★ 書 庫 ★



私のおすすめの本の紹介をしようと思います。
良かったら参考にしてみてください。

私はジャンルにはこだわらないのですが、
一人の作家が気に入るとその人の本を
集中的に買い込み、読みあさる傾向があります。
そのため、幅広い視野からのご紹介は
とてもできそうにありません。 あしからず。。。

20世紀最後の真実    落合信彦(集英社文庫)

落合氏の本の中で私はこの本ががいちばん好きです。
サブタイトルが「いまも戦いつづけるナチスの残党」となっていて
その名のとおり、ヒトラー率いるドイツナチスの生き残りの人達を
取り上げた、かなり読み応えのあるノンフィクションです。
落合氏が何度も自らの命を危険に晒しながら取材をしたと言うだけあって
スリルと緊迫感にあふれ、且つ衝撃的で密度の濃い内容なので
どんどん読めてしまいます。次が早く読みたくてたまらなくなりました。
そして私はもうすでに5回くらいこの本を読み返しています。
あと、できたら「モサド、その真実」もあわせて読んでみてください。
こちらはイスラエル(ユダヤ側)からの視点で書かれたノンフィクションです。

落合氏については賛否両論の意見が飛び交っているようですが、
私は、彼の生き方や思想はとても素敵だと思います。
何かの紙面でこの作品のことを「ウソの集大成」みたいなことが
書かれていたのを目にしましたが、私はそうは思いません。
もしこの本に書かれていることがウソだとしたら、
こんなに臨場感あふれる文章にはならないと思うからです。
落合氏にはいつまでも現役で、素敵な文章を書き続けてほしいと思います。

2001年03月16日 20時27分53秒

100万回生きたねこ     佐野洋子(講談社)

知っている人も多いんじゃないかと思うのですが、これは絵本です。
この本は、私が小学校2年のとき教室の後ろのロッカーの上の本棚にあって
何気なく手にとってみたのが最初の出会いです。
当時の私は本を読むこと自体好きではなく、
ただ「猫が好き」というだけでこの本を手にしたのですが、
イラストのインパクトがとても強くて内容に関してはそんなに関心がありませんでした。
そして6年生くらいになって読みかえしたときはいつもあっけなく死んでしまうねこに
滑稽さを感じていたような気がします。
最近また無性にこの本が読みたくなって買ってしまいました。
22歳になった今は、この本は大人のための極上の恋愛小説だと思います。
とってもイイお話なので是非読んでほしいです。
2001年03月04日 23時50分14秒

夕方らせん      銀色夏生(新潮社)

たしかこれは、いつも詩やエッセイしか書かなかった銀色夏生さんが
はじめて出した短編物語集だったと思います。
装丁もとってもきれいでかわいいのですが、なによりも文章がとってもきれいです。
そして全体的に静かで透き通った感じのほのぼのした物語たちです。
恋の物語が多いのですがなんとなくせつなくなるような気もします。
言葉ではちょっと表現し辛いので読んでくださるとうれしいです。

私は「若草のつむじ」という物語の
「困ったときは遠くを見よう。近くばかりを見ていると、迷うことがあるから」
という部分が今でも覚えていて、とても好きです。

銀色夏生さんの文章は私が目指す理想に一番近いような気がします。

2001年03月04日 23時42分19秒


ご意見、ご感想はこちら★



トップページへ★




Bookend-Shikibuのページへ | メイン | 今すぐ登録