review G
GACK, GAMMACIDE, GANG GREEN, GATES OF ISHTAR, G.B.H., GENOCIDE, GENOCIDIO, GHOSTORM, GODFLESH, GODLESS TRUTH, GOD MACABRE, GOJIRA, GOMORRAH, GOREFEST, GORGUTS, GRIFFIN, GRIM FORCE, GRINDER, GRIP INC., GRUNTRUCK, GWAR, G//Z/R
Enigmaの倒産のあおりを受けて解散したLAAZ ROCKITがバンド名を変更して望んだ一枚.Michael CoonsのVoとAaron JellumのGrのみにLAAZを感じることが出来る,といった感じであり,やはりLAAZとは異質の音.とはいうものの,LAAZ ROCKITらしさがなかった「Nothings Sacred」に近い音ではある.これは総てScott Sargeantのせいだ.「NS」が最低の作品だっただけに,バンド名がGACKとなったことである意味うなずける.少なくとも,「NS」よりは良い作品.時代の流れには勝てないのか・・・といろんな意味で感じさせる作品である.
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GAMMACIDE / Victims Of Science (1989)
Wild Rags Records が誇るテキサス出身の良質Thrash Metalバンド.Voが割とあっさりしている部分がちょっと弱点ではあるが,曲・演奏ともかなりハイレベルの正統派疾走型Thrash Metalである.この頃としては圧倒的に手数が多いドラミングとそれにスリリングに絡むギターリフ&ギターソロは切れ味も良く,とてもWild Ragsに騙されたバンドとは思えないレベルの高さ.もちろん,この当時なので,必要以上に重たい音質とかではなく,適度に軽い.好みは別として同レーベルで比べるならば,良質ThrashのRECIPIENTS OF DEATHより質の高い演奏はしている(まぁ,荒っぽさでRODが上だが).とにかく,Wild Ragsとは思えない音質・演奏はある意味物足りなさすら感じてしまう(いやいや,そんなことはない・・・).小汚いサウンドをお求めの方にはこの清涼感溢れる(?)サウンドはダメかもしれないが,普通の格好良いThrash好きの人には,普通にかなりハイレベルで格好良いサウンドだと思う.デモも紹介しているが,かなり上達したように思われる.
GANG GREEN / Living Loving Maid EP (1987)
なんでこんなテープが出てくるのかわからないが,出てきたからにはとりあえず書くことにしよう.音はhard rock寄りのhardcoreである.私にはどうでも良い音だがメジャーなhard rockよりは勢いがあってずいぶん良いぞ.しっかしVoはすっげーへたくそ(勢いはあるけど).なお,タイトル曲はLED ZEPPELINのカヴァー.
181B4U mini(1988)
5曲入りのミニアルバム.音は上に同じく.あんまり聴いてないので確かなことはいえないが,上述のよりもずっとまともに聴こえているように感じる(回りくどい?).これなら十分格好良い.演奏もなかなかしっかりしている.時代的にもHardcore系は勢いのあった頃なだけあって良い.
King Of Bands(1992)
未発表曲3曲を含むベストアルバム.全編から懐かしさがしみだしている.今の時代に聴くと改めてこのバンドの持つ独特の「活気」の素晴らしさが身にしみる.まさに理屈抜きで楽しめる音である.上述の「私にはどうでも良い音」発言は訂正したい.まあ,ベクトルとして私が頻繁に聴きたいと思うものではないことは事実だが,たまに聴きたくなる音だ.まあ,その程度の聴き方しかしない私にとってはBeat盤はお手頃である.
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GATES OF ISHTAR / The Dawn Of Falmes (1997)
スウェーデン出身のメロデスバンドの2nd・・・らしい.リフは初期DISMEMBER等のパクリや何処にでもあるリフのパクリが99%.で,ギターは細かくピッキングしており,VoはDirtyなつぶした声(完全なDeath Voice的ではなくどちらかというとBlack系,まあCARCASS的と言いましょうか・・・)なのでメロデスの悪影響を受けたBlack Metalにアホ影響を受けたメロデスって感じの音.演奏力等は十分なんだけど,曲がねぇ.
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G.B.H. (Grievous Bodily Harm) / Midnight Madness And Beyond (1986)
バーミンガム出身のHardcore〜Punkバンド.1980年代の初めから活動しているヴェテラン.そんなに思い入れがあるバンドじゃないのでこのアルバムが何枚目に当たるかは知らない(すいません,いい加減で).音は懐かしい中にしっかりと輝きを保っているギター緩い系のHCである.metal色は殆どないので私には専門外であるが,曲はセンスがあって格好良い.
