第二詩集


目次

1.虐げられた心
2.部屋にある植物

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虐げられた心

心は、長い年月をかけて
虐げられてきた
多くの人によって
自らによって
もう、取り返しはつかないだろう

空はいつも空虚だ
物質は悲しい

虐げられた心を
察する人はいるだろうか
虐げられた心に
人は吐き気を覚え逃げていく

虐げられた心は
ペンだこの様に硬くなって
楽しさも、悲しさも
薄くなってしまう

ただ、かすかに残った
切なさが
いつまでも残り続ける

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部屋にある植物

植物がおいてある
化学物質の漂う空気に
かびの生えた土に
貧弱となっている植物である
葉はウイルスに侵され
根には菌類が進入し
ねばねばと弱ってきている

私はいつも
目を大きくして
それを見ている

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