「骨董市で家を買う」 服部 真澄 (著) 中央公論社
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”ハットリ邸古民家新築プロジェクト”とうたってある通り、まさに服部氏が家を建てる
までを綴ったノンフィクション。
なんと家を建てるのに骨董市に行って古美術商と話をし、福井から東京へ古民家を持ってきてしまうの
だから面白い。
よくある「こんなに大変なのよ、家建てるのって」的ドキュメントではあるのですが、
建設費用に目をむく服部氏の庶民的感覚に親近感が持てて、なかなかどっこい、楽しかった。
文中で、服部氏は骨董やさんから「骨董屋が仕上げた家は、風合いが違うよ。おいらたちは梁だの柱だのを、とろっとろになるまで磨くからね」と言われよろめいたりするのですが、読んでいて私もよろめいてしまいそうでした。
(10/29/2003)
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