chapter3.近い存在


高校生になったわたしは普通の高校生だった。普通に好きな人もいた。

違うのはその好きだなっと思う人よりも拓ちゃんへの気持ちがまけることはなかった事だった。

木村拓哉という人といつかもっと近い存在になるという気がなぜかしていた。

思いはきっと届いていると・・・

デビューイベントの握手会に私は訪れた。握手する前に彼らは歌を歌った。

握手するまでにはすごい時間がたっていた。何日も前から並んでいた人もいた。

SMAPがビッグになるのだっと、この場所でかんじていた。

私の番が来た。たしか森君の横に拓ちゃんがいた。森君が色の黒い人だっという、

印象を持っていた私は、拓ちゃんが森君と同じ位、色が黒かったことを覚えている。

おそらくドーランが濃かったのだっと思う。

私のこのときの記憶の中には拓ちゃんの印象しかなかった。もちろん全員と握手したのだが、

拓ちゃんのまえで「大好きです」っと言った覚えがある。いろいろ考えていたのに、

結局その言葉しか出てこなかったのだ。これが最初で最後の握手になるっと思う。

それから後のコンサートは自分の地域のコンサートはすべての公演を申し込んでいた。

今のように申し込み用紙が入っているのではなく、郵便局備え付けの用紙に書きこむ制度であったので、

ファンクラブに入っていたら、何公演でも申し込めたのである。

あの頃はキャパ2000から3000人のホールが主体であった。

その規模でも遠いっと思っていたが、現在のドームのことを考えると、あの頃はよかったっと

思わずに入られない。一回のツアーで前のほうの席があたる事が何度となくあった。

その席から手を伸ばせば届く距離に彼らがいたのだ。

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