拳銃


灰煙色の空に 一羽の白い鳥が溶けて行く


・・・オマエハ”ジユウ”ナンダネ・・・


そう思うと無性に憎らしくて

指で銃を作って打ってみる


”BANG”


鳥は消えた 鳥は堕ちた

もう鳥は飛べない


顔を上げてみる

まだ彼は翔んでいる


当然だ


僕はふっと嘲笑って

自分に翼がない理由を考えてみる


あの鳥は 僕の知らない世界へ飛ぶのだろう?


僕はあの鳥の知らない世界を 一人歩いて行く・・・