review M
MACE, MACERATION, MACHINE, MACHINE HEAD, MALEDICTION, MALEVOLENT CREATION, MALHAVOC, MANIPULATED SLAVES, MANMADE GOD, MARTYR, MARY BEATS JANE, MASSACRA, MASSACRE, MASTER, MASTIFAL, MAYADOME, MAYHEM, MEATHOOK SEED, MEFISTO, MEGADETH, MEKONG DELTA, MELIAH RAGE, MERCYLESS, MESHUGGAH, MESSIAH, METAL BRAIN, METAL CHURCH, METAL DUCK, METAL ONSLAUGHT, METALLICA, METHOD OF DESTRUCTION(M.O.D), MIASMA, MICTLAN, MIDAS TOUCH, MIND FUNK, MINOTAUR, THE MIST, MONSTROSITY, MORBID ANGEL, MORDRED, MORGOTH, MORNINGSTAR, MORTAL SIN, MORTIFICATION, MORTIFER, MORTUARY, MORTUARY I.O.D., MUNICIPAL WASTE, MUTILATION
MACE / Process Of Elimination (1987)
1stフルレンスアルバム.Thrash色があるHardcoreバンドである.Metal的な要素はあまり強くない.しかし,Hardcoreとしてはかなりギターが目立つ・・・といった感じ.特に,ギターソロパートもかなり多く,リフも細かく刻んだりする.ただし,thrashのようなジャリジャリした刻み方ではなく,やはりそこはhardcoreの範疇って感じである.音進行は完全にhardcoreであり,punk色すら強く感じる程である.vocalがかなり高い声でのメロディ無しで歌っているのが,hardcore的な空気を最も強くしている感じである.演奏はかなり勢いだけで済ませている感じであり,へたくそである.特に,無茶苦茶なヴォーカルと無茶苦茶なギターソロは絶品.ここまで無茶苦茶に曲と関係ないギターソロが入るのは,この時代の特典といった感じ.これはお勧めである.ちなみに,本作収録の"Smoking Gun"はCUTTHROATがカヴァーしている.
The Evil In Good (1988)
これが2ndである.これも実に格好良い.演奏は全作と比べると随分と巧くなった気がする.そして,前作ではpunkっぽかったのがかなり薄れて,thrash色が強まった感じ.ハチャメチャさは随分となくなってしまった.しかし,相変わらず,バックを無視したかのようなヴォーカルは健在であり,全体の勢いは十分である.普通にthrash好きな人なら,恐らくこちらの作品の方が気に入るのでは?と思う.当時のhardcore/crossover勢に共通して言えることだが,bassがとにかくブルンブルン目立つ.普通のthrashだとギターリフにかき消される(よく言えば調和してる)のと比べると,当時はこういったところもhardcore系とそうじゃない系との音の違いとしても現れていた(今聴くとそういった差はあんまり感じないのだが).前作はthrashっぽさを出した曲の方が格好良かったのだが,このアルバムの中ではhardcoreっぽさが強い曲の方が格好良い.とにかく,疾走さえしとけば良いのに,たまに血迷ってゆっくりめの曲をやってしまうのは誤算でしょう.
なお,上記2作はカップリングCDとして再発されたため,そちらを入手するとお得.
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MACERATION / A Serenade Of Agony (1991)
デンマークの正統派Death Metalバンド.Lars Bangsholt (Gr), Jakob Schultz (Ba & LGr), Jacob Hansen (Dr & LGr), Day Disyraah (Vo & Key,Piano)の4人編成.出だしの美しいピアノと効果音的なKeyboardだけ聴くと期待が膨らむ反面,もしやメロデスではといういやな予感がしたが,次の瞬間その不安はかき消された.路線としては初期MORGOTHを精度良くやったというようなかなりの優れもの!リフからはThrashからの流れが感じられ印象深いものが多い.特に初期MORGOTH直系と思われるDrはブラストビートなどは用いず,難しいドラミングではないがおかずのセンスで勝負しているような感じでいい味を出している.これは思わぬ拾いもの.硬派なDeath Metalが好きな人は間違いなく「必聴」です.ところで,LiveではLead Grどうするんだろう?
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MACHINE / What Are You Looking At ? (2000)
ハワイのThrash Metalバンドの通算3作目.2000年2月には来日公演も成功させており,知名度も上がりつつある.Gr&VoのJack Patterson,Robb Carlyon (Bass), Kirk Powles (Dr)のトリオ編成.本作はかなり直線一辺倒のHardcore寄りのThrash Metalである.ミドルテンポのリフにこそモダンスラッシュの香りが微かに漂うが,むしろ音的には奇跡的なくらい80年代的である.当時のSLAYERクローンと呼ばれていた世代とはまた異なる疾走型のスラッシュでありかなり心地よいサウンドだ.音作りは最近のバンドにありがちな手をかけすぎのサウンドじゃなく,良い意味で原始的な生に近い手触りが残る音である.そう,私はこの作品を聴くとSLAYERの「Undisputed Attitude」を思い出してしまう.それほど勢いがある.ラフなGrとドライブ感のあるBaそして最近の妙に胡散臭いドラミングに毒されていないドラム.そしてバックコーラスも含めて極めて野性的なVo.真の意味のスラッシュが廃れていっている中,非常に貴重な存在である.
なお,本作はベーシストのRobbにプロモCDをいただいたものである.本作の入手等についてはPromoのページを参考にしていただきたい.
&彼らは2000年の11月のLA Metal Fest.を最後にバンド名を8mm OVERDOSEに変更した.
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MACHINE HEAD / Burn My Eyes(1994)
サンフランシスコ,ベイエリアのモダンなThrash Metalバンドのデビューアルバム.Gr & VoのRobb Flynn(元FORBIDDEN(FORBIDDEN EVIL時代)〜VIOLENCE),Logan Mader (Gr), Adam Duce (Ba), そしてDrのChris Kontos(元ATTITUDE ADJUSTMENT, ATTITUDE)といった4人編成.とにかく無駄が無く低音をズシズシ決めてくるリフは凄い迫力である.演奏・楽曲ともに完成度は非常に高く独特の世界を構築している.モダン系というのを具体的に提示した最初のバンドと言える.人を寄せ付けないかのようなヘヴィーなリフだが,それでいて一度聴いたらしっかりと頭に残るメロディーである.リズムギターは彼らの地元であるベイエリアで確立されたベイエリアクランチをベースにアレンジしたようなジャギジャギ感の残る引きずるような音であり,またそれをVoも踏襲したといった具合である.このスタイルは後続のバンドに多大なバンドに影響を与えた.なお,このアルバム発表後,Logan MaderとChris Kontosは脱退,LoganはSOULFLYのツアーにサポートして参加,ChrisはデンマークのDeath MetalバンドKONKHRAに一時籍を置いた.これは歴史的に見ても価値ある作品.聴くべき作品である.
The More Things Change... (1997)
2ndアルバム.Logan Maderの後任に同郷MANMADE GODのAhrue Luster(Gr),Chris Kontosの後任に元S.A.SLAYER〜SACRED REICHのDave McClainが加わった.メンバーチェンジによる音への影響は殆ど感じられず,やはりRobbの個性というものがこのバンドの顔だということをはっきりと認識してしまうような作品.1stのインパクトが大きいため,欲を言えばもう少し何か変化して欲しかった.まあ,ポテンシャルの高さは相変わらずだし,一般的には”良く”なっているんだろう.1stの殺傷力が若干丸く感じられるのはこの手のサウンドの場合ある程度仕方のないことだが.まあ,充分に楽しめる作品だし完成度はかなり高い.
Take My Scars (1997)
日本のみのお買い得CDであり,前作収録曲とそのdemo2曲とLive音源5曲を含む全9曲入り.特筆すべきなのはLive音源である.この安定した演奏は凄いものがある.まさに完璧な演奏であり,Voの表現力も申し分ない.これはお得である.
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MALEDICTION / Chronicles Of Dissention (Live) (1993)
UKのold school death metal.幾つかのEPとかComp.,demoは出しているようだが,単独のCDはこれが初めてのようである.でありながら,これは7曲入りのライブ盤.バンド結成は89年であり,らしい音になっている.UKのDeath Metalと言えば,BENEDICTIONが浮かぶが,よりスピードの強弱が激しく変化する.ライブならではの臨場感というよりも,演奏のキレの良さや正確さの方が際立つ.2枚のギターが非常に効果的であり,独特のkillerな雰囲気を作り出している.UKのバンドはどれもそうだが,ライブがほんとしっかりしている.90年代初頭のDeath Metal好きであれば,これは是非チェック.
MALEVOLENT CREATION / Retribution (1992)
ニューヨーク・バッファロー出身の正統派Death Metalバンドの2ndアルバム.ただし,活動拠点はDeath Metalのメッカ・フロリダである.演奏力はかなり安定している.悪くもなく良くもなく・・・といった楽曲レヴェルである.CANNIBAL CORPSEよりはいけてると思うが.なお,このアルバム収録曲の「Coronation Of Our Domain」ではなんとJames Murphyがギターソロを約6秒間弾いている.クレジットも何もされていないが(日本盤は知らないけど).聴けば普通わかるとは思うけど,4分40秒くらいから.James Murphyファンは「必聴」・・・なわけないだろう.たった6秒.でも,その部分がアルバム通して最も格好良い.
Stillborn (1993)
元のメンバー,超激ウマDeath MetalバンドMONSTROSITYに在籍していたGrのJon Rubinが復帰しJason Blachowicz (Ba), Brett Hoffmann (Vo), Alex Marquez (Dr), Phil Fasciana (Gr)といったラインナップ.音は前作とさほど変わらず,微妙にMALEVOLENT CREATION節ってのが散りばめられている.演奏は安定しているし,特に悪いところはないんだが,取り立てて良いってもんでもない.そう,このバンドはず〜とあと一歩が出てこない.メンバーチェンジの多さも影響しているのか?それでも前作よりは確実に良いリフが増えている.ただ,そう言う曲ってMONSTROSITYっぽくきこえてしまうのは絶対気のせいではないはず.
Eternal (1995)
VoをDrのJasonが兼任することになり4人編成となった4thアルバム.これが以外と格好良い.Voのせいか?曲は決して悪くなかったので,この好感の持てるVoは大きな進歩.でもこのバンドって流麗なギターソロが載せやすいリフが豊富なのになんでこんな粘っこいソロなんだろう?粘っこいソロで格好良く決めるのは難しいぞ(例,MASSACREの1stのRick Rozzとか,CELTIC FROST(爆)とか・・・これひいきじゃねえか).ギターソロの音色もこんもりしてていまいち(Kurt Kiltfeltのような音色で格好良いのは奴だけなの!).まあ,それでも良しとしよう.これなら十分格好良いぞ.
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MALHAVOC / Premeditated Murder (1992)
カナダのインダストリアル系のバンドである.このアルバムはこてこてのDeath Metalのようなジャケットである.私は打ち込みって苦手なのだが,このバンドはかなりいける.HC的要素を若干含みThrash的要素が勝る.適度にキャッチーなメロディとヘヴィーな雰囲気が共存しており,面白い.この手のが好きな人にもそうじゃない人にもお勧めである.打ち込みもここまでレヴェル高かったら納得.
