『THE INSIDE STORY』
(邦題 ギターに愛を)
Gt ロベン・フォード
Keyラッセル・フィランテ
Ba ジミ―・ヘイスリップ
Ds リッキー・ロウソン
PRO スティーブ・クロッパー
何にしようかとラックに向かったわいいがなかなかこれだと決めかねてしまった。
やっぱり一枚目は誰もが聞いたことがあるやつがいいかと思ったがやっぱ最初に
このページのイメージを作るにはちょっと無理しようかと思ってこれを手にとってしまった。
ロベン・フォードを最初に見たのはWOWOWでの番組。番組はTUBEのギター
春畑道哉さんがLAに行きギブソンのギター工房や音楽専門学校にいってなんやかんやとする傍ら
春畑さん憧れのロベンとのセッションをしてしまうという企画。
当時派手なギター・トリックばかりに目がいってしまっていた私はあまりその二人には強い関心が
もてず、(今思うと恥ずかしいくらい、今となっては全くその逆かな?)
まあギターがこんなにも大々的に取り上げられている番組はなかったので
ビデオでチェックしてコレクションにしようかな?程度にしか思っていませんでした。
今ではこのビデオを見るたびに『録画していてよかった・・・』とおもう。
ここで取り上げたレコードは去年買った。確かカッティングについて本格的に勉強し始めたころだったと
記憶している。中身はロベンフォードのギターを中心にした「フュージョン」ってところ。
でもね、特徴を言えばものすごく『ブルーズ』テイストが強いということ。
タイプ的にはセッション・ミュージシャンでなんでも来いって感じだけど
どこを切ってもブルーズ風というか。でもそれがぜんぜんくどくなくて、とてもGOOD!!!
白人ブルース・ギター・プレイヤーは有名どころで絶大な人気を持つクラプトン、なぜ今あなたは逝ってしまった・・
のスティービー・レイボーン、ごりおしのゲイリー・ムーア、100万ドルのジョニ―・ウィンター・・ets
まあ挙げればきりがないくらいいるんでしょうがここで挙げたギタリストとはちょっとちがう
ロベンの弾くフレーズにはモロ・ブルーズのフレーズもあるがセッション系特有のちょっとジャズっぽい
フレーズがところどころ出てくる。しかもその使うタイミングと使い方がおっかない。
タイミングというよりも・・・なんかこうとても自然に溶け込んでるというような感じであって
溶け込んでいるだけあってまわりのフレーズとのつながりが強く、よくいう『歌っている』とでも
いうのか。
アルバムの中の曲で言えば「愛を込めて」「誰よりも」は特にギターで歌っていると思う。
ギターの聞かせどころで言えば「マジック・サム」「ティー・フォー・エリック」はカッティング
ジャジーな「インサイド・ストーリー」「ファー・アウェイ」
ロベンがヴォーカルをとっている「ノース・キャロライナ」「ニード・サムバディ」といったところ。
またバックの3人は「イエロー・ジャケッツ」のメンバー(ロベンは結成の‘80年にメンバーの一員
ではあったが、‘82年に脱退)であってそれぞれの腕は言うまでもなく・・・。
私はキーボードに耳が行ってしまうんですな。
ブルースの普遍性を感じさせるロベンのギターだけでなく、バックの3人もそれぞれがいい味を出している
8曲しか入ってないのでちょっと少ないかも知れないがどの曲もいい雰囲気をもちあわせている。
「音楽は最終的にブルーズに戻る」なんていう言葉がライナーノーツには載っているが
ロベンのギターを聴いた時の気持ちをあらわすには
「音楽は最終的にブルーズに戻る」・・・。
一番当てはまるのかもしれない。