MY RECORDS MENORY

まだ3回目というのにかなり迷ってしまっている。自分はギターをやっているのでギターに比重を置いた
CDが多いためここが「このギターアルバムがね」ってタイトルならば、さぞ題材の決定は
容易になるでしょう。でもそうなってしまうとごく限られた人に対してしか発信しているようにおもえて
それはちょっとやだなーって。  「じゃあ一枚目はなんでロベン・フォードなの?しらないそんな人」って
感じた人もいるかもしれませんが、そこで悩んでいたらいつまでたっても更新できないので
もうわがままにいきます。でもできるかぎり「こちらから訪問者を選ばない」、そんな一枚を選んでいきたいと思っています



3回目はちょっと背伸びしました。まあ僕自身実際背がちさいけど・・・もうええちゅうねん!!
 

「TeーVou!」
                  ROY HAYNES  (Drums)
                             Donald Harrison  (Alto Sax)
                       Pat Metheny  (Guitar)
                        David Kikkoski (Piano)
                         Christian Mcbride(Bass)
 

とうとうこの領域に踏み込んでしまいました。ぶっちゃげた話、一枚目にこの「領域」からスタートしようかとも
思ってたけどそうなるとなんだか堅苦しい感じになるかなっていうか、なんだか変に凝っちゃって結局HP自体の
アップが伸ばし伸ばしになると思ったし。そろそろこういうのもいいかなって・・・。

 「タイトルなんて読むの? 」って思ったと思います。
心配ご無用。なんせ僕だって確信をもって言えませんから。ははははは・・・。
なんとなくですが「デ・ヴ」だったか「テ・ヴ」だったと思うんですが、まあ時間があったらそれぞれで見てみてください。

メンバーを見ただけでこれがどんなジャンルなのかぴんと来た人ならばもう現物のCDを持っているかも知れませんね。

このCDを聴いたのは僕が以前やっていたバンドでの「曲決め」(コピーバンドをやっている人は分りますね)
をやったときに、サックスの五十嵐さん(部活の一つ先輩現在OB)から聴かせてもらったのが最初。

三曲目の「JAMES」というパット・メセニー(以下メセニー)がライル・メイルズ(メセニー・グループのキーボード)とともに作った曲をやろう!!ってことになり、これかけて!!ってなったときに聴いたんです。
そのときは「テーマ」が親しみやすくていいな!!って思ったんですがなんせドラムがなんていうんでしょう。
「ウネッテル」って言うんでしょうか。「唸ってる」????どっちだろう????

テーマのキャッチ―さ、構成の分りやすさから候補的にも強いかなって思ったんですがなんせ
CD全曲の『雰囲気』ですね・・・。
その雰囲気のあまりの存在感に結果としては別の候補曲が決まってしまいました。

これは僕が思うことですがそれまでのバンドの題材が巷で言う「コンテンポラリー」なもの
(うわー・・恥ずかしい、言っちゃった。フュージョンって言っておけって)
であったために、このCDのもつ『雰囲気』(=「モダン」的なものになるのかな?)
があまりにも遥か彼方(技術的にも音楽的な面でも)に感じてしまったからなんでしょう。
メンバー見れば分るジャンってひともいるかも知れませんが

当時僕なんかは「ギターがメセニーか〜・・うーん・・それっぽくできっかな?」って程度にしか考えられなかったので。
木を見て森を見ず。

それからしばらくして僕はマイク・スターン(このコーナーに登場予定)のライブを見に東京ブルーノートへと
行きました。去年の五月だな、確か・・・5月9日。二回目のブルーノートも「しまった!!マイクスターンだ」
状態だった訳で、ここらでマイケル・ブレッカーでも見たいんですが、まあその辺の話は後にして。

ライブが始まるまで時間があるんでビールを飲んでいたんですがそのとき店内でかかっていた
BGMがこのレコードだったんですね。なんとなく「うわーかっこいい・・・ん?  ギターってメセニー?でもなに?」
って。単にブルーノートの「音響」とか「内装」だからって言ってしまえばそれまでですが、あまりにも
以前聞いた時との印象の違いに興奮してしまいました。(まあマイクスターン、そして今回はデニス・チェンバース
に接近できるということで始めから異常興奮でしたが)

1曲目の「LIKE THIS」はオープニングにはぴったりといった感じの割とアップテンポなやつ。
3曲目「JAMES」はROYのドラムではじまりあのキャッチ―かつあったかい(僕はそう感じてしまうのです)
テーマの曲。思わず口ずさんでしまうくらいですね。いいんだなー。いつか自分でやってみようと思っている曲の
最有力候補間違いない!!。
4曲目はスローなバラード「IF I COULD」。前三曲の箸休めというより完全に聞かせどころ。
5曲目はチック・コリアのブルース「BLUES M45」これはおいしいですよ。
6曲目はモンクの「TRINKLE TWINKLE」テーマの部分がやっぱモンク・ナイズって言ったらいいんですかね。
セロニアス・モンクって人はいったいどういう風に「音」を聞いていたんでしょうね。
なんでも彼にしか聞えない「調」があるらしいですが。
7曲目「TRIGONOMETRY」はテンポが手伝ってかテーマ、ソロともに切れがいいかなって。
とくにメセニーのギターとDonaldのSaxの「掛け合い」が聞き所。
ここまではっきりと「掛け合い」をやってる曲って自分が持ってる音源の中でこれだけかも?
 
 

リーダーであるROYはかなりのお年を召しているにも関わらず全編にわたって叩きこんでます。
最近ゲイリー・バートン(Vib)のリーダー作「LIKE MINDS」でもROYは負けていません。

まだジャズに関しては素人なのでかなり思いきって言いますが

ROYが叩いていることで『モダン』さがより強く出ている
のではないかと思うのです。

またギターのメセニーはサイドの域を遥かに越え、あたかも「メセニーのTE VOU?」といっても
いいくらいに弾いています。本当に弾いています。メセニーファンでしたら買っているでしょう。当然のごとく。

それと個人的にはPianoのデビット・キコスキーがいいですな。早いテンポでのほうがその
良さが増します。(あくまでも僕においては)彼は僕が持っている他のレコードのなかでも弾いています。
それはいつかここで登場させる予定なのでネタ枯れ防止策としてあえて多くは。
 

メンバー的な部分を見れば「玄人」受けするレコードなのかも知れませんが、例えば楽器とかやってない友達から
「なんかジャズっぽいやつ貸して欲しいんだけど」って言われたときにはこのレコードが上がりますね。

以前だったらジョシュア・レッドマンの「WISH」を貸したけど

「TE−VOU!」の『モダン』な感じを聞いて欲しいですね。



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