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第1回
1983年10月号 |
さて、今回からはじまったオタッキー企画。
「明星ヤンソン」から時代をえぐっていくという至極、高尚なコンテンツ。
えっ?そんなことない?オヤジの郷愁?
まあ、そりゃその通りかもしれないけどね。
でもそういうのがひとつぐらいあってもいいじゃないですか。そういうのばっかりかもしれないけどね。
栄えある第1回は1983年です。
表紙はのっけから欽ちゃんバンドですからね。衝撃的です。ここに出ているのは、フルメンバーですかね。
萩本欽一、佐藤B作、風見慎吾、清水由貴子、小西博之、清水善三、天園翔子。
清水善三はテニスプレイヤーかなんかの息子で、彼もテニスがうまかったような。
それにしてもキャッチコピーがすごい。
「学芸会的友好第一楽天楽団」
とはねー。確かに学芸会の最たるものではあったけど。あの当時の欽ちゃんだったからできた技だよなあ。今だったらボコボコにされてるぜ。長野五輪でも実証されたようにね。
この表紙、清水由貴子の髪型もさることながら、ヤンソンのキャッチコピーでも笑えるんだよね。
「歌とギターとピアノのヒット曲マガジン」
だもんな。てんこ盛り過ぎ。テーマ掲げすぎ。たかだか付録で。俺は単なる歌詞本かと思っていたけど、趣旨はそうじゃなかったらしい。音楽少年少女のための本だったのねー、と改める次第です。
この当時のヤンソンは裏表紙が広告ページになってます。しかもレコード会社の。
と言うわけで、CBSソニー(現・ソニーミュージック)の一押しを見てみることにしましょう。
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誰だよ、お前ら。
伊藤麻衣子ですよ、伊藤麻衣子。
現在は「いとうまいこ」として「中学生日記」に出たり、カウンセリングまがいのことをしている、伊藤麻衣子です。
「1億人のクラスメート」
というコピーが実に泣かせますな。1億人もこいつのこと知らないっつーの。
デビュー曲は「微熱かナ」でしたね。彼女は歌では芽が出なかったけど、大映ドラマの「高校聖夫婦」に出てブレイクしましたな。
そのあとの「不良少女と呼ばれて」が真骨頂でしたが。
こうしてよくみると、小動物顔ですな。小動物って?なんて質問はしないように。ギャグは勢いが大切なんだから、そのまま放置しておくのが一番です。
ところで隣の中途半端なヤンキー。
銀蠅一家ですよ。銀蠅一家。
今のつんくファミリーと言えばわかりやすいでしょうか?
この当時はもう下降線を辿っている頃ですね。だから、いまいち乗り切れない不良を見繕ってきた、なんて事態に陥るわけです。
第三の男、とあるけれど、彼以外に誰がいたと言うと、
嶋大輔、紅麗威甦(グリース、と読みます)
などです。紅麗威甦の場合はバンドなので、そう考えると第3ではないのでは?と冷静に突っ込まないように。
所詮は不良なんで、嵐にいさんも数勘定できないんですから。
あえてフォロー入れるのならば、紅麗威甦のリーダーは杉本哲太なんです。彼を1とみなしているのかもしれないですな。嵐にいさんは。
それだったら、納得できるでしょう。
別に納得しなくてもいいけど。
ここでひとつ皆さんからの疑問を。
「銀蠅一家」とはなんぞや?
実は、横浜銀蠅、と言う目一杯不良の皆さんが集まったロックンロールバンドです。
リーダーは嵐ヨシユキ。先の参議院選挙でうかつにも立候補してしまい、
「政策?んなもんねえよ。ロックンロール魂を見てもらえばわかるよ」
と、暴挙な発言をし、やっぱり不良上がりは信用置けないと言う負のイメージを植え付けてしまったお方です。
政策ねえよって、お祭りじゃねーんだから。よしてくれよ。
あとは、翔。これは皆さんも知っているでしょう。未だにリーゼント頭の人間文化資料です。フジテレビのものまね番組の司会もしていましたね。
脚光を浴びかけたところで、大麻で捕まってしまいました。
最初は否定してたんですが、結局吐きましたね、そういえば。往生際が悪すぎます。
ロックンロール魂とはそんなもんかと信用置けない負のイメージを植え付けてしまったお方です。
なんかこいつら、その後の人生余計って感じだな。
あとは割愛するけど、JohnnyとTAKUってのがいました。
割と普通です。もしかしたら不良じゃないのかもしれません。
不良ビジュアル系だったのかもしれません。大人しすぎて。
だから女性ファンはこっちについていたと思われます。
そして男はリーダーと翔に。うまくバランス取れてるじゃないですか。計算高い不良だな。悪いやつほどビジネスはうまいと言うけれど…。
んで、その横浜銀蠅とはこんな方たちです。
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任天堂に許可は取ったのでしょうか?
この曲は化粧品のキャンペーンソングです。
(化粧品のキャンペーンソングを知らないボーイズ&ガールズは近くにいるサーティーズに聞いてみよう!)
キャンペーンガールは夏目雅子でした。
TCRとかRSとか名前にくっついているのにも意味があるそうなんだけど、そんなことあたしゃあ知りません。
ところで、銀蠅一家ですが、嶋大輔をゲットしたのをきっかけに彼らは子分を集めていきます。(そこが実に族っぽい発想)
その中で、女性もいました。しかし同じ血を引く者(要するにスケバン)だったため、これではというんでこさえたのがこいつです。
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はっきり言って著作権無視ですな、このサイト。いいか、マイナーだから。
いわゆるマスコットガールです。この辺の発想も彼ららしい。ビーバップハイスクールの中山美穂のような。しかも名前が小百合だし。
不良にとって小百合と言うう名前は憧れなんでしょうか?清楚なイメージでもあるんでしょうかね??吉永小百合の影響かいな。でもアジャコングだって、さゆりじゃなかったっけ?
