Jellyfish's Note

「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン(著) 池 央耿(訳) 創元SF文庫


月で発見された死体が、どうも5万年前のものらしい。
宇宙服を着てるのに?どうみても人間なのに?
2020年代後半の精鋭科学者達がチームを組んで謎の解明にあたっていく。

よき時代のSF作品だけあって、内容が濃い濃い。
謎を解明していく過程を作者は実に楽しそうに、半分しつこい位に描いている。
ここが分かれ目。この懲り方に付き合えるかどうかで、多分評価は分かれるだろう。

だけどラストがいい。めっぽういい。
ストーリーの面白さもあるのだが、主人公が某惑星から木星を見上げた時の描写なんてすごくステキで うっとりしてしまった。
標題も、こうやって言われたらなるほどねえとしみじみ思うし、月も違った目で見る楽しさができた。
そう、月好きにはいいかも。
(04/07/2004)


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