No Need To Panic (1987)
全体に低音が強くなった感じの作品.BassやDrumのリズム隊の音が全面にでてきているせいか?チューニング下げているのかな?音進行自体はHardcore独特・・・というかPunkそのものだが,印象はよりmetalっぽく感じる.
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GENOCIDE / Submit To Genocide (1988)
ゴミバンドの宝庫New Renaissanceレーベルの代表株(?).下手な演奏に下手なVoがのり,しかも曲までつまらない.素晴らしいカスバンド.疾走感もなくって実にどうしようもない寒いバンド.しかし,なんとなく憎めない.ただし,これを聴いてもあまり感動する人はいないだろう.B級・・・いや,Z級thrashとは何たるや・・・を知りたい人だけ必聴.・・・とはいっても,聴かなくても良いよ,別に.
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Brazil産の,誰が何と言おうがDeath MetalじゃなくてThrash Metalバンドの1stフルレンスアルバム.アルバム.ちょっとやりすぎじゃないでしょうか!!??というくらい格好良い.ツボさえ押さえればあとはどうにでもなれ的なギターリフは他のバンドじゃ真似できない.迷走しまくるドラミングといい,モコモコのヴォーカルといい音飛びが激しいギターリフ(単なるピッキングミスとかであるが)とか,既にGENOCIDIO風味は完璧に出来上がっている・・・というか原点です.Riot of Violenceのモロぱくりとかもあったりするが,お構いなし疾走するのみ.彼らはHC的なリフを使用することが実は多いんだが,独特のダークな治安悪い空気がHCリフですらメタリックに聴かせてしまうところが凄い.ある意味ストライクゾーンが極めて狭く,全く融通の利かない音であるが,この無骨さ・要領の悪さ・治安の悪さが南米Thrashの神髄であり,それを最も素晴らしい形で表現できているバンドであろうと思う.賛否両論だとは思うが,Thrashは勢いが命でそれ以外はある意味どうでも良いと開き直れる根性の方はこのアルバム(というか,このバンド)にはまれない訳はない.いや,でも実際音楽的にはかなりおもしろいことをやっていると思う.まぁ,見かけたら即購入アルバムの類.
Hoctaedrom (1993)
razil産の,誰が何と言おうがDeath MetalじゃなくてThrash Metalバンドの2ndアルバム.基本は,80年代のDeath Metalサウンドである.つまり,演奏は速いthrashでヴォーカルがdeathっている感じ.ただし,今のdeath voiceではなく,80年代のdeath voice.例に漏れず,サウンドは世界情勢から確実に5年は遅れており,流石ブラジルと言ってあげたい(賛辞).疾走するパートはCrust系のノリに近いが,迫力はそれ以上.とにかく,そのアホっぷりは見事で,個人的には最も南米thrashを感じるバンドの一つである.初期のSODOMのように,男気だけで勝負するような硬派(かつ田舎臭い?)thrashである.ドラムはスピーディーなパートでも正確に叩・・・こうとしている.微妙についていけていないのが何とも良い味になっている.昔風の音質でのheavyなギターリフと微妙にフックの効いたっぽいベースからなるリフはかなり美味しい.楽曲には何一つ派手さが無く,それがかえって個性になっているから恐ろしい.特に,かなり周囲を無視したような微妙な演奏をするベースは,決して他のバンドには真似できない怪しい隠し味になっている."Countless Bathory"をカヴァーしているが,このカヴァーはいつも以上にヴォーカルがゴボっていてVENOMが可愛く感じてしまうような出来である.とにかく,治安の悪い,いや悪すぎる音である.南米マニア以外は恐らく即中古で売り払われそうだが,個人的には棺桶に入れたいといったら言い過ぎだが,マスト.軟弱な奴は聴かなくてよろしい.
Rebellion (2001)
これが4th?アルバムにあたる.音質は随分と向上しています.が,やってること一緒(賛辞)なので,音質良かろうが悪かろうがどっちでも良いです.とにかく,治安悪く疾走する姿勢は健在で,白髪混じりで頭が禿げ上がった(髭にまで白いモノが・・・嗚呼)メンバー写真の痛々しさのみが変化というか,更に治安の悪さを際立たせる結果となった.で,気にならないと言ったら嘘になってしまうのが,このバンドのドラム.疾走感はとにかく抜群で,ツタツタと小気味良い・・・んだが,しばしば裏で叩いてるのか表で叩いているのかが思いっきり行方不明者リストに載っちゃっている(日本語として意味不明ながら,何となくわかるでしょ?).が,私はこういったドラミング無茶苦茶好きである.文句ある奴は真似してみろ!ヴォーカルは相変わらずゴボり気味ではあるが,治安の悪いサウンドにはぴったり.これだけゴボってもなお,私はこのバンドをthrash metal bandと形容します.いや,させて下さい.こんな天然記念物級のバンドは例え曲が格好悪くても大事にしなければならない.ってことで,曲も格好良いと思う私的にはマストちゅうか棺桶級.だが,冷静に言うと,こんなのThrashと思ってThrash嫌いにならないで下さい(涙).「ああ,どうせオレは汚いthrashが好きだ.それがどうした!?」ってひとだけでこっそり楽しみましょう.
