review Various Artist

AT THE DEATH`S DOOR II , DEATH ...IS JUST THE BEGINNING IV, DOOMSDAY NEWS II , DOOMSDAY NEWS III ーthrashing East Liveー : , EARACHE PRESENTS EARPLUGGED 2 , MASTERS OF MISERY / BLACK SABBATH An EARACHE TRIBUTE , METAL MANIA CD #2 , METAL MASSACRE IV , METAL MASSACRE VI, METAL MASSACRE VII, OMNISCIENT(Tribute To Ao DORSAL ATLANTICA), SPEED KILLS Vo.IV, SPEED METAL HELL, WARZONE2, WILD RAGS 2LP Limited Edition

このページは書式がばらばらで読みにくいと思いますがそのうち統一する予定です.それまでご辛抱下さい.

 

AT THE DEATH`S DOOR II : FEAR FACTORY, DISINCARNATE, SUFFOCATION, CYNIC, GORGUTS, SORROW, OBITUARY, MALEVOLENT CREATION, DEICIDE, IMMOLATION, SKIN CHAMBER, PESTILENCE, SADUS, BELIEVER, EXHORDER, SEPULTURA(1993)

その名の通りRoadrunnerからのDeath Metalコンピレーションアルバム(Death以外も含むが).オリジナル盤はDEATHとBRUJERIAが収録されているらしいが,これは邦盤であるため替わりにDEICIDE,OBITUARYが収録されている.

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DEATH ...IS JUST THE BEGINNING IV : Amorphis, In Flames, Darkseed, Evereve, Pain, Therion, Crematory, Meshuggah, Gorefest, Dreadful Shadows, Slapdash, Mortification, Pyogenesis, Left Hand Solution, Witherd Beauty, Hypocrisy, Dimmu Borgir, Satyricon, Dissection, Dismember, Disgust, Benediction, Night In Gales, The Abyss, Monstrosity, Sinister, Brutality, Kataklysm, Disbelief(1996)

お馴染み,Nuclear Blastレコードのシリーズ第4段.2枚組29曲入りとお買い得感はある・・・ように聴こえるが,メロディックデスメタルや北欧ブラックメタル,ゴシックなど私の苦手なバンドが目白押しでちょっと辛い.ちなみに私はどの辺からどの辺までをGothicっていうのか知らないのでこの辺はあえて適当に書く.

1-1.AMORPHIS「Against Widows」.フィンランドのゲロゲロのメロデス.こんなのの何処が良いんじゃ,アホか!

1-2.IN FLAMES「Episode 666」.スウェーデンのメロデス.う"ーっ.だからこういうメロディのリフってつまんなくなあい?収録曲は一応,unreleasedってなっているんだけど,日本盤はボーナス多いから入っているのかもしれない.どうでも良いバンドなので責任は持ちません.

1-3.DARKSEED「Self Pity Sick」.実は(何故か)あんまり知らないんだけどGothic系.これはなかなか格好良い.でも,Voが昔のMETALLICAに似てるな〜.

1-4.EVEREVE「Autumn Leaves」.Gothic〜Death〜Doom系のバンドである.私はあまり興味のある路線ではない.

1-5.PAIN「Learn How To Die」.HYPOCRISYのPeter Tagtgrenのソロプロジェクトである.HYPOCRISYとはかなり違う音ではあるが,リズムギターの音色やメロディは彼独特のもの.

1-6.THERION「In The Desert Of Set」.これもGothic.つまらないメロディだな.

1-7.CREMATORY「Faces」.ドイツのGothic Metal.私はどうしてもこの手のメロディは駄目だ.

1-8.MESHUGGAH「Sickening(Live)」.高い演奏力が聴かれ,MESHUGGAHファンなら必聴.とにかくあの複雑な曲をよくここまで素晴らしい演奏で聴かせるもんだ.

1-9.GOREFEST「Tired Moon」.Death MetalとオーソドックスなHard Rockの融合をはかるオランダのバンド.特別に好きなバンドではないが,個性は十分買える.

1-10.DREADFUL SHADOWS「Chain」.ドイツのGothic Metalバンド.やっぱり苦手.