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MANDATOR / Initial Velocity (1988)
オランダのThrash Metalバンド.フルレンスアルバムとしては一枚目.Thrashと書いたが,Power Metal的要素もかなり強い.疾走感と強引な曲展開が特徴であり,当時のヨーロピアンテクニカルスラッシュといったところ(同ジャンルとしてVENDETTAとかあの辺).基本にはheavy metalの美の部分がかなり残っており,直線一辺倒のthrashが好きな人にはちょっとばかりクサいかもしれないが,少なくとも私にはかなりの極上品に聞こえる.曲によって,随分とaggressiveなものもあり,特にspeedyな曲ほどリフが格好良い・・・格好良すぎる.speedyな曲は是非とも吐き捨て型のvocalで聴きたい(そうなれば,thrashのバイブルの領域).そう,それくらい格好良い.だが,全体としてはこの決して巧いとは言い難い微妙なヴォーカルがうまく合っている.この手のメロディのあるヴォーカルがのるthrashにしては激走パートがいくときはガンガンにいっており,多少ドラムが先走ったりするところも疾走感が出てプラス.とはいうものの,基本的には演奏はかなり上級であり,ドラムもかなりのテクニシャン.何度聞いても,ある曲では,METALLICAの某曲をパクったとしか思えないリフがあったり,DEATH ANGELの一部だとか,いろんな継ぎ接ぎも見られる.ギターソロ聴いてたら,思わず「あら?WHIPLASHにこんな曲あったっけ?」と思ってしまったり・・・.更に言うなら自らの曲の区別も出来てなさげな曲(リフ)もあったりしてなかなかお茶目な一面も見せてくれる.それでも,MANDATOR節というべきドラムとベースとヴォーカルが一体になった独特のクセがあったりしてこのバンドでしか出せない音はしっかりと持っている.はっきり言って素晴らしい作品です.必聴です.ただし,コケそうになるバラードも入っちゃってます.
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MANIPULATED SLAVES / Burst Into Blue Flame (2000)
大阪のシーンを先導しているバンドの一つである.これがWorld Chaosから発売された1stアルバム.ジャンル的にはメロディックな要素を取り入れたDeath寄りのスラッシュメタル.基本的なリフはかなり男臭い感じでズシズシと独特の空気もって刻まれる(その部分だけを例えるならHALLOW'S EVEなどの雰囲気に近い).それにメロディーをふんだんに取り入れたギターが絡む.これが基本形態であってアメリカンな刻みリフにヨーロピアンテイストのメロディーという珍しいタイプのサウンド.Bassがまたかなりバキバキにたたき込んでおり,曲の躍動感を味付けしている.ドラムは時に静かに・・・時にはブラストまででてくる.スラッシュとは書いたがこのサウンドは明らかにデスメタルを通過してそれをまたスラッシュにフィードバックさせたサウンドである.特にメロディックデスメタルやゴシック系では珍しくない女性ヴォーカルやピアノの大幅な導入,ギターのメロディー等はARCH ENEMYなどに通じるものである.曲のクオリティが高いので,この手のサウンドが好きな人にはお勧めである.
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MANMADE GOD / non-title 1st EP (1998)
Manmade God Oficial page (English),Manmade God *J* Website (日本語サポートページ)
SF,Bay Areaの一風変わったモダンヘヴィーネス系のバンドの5曲入り1stデモCD.本作のメンバーはMike Green (Vo), Ahrue (Gr), Craig (Gr), Matt (Ba), Horse (Dr)の5人編成.オールドファン(でもないか?)ならBay Areaでこの名前,ピンとくるだろう.そう,80年代後期にデビューし,後続のバンドに絶大なる影響を残したFORBIDDENのメンバーのCraigとMattである(Horseと名乗っているドラマーも元FORBIDDENのSteve Jacobs).ただし,音はFORBIDDEN系とは随分異なる.FORBIDDENの場合,強烈なVoが個性の一つであったため,全く異なるVoスタイルのこのバンドの音とは印象があまりにも異なる.もちろん,ギターリフなどには若干の面影はあるが,全くの別バンドと捉えた方が良いだろう.演奏はもちろん彼らのキャリアに裏付けられるとおり安定感がある.乱暴な言い方をしたら初期BLACK SABBATHの現代風解釈といった感じの音.ゆったりとしたギターリフ,せかさずに正確に刻むドラム,そして全編にわたってエコー・ディレイ系のエフェクトを有効に用いたVo,それがまとまったときの異様な雰囲気はかなり毒気があり,それでいて神秘的である.荒々しく疾走するような音とは縁遠いが,逆に心理的ダメージのでかい別の攻撃性を持っている.独特のドリフト感はかなり中毒性が高い.本作発表後,Ahrueは同郷のMACHINE HEADへ加入した.
non-title 2nd EP (1999)
こちらは3曲入りの2ndデモCD.基本的には全作と変わらない.が,より曲作りが明確になった感じであり,曲の印象は残りやすい.全作でも感じたが,特にギターリフはBLACK SABBATHに通じるような(FORBIDDEN後期もそんなリフが若干出てきていたが)引きずり系のものであり,それに現代風の解釈による味付けがついているからやはり独特のモノになっいる.Voははっきり言ってヘタウマ系であるが,妙な空気を出すには非常に効果的である.特に歌メロは前作以上に明確になっており,コーラス部分もあわせてその浮遊感のあるVoの役割が大きく感じられる.とにかくこのバンドの持ち味は独特の気怠い雰囲気と妙なウェット感であることは全作と変わらない.なお,BaのMattとVoのMikeは99年に脱退したが,その後に3rdデモも作成した模様.
なお,本作はshotgun blastのCherrieさんのご厚意で頂いたものである.このバンドにご興味をお持ちの方は上記のCherrieさんの運営するManmade Godのページを是非チェックしていただきたい.
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MARTYR / Hopeless Hopes (1997)
カナダのthrash色が強いtechnical progressive death metalバンドの自主制作1stアルバム.ATHEIST,CYNICなどの路線.個人的にはもっとも好きなタイプの音だ.地元カナダではそこそこ人気が出てきているらしい.はっきり言って無茶苦茶格好良い音である.基本はJazz風のリズムにクラシカルなギター.不協和音リフや変拍子変調子は当たり前で複雑である.違和感無く全面に出ているBassも実に格好良い.CYNICのようなやりすぎの感はなく,勢いも十分に残っている.彼らから送ってきたバイオを見るとどうやらメンバー全員大学で音楽を専攻してそうだ.なるほど,この技術の高さは充分に納得できる.とにかく自主制作にしてこのセンスの良さ・完成度の高さは驚愕もの.完璧です.当然,必聴.
この作品は彼らのsample音源を聴いてあまりに凄かったため,彼らとコンタクトを取ったら,バンドの中心人物であるFrancoisがサンプル盤を送ってくれた.この音の凄さは伝えるべき・・・と使命感に駆り立てられて,簡易ではあるが彼らの日本語ホームページを作成した.彼らについて詳しく知りたい人はこちらも是非覗いていただきたい.
Warp Zone (2000)
2ndフルレンスアルバム.アグレッションは十分に保ちながら全作よりも更に洗練されてまとまりのある内容である.全作レコーディング直後にFrancois RichardからPatrice Hamelinにドラマーが変更になったため,その辺の影響も気になるとことであったが,全く心配なかった.違いとしては前者がよりJazz寄りのドラミングだったのに対し,Patriceは強烈なキックが凄いパワフルかつテクニカルなドラミングが特徴.曲のばらつきが全くなく総ての曲のクオリティーが一定して高い水準にある.路線としては全作の延長であり最近のDEATHなど(若干,MESHUGGAH色)に近いが,個人的にはDEATHよりもMARTYRのセンスの方が遙かに上である.リズムチェンジが多すぎてちょっとテクニックを表に出しすぎになるのではと少しだけ危惧していたのだが,そんな心配はご無用.テクニック任せで異常にボルテージを高めているところもあるが,逆に音数を少なくして非常に効果的にその静と動を表現している.今までに聞き覚えの全くないタイプのリフや音進行は流石にメンバー全員が音楽理論をしっかりと学んでいるだけある.ラストの物悲しくも美しいメロディーは他のバンドには絶対マネできない.もう,ここまで来たらCYNICを越えたといっても誰も文句言わないのでは?2000年の最高傑作か!
This is 2nd full-length album. PERFECT ! all of it, sounds, riff, solo, technique, song writing, melody, rhythm.... It is very extreme aggressive sounds, but it has great melody. Patrice Hamelin (who play the first time recording on MARTYR) has very strong kick and shaped technical style. Surely, they play more high level sounds. Mixed fusion, jazz, classic, but real metal sounds. I was afraid of MARTYR's sound may become complicated than need. But, it was stupid think. They made the album more great than I imagined complete. I'm certain of this album is the best of 2000. They certainly exceeded CYNIC, DEATH.
なお,この作品はFrancois Mongrainの好意によって頂いたものである.Special Thanksにまで名前を載せて貰った.こんな素晴らしいアルバムに名前を入れて貰えるなんて,ファン冥利に尽きる!なお,サウンドサンプルはオフィシャルページで聴ける.
Extracting The Core (Live 2001)
前2枚のアルバムの代表作というべき作品9曲収録のライブアルバム.演奏の凄さはこれまでのスタジオ録音アルバムの完成度からも伝わってくるし,それを疑う要素は全くなかったが,正直言ってこれほどとは・・・.まさに化け物の領域です.何が凄いって,もともと極めて特殊な音使いかつ複雑な曲展開,独特のハーモニー,各パーツの見せ場的フレーズを随所にちりばめながらも一歩ためたリズムで躍動感をうむような恐ろしい完成度を誇る楽曲がそのまんま再現されています.偶発的に生まれたトリッキーな効果音的ギターソロと思えていたものも含めて,音質までもが凄いレベルで再現されています.いや〜生の楽器ならまだ判るが,アンプという魔物を通してこれだけ完璧に音を再現してしまうなんて,もう口があんぐり・・・.それでいてスタジオ盤よりも迫力はある,Technical Death Metalバンドのライブとしてこれ以上何ができるか!?かなり究極に近い形でその回答を示したような恐ろしい作品である.このライブ盤を聴くと,彼らの楽曲がいかにライブでの再現性を重視しているのかがわかる.しかし,これ生で観たらマジでちびりそうです.
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MARY BEATS JANE / Mary Beats Jane (1994)
スウェーデンのバンドである.Peter Dolving (Vo), Urban Olsson (Gr), Magnus Nyberg (Gr), Bjarne Olssen (Ba), Peter Asp (Dr)の5人編成.曲はHardcore的な要素やThrash的な要素(どちらかというとモダン系)を持ち合わせながら,独特の古き良き時代を感じさせるようなグルーヴ感は斬新である.METALLICAがMISFITSのカヴァーをやっていた頃の勢いと格好良さを持ちながらそれを現代風にやっている感じである.シャウトするとVoのPeter Dolvingの声が若い頃のJamesに似ていて格好良い.が,ソフトな歌い方もまた魅力である.懐かしい音と現代風の音とを同居させている個性的なこのサウンドは大いに期待できる.もちろん,「必聴」である.ちなみに,95年にはMACHINE HEADのヨーロッパツアーのサポート・アクトを行っていたようだ(なんとなく,なるほど).
Locust (1997)
基本的には前作の延長ということになるのであろうが,全然違う.前作よりも攻撃性は全体に薄くなってより洗練された感じである.もっともアグレッシヴな曲は前作のどの曲よりも激しく,逆に凄くお洒落なしっとりときかせる曲も入っている.普通,こういったおとなしい曲は嫌味になることがあるが,まったくそういった雰囲気を感じさせず,前作以上に曲による静と動のバランスが絶妙である.とにかく全パート安定性があるし,Voの表現力も素晴らしいうえにセンスが抜群であり,非常に高レヴェルな音楽をやっている.これは実に素晴らしいバンドに出逢った.1997年では最高のアルバムかな?当然,「必聴」である.
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MASSACRA / Final Holocaust (1989)
フランス産のDeath Metalバンドのデビューアルバム.Death Metalといっても当時の音らしくやはり基本にはThrashの匂いがプンプンするし,Blast Beatは存在しない.つまり,最近の自らをThrashと公言しているバンドよりも遙かに本物のThrashの音である.全編疾走しており,メロディーとは無縁.Blast無しで表現できる最速くらい頑張っている曲はある種の暖かみがある.全体にいまいちしまりのない演奏であるが,初期SEPULTURAや初期POSSESSEDのような緊張感・格好良さがあり素晴らしい.ただし,この音は80年代を体感していない人にとってはかなりゴミっぽく聞こえるかも知れない.そう言った意味で80年代の人のみ必聴.それ以降の人は「気に入るかも知れないが,多分ダメ」くらいの気分で.ドヘタThrashを愛せるものだけは充分に感激できる(でも,このバンドは下手じゃない・・・そんなに).