これって、世に出てくる順番が違っていたらきっと「さゆり」の持つイメージも違っていただろうな。
大丈夫か。アジャコングで認識されるから。
有名なのがこの曲ですが、あとは「ドキドキハートのバースディパーティ」なんて歌も歌ってましたね。覚えちゃいませんが。
現在は、たまにレポーターとして活躍生き残っているようです。
彼女はこの年にデビューしているのですが、ちょっと他の同期も見てみましょう。
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左側、真屋順子じゃないですよ、念のため。
彼女結構歌うまかったんですよねー。顔がこれですから、アイドルとして成功しなかったのもうなづけます。と言うより、それは冒険でしょ。
よく目を凝らしてみるとですね、寸評で<実績度>ってのがあるんだけど、引用すると
「デビュー曲『脱・プラトニック』は最高位50位ちょうど。2曲目のこの曲も初登場92位と、期待できるポジションにいます」
期待できねーよ。
92位なんて、演歌の密集地じゃねーか。
コメントを書くライターも大変だったろうなあ。賞レース(昔はこういうのがあったんですよ。賞に権威があったのです)は諦めたほうがいいです、とはいえないもんねえ。
お隣は「ジェームスディーンみたいな女の子」大沢逸美ですね。どうにも阿木耀子がつけそうなフレーズです。(本当は違うんだろうけど)
ところでジェームスディーンみたいな女の子ってどういう意味だろう?早死にするってことか?そりゃアイドルとしては短命で当たりだったけどな。でもいやだな、そんな当たり。
彼女のこの曲はどうやら2曲目だそうです。ちなみに3曲目が9月に発売されるそうなんですが、その曲のタイトルが「ダンシング・レディ」。
よせよ、そんなタイトル。80年代だから許せたんでしょうね。でも、今は80年代回帰現象起きてきているから、いいかも。いいかもって言ってももう彼女もいないから。
(ちなみにこの曲は浜田省吾のカバーです)
新人を(今は芸能界で探すのは大変)いじくるのはここまでにして、当時一線だった人の曲をここで近田春夫先生に論評してもらいましょう。
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ラガッツオ、と言う会社は存続しているのでしょうか。
非常に気がかりです。ハルヲフォンがない今、それも潰している可能性大です。誰か調べてください。「考えるヒット」(だっけ?)の連載だけじゃやっていけないでしょ。
「恋のぼんちシート」の印税だってもう入ってこないでしょう。
トシちゃんはこの当時「さらば…夏」を歌っていたんですね。今は自分がさらばですが。
80年代前半はたのきん絶好調です。この当時はこんなことしています。
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火花をビートと読ませちゃうんですから(でもさすがに恥ずかしいと見えて、小さいルビにしてあるところが健気ですな)仰天です。
紹介文で、トシ・マッチ・ヨッちゃんの主演映画も…なんて書いてあるけど、それは嘘でしょう。ヨッちゃんは脇役(常に)じゃないですか。ヨッちゃんが主役を張ったのは、併映の「三等高校生」ぐらいでしょ。
そんなヨッちゃんも一応がんばってます。こんな感じで。
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やめたほうが良かったよなあ、やっぱり「グッバイ」って言う名前は。絶対ネタにされるネーミングだよな。
ヨッちゃんは自分たちで決めたと言ってたけど(なかなか決まらなくて散会するときにグッバイ!と誰かが言ったのをピンときて決めたらしい)、それはマスコミ的な嘘でしょ。
だって、ジャニーズだよ。
少年隊とかシブがき隊、キンキキッズとか自分で決めたと思う?ちゃうでしょ。だったらねえ。この名前だって。
もし自分たちで決めていたとしたら、本当にグッバイだよな。
グッバイといえば、面影にグッバイと言うのがありまして…。
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当サイトのスターです。
もうこの面影ないでしょ。今じゃもうオジサンの領域だからなあ。
もうじき50じゃないか?杜夫も。
それはそれとして、実に酔いしれそうな歌ですね。歌詞も爽やかエロって感じですよ。
♪薄い水着で Baby 感じあいたい only you
ですからね。
いまどきこんな歌を好んで歌うやつはいないでしょう。
てか、こんな歌詞を採用するプロデューサーもいないでしょうね。
(ちなみに作詞の大津あきらは女優・根岸季衣の旦那ね)
Babyとか、何の意味もないですから。単なる「間」だよね。字数合わせ。
こんな歌を歌っていた杜夫さん、やっぱり素晴らしいです。
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さて、皆さん、いかがでしたでしょうか?
1983年、と言う時代が理解できたでしょうか?
(できっこねーよ)
かいつまんで言うとですね、映画「フラッシュダンス」が公開されたりですね、ユーミンが年末に「ボイジャー」を発売したりですね、マイケルジャクソンのスリラーがバカ当たりした年なんでありますよ。
あと、東京ディズニーランドが開園した年でもありますね。
時代は80年代回帰です。
是非このコンテンツについてきて欲しいです!
ついてこれるかお前ら!
シーン。
えー、それでは最後に、クイズでもやってってくださいな。
あ、間違えて応募なんかしないように。
それでは、また次回!
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