「WORLD OF MORRISSEY」 MORRISSEY

一番大事なシンガーの一人。色々聴いたが、またここに戻ってきたという感じ。これはEMI時代の最後のアルバム。

リリース当初はなんか意味不明のアルバムだったが、次の「SOUTHPAW GRAMMER」がRCAから出たことにより、

契約の都合で出たアルバムだろうと推測される。選曲はMORRISSEY自身によるらしい。シングルのA面やらB面やら

アルバムの曲やら新曲やら選曲には全く脈絡を感じられない。時代も初期を除くとまんべんなくだし、曲順にも

なんの意志も統一性も感じられない。なんかこう書くと悪口のようだが、結構気に入っている。

普通のベスト盤みたいな物よりもよっぽどMORRISSEYらしいコンピレーションだと思う。

 

 「VILLAGEGREEN PRESERVATION SOCIETY」 THE KINKS

以前キンクスのこと今は良い、昔はいまいちと書いたが・・・訂正・・・昔もいいや。このアルバム最高。

・・・あれー、昔このアルバム持っててその時はいまいちと思ったんだけど・・・あれー

人間て信用できない、あるいは変わるもんだよ・・・

まあそんなことはおいといて、このアルバムは68年発表、ビートルズがホワイトアルバムを出した年か。

ヒッピーやら、フラワーやら、サイケデリックやらが花盛りの時に、イギリスの架空の片田舎のことを

歌ったアルバムをキンクスは作ってしまいました。リリースに関してのごたごたも重なって全然話題に

ならなかったそうだ。まあ、今の目で見ればそんなこと全然関係ないからね。ブリットポップの源流のひとつかな。

しかし、リマスターの割にはなんか音悪いなこれ。荒い感じ。

 

 「OK COMPUTER」 RADIOHEAD

97年発売の3rdアルバム。実は、レディオヘッドってあまり好きじゃなかった。ポップな物が好きな

人間からしてみると、レディオヘッドって暗すぎというかシリアスすぎというか、バンドの良さは認めても、

個人的にはちょっと勘弁って感じだった。だから1st以外、あまりちゃんと聴いたことがなかった。

ところが最近(遅い)このアルバムを聴いてみたところ・・・良いです。すみませんでしたって感じ。

いや、このアルバムを悪く言う意見を見た記憶がなかったので、聴いてみる気になったのだけど、

本当にこれは良いです。聴いた感じは今まで持っていたレディオヘッドのイメージどうりなのですが、

クオリティーが著しくアップしてる。ここまで来ては個人的な好みがどうのとか、もう言えないな。

一曲目「AIRBAG」のイントロからやられました。

 

 「URBAN HYMNS」 THE VERVE

私的には97年のイギリスを制したアルバムだと思っている。いや、このアルバムがと言うよりも、

「BITTER SWEET SYMPHONY」だろう。この曲のクリップをテレビでたまたま目にしたとき。

久々にこれだと思いました。この年はオアシスのサードも出たけど、完全に食われた印象でした。

このアルバムは「BITTER SWEET」だけじゃなく、他にも良い曲がいっぱい入っていて、

ヴァーブの集大成っぽく、正直次のアルバムではこれを抜けるのかと心配になるくらいだったが・・・。

しかし99年4月解散。そろそろ、ボーカルのリチャード・アシュクロフトのソロが出るようだが、さて。

 

 TO THE BONE」 THE KINKS

96年発売の二枚組ライブアルバム。スタジオセッションとツアー音源を組み合わせた物プラス、新曲2曲。

選曲はほぼベスト。元々はUKでアンプラグド的な一枚組としてリリースされた物で、後にアメリカ・マーケット向きに

二枚組に再編集されてリリース。KINKSってそんなに好きじゃなかったけど、レコード屋でふと見つけて欲しくなり

購入。そうしたら、すごく良かった。昔より今の方がいいバンドなんじゃないかな?二曲の新曲も珠玉です。

調子に乗ってパイ時代のベストを二種類と80年のライブ・アルバムを再購入。

やっぱりいまいちだった・・・ので、分析。

60年代のキンクスは僕にとってはまず、レイ・デイビスの声がいまいち。ONE AND ONLYの個性を感じられない。

つづいて、演奏がペラペラに聞こえる。ボードビル的要素を取り入れたアレンジがいまいち気に入らない。

80年のキンクスは、スタジアム・バンド的な大仰さがダメ。実際スタジアム・バンドだったが・・・

キーボード・フレーズの絡め方がなんだか、時代がかかっていてダメ。なんというか、80年代前半の

スタジアム・バンド的なシンセの絡め方(なんだそりゃ?要するに大仰、同じ頃のバンヘイレンとか、クイーン

みたいな感じかな?)で、本当にイヤ。こういうフレーズは今では風化しきっていて、聞くのがつらい。なんか、

文句ばかりだけど、曲だけ取り出すと好きな曲がいっぱいあった。

それだから、TO THE BONEに繋がるわけだけど、まずアレンジがシンプルで、楽曲の良さを最大限引き出している。

年を取ったレイ・デイビスの声は渋みが出てきていい感じ。サウンドに広がりと厚みが出ていて、60年代のキンクスに

感じたペラペラ感が無くなっている。まあ、一言で言うと円熟した、ってことになるのだろうけど、

それでいて枯れた感じじゃなく、何故か現役感覚ばりばりで最長キャリアを誇るバンドの一つでありながら、

現在進行形な感覚がみなぎっている。というわけで、TO THE BONEは最近のお気に入りの一つです。

最近、UK版の一枚組には「WATERLOO SUNSET」、「AUTUMN ALMANAC」も入っていたことを知った。

うわー、これが削られてなかったら完璧だったのにー。

 

 「MODERN CLASSICS PAUL WELLER

98年発売のポール・ウェラーのソロのベスト。

ベストなので、曲はいい曲ぞろい。チャート・アクションは良くわかりませんが・・・。俺のは輸入版なんですが、

これの初回は13曲入りのライブCD付きで、このアルバムの肝はベスト版よりもこちらにあると思う。

ソロになってからのポール・ウェラーはなんだか落ちついちゃったなー、と思ってましたが、このライブは違います。

めちゃくちゃ熱くなってます。どうしたんだ、ポール・ウェラー。いいです、これ。日本版には何故ついてないんだ?

LIMITED EDITION なので、今では入手しにくいかも・・・


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