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DEATHの2ndアルバム参加者がたくさんいるMASSACREのデビューアルバム.VoのKam LeeはDEATHの前身であるMANTASでDrを叩いていたホームレス男.私はRick Rozzの切れ味鋭いギターリフとアーミングばかりで済ませるノイズのようなギターソロが結構好きなのでこのバンドは期待していた.期待通り,全編疾走型の正統派Death Metal.恐らく,最近聞き始めた人にはThrashにきこえるかも知れないが,これが正統派のDeath Metalである.ブラストを決して使わない”硬派な”姿勢が素晴らしい.この作品は素晴らしい.必聴.
Inhuman Condition (1992)
4曲入りのEP速さと勢いがストレートに伝わる分,こういったバンドはEPの方が正解かも知れない.作風は全作とさほど変わっていないが,Kam LeeはよりDeath Voiceになっており全体によりHeavyになっている.リフはより練られている感じでかなりツボにくる.また,VENOMの代表曲の一つである"Warhead"のカヴァーも収録されているが,BaとVoでゲストとしてCronosを迎えており,カヴァーというよりもキレの良い演奏が奇跡で出来るようになったVENOMって感じ.出来は素晴らしいのでVENOMファンなら要チェック.もちろん,MASSACREファンもEPだからって見逃すにはあまりにも勿体ない作品なので是非チェックしなければならない.特にラストの"Provoked Accurser"はMASSACREのツボが凝集した完璧な曲.MASSACREファンならこれを聴いて泣け!
Promise (1996)
解散したかと思っていたらレーベルの呼びかけで2ndをつくったらしい.イントロでRick Rozzらしいギターが聴こえたので「これこれ」と一瞬思ったのだが,がっかり.全編スローな曲ばかりである.こんなのを誰がMASSACREって認めるか!!!
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シカゴのバンド,結成は古く83年に遡るようである.Death Metalに近い直線型Thrash Metalでこれがデビューアルバム.DEATHにおけるChuck的存在であるPaul Speckmann (Vo & Ba)を中心としたバンドである.メンバーチェンジが激しくこのアルバムではBill Schmidt (Dr), Chris Mittelburn (Gr)を加えた3人編成.初期のENTOMBEDのインタビューを見ると好きなバンドとして「SLAYERやMASTER」と述べている.往年のオーソドックスなThrash MetalをよりHeavyにした感じの音である.このアルバムだけはDISGUST(っていうか最近のENT)に通じる部分もある.Voはダーティーな吐き捨て型であり,Thrashの領域の声である.全体に荒っぽい雰囲気は残しながら演奏はかなり安定しているため,聴きごたえ十分.似通った曲が多いが,MASTER節という感じの独自のものは持っているので全然気にならない.あの「Children Of The Grave」が収録されており,原型をセンス良くデフォルメしていて何の違和感もないスピーディーなThrashナンバーに仕上げている.Thrashファンは要チェック.なお,Paul Speckmanは他にもABOMINATIONなどいろんなバンドをやっている.どれが本業なのだろうか?ちなみにABOMINATIONのデビューアルバムは同じく1990年だが,NB028で,本作NB40番よりも先.もちろん,同じ系統の音なんだが,個人的にはMASTERかな???.
On The Seventh Day God Created...Master (1991)
これが2ndアルバム.DrはAaron Nickeasに交替し,Grは当時,本籍をCYNICに置いていたPaul Masvidal(ほぼ同時期にはDEATHの「Human」アルバムにも参加)が弾いている.Billと比較してAaronのドラミングはよりDeath Metal的であり,そのパワーと切れの良さ・センスは素晴らしい.本作はMASTERの中ではもっともMASTERらしくない路線の音でテクニカルかつ,初期のOBITUARY等に通じる引きずり系もアリのDeath Metalである(ちなみにOBITUARYのVoのJohn Tardyが2曲でBacking Vocalを担当).PaulのGrは巧すぎて(個性が強いため)MASTERの個性を消しておりちょっとだけマイナスだが,完成度は非常に高いアルバムである.
Collection Of Souls (1993)
これが3ndアルバム.メンバーはPaul Speckmann (Vo & Ba), Jeff Kobie (Gr), Brian (Einstein) Brady (Gr), Aaron Nickeas (Dr)と初めての4人編成となった.基本線としてはデビューアルバムの頃の音に近いが更にThrash色が強くなった・・・というか,もろThrashであり,Thrash Metalの名盤として挙げるべき作品.2ndアルバムに引き続いてDrを担当しているAaronは相変わらず小気味良いドラミングでこの手の音に実にはまっている.リズムギターが2人になったのは初めてであるが,音が分厚くなったという訳ではないが,殆ど生に近い音で臨場感は増している.ギターソロもテクニックではなく良い味を出している.Death MetalがダメでThrashまでの人には一番のお勧めかも.もちろん,必聴.
Faith Is In Season (1998)
久々の4thアルバム.この間にNuclear BlastからPavementへとレーベルをかえている.GrのJeffとDrのAaronが脱退しSage Gonzales (Gr), Sage Johnson (Dr)が新たなメンバーになっている.ホントよくメンバーチェンジするもんだ.基本路線は変わらず,直線型Thrashであるが,低音を強調しVoも以前より歪んだ声でシャウトしているため,Death色が若干強くなった.つまり,デビューアルバムに最も近い路線に戻っている(Thrash再興の煽りか?).リフは相変わらずのMASTER節.個人的には軽やかな3rdあたりの路線の音がMASTERの魅力を一番感じる.1stアルバム収録曲である「Terrorizer」を「ReーTerrorizer」として再録している(歌詞までre-terrorizerとかえている).MASTERの作品としては取り立てて優れているという訳ではないが,十分に満足できる内容である.とりあえず生きてたのでほっとした.
Unreleased '85 Album (2003)
奇跡の再発どころか,Combatから出る予定で,お蔵入りになっていたMASTERの1stアルバムがついに出てきた.収録曲はオフィシャルに出てきたものと同じだが,もちろん別録モノ.これはもうやばすぎる.Death Metalの教科書があるとするならば,その原稿のようなものであり,聴けるだけでも感謝!とにかく,強力に力でねじ伏せるような迫力ある楽曲が続く.とにかく格好良すぎる.尖っている.作品からオーラを感じる.捻りは無用,Paul Speckmannの生き様が伝わってくる.ん〜やっぱりこの人はやばい.こういった特殊な人間の力で歴史が創られていると強く思える.それにしても,もしこの作品が本当に1985年に出ていたら,世の中のDeath Metal / Thrash Metalの流れが大きく変わったことであろう.Masterはやはり創造主であり,創造主は自らの存在に封をして歴史を守った・・・そんな感じの作品だ.Paul Speckman is MASTER!の看板に偽り無し.
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MASTIFAL / Holocausto Mental (2000)
1995年に結成されたアルゼンチンの激硬派なThrash Metalバンド.南米といえば,ブラジルのバンドが圧倒的に多いが,隣国アルゼンチンもなかなか優秀なバンドを輩出している.その一つがこのMASTIFAL.多くの南米のバンドに共通して言えるのが,とにかく力強く,演奏力がリズムを中心に安定していること.また,南米特有の曲調というのもある.このバンドも例外ではない.基本は,SODOMに通じるような飾りを知らないような疾走に固執した感じのThrash Metalである.がっちりとした刻みのギターリフは安定感があり,それに硬派なヴォーカルが乗るというスタイルは迫力がある.そう,基本的には何の文句もないんだが,強いてあげるとアホさが足りない.なんというか,優秀すぎる.普通にこういう系のサウンドが好きな人にはお勧めである.特に,若い世代の人にも(バンドが若いだけあって)安心できる内容だと思う.いや,ホント演奏は上手いし,迫力もあるThrash Metalなんだが,耳が腐ってない人には強くお勧め.この格好良さは南米フリークには多少辛いかもしれない.それくらいマトモです.
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MAYADOME / Paranomal Activity (1996)
う"っ・・・やられた・・・.Sweden・technicalというキーワードで勘違いしてしまった.いや,ある程度の勘違いは覚悟していたのだが.でも,ずるいぞ,裏ジャケの奴がPRIMUSのTシャツなんか着ているからてっきり信じてしまったら,大昔のYngwieが好むようなメロディのHeavy Metalやんか!わずかに期待していたVoもヘタクソ.SwedenだったらMary Beats JaneやらMeshuggahやらPain Of Salvationくらいばっちりやらんか!(そりゃ無理か・・・)とにかく,「私はthrash metalが好きです」という人は間違っても聴いちゃいけない.金の無駄.・・・それとも,このバンドってメジャーなのか???なお,SHRAPNELから出ているがギターキッズもあんまり楽しめない内容である(ハズ).
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今や伝説・・・とでも言うべき元祖北欧Black Metalの1st EP.この作品はその後のBlack Metalの方向性に大きな影響を与えていく彼らのごく初期の作品であり,Black Metalを語るには避けて通れない作品であろう.といっても現在のBlack Metalとは随分違い,DarkなThrash Metalといった感じである.ということで,実際は最近のBlack Metalファンは避けて通っても良さそうな作品.そのかわり,Thrash Metalファンは決して避けて通ってはいけない.そう,このDirtyかつスピーディーなダークさは元祖の元祖VENOMやBATHORY(1人時代)に通じるえげつなさがある.そしてそれだけではなく彼ら独自のの暗黒の世界観が広がる.実に奥の深いcoolな作品である.最も近い雰囲気のバンドを挙げるならばアメリカOhioのNECROPHAGIAの初期の頃といった感じか.VENOMの"Witching Hour"のカヴァーもただものじゃない疾走感でこなしている.マストな作品.
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MEATHOOK SEED / Embedded (1993)
NAPALM DEATHのMitch Harris と Shane Embary,OBITUARYのDonard Tardy と Trevor Peres が結成したサイドプロジェクト.音はOBITUARYやNAPALM DEATHとは全く異なり(といっても最近のNAPALM DEATHはこんな感じになってきたが),インダストリアル寄りのDeath Metal 〜 Grindcoreといったところか.サイドプロジェクトにしてはかなりまとまりがよく良い作品である.
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SwedenのBlack Metalバンド,1986年にレコーディングされた2本のデモ"Megalomania" と "The Puzzle"をCD化した奇跡的作品.Blackと言っても時代が時代だから,初期BATHORYやVENOMあたりの路線で,とにかくダークさを出そうとしている.とにかく,リフが非常に格好良い.そのリフだが,かなりキャッチーなものもあり,場合によってはLA Metal並みのポップさ.それにだみ声Voがのるわけだから,そりゃある意味もっともダークである.こういう路線のバンドにしてはギターがかなりハイレベルであり,流れるような美しいソロを乗せたりしている.ど派手な曲展開とかはないが,音楽的には非常にハイレベルのことをやっており,普通にこの手の音としてだけではなく,重要.80年代特有のちょっと無邪気な邪悪さは何ともいえない美味しさであり,これは極上の一品である.80年代Thrash Metalマニアはもちろん,それ以外の人で音質をあんまり気にしない人はお薦めというかマスト.
MEGADETH / Killing Is My Buisiness...And Buisiness Is Good (1985)
誰もが知っている元thrash metalの四天王の一角MEGADETHのデビューアルバム.音楽評論家の中には「METALLICA」のデビューアルバムにそっくりで個性がないなどとふざけたことを抜かす奴がいたが,同じ奴が曲書いてたら似てて当然だろ!でも,全然似てねえぞ!このアルバムは音質こそ悪いが素晴らしい.その楽曲センスの素晴らしさもそうだし,何といってもガルのDrが素晴らしい.最近のなんてどうでも良いけど,これは「必聴」.
