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心霊現象に悩まされている女主人公(女子大生)だが、実はそれがストーカー男の仕業だと分かった 怒って止めることを誓わせた主人公は大学喫茶店で女友達にそのことを話すが(ホントに怖いのは幽霊より人間――ストーカー)、彼女はその男は轢き逃げに遭い、心霊現象の起こる一週間前に死んでいるという(ホントに怖いのはストーカーの幽霊) で、 Aはそれで終わり A2は死んだのは確かだが、主人公にストーカー行為を責められてのこと。女友達は男と付き合ってたか好きで、彼を盗って死に追いやった主人公を恨んで―― Bは男は死んで無い(事故は遭った?)。男と付き合ってた、この女友達の脅かし B2は脅かしじゃ無く、女友達の仕業 Cは、死んでおり、付き合ってたこの女友達がやっていた (ホントのホントに怖いのは、やっぱり人間――恋に狂った女) *枚数増えるしギャグ調になるので、B2とCは無理か (そっくりさん用意したりとか、男に弟がいて、一緒に復讐したとか……) 以下、こんな形で行こうという予定(七と八は微妙) 四日 シャワーの水が出ず、気になって覗いた瞬間に赤い濁った水が出て顔に浴びる。このニオイ……血? 五日 風呂場の排水溝が詰まり、水が逆流してきたので確かめたら、私の髪より明らかに短い、十センチまでの毛がびっしりと絡み付いていた 六日 着替えの時、テレビの辺りから獣のような息遣いが聞こえた 七日 部屋に入った瞬間、生臭い、何か腐ったような異臭が漂っていた 八日 近頃視線のようなものを感じるが、もちろん誰もいない。けれど、見られているという感覚は消えない 九日 十日 ついに、一連の怪現象の原因が判明する。どうして、わたしがこんな目に―― 「……なるほど、そりゃ怖いわー」 全てが終わった翌日、泉は大学構内で会った友人を学内の喫茶店へと誘った。 親に話せば気絶しそうな話を出来る、数少ない友達である。 彼女は泉の話を聞き、心底気味悪そうに頷く。 「気味悪いにも程があるでしょ? 目が合った時、心臓止まるかと思ったもの」 「確かに。でもさ、怪談なんかだと刃物持ってたりするけど、無くてよかったよね〜」 友人のどこか暢気な感想に泉は苦笑する。 昨晩六月十日。薄気味悪いアパートの部屋に帰る気がせずに呑んで帰った泉は、落としたイヤリングを拾おうとして、ベッドの下に潜んでいた変質者を発見した。 酒の力で気が大きくなっていたこともあり、思いっきり怒鳴りつけた。意外に大人しく出てきた男は、何度か大学で見かけた男で、端的に言うとストーカー行為をしていたらしい。 一連の行為を全て認めた男に対し泉は、公にしないかわりに、二度とやらず、近付くこともしないことを約束させた。 「盗聴器に隠しカメラだけでも相当だけど、髪や体毛だの、シャワーのノズルに血を入れとくだの、ちょっと異常すぎるねぇ」 「自分の一部を触って欲しかったそうだけど……最悪」 男にもゾッとするが、そんなに簡単に侵入される安アパートも気分が悪い。 鍵を換えたのは当然だが、早速新しい住まいを探している泉である。 「幽霊より怖いのは生きてるストーカー、ってね。で、ウチの大学なんだって? その男」 「そ。美佳も知ってるかな。えと、相沢夏彦――っていったっけ」 世間話の延長で尋ねた友人は、泉のその返事で、まるで死人が起き上がるのを見たような表情をする。 「……ちょっと、泉。それ、いつだって?」 「? だから昨日。正確に言うと、一週間前からだけど。――なに? 幽霊でも見る顔して」 「……そりゃ、ねぇ。ソイツ、知ってるよ。ゼミが同じなんだけどね」 「へぇ?」 「だけど……死んでるんだよね。今月の、三日に」 友人の言葉に、最初は怖がらせようと冗談を言っているのだと思った泉だが、ゼミの皆で通夜に行った話など、本当らしいと分かってこちらも青ざめた表情になる。 「ま、まぁもう来ないって言ったんでしょ? 多分大丈夫じゃない?」 「……だと、いいけど」 一番怖いのはストーカーの幽霊≠ゥ。 怯えた声でそう呟いた泉だったが、後日学内でその男に会い、本当に怖いのは悪趣味な女友達≠セと心底思い知らされるのだった。 |