができません。だから私たちが犬の身体から発せられるSOSをしっかりと受け止め、適切な処置をとることが大事です。
これってアレルギー?
特定のドッグフードを食べると、皮膚がただれて毛が抜ける。
これは化学合成添加物などが原因の可能性があります。
犬にも人間にも毒性に強いものと弱いものがいます。
弱いものはほんの少しの添加物でも過剰に反応します。
もし、アレルギーの犬がいたら、まず手作りで犬のご飯を作ってみてください。色々なメーカー出す低アレルギー食ドッグフードを取捨選択するよりも、それが一番確実です。
それでも症状が思わしくない場合は、アレルギーの原因と思われる食材を一つずつ、抜き、特定していってください。
自分で作った料理に何が入っているかは作った本人が一番わかります。
確かに手作り食は手間もかかりますが、様々な低アレルギードッグフードを試したり、病院に通院し続ける手間と費用を考えたら、同じようなものです。
なにより、自分でアレルギーの原因を特定する方が、はるかに信用できます。
犬に限らず、動物の健康状態を見るのに一番効果的なのはウンチを見ることです。
「ドッグフードの栄養を学ぶ」でも書きましたが、犬にとって重要なのは動物性タンパク質です。
動物性タンパク質をきちんと摂取した犬のウンチはコロっとしていて、濃い黄土色で量もそんなに多くありません。また臭いもそれほどありません。
臭いがきつかったり、つかめないほどゆるい,量が多いといった場合は穀物が多すぎて、やや消化不良ぎみな可能性があります。
ウンチの色がうすい色の場合は、胆汁が不足している可能性や、肝臓が悪い可能性があります。
やや白いウンチは膵臓の機能が低下している時やサプリメントを多く摂ったときに出ます。
また、尿の色は淡黄色が基本ですが、水分を多く摂った場合は尿の色が薄くなります。
犬が大量に水を飲む場合、糖尿病の可能性があります。
また、オシッコに行く回数が増えたり、オシッコがなかなかで出なかったりする場合は尿路結石かもしれません。