Peace Cells...But WHo's Buying (1986)
基本的には1stの路線であるが音質が向上した分だけ一般には聴きやすいと思う.曲もこのアルバムまでは思わずニンマリしてしまう会心の出来・・・的なものがある.やはりこのアルバムの決め手はガルのドラムだろう.これ以降はかなりつまらなくなった.というか,これ以降はThrashじゃない.
So Far, So Good...So What! (1988)
ガルは「ルックスが悪い」という理由でわがままなDave Mustaine氏に首にされた・・・かどうかはわからないが,後任のChuck Behler(ローディをやってた)はつまらない.曲もつまらん.1stや2ndで見せた鋭い感覚が失われている.いや,この作品までは失われていないのかも知れないけど,演奏がまるでダメ.よく,「Thrash Metalの傑作」なんてこと抜かす奴がいるが,私に言わせればそんなのはアホである.少なくともこれはThrash Metalではないし,このアルバム以降Mustaineの楽曲能力は著しく低下している.ドラッグでおかしくなったか???
Youthanasia (1994)
なんかすっかり大人しくなったな〜.もう,彼らの音にはいろんな意味でAgressionというものを期待してはいけないようである.2曲目の「Train Of Consequences」なんて昔のキレのある演奏だったら結構格好良さそうだけど.全体にむなしさの方が大.
Cryptic Writings (1997)
う"〜っ.退屈な曲が延々続く・・・.前作との区別がつかないようなゴミなリフ.よくこんなつまらない曲を書けるようになったな〜.昔の面影は微塵もない.
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MEKONG DELTA / Mekong Delta (1987)
Aaarrgレコードの社長Ralph Hubertがガマンできずに作ったバンド(笑),MEKONG DELTAのデビューアルバム.作風は現代音楽からの影響や,更にその影響下にあるプログレの影響を色濃く残すThrash Metalである.Liveも行わない謎のバンドであったため,「こんなのLiveでできるわけがない」と一部で言われるほど複雑な曲展開.デビューアルバムでありながらそのテクニックや音楽センスは凄すぎる・・・と思っていたが,後にメンバーが発覚してから「なるほどな」ということになった(Living Death等のメンバーが参加している).ただし,若干Voが弱い.
The Music Of Erich Zann (1988)
2ndにあたる本作はデビューアルバムと基本路線は変わらず変調子・変拍子を多用した複雑な曲構成である.不協和音をベースにしたユニゾンプレイなどとにかくテクニックの総てを出している.デビューアルバムよりもやや音が重くThrash Metal色がより強い印象を受ける.3rdに並びこの作品もかなりのハイグレード.まさに「職人の技」的なアルバムである.・・・ただし,Voがちょっと弱い.
The Principle Of Doubt(1989)
通算3作目にあたる本作はバランスがもっとも良い・・・と感じる.もちろん,テクニカルなフレーズが随所に散りばめられている.後の作品よりも攻撃性があるサウンドでありThrash Metalの魅力を一番そなえているアルバムに仕上がっている.ジャケットも格好良いし名盤である.「必聴」.
Dances Of Death (And Other Walking Shadows)(1990)
本作は4人編成となって初のアルバムである.より実験色が強い感があるが,巧くまとめられている作品である.タイトル曲の「Dances Of Death」は19分を超す大作であるが,よく練られた組曲仕立てであり長い曲にありがちな散漫さは感じない.このアルバム以降の作品は攻撃性がかなり薄まっている.このアルバムはお勧め.
Live At An Exhibition(1992)
Liveでの音の再現は不可能とさえ言われていたが,初のLiveで見事な演奏を披露してくれたのがこのアルバム.当然,複雑な曲展開の持ち曲しかないため,どれもスリリング.また,お約束でMussorgskiの「はげ山の一夜」,組曲「展覧会の絵」より「にわとりの足の上に建っている小屋」が演奏されている.何れも演奏は凄いのだが,Liveでの熱さといったものは残念ながら伝わってこない.まあ,こんな演奏されたら客は引くかもしれないけど.
Kaleidoscope (1992)
通算6枚目になるのかな?忘れた.他のアルバムでも聴かれるように,このアルバムでもむちゃくちゃテクニカルであり,圧倒される.このアルバムはギターの音などかなりおとなし目なので,普通の人でも聴きやすい(らしい).まあ,Voも柔らかいしね.このバンドはちゃんとチェックしないとダメである.
Visions Fugitives (1994)
前作「Kaleidoscope」と同じメンバーで収録されている.最初の2曲は若干昔に戻ったようなアグレッシヴな部分もあるが,基本は前作と一緒である.3曲目からはインストの6部構成の組曲となっており,Ralphの楽曲能力の高さを十二分に示している作品である.Metal的要素は殆どない.まあ,このバンドだからこれはアリだろう.全体にこの作品の曲は印象に残りやすい.やっぱレヴェル高いよ,こいつらは.
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MELIAH RAGE / Kill To Survive (1988)
マサチューセッツ州出身のThrash寄りのPower Metalバンドのデビューアルバム.デビュー当初はポストMETALLICA的な扱いを(一部で)受けていたが,要するにリフのパクリがあっただけである(笑).演奏も曲も無難であり,面白みは欠けるがオーソドックスなのが好きな人には良いかも.私はパスだが.
Live Kill (1989)
5曲入りのLiveミニアルバムである.演奏は実に安定している.このクラスのバンドだとLiveでは音のバランスが悪かったりするのが普通だが,それもない.が,良くも悪くもそのためますますThrashらしくない.オーソドックスなHM的なPower Metalになっている.ジャケットからうけるチープなThrashという印象とは良い意味でも悪い意味でも違う.
Solitary Solitude (1990)
これが2ndフルレンスアルバム.基本路線は全く一緒といって良いだろう.これまた良くもなければ悪くもない,オーソドックスな音である.やはり,METALLICAの3rdあたりの音をより普通のHMに近づけ,オーラを欠いたような曲が続く.私の場合,このバンドは4年に一回くらい聴こうかな〜と思い出すことがある.それでも曲を覚えているところをみるとどうやら印象はそれなりにあるようである.個人的にはもっといろんな意味でキレた奴が好きなので・・・である.このアルバムに関しては後半に収録されている曲くらいの勢いなら合格.
なお,彼らは当時いろんなインタビューとかで「俺たちはthrash metalじゃないし,thrash metal っていう音楽は知らないんだ」みたいなことを言っていた.確かに真のthrashじゃないよ.だけど,本当に知らなかったのか?リフや歌い回し,ギターソロまでMETALLICAのパクリってのがあったりするんだけどな〜.一体,彼らは何を聴いて育ったんだろう(笑).
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MERCYLESS / Coloured Funeral (1993)
フランスのデスメタルバンドっていうかdeath voiceのheavy thrashといった感じのバンド.まあ,重さ的にはdeathなんだろうが,そこで使用されているリフの旨味は正にthrashのものである.こういった路線は敢えて福岡のNECRONOMICON同様にBRUTAL METALと呼びたい.フランスのバンドは音質が妙にショボイバンドが多かったが,これはかなり立派な仕上がり.演奏力は極上.演奏が巧すぎるせいか,おフランスのバンドだからか,どことなく上品な音である.キーボードは一切入っていないが,まるではいっているかのような独特の奥行きのある空間をギターだけで生み出している.低音でしっかりと刻むリフに繊細なメロディーが絡む.ここで言うメロディは決してクサイものではない.そういう意味では(あそこまで煌びやかなギターソロはないが)リフ構成はDISINCARNATEに近い印象を受ける.曲はかなり複雑で展開がガンガン変わってくるドラマティックなものである.通常はブラストは使用していないが,時折使用しておりかなり効果的.vocalは軽めのdeath voiceで曲調には巧く合っている.完成度としてはこれで十分である.個人的にはこれでギターソロがもっと派手だとパーフェクト.これは要チェックでしょう.
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1987年にSwedenのUmeaでFredric Thordendalを中心に結成された.当初はFredric Thordendal (Guitar)にJens Kidman (Vocal & Guitar), Tomas Haake (Drums), Peter Nordin (Bass)を加えた4人編成で活動していた.1st EPは国内のみ発売されたものでしばしばsame title "Meshuggah"と表記されているプレスがあるが,これは誤り(どうやら,本人らが言っているようだが;笑).Jazz的なドラミングに複雑なリズムを持つ超heavyなリフ,それに力強い低音のvocalという非常に渋いサウンドでその上にフュージョン系の影響が色濃く残るギターソロがのる.とにかくそのリズムセンス・楽曲力は現時点で活動している(してきた)バンドの中で群を抜いている.そして,作品を重ねる毎にheavyになっていく姿勢も素晴らしい.当然のことだが,最近のスラッシュ/デス系のバンドにインタビューすると真っ先に名前が挙がるミュージシャンズミュージシャンでもある.ライブブートビデオも数本出回っているが,何れも目を見張る演奏力である(しかも動きまくり).
Psykik Testbild EP(1989)
本作はスウェーデン国内で500枚しかプレスされなかったという噂の自主制作超レアEPである.私も苦労の末,ようやく音源を入手することが出来た.3曲入りで1stに収録されている"Cadaverous Mastication"(もちろん,未発表テイク)以外,現時点では未発表の"Sovereignes Mobidity","The Dept Of Nature"を収録している.一般に認知されているデビューフルレンスアルバムに近い路線でThrash色が強い.リズムチェンジなども充分にバリバリでファンなら間違いなく満足.オールドスラッシュファンには間違いなく好まれる作品である.もう,とにかく流石です・・・以外の言葉は必要じゃないかも.なお,現在は「Rare Trax」に収録されているため,簡単に入手可能(クソ).
Contradictions Collapse (1991)
1stフルレンスアルバム.METALLICAの2nd〜3rd当たりの非常に高度かつドラマチックなThrashを更にHeavyにして,Jazzを加え複雑にした感じのサウンド.とにかくデビューアルバムでこの完成度は卑怯だよ・・・と言いたくなるくらい凄すぎる.特にDrumはあまりにも他に例が無い独特のドラミングで衝撃的.アルバムを聴く前に本作収録の"Abnegating Cecity"のプロモーションビデオ(「Death...Is Just The Beginning II」に収録)を見たのだが,もう鳥肌モノに格好良かった.これ以降の作品と比べるとVoがやや甘いかんじだが,当時はVocal & Guitarだったというのを考えるとホント恐ろしい.彼らの作品は初期作品ほどThrash色がストレートに伝わってくるのでThrash好きはまず,この作品から.なお,本作は日本盤はボーナストラックが収録されているが,全作品集めれば特に日本盤にこだわる必要はない.インナーの記事も間違いあるし.
None (1994)
5曲入りのMCD.1stで見せていた音質の甘さをクリアし,ヴォーカルの安定感もより一層増し,1stよりは聴きやすいのでは(?)と思う.彼らの代表曲であり,ライブでもしばしば演奏される"Sickning"など,実に濃い内容である.音的には1stと2ndの中間的なものである.なお,お馴染みのNUCLEAR BLASTのコンピレーション・アルバム「SickeningはDeath ...Is Just The Beginning IV」でLive音源を聴くことができる.マニアは必聴.
Selfcaged (1995)
4曲入りのMCD.3曲は2ndアルバムと同じ曲だが,バージョンが若干異なるため,ファンならマスト.更に,「None」収録の"Gods Of Rapture"のライブ音源も収録されている.このライブ音源を最初に聴いたときはその演奏力の高さにマジビビった.しかし,その後幾つか彼らのライブ音源を入手できたが,はっきり言ってこれが一番演奏が荒れているくらいです.この上限知らずの恐ろしいテクニカル集団はライブパフォーマンスも半端じゃなくガンガン動きまくりながらこの複雑な曲を演奏しております.恐れ入ります.とにかく聴いて下さい.
