消せない記憶
あなたへの想いはもう 過去の1ページになったはずだったけど
まだちょっとだけ あなたが 好きみたい
伝えることも 伝わることもなかった想いだけど まだ 消せない記憶
勢いで頼んだツーショットの写真 数えるほどしかない携帯の保護メール
がむしゃらに追いかける恋ばかりしてきた私だったけど
不器用なあなたを見ていると 遠くから心に抱きしめる想いだけで 胸があふれそうになったよ
学校じゃ話すこともできなくて 授業中にそっと目で追うことしかできなかったけど
でも 片想いでいいなんて思えた恋ははじめてだったから いつもより大切な恋のような気がしてた
“お互い夢に向かってがんばろうね!”
一度だけ お互い夢のことを メールで話したことあったよね
あなたのその言葉は 私だけにくれる言葉じゃないってことくらい 私だってわかってたけど
あなたのそのひとことで 何でも頑張れる気がしたよ
いつの間にかメールもしなくなって あなたとの関わりはどんどん薄れていったね
保護したメールを見るたびに 消しちゃおうかなって思うけど
まだちょっとムリみたい あなたの過去の言葉で まだ胸がキュッってなるの
あなたへの想いはもう あのときみたいな“好き”じゃないけど
だけど まだちょっとだけ あなたが 好きみたい
ときどき見せる その無邪気な笑顔が いつもクールでぶっきらぼうなあなたと違いすぎて
過去の記憶の私がドキッてしちゃうよ
彼女がいるって聞いたとき ちょっと心があったかくなったの
だってあなたが選んだコだもん 絶対素敵なひとだから
あなたの隣を一緒に歩きたかったこともあったけど もうあなたには大切な人がいるんだね
しゃべったことなんて全然なくて メールもすごく素っ気ない気がして
どうしてあなたに恋しちゃったんだろうなんて 後悔したことだってあったけど
ちょっと大人の恋した気がするよ
今なら言えるの あなたへの気持ち
好、き。
たった二文字の言葉に戸惑いながら生きているけど
あなたに出逢えてよかったなぁ
もう少しの間 消えない記憶になりそうだけど
ありがとう
恋させてくれて