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MoDE NEKO MiMi
〜地上最強の拳法「狐拳」 之巻〜
1「ふ。この俺に勝負を挑もうというのか。……愚かな」
すっ。男は半身になり、軽く握った左拳を無造作に前に突き出す構えを取る。
A「むっ! 藤八拳か!!」
B「知っているのか、ジョニー!?」
B「うむ。狐、庄屋、鉄砲という三つの構えからなる業で、三すくみの関係となっている」
B「その相性は絶対で、遣い手の技量とは関わり無く”必殺”である!」
かの英雄 藤豪平八郎が編み出したとされる魔拳で、
その闘気が「この拳の打ち合いのみで勝負が決まる」という、一種の不条理空間を形成する。
彼がこの業で以って露西悪のバルチーク艦隊を破ったことは、あまりにも有名である。
笑楽館 『ゼロ歳から学ぶ 「はじめての暗殺拳」』より
2「フン……」
2「世界一の拳士とたてまつられてる人間は、こっけいだねぇ!」
1「なにっ!?」
自信満々に笑い出す士郎正宗。
A「藤八拳には藤八拳で対抗するしか術は無い。どうするつもりだ!?」
2「格の違いをお前の目に見せてやろう」
2(二度と遣うまいと思っていたが……)
士郎は両の手を開き、それぞれ頭の上に上げる。そして、軽く握り開くを繰り返す。
1「ふっ、はは! 笑止!! ――お前はもう、負けている!!」
ここで三つの構えを説明しよう。
鉄砲。左手を握り、前に出す
狐は開いた両手を耳の上に上げるもの(”ネコミミ”でも”ウサミミ”でもない)。
庄屋は、肩を怒らせ、両手を膝の上に置く。
*互いの相性は、狐→庄屋→鉄砲→狐
B「えーと……」
B「石拳(
*ジャンケン)?」
A「――まぁ、そのようなもんだ」
*ネタ元:狐拳(藤八拳)・美味しんぼ(一巻。二話、三話)・北斗の拳・ガンダム(0079)・男塾(魁)・アップルシード
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