Destroy Erase Improve (1995)
2ndフルレンスアルバム. 正直言ってここまでくると更に卑怯である.ファンはここまで望んでなかった かもしれない.とにかく格好良すぎる.一見,全作などよりも曲が単調になった ように聴こえなくはないが,実際はさらに複雑になっていて,コピーなんて考え ても私には無茶な話だ.全作ではわりと普通のかっこいいGリフに複雑なドラム といった感じだったが,本作はGリフまで逝ってしまった.怖いぐらい真似でき ない.また,全作よりも遥かに音質が素晴らしくなっており,あまりに整合感があ りすぎる.ぜいたくを言えばもう少しラフな感じに仕上がっていればもっと良かった. Voの安定性は一段と素晴らしくなった.
The True Human Design (1997)
3rdフルレンスアルバムに先駆けてリリースされた4曲入り(シークレットトラック2曲)のmCD.3rd収録の"Sane"が収録されている.2nd収録の"Future Breed Machine"はLive,Mayhem Version,Campfire Versionの3ヴァージョン入っており,これが笑える.何が笑えるってこのLive音源.うっそだろ!???をい!!あんたら凄すぎるよ.どっからどう聴いても,並みのバンドがスタジオにこもってじっくり時間かけて収録した音よりも遙かに美しいし演奏も完璧.まあ,並みのバンドでは到底できないような非常にテクニカルな曲だけど.多分,人類の歴史上一番演奏が凄いバンドなのでは無かろうか?と平然と言えるくらい凄い.もう,この一曲聴けるだけで幸せである.ちなみにMayhem Versionはインダストリアル仕様でこれもcool.更にCampfire Versionは全編アコースティック/普通声(普通じゃない・・・アニメ声???)でなんともイカレた仕上がりである.とても同じ曲とは思えない.もう,この人達天才すぎます.
Chaosphere (1998)
久々の3rdフルレンスアルバム.何となく予想はしていたが,「ありゃ,こんなになっちゃったのねぇ」ってな出来である.確かに巧いし格好良い・・・そりゃもう過去に実証済み.このバンドは独特の無機質さってのを持っているが,それがあまりにも行き過ぎたって感じである.初期の頃のもっとロックスピリッツがプルンプルン伝わってきていた音が懐かしい.といったのが全体の感想.曲のバリエーションも昔ほど豊富じゃなくなんか似通った曲ばかり(わざとやってるんだろうけど・・・).ガツンとくる曲がないんだよな〜.演奏能力が高すぎて策に溺れた感が否めない.まあ,それでも凄い作品であることには間違いないし,完璧っていえば完璧なんだが.うーん,次作に持ち越し.
Rare Trax (2001)
当初,2000年に出ると噂されていたレアトラック集.もしや,と思っていたら案の定私としては複雑な気持ちの作品になってしまった.そう,この作品の一番の売りは世界中のマニアが血眼になって捜していた自主制作EP「Psykik Testbild」の音源が収録されていること(ちなみに,インナーには1000枚しかプレスされてないって書いてたが,500枚って噂できいたが真相は知らないし,今となっては別にどっちでもいいけど).苦労して捜し入手できた直後にあっさりとこんな形ででたのはかなりショックであった.まあ,持ってなかった人にとっては有り難い作品だろう.気を取り直して素直に喜びたいところだ(涙).特に未発表曲的な存在であった"Sovereigns Morbidity", "Debt Of Nature"の聴き慣れたリフがCDで聴けるようになったのは何とも感慨深い.まあ,とにかくMESHUGGAHファンなら仕方なく入手せざるを得ない作品.ちなみに,本作はmpegトラックも収録されており,オフィシャルなものとしては初めてのライブビデオもちょっぴり堪能できる.
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MESSIAH / Hymn To Abramelin (1986)
Thrash先進国であったスイス出身のThrash Metalバンドのデビューアルバム.Thrashというか,初期のBlack / Death Metalである.当時はファンジンによく登場していたバンドの一つである.この頃はメンバーは白塗り.同郷のCELTIC FROSTよりもよりHeavy Metalicであり,当時としては過激なサウンド.かなり邪悪な雰囲気を発しており,非常にcool.で,スイスらしく(?)トリオ編成である.とにかく,当時としてはかなりアンプの限界に近いくらい低音を重視したギターとベースの音はちょっと出過ぎな感じもしなくはないが,格好良い.無茶苦茶なシャウトをかますヴォーカルもかなり味がある(たまに,意味のわからない弱々しい歌い方をするのも愛嬌).で,ドラムはまるで70年代とか80年代初期の産業ロックのような音作りで思いっきり古くさい(苦笑).当然,そんな軽い音で楽曲に合う訳もなく,浮きまくっている.それでも,このアルバムは良い出来です.とりあえず,Thrashファンなら押さえましょう.ちなみに,2002年にボーナス付きで再発されている.ボーナスは84年のデモで,これがまた泣かせてくれる.いや,84年にしては非常に音が良いです.かなり先鋭的なバンドであった.
Extreme Cold Weather (1987)
2ndアルバム.彼らを有名にした作品といえる.何が有名って,可愛らしいシロクマさんジャケ(爆).正直,当時はこのセンスの悪さに失笑してしまったが,スイスなので許してください.サウンドはジャケ同様に熊が暴れ回るかのごとく,ぐいぐいと力でねじ伏せるような迫力も備えている.1stほどの無茶苦茶さはなく,かなり大人になった感じである.それを感じさせるのは白塗りをやめたメンバー写真(笑).汚い中にも微妙な透明感がある音はスイスならでは(?).刻みの細かなリフはもうちょいマトモな録音であれば,BULLDOZERみたいになりそうな雰囲気がある.独特の奇妙な音使いからなる不思議なリフは非常に個性的である.そのままスピーディなThrashをやらせても十分に格好良さげなリフも沢山登場する.数年前までは,割と中古で見かけていたが,こちらも2002年に再発されており,ボーナスに惹かれるオールドファンは迷わず買った方が良い(ちなみに,これも中古で買いましたが).ボーナスは85年にリリースされた2本のデモ「Powertrash」,「The Infernal Thrashing」等を収録している.正直言って,このデモの方が個人的には無茶苦茶ツボである.いや,デモだけでも聴く価値があるといって過言ではない.まるで,WHIPLASHを汚くしたような凄いど迫力.素晴らしすぎる.ボーナスは完全に必聴.
Choir Of Horrors (1991)
3rdアルバム.ここにきて一気に(一般的に言う)完成度が上がった.それまで,やや散漫だった音作り(というか,チープな録音状態)から一変して,整合感のあるサウンドへと変化している.楽曲は,それまでの変さよりも,寧ろストレートな格好良さが売りになった感じであり,素直に乗れる要素が増えている.比較的ありがちなリフが多くなっているが,Thrash Metalバンドとして活動を続けてきた彼ららしいツボを押さえたものであるから,安心して聴ける.80年代定義のDeath Metalの進化系であり,90年代のバンドとはやっていることが全然違う.ただ,録音レベルとしてヴォーカルが引っ込みすぎじゃないのかと思う.まあ,以前の作品もそうだが,このバンドはギターの音が表に出すぎで,もうちょっとバランス考えてほしいもんだ.まあ,直球勝負の楽曲とかはそんな問題は大したこと無いと感じさせるほどの疾走感を持っており,十分にThrash Metalとしての魅力を残している.
Underground (1994)
5thアルバム.これまたやってくれている.これまでよりもVocalが普通にThrashっぽくなった.楽曲も流石にベテランといった感じで,非常に心地よい疾走感と共に,ミドルテンポの曲展開等も効果的に入る.ギターの音は相変わらずデカイが,ようやくバランスがとれてきた.完全に80年代のドラマティックなTechnical Thrashといった感じのノリと若干のドイツっぽい疾走感との融合で,嫌味無くこういう独自の進化をしたバンドも珍しいであろう.ある意味職人芸的な楽曲スタイルであり,安心のブランドといえる.ごく初期の邪悪さは感じられないが,あっさり味のThrashをHeavyにアレンジしたようなこの音は他のバンドには真似できない.これも要チェックである.
METAL BRAIN / The Core Of Life (1997)
BrasilのThrash Metalバンドの1stフルレンスアルバム.悪い・・・とは言わないが,ここの訪問者の期待にそえる南米モノではない.やっていることは初期METALLICA(といっても2〜3rd).きっとバンド名,アルバムタイトルもそういったところから来ているんだろう.だが,かなり安っぽい.パクリも多いが一つ一つのリフはなかなか格好良い.初期METALLICAっぽい泣きも入れているのだが,音の安っぽさで逆に泣けてくる.曲展開とか非常に技巧的なことをやってたりして,全盛期METALLICAのハッとさせられた頃を思い出させてくれる.多分,金があればそれなりにドラマチックな良質バンドに化けると思うが,この路線で音悪いのは流石に素人が頑張っている程度にしか思えないのが残念.バッキングが時々無意味に片方行方不明になるのは単にトラック数が少ないが故としか思えない悲しさ.それにしても,一体いくつのリフをパクっているんだ!?ある意味南米らしいのは10年以上の時代錯誤感覚.
METAL CHURCH / Metal Church (1984)
当時は割とメジャーであったシアトルのPower Metalバンドのデビューアルバム.このアルバムのみ若干(ほんと僅か)のThrashっ気が漂う.結成当初は後にHEATHENに加入したCarl Sacco(Dr)が在籍していたが,本作ではKirk Arrington (Dr), Duke Erickson (Ba), Kurdt Vanderhoof (Gr), David Wayne (Vo), Craig Wells (Gr)の5人.当時としては非常にHeavyであったし,スピードもそれなりにあったので割と目立つ存在だった.独特のアメリカらしい埃臭さがあり,雰囲気だけはサザンロックなどに通じる.とにかく本作ではDavid Wayneという非常にパワフルにメロディーを歌いこなすVoということで注目されていた.ある意味アメリカンパワーメタルの祖と言って良いだろう.楽曲もそれなりに良いし,かなり楽しめる作品.個人的には実はバラード曲「曲名が出てこん・・・」が好みだったりする.こういった曲を聴くと確かにDavid Wayne・・・巧いと感じる.なお,本作にはHighway Starのカヴァーという思いっきりベタなこともやっている.なお,Kurdt Vanderhoofはこの頃から既にはげていた(笑).
The Dark (1986)
2ndアルバム.VoのDavid Wayneは一度脱退していたが,あのヒステリックなVoの替わりがどうしても見つからないということで,バンドから要請されレコーディングに参加(すぐにまた脱退したが).Kurdt Vanderhoofは相変わらず強烈・・・なルックス(爆).まあ,アメリカのPower Metalを語る上では外せないであろう.が,はっきり言って前作の緊張感というか,使命感に燃えているような熱さが激減して退屈な作品になっている.
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METAL DUCK / Quack`Em All (1989?)
なんか,当時よくファンジンにのっていたギャグバンド?その割にセンスがいまいち.音はthrash・・・ただしゴミ.演奏はかなりヘタクソである.音もチープである.
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METAL ONSLAUGHT / Cease Of Exist (1987)
音質は大変チープであるが,当時モノらしいわりと格好いいThrashである.若干のHardcore色があり,イメージとしては初期のTANKARDを汚くした感じである.James Coleman (Dr), Ken retfors (Gr), Richard Godfrey (Gr), Martti ayne (Ba&Vo)の4人編成.なかなか聴けるのでお勧めである.
