内田康夫との出会い(著者敬称略)


 あなたはミステリーが好きですか? 小説にしろ、マンガにしろ、ドラマに
しろ、一度はミステリーを読んで、または観たりしてドキドキしたことはある
と思います。本来は「謎」、「神秘」というニュアンスのミステリーに初めて
出会った時、私はとりこになりました。


内田康夫との運命の出会い
 私が内田康夫と初めて出会ったのは、小学校高学年の時にうちの兄が『天河
伝説殺人事件(角川文庫版)』を持っていたのきっかけです。
 きっとそれは、『天河〜』の映画が放映されていた頃だと思うので平成3年
のことだと思います。
 兄が小説を読むのは極めて珍しいことでした、何か能の表紙がインパクトが
あって(現在の表紙は宇野亜喜良さんの絵)、とても印象に残りました。

 「これ、面白いの?」と兄に尋ねてみたところ、「うん、映画でやっとって
けっこう面白い。友達と一緒に買って通学中に読んでる」との答え。

 結局、兄が持っていた「難しそうな文ばかりの本」は読まず仕舞いでした。

 でも、少し興味があったのか、『天河〜』の映画をTVで観ました(爆)。
当時、榎木孝明さん(主演)のお名前も知りませんでしたが(榎木さんファン
ごめんなさい!!)、小学生でも榎木さんの容姿に胸キュン(^−^)。
映画は良さは分かっていたのか「??」ですが...

 そんな私も中学生となり、またもや兄のおかげでティーンズ向けの『フォー
チュン・クエスト』というRPG小説を読んだり(小説初体験??)、まあ、
『金田一少年の事件簿』の小説版や『出逢った頃の君でいて』などを、始めは
マンガ以外の活字にためらいながらも、チャレンジしました。

 本の面白さに目覚め始めた時に、とうとう内田康夫と出会った。

 どうして、どうして? 私事なのですが、うちの兄は自分では読まないクセ
に妹には勧めてくる素晴らしい性癖が満ちていまして(笑)。
 書店で、兄が『天河〜』を指差して、「これ面白いって! 全部読んだこと
ないけどさあ(??)」と。でも私は、「難しそうじゃん」って戸惑うものの
手を出してみました。全部、読める自信はなかったけれど、小学生の時に観た
映画と、あの能の表紙に魅かれて...

 案の定、読むと見る見るうちに内田康夫ワールドにハマるわ、ハマるわ!!

 想像していたよりも読みやすいし、小、中学生でも分かりやすい文章だし、
に活字だけで書くキャラクターはここまで魅力的なのかと思いました。

 何しろ主人公の浅見光彦がカッコイイ〜!!^−^)。

 話が脱線しちゃいましたが(あせあせ)、内田康夫の小説って割とさらっと
読めるし、エログロとしたところがないから学生でも安心して読めるかも。

 目の前にパァーっと情景が広がるあの文章の上手さ、ご当地ものならではの
知っている、行ったことがある土地が舞台に出てくると、親近感が湧きます。
また、知らない、行ったことのない土地でも、本の読むと浅見光彦と一緒に旅
をしているようで、とてもおいしいです。

 恋あり、旅あり、歴史あり、そして推理と、色々な角度で内田康夫の小説を
体験して、私は中学2年の冬に晴れてファンになりました!!


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