GHOSTORM / Frozen In Fire(1995)
珍しいリトアニアのDeath Metalバンドのデビューアルバム.基本的には正統派のDeath Metalの流れを組み,無骨なリフが畳み掛ける.それだけなら何処にでも良そうだが,曲によっては複雑なリズムチェンジやCYNICに通じるメロディアスなソロを取り入れていたりしており,かなりテクニカル.うまくいけばATHEISTをパワフルにした感じになりそう.ただ,ちょっと気になるのはメンバー5人のうち一人だけ40台にしか見えないハゲおやじがいることだ(どうやらBass・・・んでこいつがまた巧いんだ).全部が良いとはいわないが次作には大いに期待できるバンドである.とにかく,デビューアルバムとは思えないかなりの完成度.これは要チェック.
Black Box(1997)
これが2ndアルバム.前作よりもメロディアスになって,ディストーションのかかりもやや薄くなった.曲自体は比較的シンプルになり,嫌味にならない程度にモダン系を意識したようなリフも出てくる.その結果,MESHUGGAHに通じるリフも多少混じっている.相変わらず演奏力の高さは素晴らしく,特に本作はギターソロ部分での盛り上がり方はなかなか良い(相変わらず,CYNIC色が強いが).また,Ba,GrのInstrumentalをそれぞれ収録しており,このバンドの路線を垣間見ることができる.全体に出来は良いんだが,今一つテンションが低くちょっとだけフラストレーションが溜まる.恐らく,綺麗すぎるMixだけでもかなりマイナスになっている.また,次作に持ち越し.
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初期のNAPALM DEATHに在籍していたJustin Broadrickが結成したGrindcore気味のインダストリアル系のバンド.Drはすべて打ち込みである.私はこの手のはあまり得意ではない(というか,苦手)が,このアルバムはこんな私でさえ大丈夫なくらい完成度は高いと思う.重厚で無機質な雰囲気は重苦しいほどHeavyである.これは名盤だろう.・・・でも,苦手なんだけどね.
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GODLESS TRUTH / Selfrealization (2001)
チェコ産のGrind寄りのBrutal Death Metal.1994年に結成されたバンドである.これが2ndに相当する.演奏力が非常にハイレベルで,起伏の激しいリフと複雑な曲展開でゴリゴリに押しまくる.CRYPTOPSY等に通じるような方向のサウンドである.とにかく,容赦なくリフが畳み掛けられて,妥協を許さない激heavyなサウンドである.この音の分厚さは正直圧倒されます.いや〜残虐なサウンド.普通のthrashやdeath metalでは刺激がちょっと物足りないなぁ〜と思うときにふっと聴きたくなるタイプ.まあ,これを常に聴いていたら,goreの強力なモノであっても,物足りなさを感じるだろう.これはある意味お勧め.なお,本作品は彼らのレーベルSindy Productionから送られてきたプロモ用CDであるが,ジャケがノーマルなジャケの上にトレーシングペーパーにロゴが印刷されたモノがかかっており,かなりゴージャスに見える.これは,プロモ用かもしれない.ジャケ自体もいかにもといった感じのなかなか格好良い仕上がりになっている.一応,プロモ用ということで,連絡先は以下の通り.
GOD MACABRE / The Winterlong... (1991)
Swedenのバンドのおそらくデビューアルバムである.「オリャー系」のDeath Metalであり,初期ENTOMBEDやらDISMEMBERに通じるものがある.メロディに妥協がなく最初から最後までしっかり力で押す.音質がさほどよくないが,演奏はなかなかしっかりしているので十分に聴きごたえがある.お勧め.