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METALLICA / Kill 'Em All (1983)
今更言うまでもない,METALLICAのデビューアルバム.デモではかなりしなやかに歌っているが,このアルバムではしっかりとシャウトしていた.「Whiplash」などは首振りのための首を振るための曲である.「必聴」
Ride The Lightning (1984)
このアルバムも良かった.「必聴」
Master Of Puppets (1986)
このアルバムを最期にMETALLICAはMETALLICAじゃなくなりました(R.I.P.).Cliff Burtonと共に(R.I.P.).このアルバムは芸術作品です.背筋がゾクゾクする完璧な一枚.「必聴」
The $ 5.98E.P.-Garage Days Re-Revisited (1987)
・・・これ以降はつまらない.
...And Justice For All (1988)
Cliffの死が大打撃だったことがはっきりとわかる一枚.曲に覇気がない.
Metallica (1991)
同じく.
Load (1996)
同じく.・・・それにしても,Jamesはお上手に歌うようになったもんだ.
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METHOD OF DESTRUCTION (M.O.D.)/ U.S.A. FOR M.O.D.
デブのBilly Milano率いるhardcore〜クロスオーバーのバンド.まあ,ほとんどギャグである.Billyはもちろん,あの幻のバンド S.O.D.のVoである.基本路線はS.O.D.をやりたいという事はわかるのではあるが,全然センスがついてきていない.プロデュースはAlex PerialasとANTHRAXのScott Ian.
Surfin' M.O.D.(1988)
このアルバムは完全にギャグでつくっている.バックヴォーカルを努めるThe Wackettesなる集団の中心人物はあのRob "Wacko" Hunterである.正直言ってこのギャグは外している.しかし,裏ジャケの一番高くジャンプしているBilly Milanoには笑える.
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オーストリアのDeath Metalバンドのデビューアルバム.天下のWild Rags Recordsのカタログ番号WRR036なんだが,これは果たして本当にWRRからリリースされたんでしょうか?ちなみに,同じWRR036はDEATHCULTのCD出ています.一般のWild Rags勢と違って非常にハイグレードなバンドである.Death Metalとは書いたが,Old Black的な若干の邪悪さを持ち,時にはOld Grindのような曲展開やBlastを使用したりしている.それにJazzっぽさのあるリズム隊が絡んだりで,非常にセンス良くまとまっている.まとまっているからと言って疾走感・激走感は失われず,Doomyなパートとのコントラストはかなり見事である.これはオーストリアのバンド特有のセンスかもしれないが,初期のDISHARMONIC ORCHESTRAに通じる雰囲気・楽曲センスが漂う(更に大人にした感じ).特に,リフ構成の中にスピードの急激な変化も織り交ぜていたり(それをかなりカッチリとした演奏でやってます.音はチープですが).各パートはオーソドックスで,特に変わったプレイはしていない.無駄がなくストレートに格好良い作品に仕上がっている.これはなかなか見事な作品.方向としては初期NUCLEAR BLAST好きな人におすすめ.少なくともWRRマニアのみならず,Old School Death系に興味ある人ならばマストでしょう.下記EPとのカップリングで再発されているが,せっかくのジャケがEPとの2枚重ねになっているため,マニアならオリジナルで(笑).ちなみに私の所有物はLethalから出ています.なお,カップリングにはボーナスでlive音源付き,いつもの如くドイツ語のMCはかなり迫力無く苦笑モノです.
Love Songs (1993)
上記アルバムに次いでリリースされたEP.タイトル通り,甘いラブソングが聴ける・・・ワケないだろ.少なくともかなりドラマチックな構成にはなっており,9分にも及ぶ仰々しい大作であるタイトル曲はある意味Metalに対する熱い想いが伝わってくるラブソングである.ん〜.正直言ってかなり長いです.まあ,いろんなものが凝集された9分間だから,楽しめる内容であり,上記アルバムとカップリングで入手できるので,それを入手すれば自然とついてくる.あとはSEのみです.
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Mexicoからとんでもないのが出てきた遺跡系超ド変態バンド.とにかくジャンル不明な民族音楽的部分やらもいろいろ取り入れながら・・・とにかくぐちゃぐちゃなミックスサウンド.基本はTechnical Death Metalっぽい(ヴォーカルは若干,Black系っぽかったりもする).チョビ髭の怪しいおじさん(いや,多分若い)がメキシコの民族楽器担当でケーナとかピロリ〜と吹いていて全体の雰囲気を邪悪に(???)いや、訳判らなくしちゃってます.流石に,民族楽器担当をメンバーに配しているだけあって,ぐちゃぐちゃなんだがまとまりがある.更におばちゃんメンバー(いや,多分若い)が担当しているベースラインが死ぬほどセンス良く、びつくり.音楽のセンス良くする前に化粧のセンス何とかしろよ!っと突っ込みたくなるが,まあ,音が良いからいいではないか.ギターはメロディも美しく,アコースティックとかもえらく格好良く決めていたりしている.んで,ドラム・・・これがまた恐ろしく凄い.かなりバラバラ感があるのだが,南米スタイルに近い前のめり系でJazzっぽいオカズを豊富にいれたりしている.意外にもリフ・曲進行とかは、我が神ATHEISTに近かったりする.もちろん、あそこまでお洒落な空気は微塵もない.とにかく,ノリが無茶苦茶生っぽくワイルドかつ繊細.遺跡系と書いたのはジャケとか云々であり,同じく遺跡系キャラのANGKOR WATよりも変態度が高いサウンド.こいつは要注意.これは、何度聴いても飽きません.自分はダメだという自覚のある人は何とか捜し当ててください.そういう人にはマストです.VIVA MEXICO!!!
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MIDAS TOUCH / Presage Of Disaster (1989)
NoiseからリリースされたSwedenのTechnical Thrash Metalバンドのデビューアルバム.Lasse Gustavsson (Gr), Patrik Sporrong (Ba), Rickard Sporrong (Gr), Bosse Lundstrom (Dr), Patrik Wiren (Vo)の5人編成.中〜高音を絡め,手数が多いリフはDEATHROWの3rdに通じるものがあるが,あそこまでスリリングでもなければ,テクニカルでもない.正直,当時聴いてピンとこなかった.今聴いてみると,そこまで酷くもない.特に,DEATHROWっぽいバックコーラスはこのバンドの特徴であろう.ギターリフの刻み自体はなかなかのものであり,それなりに聴き応えはある.ヴォーカルは微妙に浮遊する感じで歌っており,・・・微妙.楽曲自体,テクニカル路線だったら,もう少し工夫して欲しいと思うのは当時も今も同じ感想である.どうしても,DEATHROWの3rdをセンス悪く演奏したらこうなった・・・といった感じである.ちなみに,ヴォーカルのPatrikはMISERY LOVES CO.を結成.
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個人的には元CELTIC FROSTのReed St. MarkのDrが聴けるというだけで価値がある一枚である.他のメンバーは元CHEMICAL WASTEのJason Coppola(Gr),元M.O.D.のJohn Monte(Ba),Louis J.Svitek(Gr),元UNIFORM CHOICEのPathoric R. Dubar(Vo)である.音はバンド名の通りであり,メンバーが在籍していたバンドを見ればおのずと想像がつく.もちろん,CELTIC色はないが.皆かなりのテクニシャンであるため,聴いていて安心できる.Reed St, MarkのDrは久しぶりに聴いたが,腕はなまっていない.しかし,スネアの音が奴っぽくないのはちょっと残念.
Dropped (1993)
2ndアルバム.DrのReed,GrのJasonが脱退し,Shawn Johnson(Dr)とJason Everman(Gr)が加入している.前作のキレの良さよりもうねりを重視した感じの曲が増えている.全体に落ち着いた雰囲気が強く印象が強烈という音ではないが,印象に残る曲が多い.あんまり引き合いに出されないが,スローナンバーとかはThe Organizationなんかに非常に近い感じである.演奏力も安定感があり安心して聴けるアルバムである.
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MINOTAUR / Power Of Darkness (1988)
(西)ドイツのThrash Metalバンド.Andy (Guitar & Vocal), Jorg (Drum), Tommy (Bass)のトリオ.EPを2枚出しているが,本作が唯一のフルレンスアルバム.えっ?音?良いよ.しかも凄く.アホなくらい.初期KREATORクローンといったら良いのかも知れないが,それに若干初期BATHORYの疾走感を加えた感じ.特にVoなんて初期のMilleの物まねしているように聞こえる.で,曲自体の出来は・・・.初期KREATORっていうのは私が最も好きなスタイルの一つである.しかし,はっきり言ってこいつらはそれ以上に凄い.勢いだけを重視したような強引な曲作りは.もう完璧である.特にバッキング無視して先走りするVoはあまりにも格好良い.無茶苦茶なギターソロも完璧.とにかくこれ以上に疾走感が生々しく伝わってくるバンドは他にいないのではなかろうか.最近の機材の発達だけに頼ってHeavyになっているバンドにショボイ音質でもこれだけAggressiveに仕上げていたこういったバンドの爪の垢でも煎じて飲ませたい気分だ.これがThrashなんだよ,わかるか,オイ!もう,とにかくツボを自然におさえまくっていて完璧です.当時は2000部しかLPが出ていないようで,ファンジンで名前を若干見かける程度のバンドであったが,1998年に奇跡のCD再発(しかもボーナス入り)された.オールドファンなら間違いなく棺桶入りのアルバム.ちなみにボーナス"Brainhead"はRoadrunnerが1987年に出したコンピレーションアルバム「Teutonic Invasion PART ONE」に収録されているものと同じで,個人的には最も好きな曲.で,最後にもう一度言う.これは棺桶に入れなさい.
Promo demo (2001)
実は密かに活動していたMINOTAURが2001年にPromo用に作成した"Towards My Eternity", Tatal Decay", "Necromancer", "Mass Suicide"の4曲入りCD-R.メンバー直で送られてきたものであるが,録音時期など一切不明.送ってきた後,音信不通に・・・.が,とにかく内容は素晴らしくMINOTAURである."Necromancer"はアルバム「Power Of Darkness」にも収録されているが,バージョン違いである.全体にこのデモはvocalの通りが良く,初期のMilleってかんじである.無理矢理スローパートから始まったりして,曲をドラマチックに構成しようとしているんだが,それがかえってマイナスで,速いところだけやっとけば良いのにと思うが,そこはご愛敬.こんなデモ作っておきながらその後の活動がいまいち伝わらないのがちょっと残念であるが,いつまでもどアホなthrash をやり続けてくれることを祈りたい.なお,本作は直接送ってもらわない限りはありません(メンバーの手焼きです)ので,売ってません.
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MISERY LOVES Co. / Misery Loves Co. (1995)
SwedenのIndustrial Thrash Metalバンドの初のフルレンスアルバム.この前にEPを自主製作で出している.メンバーはPatric Wiren (vocals)とOrjan Ornkloo (programing, guitar)の2人編成.PatricはあのMIDAS TOUCHのヴォーカリスト.一体,Patricに何があったんだ???と思わせる迫力のヴォーカルになっている.これでMIDAS TOUCHやったら,結構良かったかも・・・いや,それはない.で,Industrialってあんまり得意じゃないことが多いのだが,このバンドはかなり音楽としてのレベルが高く,素直に格好良い作品が多い.かなりアートな感じがする.好き嫌い別に,これは誉めなければならないでしょう.SKREWのようにThrashのリフが残っているような楽曲ではないが,ANGKOR WAT→SKREWよりも,MIDAS TOUCH→MISERY LOVES Co.の方が正直驚きはでかい.懐の広い人なら,要チェック.