1-11.SLAPDASH「Kill Yourself」.もちろん,S.O.D.のカヴァー.これもunreleasedマーク付きだが,シングルが出ている.かなり格好良い出来である.なお,このバンドの前身はROSICRUCIANである.

1-12.MORTIFICATION「Nothern Storm」.収録曲は彼ららしいHardcore色の強いDeath Metal.同シリーズのVideo版でVideo clipも見られる.

1-13.PYOGENESIS「Working Man」.ドイツのバンド.HC的要素が強いがGothic的要素やHR的な部分も備えている.このオムニバスの中ではかなり風変わりなバンドである.

1-14.LEFT HAND SOLUTION「Thorns」.女性Voを擁するGothic Metal.はっきり言ってメロディが微塵も面白くない.

2-1.WITHERED BEAUTY「Immortality Is Mine」.何処にでも転がっているようなメロデス.なんで,同じ様な音進行の曲しか書けねえんだ,この手の奴等は?

2-2.HYPOCRISY「Roswell 47(re-recorded)」.特にVoは大幅に変更している.出来としてはそれなりに辛い.

2-3.DIMMU BORGIR「Master Of Disharmony(remixed)」.ノルウェーのBlack Metalバンド.まあ,メロデスよりは良いが,あんまり興味が持てない音である.

2-4.SATYRICON「Forhekset」.ノルウェーのBlack Metalバンド.メロデスからの悪い影響がある.

2-5.DISSECTION「Where Dead Angel Lie(first mix)」.メロデスのなかではぎりぎり許せる音.とはいってもそんなに良いとは思わないが.

2-6.DISMEMBER「Hill 112」.彼ららしいスピーディな曲.

2-7.DISGUST「The Last Embrace」.彼らの曲はどれも同じなのである.でも,格好良い.

2-8.BENEDICTION「Riders On The Storm」.昔はスピーディなDeath Metalだったのに,ちょっとDoomっぽい路線になってきた.はっきりいって合わない.

2-9.NIGHT IN GALES「Slavesun」.ぎりぎりのメロデス系でありながらちょっと違う.これ一曲だけでは判断できない.が,それほど興味もわかない音.

2-10.THE ABYSS「Satan's Majestic Empire (remasterd)」.HYPOCRISYのメンバーによるBlack Metalのプロジェクト.つまり,HYPOCRISYを4倍速で演奏して音をチープにしてVoをQuorthon的にした感じ.・・・というので想像通りの音.

2-11.MONSTROSITY「Slaves And Masters」.彼ららしい曲.非常に高い技術のDeath Metal.

2-12.SINISTER「Bastard Saints」.ちょっと演奏がもたる部分があるが,パワーは十分のDeath Metal.

2-13.BRUTALLITY「Certain Annihilation」.彼ららしいBlast Beat炸裂の正統派Death Metalナンバー.

2-14.KATAKLYSM「Rays Of Ra」.カナダのバンド.かなり個性的な雰囲気を持ったDeath Metal.演奏,特にDrはかなり巧いのだが,Voがかなり辛い.

2-15.DISBELIFE「God?」.ドイツのDeath Metalバンド.ドイツらしい硬質な音にモダンThrashの香りを少し漂わせておる.VoはLEMMING PROJECT的でパワフル.かなり興味の持てる音である.

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DOOMSDAY NEWS II : CORONER, WATCHTOWER, MIDAS TOUCH, DEATHROW, MORDRED, RAGE, VENDETTA, MANIA (1989)

こちらはNOISE.CORONERの「Hate, Fire, Blood」はアルバム未収録曲(だよね?).また,WATCHTOWERの「Danderous Toy」はアルバム収録ヴァージョンとは各パートすべて異なる.ギターソロはよりFree Jazz系.MORDREDの「The Artist」は微妙にアルバム収録と異なる.それにしても,半端なテクニックが売りの(爆)MIDAS TOUCHはWATCHTOWERと変身後のDEATHROWに挟まれて悲惨な目に遭っている(笑).ちなみに,WATCHTOWERのvocalはAlanでもJasonでもない.TEXASのバンドMILITIAに在籍していたMike Solizである.ちなみに,MikeはANGKOR WATの2ndで一曲だけゲストで歌っている.

