前回の更新から一週間近く経ってしまいました。いや〜・・・やっぱまめに更新するって大変ですね。
いまさらになってちょっと弱気になっています。(笑)いかあん!!夜は長いのじゃ!!
風邪はひかないに越したことはないんですが、ギターの方は弾かないわけにはいかないので最近は
自分のPCに向かう時間がほとんどなかった。 でもここらで新作に取り組まんと・・・。
さてさて・・・4枚目は何にしようかな?
世の中にはそれはもう数え切れないくらいの『アーティスト』がいますが、その全てのアーティストの音を聞くことは出来るんでしょうか?
僕は「まあ 無理だろうな〜」って思いますが、世界は広いですからひょっとしたら何人かはいるかもしれませんね。
ん?ひょっとしたらピーター・バラカンさんてそのうちのひとりなのでは?(ちょっとそんな気が・・・)
あるアーティストを聴き始める「きっかけ」って色々ありますよね。友達にすすめられてとか、メディアからとか、ふとした事から
耳に止まったとか?(二枚目の小谷さんは当にそう!!)。
でもそういう「きっかけ」さえもないアーティストってものすごく沢山いて、へたすると自分が仏様になるまで聴かないなんて
音楽はきっとあると・・・。
僕がギターを始めなかったら、ギターの先生に教えてもらわなかったら一生このイット・バイツにはめぐり合わなかったんではと、
この文を書いてるからなのかそう思えてくるんですよ。
イット・バイツ自体がものすごくマニアックなアーティストであることは
僕のまわりで(少なくとも同じ世代で)は誰も知らないってことがよく物語ってます。
イット・バイツ知らないの?って言ってるわけではないのでその辺はご了承を・・・ごめんなさい。
ん〜・・・どう切り込んで行って良いのか。今回の一枚はいままでで一番マニアックレベルが高いのでおすすめって言って良いのか?
それよりは「こんな人達がいて、こんなバンドをやっていたんだ」ってことにしましょうか。
高校の頃、1年だったかな?その頃はもうギターを始めた時だったから、そりゃあもう何でもカンでも目に入ってくる、
耳に入ってくるものには敏感でした。特にギターを習っていた「我が師」のアパートの部屋はまさに・・・って言ってもたとえようがない。
まあとにかく全てが刺激だった。そこで見てきたものは全て「正しい」と思ってた。師が「こうだ!!」言ったらなんの疑いもなく
そう思ったし、そうしていたし。今思うと結構偏ったものだったかもしれませんが、そんなことを思っている
今現在でもあの空間、時間は決して忘れることの無いいい思い出です。
結構強引に通ってたから師本人にとってはいい迷惑だったかも? 多分そう。
ある日師の家から帰るときにふとCDプレイヤーの上のレコードに目が行きました。
ドリームシアターのセカンドがそこに。少し前に雑誌で取り上げられてたんで名前だけは知ってはいたんですが
その頃は「プログレ」なんて情報は自分の中にまったく無かったので全く知らなかったし。
師はファーストアルバムからのファンでやっとでたセカンドに偉く喜んでいたのを覚えています。
普段は静かな感じの師があれほど興奮して話しているバンドだからきっといいに違いない!!っと。
そのときに師がドリームシアターのデビュー当時の話を・・・。
「・・・アメリカがドリームシアターなら、イギリスはイット・バイツがね・・・・」と。
それが「きっかけ」ですね。うんうん、いかにも「きっかけ」だな。すごい。きっかけきっかけ・・・。
それからはもうCD探し!! DT(ドリームシアター)はすぐに見つかったけど一方のIB(イットバイツ)は?
そりゃあもう苦労しました・・・ほんとに。とにかく無い。おっきいレコード店いってもアーティスト名のプレートさえも・・。
やっとファースト見つけたときには「なんてすてきなレコード店なんだ」って本気で思った。
それほど無かったんですよ。まあ探してること自体そのものを楽しんでいた感もあったからいいですけど・・・。
今回紹介しているのはセカンドなんですね。手に入れたのはなんかのライブでにいった東京で見つけました。さすが東京!!
内容はというとプログレっていうよりハードロックですね。師はプログレだってことで僕にすすめてくれましたが
僕にはハードロックとかプログレロックとかの「線引き」は出来ないので聞いたままの印象でいきます。
編成はフランシス・ダナリーがギター弾きながらメインで歌って、リチャード・ノーランがベース
ロバート・ダルトンがドラム、ジョン・ベックがキーボードとサブ・ギター(よ!!マルチ君)
あと全員でコーラス。うまいな〜。
プログレって言うだけあって劇的な曲展開、変拍子の挿入、10分くらいの長い曲と、まあ「普通」に比べて見れば
ちょっと「違う」かなって所はありますが「POP」さがそれを普通である感じにさせてるんですね。
あと師が言っていた言葉を借りるとこのバンドの味は「アンサンブル」だそうな。それがどこなのかってことは
まだ僕自身が未熟なので具体的には指摘できないのですが、ギターを弾いている僕から言えることは
「この曲を弾きながら歌ってるフランシス・ダナリーって凄い!!」ですね。単純に。
(ちなみにフランシスはギターを選ばない!! 高いギターも持ってることは持っているらしいですが
基本的には安いギターを持っているとこしか見たこと無い、写真でね。フェルナンデス、ビル・ローレンスとか)
来日公演も二回だけあったそうですが、あの音楽ライター伊○正則さんは二回とも足を運んだそうで。
どちらのライブでも伊○さんはその演奏力の高さを評価していました。そんなこと言われるとライブ見たくなるけど
もう解散してしまっているからな〜。でもライブ盤が出てるからちょっとはその凄さを垣間見れるかも?
そうだな、あと「ジョン・ウェットン」(データが無いのでどんなひとなのかは分りませんが)が来日したときの
インタビューをテレビでやったときに聞いたんですが、ジョンさんのバックを固めていたのがフランシス以外の
3人さん。そこでジョンさんは3人をかなり評価していました。イットバイツを評価してたんだと思いますが、
「当時イギリスでまともに『演奏』することが出来るのは彼等ぐらいだったよ・・・」って言ってました。
それでバックが全員「元イットバイツ」だったんですね。それもすごいことだ。
成功を夢見てロンドンに出てきた頃は郊外の空き家を不法占拠し、飲まず食わずの日々の中
いつか訪れるであろう成功を信じて猛練習に明け暮れたそうな。頑張ったんですね。果たして「成功」したかは
僕が判断できかねますが。
今現在はフランシス・ダナリーがソロになってNYを拠点に活動しています。アルバムも4枚くらい出してるのかな?
何年か前にはロバート・プラントのソロのバンドでリードギター弾いていたし。(同じイギリス出身からなのか?
それともやっぱイギリスでは評価のほうは今でも高いのでしょうか?)
いずれにしてもかなり積極的な活動らしいです。その勢いでイットバイツ復活を期待してやまない今日この頃・・・。