THE MIST / The Hangman Tree (1992)
Brazilの重要Thrash Metalバンド.当初はMAYHEMと名乗っており,89年にデモをリリース,その後,バンド名を改名した.元CHAKALのVladimir Korg (Vocal)を迎え,1989年にデビュー.これは2ndフルレンスアルバム.本作では,初代SEPULTURAのギタリストJairo Guedzを迎え,Marcello Diaz (Bass/Key), Christiano Salles (Drums), Kladimir Korg (Vocal) の4人編成.どこをどう切っても格好良い良質のThrash Metalである.特に南米らしさとかは無く,もの凄く正統派って訳でもないんだが,安定感のあるクオリティーの高いThrash Metalである.しいて悪く言うならば,あんまし華がないってことぐらい.すぐに彼とわかるKorgのヴォーカルはあまりに個性的であり,素晴らしい.また,流石に最高に格好良かった頃のSEPULTURAを背負っていたJairoのギターはこれまたcoolである.南米Thrashとしての価値(南米フリークとしての)よりも,寧ろ全世界的なThrash Metalとしての価値がでかい作品である.これは,マニア以外の人も手を出してOKでしょう.もう少し,知名度があっても不思議じゃないバンドである.これはマストです.
...Ashes To Ashes, Dust To Dust (1993) mini
2ndアルバムリリース後,VocalのKorgが脱退し,3人編成になって初の音源で,これは6曲入り(再発でボーナス1曲追加の7曲入り).かなりバンドのイメージは変わったが,まあまあ良質のThrashである.あの強烈なヴォーカルの代わりに,Marcello DiazがVocalを兼任している.正直言って,あの分厚い雰囲気のヴォーカルには勝てる訳はなく,全体にちょっと音が薄っぺらくなった感じは否めない.楽曲もJairo風味が強くなったせいか,初期SEPULTURA的なものが多い.まあ,これはこれでアリなんでしょうが.十分に格好良いし,疾走感も素晴らしい.けど,Thrash Metalにとって,ヴォーカルがいかに重要かを強く感じてしまう作品となってしまった.やはり,Korgのヴォーカルはヤバ過ぎるからなぁ・・・.
MONSTROSITY / Imperial Doom (1992)
フロリダの正統派テクニカルデスメタルバンドのデビューアルバム.Lee Harrison (Dr), Mark Van Erp (Ba), Jason Gobel (Gr), George "Corpsegrinder" (Vo), Jon Rubin (Gr).ギターのJason GobelはCYNICからゲストとして参加している.ギターソロはかなり弾きまくっているのでCYNICファンは当然チェックしなければならない.何故かあまり注目されていないが,個人的にはかなり気に入っている.とにかく,演奏が無茶苦茶巧く,曲展開を重視したDeath Metalである.Drは手数・足数が多くテクニカルで個性的な叩き方をする(なんとなく,昔の.最近のバンドにしてはリズムギターの音が軽いが,逆に個性になっている.下手でぺらぺらってのとは訳が違う.Baもこっそりとかなり無茶なことをやっている.まあ,Death Metalファンは「必聴」だろう.
Millennium (1996)
ずいぶんと間があいたがこれが2ndアルバムになる.GrのJon Rubinは元々在籍していたMALEVOLENT CREATIONに戻り,GrはJason Morgan一人に,BaはKelly Conlonに変更しているが,相変わらず全パート演奏が凄い.特にDrはかなりスピーディーにいろんな技をこなす.Voは完全なDeathVoiceであるため,好き嫌いは分かれるであろうが(しかも,そんなに魅力的なDeath Voiceではない),とにかく演奏は完璧である.曲も一工夫あって聴いていて飽きない.テクニカルなものが好きな人は是非ともお勧め.
In Dark Purity (2001)
それまでのややライトな音作りと比べると,普通のDeath Metal並みに重厚なサウンドに仕上げている.テクニックの凄さは今更言うまでも無いが,本作品はそれまでの作品よりもリフが耳に残るものが多い.決してメロディアスになった訳ではなく,意図的にそうした楽曲にしているようである.具体的には,印象的な同じリフを繰り返し使っているものの,刻みに変化を持たせたり,リズムに変化を持たせることで一つのリフのバリエーションを増している・・・といった手法を取っているようだ.曲自体はかなり複雑なんだが,リフの音進行はずっと一緒だったりするので,自然と耳に残りやすいのだろう.音質が重く普通のDeath Metal的になっているのではあるが,その分,血が素直に暴れるような作品となっており,Death Metalファンには満足いく作品になっているハズ.個人的には彼らは軽くスタスタとスネア入る軽い疾走部がらしくて好きであるが.また,ギターソロも確実にテクニックを増している.ラストにはSLAYERの名曲"Angel of death"のカヴァーが収録されている(トリビュートアルバムに収録されていたものと同じだと思う.).お勧めの作品.
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MORBID ANGEL / Alters Of Madness(1989)
ご存じフロリダのDeath MetalバンドMORBID ANGELのバンドが認めるデビューアルバム.現在のDeath Metalを確立したといって過言ではないだろう.もともとTrey Azagthoth(Gr)が中心となって結成されたバンドであるが,元TERRORIZERのDr Pete SandovalとBa & Vo のDavid Vincentが加入してこのアルバムのレコーディングがされた.くらい世界が全体に広がり,独特の世界を作りあげている.非常にテクニカルである.本家であるから,もちろん正統派と言わざるを得ないだろう.それにしても,もはや伝説のGrindcoreバンドのTERRORIZERの時から騒がれていたPeteのDrは驚異的である.
Blessed Are The Sick (1991)
バンドの認める2ndアルバム.このアルバムではかなり美しいメロディを導入しており,醜と美の対峙が見事な作品である.このアルバムではPeteが珍しくblast beatを殆ど使っていない.このアルバムでバンドの地位は確固たるものになった.Death Metalとしては完璧な一枚・・・なのだろう(実は,綺麗すぎて個人的にはそんなに好きではなかったりするが).この作品は当然「必聴」.
Entangled In Chaos (1996)
フロントマンとして完全にバンドの顔となっていたDavidが参加した最後のアルバムとなるliveアルバムである.このバンドの演奏力の高さはアルバムと聴けば一目瞭然であるが,このlive盤はまた一段と素晴らしい.完璧を誇るため,1stアルバムとなるはずであった「Adominations Of Desolation」をお蔵入りさせたのは有名な話であるが(結局,後にEARACHEが勝手にリリースするが),このliveでもその完璧さがひしひしと伝わる.低音でズシズシ押しながらも非常にクリアな音を出しており,演奏力の異常なレベルの高さを示してくれる.特に個人的感想としてはアルバムではあまり魅力を感じないDavid(うわーっ,こりゃ問題発言だなぁ)の声がこのliveの方が100倍格好良い.紳士的な気品あふれるdeath voiceである.私はこのアルバムが一番良いような気がする.もちろん「必聴」である.
・・・今更ながら,絶対にヘタじゃできないdeath metal!!!
Formulas Fatal To The Flesh (1998)
David Vincentの脱退が痛い・・・と思っていたが,どうしてどうして,十分格好良いよ.曲は何処をどう取ってもMORBID ANGELの音であるし,後任のSteve Tucker(元CREMONY)も合格点.改めてTreyがバンドの中心人物である事を感じさせる作品である.音は1stの格好良さを凝縮し,良い意味で垢抜けた雰囲気を加えた感じの音.ドラムのフィルイン,ギターのピッキングハーモニクスにまで細かく行き届いた音バランスを持ちながら「いじりすぎ」の感がない絶妙のバランスである.やっぱ,凄いんだなこいつらは・・・.当然「必聴」である.
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サンフランシスコのバンドであり,出身地からすると一応ベイエリア系に属する.んが,音は全く違う.Thrash Metalを基調としながらFunkのノリを大胆に取り入れており,当時としては非常に斬新なスタイルであった.演奏力もかなり高く,ギターは激ウマ系である(こいつらもジョー・サトリアーニの弟子じゃなかったっけ?).Voは実にソフトにネチャネチャと歌うので人によっては駄目かも・・・.実は私もこのVoはいまいち好きじゃなかった.このバンドに吐き捨て系の格好良いVoがのったら無茶苦茶格好良いのに.まあ,曲の格好良さは後期ベイエリア組の中では群を抜いて良かったし,このアルバムは「必聴」でしょう.個人的にはMORDREDの作品の中ではもっともエッジが効いていて良いのでは?・・・と思っている.
In This Life(1991)
2枚目のアルバムに当たる本作から前作でスクラッチングをやっていたArron Vaughnを正式メンバーとして迎え6人編成になった.Thrash系のバンド・・・いや,メタル系のバンドでスクラッチャーを正式メンバーに加えたバンドは恐らく最初で・・・たぶん最後になるとおもう.音は前作以上に実験色が濃くThrash Metal的要素はより薄れている.当時は力強さが物足りなかったのであまり聴かなかった.しかし,その高度な演奏力に裏打ちされた音作りは作品としての価値は十分すぎるほどで非常にクォリティーが高いアルバムである.
Esse Quam Videri single(1991)
「In This Life」からのシングル.Radio Versionなるものが収録されており,アレンジがかなり異なる.そんなのはどうでも良いが,「Killing Time」と「Everyday's Holiday」のLive音源が聴ける.その演奏力の高さには改めて驚かされる.この演奏はちょっと異常なくらい凄い.正確なかっちりとした演奏をしているのだが,Liveならではの迫力も伝わる.こりゃ凄いよ.
The Next Room(1994)
VoがScott HolderbyからPaul Kimballに替わって発表された3rdアルバム.Paulの声はややハスキー系の中音域の声であり,Scottの甘い声とは大きく違う.音楽的にもそれまでとはずいぶん異なる音になってしまった.Thrashの要素は皆無でFunkを取り入れたHard Rockという感じであまりぱっとしない.
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MORGOTH / Resurrection Absurd (1989)
ドイツを代表するDeath Metalバンドの5曲入りデビューEP.Death Metalブームの火付け役的存在.基本的にはDEATHが1st,2ndで行っていたようなスタイルのものでthrash metalの延長上にある.型にはまったオーソドックスなDeath Metalである.私はこの路線を「正統派DEATH METAL」と思っている.メロディに乏しいところでしっかりと哀愁漂わせるセンスが素晴らしい.かといってメロディがないわけではなく,リフもかなりメロディアスであり,ギターソロは心地よく泣かせてくれる.また,Drのスネアを入れるセンスが絶妙で格好良い.DEATH METALの歴史上外せないバンド.当然「必聴」.
The Eternal Fall (1990)
2枚目の5曲入りEP.いきなり強烈にcoolなツボ刺激系のリフから始まる.この一曲目「Burnt Identity」でそれまでThrash 一辺倒で,Death Metalを邪道と思っていた私の価値観が大きく変わった(って,DEATHの初期そっくりなんだが).この作品以降に発売されたThrash Metalはチェックが甘くなってしまった.まあ,良質の域のいいバンドが減っていたのは事実であるが.逆にDeath Metal寄りの耳になってしまった.ということで,私にとってはかなり衝撃的な一枚.絶対に「必聴」
Cursed (1992)
基本路線はそれまでと変わっていないが,音質がずいぶん向上した.やはり,DEATHの1st〜2ndのリフそのまんまのような曲が多いが,私のツボは十分刺激してくれる.実に気持ちがいい音である.私はこういった音を正統派Death Metalと認識している.ただ,もっと乱暴さがあっても良いような気がする.これも「必聴」ですな.
Odium (1993)
2枚目のフルレンスアルバム.MORGOTH節健在のままで,曲はより練られており非常に完成度が高い一枚.このバンドって昔から取り立ててユニークなことやったり際立って格好良いギターリフとかもないんだが,独特のギターの音色・Voの声質・Drのオカズのクセのせいか,非常に個性が強い.センスが良いんだろうな.正統派のDeath Metalの中で最もシンプルでcoolなサウンドである.これも「必聴」.
Feel Sorry For The Fanatic (1996)
約3年ぶりになる3枚目のフルレンスアルバム.最初に聴いたときは思わずのけぞってしまった.「えっ?違うバンド???」と思ってしまったぐらいの音の変わりようである.確かにジャケットの様子からしても今までと全然違う.しかし,センスの良いリフはやはり何処となくMORGOTHである.しかし,歌うVo・打ち込み・・・これがMORGOTHだなんて・・・.この変化はVOI VODの衝撃以来・・・.あまりにも潔く音が変化しているため,最初こそ愕然としたもののすんなり聴けた.これはこれでアリかな?初期MORGOTHには思い入れがあるが,これは十分に「必聴」の価値がある作品である.