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フランスの刺客GOJIRAの2ndアルバム.フランスというと中途半端な煮え切らないバンドばかりが目立つが,このバンドはかなり格違い.路線はProgressive Technical Death Metal系ということになるだろう.ヴォーカルはDeath Voiceではなく,低音でカッチリシャウトのMESHUGGAH系な感じ.流石おフランスな感じで,下品さは微塵もない.音的にはカナダのデクニカル勢(OBLIVEON, MARTYR, GORGUTSなど)に通じる音進行を保ちながら,若干MESHUGGAH的な部分も取り入れたような方向性である.ただ,これらのバンドよりも遙かにフュージョン色が強いあっさり味のドラミングはかなり絶妙な空気を放出していて聴き側を魅了する.激走Brutalパートもあるが,かなり妙な音進行の明るめなリフなんかもあったりして,とにかくその奥の深さには感心させられる.実は音楽性はPRIMUSに一番近いのかも知れない(しかし,サウンド自体は重厚です).甘いメロディーは一切用いずにドラマチックな曲作りになっており,演奏・楽曲どれをとっても完璧な感じ.実験色も豊かであるがまとまりあるため,散漫さは全くない.こいつはとんでもないGreatなバンドである.Technical系好きならば間違いなくマスト!
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GOMORRAH / Reflections Of Inanimate Matter(1994)
実は私は恥ずかしながらこのバンドあんまり知らないのです.が,どうやらイギリスのDeath Metalバンドである(・・・多分).リズムギターの音質が軽いのと,リフ進行が明るいため,あんまりDeath Metalらしくない.なんか良くないんだよな.演奏もBass以外は大したことない.Drもたるし.
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オランダのDeath Metal系のバンド.これは確か4thだったと思う.Hard Roch的なうねりとDeath Metalの融合というかなり特殊な音を出している.個人的には好みの音ではないが,パワフル且つ個性的なサウンドは少なくとも聴いていて飽きがこない.Hard Rock的でありながら彼ら独特の無機質さがある.生身のインダストリアルといった感じ.特別凄いことはやっていないが無理の無い曲作りはセンスの良さが随所に感じられる.特にタイトル曲の「Erase」はリフ・曲展開ともにツボを押さえまくっており素晴らしい.これは聴かなきゃ損です.
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GORGUTS / Considered Dead(1991)
カナダ・ケベック出身のDeath Metalバンドのデビューアルバム.結成は89年で,カナダのDeath Metal界では最古参バンドの一つ.いわゆる正統派路線で初期DEATHをより強力にした感じで軟弱なメロディなどは一切ない.リフはThrashからの流れを汲むようなものが主体であるため,Thrashファンにも素直に受け入れられる内容.失敗正統派路線でありがちなつまらない作品にはなっておらず,ある意味ドラマチック.また,ブラストビートを用いないのも個人的には好感が持てる.一曲だけJames Murphyが参加している.この作品はお勧め.
The Erosion Of Sanity (1993)
2ndアルバム.よりテクニカルになってドラマチックになっている.相変わらず,無駄にブラストを使用したりすることなく,曲自体で勝負している.路線としては,DISINCANATEに通じ,起伏の激しいリフとスローパートを絶妙に配合している.楽曲自体がFree Jazzに通じるものがあるが,ズッシリと重たいギターサウンドはそれを感じさせないほどかけ離れた音である.Jazz系のDeath Metalはいくつかいるが,このバンドはドラムがJazzの影響無しなので,そういうサウンドとは全然違う.硬派なDeath MetalかつTechnicalなもの,かつold school的な音を求めている人なら,間違いなくハマれる.これも要チェック.
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GRIFFIN / Flight Of The Griffin (1984)
実はあまり記憶になかったのだが,テープが出てきたので聞き返したらなかなか格好良い.サンフランシスコのバンドである.power metalにthrash metalをのせた感じの音である.power metalってその多くは嫌いなのだが,それはドイツのカスバンドが多いため.このバンドはもっと古いタイプのheavy metalを基調としているのでなかなか良い.うーん,でもそこまで好きにはなれないかな.まあ,power metal系が好きな人はいけると思う.
Protectors Of The Lair (1986)
2nd.間違っていたらどなたか情報下さい.この作品は一応thrash metalである.上述の奴よりはずっといい.ただし,なんかギターがもたる.普通に考えたらこっちが1stかな?って思ってしまうような出来.疾走感を出そうとしている努力はかえる.まあ,聴いて損はない.