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1991年に結成された極めて異端児的Finland産バンドの1stフルレンスアルバム.1989年に母胎となるバンドが結成されていたようである.で,本作はあのWild Rags Recordsからのリリース.キーボード(オルガン)を割と全面に押し出した感じの純粋なDark Heavy Metalの流れを組んだThrash Metalである.スローな曲はDoom Metalに通じるようなどんよりとした雰囲気を醸し出しており,リフもなかなか絶妙.まあ,流石にWild Ragsと契約しているだけあって,95年的サウンドは微塵も感じない.時代錯誤どころか時代を逆走しているくらいの勢いである.何と言ってもリズムギターの音がチープなベースの音みたいに聞こえ,音のキレなんてものはこの世に存在しないとでも言いそうな勢い.演奏はともかく,個性溢れる空気はかなり高評価に値する.お勧め度は高い.
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MORTAL SIN / Mayhemic Destruction(1987)
1985年にシドニーで結成されたオーストラリアのMETALLICAと言われていたバンドのいきなりのメジャーデビューアルバム.フォノグラムと契約した彼らは将来が保証されたバンドのようにマスコミには言われていた.しかし.音はMETALLICAの1stのパワーを無くして田舎臭くしたような感じである.要するに格好良くない.このアルバムで見捨てていたが,2ndはまあまあ良かったような記憶がかすかにある.記憶が正しければ,3rdを出して解散してしまった.将来有望じゃなかったの???まあ,ある意味歴史的に外せないバンドである.
Face Of Despair(1989)
全体にセンスの良さが出てきた2ndアルバム.デビューの仕方がかなり派手だったので大物新人として期待されていた1stで思いっきりこけちゃったため,それ以降やたらマイナーなバンドに成り下がってしまったが,このアルバムはなかなか格好良い.相変わらず,初期METALLICAの殻から抜けきれないMatのVoも決して悪くはないのだが,やっぱり変なこぶしが聴いている.良質なミドルテンポのThrashである.1st買ってこけたという人もこれなら大丈夫でしょう.逆にこれが売れなかったことのほうが不思議である.
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MORTIFICATION / Scrolls Of The Megilloth (1992)
オーストラリアの(クリスチャン)Death Metalバンド「もーてぃふぃかいしょん(オーストラリア弁読み)」の自主制作を含めると3作目のようだ.Steve Rowe (Ba & Vo), Michael Carlisle (Gr), Jason Sherlock (Dr)の3人編成.まだ,この頃は後の音よりは普通のDeath Metal色が強い.Voも完全にDeath Voiceで歌っている.後の作品よりも迫力はあるが,曲のばらつきが多い感じ.こいつらは速い曲でがんがん攻めた方が良さそうだ.
Blood World (1994)
安定した音を出すが,かなり音進行に独特のクセがあって好き嫌いが分かれそう.なんか音進行が明るく田舎臭いのだ.そういった意味ではオーストラリアならではの音なのかもしれない(例:MORTAL SIN).また,Voがクセが強く中〜高音でHC系にありそうな歌い方をする.本作はLive盤などを含めると通算5作目のようである.なかなか演奏は巧いし(デブのDrは結構手数が多く頑張っている),聴いてみることを勧める.
Primitive Rhythm Machine (1995)
通算7作目のアルバム.彼らのアルバムってこの頃まではアルバム毎のレビューって正直辛い(笑).彼らの進化スピードはRAZOR並であり,しかもやたらこまめにアルバムを制作しているから・・・.逆にMORTIFICATION節が好きな人には全く問題なく聴ける作品だと思う.曲自体のレベルは彼らの作品の中ではかなり上位にランクされるものを多く含んでいると感じられる.ただし,比較的同じくらいのスピード曲が続いたりすると少しばてる.速い曲でも充分に彼らの魅力は出てくると思うので,もう少し速い曲が増えると全体にしまりがでるような気がする.
Envision Evangelene (1996)
それほど好きなバンドじゃないのでまじめにsearchしていないがLive盤やEPを含めると通算8作目にあたるようだ(そんなにだしてるんだ・・・).いきなり1曲目は8部構成18分49秒の大作.まあ,普通に流して聴いている分にはそんなに長い作品には聴こえない(要するに8部ばらばら・・・).らしさは十分に残っているが今までよりは遥かに洗練された感じである.取り立てて格好良いサウンドとは言いがたいが,演奏はまとまっているし悪くはない.特に2曲目とかの明るいリフとトコトコのDrでぐいぐい(?)押すパターンは個性十分.Death Metal界のTANKARDって感じかな?・・・いや,やっぱMORTAL SINだ(笑).
10 years Live Not Dead (2000)
10周年記念の13曲入りライブアルバム.音源は1999年10月1日,地元オーストラリアのBlackstump Festival.流石にコンスタントに音源出しているベテランなだけあって,演奏の安定感(安心感?)はかなりのものである.しかも,この人たち当然ながらトリオです.やはり,バンドの中心である若いんだか年なんだか判らないSteve Roweは貫禄の演奏で激パワフルなBassと歯切れ良いヴォーカルをとっている.DrumsのKeith Bannisterはマジでこの体型でこれだけの曲こなしたら死んでしまいそうなデブだが,ライブでもあの躍動感ある切れ味の良いあっさり気味のドラミングをかましている.GuitarのLincoln Bowenはこれまたかなりクリアな演奏で,切れ味も見事.MCで「今夜はライブアルバムの音を録ってる」と言ってるが,その時の盛り上がりよりも「Jesus, Jesus,・・・」のコールの方が盛り上がっているっちゅうのもちょいと寒いが,素直にライブ観てぇ!と感じてしまうなかなかの力作です.
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MORTIFER / If Tomorrow Comes (2000)
ロシアの古参Thrash Metalバンドの2ndアルバム.1988年くらいから活動しているので,旧ソ連時代からやっているかなり気合いの入った連中である.これは,Valiant Music Productionより届いたプロモ盤.ロゴが思いっきり,KREATORなんですけど.いや,こういうアホさ好きです.で,どんなサウンドかっていうと,期待通りにKREATORって訳にはいかず,SODOMです.SODOMをダサくした感じ.あのSODOMをどうやればダサくできるかって?私自身どうやればそうなるのかわからないが,少なくとも,SODOMよりは都会的ではなし,現にそれを簡単にやってのけている.ある意味素敵なバンドである.そりゃ,KREATORのロゴを今の時代にパクれる勇気があるような優秀なセンスのバンドだから.つまり,とても2000年に出たとは思えない,思わずニンマリしてしまうようなThrash Metalである.若干南米Thrashに通じるような間の取り方もあり,初期のSEPULTURA等にも通じる楽曲もある.ロシアのバンドに共通して言えるのはとにかく熱い.彼らはまるでDeath Metalの存在を知らないかのような硬派なThrash Metalをやっちゃってる.ここまで潔いバンドもなかなかいない.リフは微妙に工夫が見られ,その辺が流石にベテランって感じである.ちょっとしたブレイクとかも80年代の技巧派Thrashに見られたような味がある.ドラミングはカナダのSACRIFICEに通じるような小気味よいスネアが効果的である.更に言うとなんか垢抜けないvocalのオッサン声はバンドの年齢を感じてしまう.これでより高音の吐き捨て型vocalが乗っていると恐ろしく格好良くなってしまいそうである.まあ,ロシアでこんな80年代thrashを堂々とやっているということは奇跡に近い訳であって,この貴重なバンドは守らねばならない.ツボという訳ではないが,80年代なら間違いなく納得できるレベルの良質なThrash Metalです.これは,要チェック.
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MORTUARY / Blackend Images (1992)
全く知らないがアメリカのマサチューセッツのバンドらしい.ドロドロ系のDeath Metalを連想させるようなジャケ.スタートはごく初期のOBITUARYかと思うようなイントロからスタート,やはり・・・と思ったが,以外にも良い方に転んだ.ジャンル分けするならば一般的には正統派Death Metalである.が,最近の正統派とは違い,私は敢えてThrashと呼びたい.そう,明らかに80年代のDirty Thrashの流れそのもののサウンドである.VocalもいわゆるDeath Voiceとは異なり初期のDISMEMBERに通じるような発声である.一番近いのはあの(っていっても判りにくいと思うが)ANIALATORに近い感じであり,初期KREATORをより重厚に仕上げたようなサウンドである.派手さはあまりないがツボをおさえたリフと曲展開はかなり見事である.無意味なBlastを入れる“最近の”正統派Death Metalとは違いBlast未使用で疾走感を最大限に出しているDrumも素晴らしい.ギターソロにしても巧くリフとリンクしており80年代美学を感じずにはいられない.たまに見せるスローパートが全体に漲る疾走感を更に引き立てており,これはかなり極上のバンド!!!
1995年にオランダで結成されたバンド.当初はMORTUARYと名乗っていたが,99年にMORTUARY I.O.D. とバンド名を変更した.I.O.D.はImage Of Deathの略.http://www.mortuary-iod.com/
Distorted Massacre: Fear The Madness (2002)
2002年にリリースされた(恐らく)デビューアルバム.オランダには良質なバンドが多いが,このバンドも例外ではない.何度も言うが,2002年の作品である・・・のにも関わらず,ジャンルとしては,紛れもなくthrash metalである.モダン系の空気を殆ど感じることなく,しかも80年代のthrashとも違う.リフ自体は,death metalの流れが若干見られるが,音質等全く違い,疾走感抜群であり,完全に個性を作り上げている(はっきり言うと,音質は決して良くない).唐突にスピーディーになったり,無茶苦茶なバックコーラスが入ったり,ノリはかなり80年代のものである.特に,一曲目なんて,大勢のうめき声(妙に明るい)からスタートし,いきなりガツンと疾走する.良い意味で辿々しいギターソロが乗り,よくまあ,この時代にこんなバンドがでたもんだと思ってしまう.ヴォーカルはdeath voice系でがなり立てることもあるが,かなりhardcore気味な歌い方(叫び方)もしており,それが全体としてはかなりプラスに働いている.ちなみに,新品が叩き売られていた.やはり,今の時代には合わないのか?決して悪くないが,アルバム全体を聴くと,一曲目の勢いは何処へ?という気にはなってしまう.次作に期待.
MUNICIPAL WASTE / Waste'em All (2002)
アホです(賛辞).Verginiaのバンドの2002年の音源である.が,中身は1985年くらい.15曲入りで15分足らずという何ともダメな内容で,とにかく「脳内には疾走の二文字しかないのか,お前らは!?」ってなノリである.一応,ジャンル的にはHCになっていそうだが,エッジの鋭いギターリフは明らかにThrash Metalである.ノリとしてはHIRAXにかなり近い感じで,vocalの声がちょっとだけJohn Conneryっぽいため,NUCLEAR ASSAULTのごく初期もちょっとだけ浮かぶ&DRIの初期を足した感じである.つまり,80年代のCrossoverシーンを当時のまんまのサウンドで再現したような音である.ということで,Thrashオヤジは間違いなくストライクゾーンどころか,危うく見逃しの三振しそうなサウンドである.2002年音源の中では私が知る限り,タイムスリップ度はブッちぎりで首位です.ちなみに,アナログ盤しか知らないため,CD存在するか否かは不明.ちなみに,Thrash Metal Maniaならば,間違いなく心を揺り動かされるアホ丸出しなKerry Kingばりのリストバンドなんかしている微笑ましい裏ジャケのメンバー写真とダメっぽいジャケがあるからこそ今私の手元にある.そう,当然のジャケ買いです.こういうバンドいるから,HC系もこまめにチェックする必要があるなぁと痛感させる一枚です.
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