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GRIM FORCE / Circulation To Conclusion (2000)
大阪を中心に活動しているThrash Metalバンドのデビューアルバム.DISGUSTやRITUAL CARNAGEに在籍していたKatsuyuki Nakabayashi (Guitar & Vocal)を中心にSonoe Takahata (Ba), Masaki Kamomiya (Dr)のトリオ.純然たるThrashという感じではなく,むしろ90年以降のDeathrash系のDEFLESHEDやKONKHRAの様な激走系のヘヴィーなサウンドに近い印象を持った.リフ構成やリズムのノリはツボを押さえているし,長めのギターソロも往年のThrashの良さに通じる.個人的にはVoも含めて音作りでトーンが重すぎ・・・といった印象がある.もっと音質が軽めだったらより疾走感が強調されるような気がする.まあ,これは好みの問題だろうが,この手のリフはもっとドライな感じのサウンドで聴いてみたい.それでも勢いは十分あるし,楽曲が良いので素直に楽しめるサウンドである.ちなみに,普通の人にはTESTAMENTなどのベイエリア系のスラッシュに聴こえるそうだ.私はやはり耳が悪いのか!?少なくともTESTAMENTはこんな良いリフ書いてないと思う.堂々と世界に誇れるサウンドである.
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GRINDER / Dawn For Living (1988)
ドイツのPower Metal 寄りのThrash Metalバンド.これがデビューアルバムであり,Andy (Gr), Lario (Gr), Adrian (Vo & Ba), Stefan (Dr)の4人編成.荒削りだが歌っても良しシャウトも良しのVoがこのバンドの個性の一つである.刻みの多いエッジの効いたギターリフを用いた速い曲はなかなか勢いがあって良い.ドイツっぽさを微妙に残しているが全体としてはHALLOW'S EVEなんかの方向に近い.この作品はThrashファンなら要チェックである.
Nothing Is Sacred (1991)
これが3rdアルバム.本作ではAndy (Gr), Lario (Gr), Adrian (Vo), Andi (Bass), Stefan (Dr)の5人編成.デビュー時から変わらぬPower Metal寄りのThrash路線.一歩間違えればマンネリ化しそうなオーソドックスなリフが多いが,それに絡むギターソロやVoの表情が多彩である.そういった部分は初期FORBIDDENにも通じるものがある.ミドルテンポの曲はあんまり魅力を感じない退屈なPower Metalになりかけるが,速い曲はかなりスリリングで格好良いThrashである.個人的には全編速いほうが聴いていて楽だ.押さえておくべき作品であるが,これなら1stの勢いの方が断然良い.
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GRIP INC. / Power Of Inner Strength (1995)
名実ともにThrash Metal界No1Drの元SLAYERのDave Lombardoが中心となって結成したバンドの1stアルバム.元DESPAIRの中心人物であったGrのWaldemar Sorychtaが曲作りの中心である.しかし,曲はDESPAIRよりはSLAYERよりの雰囲気である.VoのGus Chambers(元TWENTY-ONE GUNS)の声はTom Araya的でありファスト・チューン「Hostage To Heaven」はSLAYERの曲に聴こえなくもないし,日本盤ボーナストラックの初期DRI的な「Dragging Me Down」はSLAYERの「Undisputed Attitude」アルバムを思い出してしまう.これはかなり完成度の高い正統派Thrash Metalであり,流石Daveといった印象を持った.と同時にやっぱりSLAYERには彼がいて欲しいと痛感してしまった一枚.ちなみにBaのJason Viebrooksは元HEATHENらしいが良く知らない.HEATHENの2ndにはBaのクレジットがなかったが,ひょっとして彼?
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GRUNTRUCK / Inside Yours (1992)
シアトルのヘヴィグルーヴ系(?)のバンド.Hard Rock色が強い.個人的にはどうでもいい音である.レヴェル的にはまあまあなのでこの手のが好きな人には良いんだろうな.
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GWAR / Scumdogs Of The Universe(1991)
ご存じ,円谷プロ所属の・・・じゃなかった,アメリカのアホアホバンドである.見かけは本当に舐めてるのかっていうくらい無茶苦茶だが,音は普通のThrash 寄りのHardcoreである.姿さえ見なければ結構まともに聴ける音.あの被りもの姿でLiveではちゃんと演奏しているらしいので凄いのかもしれない.でも,こういった奴等にはあんまり興味が持てない.
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G//Z/R / Plastic Planet (1995)
あのGeezer Butler率いるG//Z/R.BLACK SABBATH的な音を期待する人も多いだろうが,アルバム全体としては現代的thrash metalである.80年代thrashが好きな私としてはどっちつかずの音・・・であるが,十分に格好良い.単調なリフからなる曲が多いが,それでも聴き手を飽きさせないセンスの良さは流石である.もちろん,あのうねるBaは堪能できる.安心のブランド品!