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DOOMSDAY NEWS III ーthrashing East Liveー : KREATOR, TANKARD, SABBAT, CORONER (1990)

上述のNOISEのシリーズVo3.こうしてみるとNOISEは大物ばかりだな.この作品は歴史的背景を知らずしては聴けないアルバムである.89年11月に東西冷戦の象徴であったベルリンの壁が壊された.もちろん,後にドイツは統一されたわけだが,そうした歴史に音楽が大きく貢献した良い例であろう.このアルバムは1990.3.4の東ベルリンでのliveである.東ベルリンで西側の,しかもthrash metalバンドがコンサートを行えるようになったこと自体素晴らしいことだ.で,音の方だが,どのバンドも素晴らしい出来である.壁の向こうで待ち望んでいたファンを相手に気合いが入っているのだろうか.

まずは西ドイツのKREATOR.当然,彼らは西ドイツのバンドだったから,観衆に向けてドイツ語で暖かく語りかける.ギターはFrankが弾いており,Milleの足を恐ろしく引っ張っていたJorg(oのうえに")とくらべるとずいぶんましだが,Agent Orangeと変わらないソロをKREATORに乗せる変な技だけはやめて欲しい.まあ,Liveの出来は素晴らしい.そういえば,この時のLiveがbootCDであったな.見つけたら書きます.

で,次も西ドイツのTANKARD.地元では絶大な人気の彼らなだけに凄く盛り上がっている.彼らもドイツ語MCでばっちり観衆を引きつけている.アルバムではあんまりつまんないTANKARDではあるが,このLiveは凄く格好良いぞ.地元で人気があったのがわかる気がする.のりのりって感じである.

で,イギリスのSABBAT.背筋にゾクゾク来るくらい格好良い.私はこの当時一番好きなバンドはKREATORであったが,このLiveはSABBATの方が100倍格好良い.観客はかなり大人しいが,受けていない訳ではなく聞き入っている感じである.まあ,知名度は一番低いからかもしれないが.MartinのVoがつややかで格好良すぎる.なんでこの人ってスタジオ入るとダメVoなのにliveでこんなに格好良いの?また,そのイングランドなまりのコテコテの英語のMCが格好良いこと.演奏は言うまでもなく完璧.Andy Sneapのギターリフはアルバムの独特の音を見事に再現している.これを聴けるだけでもこのアルバムは「必聴」である.他のバンドは入ってなくて良いのに.この頃のlive videoなどご存じの方はご一報お願いします.

と,最後はスイスのCORONERあの複雑で手数の多い曲をどうやって3人でこなすんだろうとちょっと興味を持っていた.うっ・・・巧い.巧すぎる.やっぱりこの人たちは天才だったのね.激ウマで有名なTommyのギターも完璧すぎて,逆につまらないくらい.全編ギターソロのような速いリフの合間にソロ弾いてと無茶苦茶忙しそう.でも,もっと忙しそうなのはあの激ウマベースで有名なRonのほう.だってあんな凄いの弾きながら歌ってるなんて.しかも両方完璧に.DrのMarquisだけがらくしているのでは?いや,そんなことはない.もともと大変な叩き方してるんだった,この人は.まあ,これだけ完璧にやられると参ったって感じである.

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EARACHE PRESENTS EARPLUGGED 2 : CATHEDRAL,MISERY LOVES. CO.,PITCH SHIFTER,COALESCE,EXTREME NOISE TERROR, MASSACRE,AT THE GATES,BRUTAL TRUTH,ENTOMBED,NAPALM DEATH (1995)

こちらはもちろん,EARACHEである.特に目当ての音源があったわけではないのだが,なんとなく久しぶりにENTの音を聴きたくなって手に入れた一枚.それぞれを持っている人には必要ないとは思うが,こういったものは後になって「あのときか買っときゃ良かった」と後悔しがちなのでとりあえず.しっかし,久しぶりにENT聴いたらやはりもろDISGUSTだった(逆か;笑).

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MASTERS OF MISERY / BLACK SABBATH An EARACHE TRIBUTE : CATHEDRAL, SLEEP, GODFLESH, CONFESSOR, FUDGE TUNNEL, OLD, BRUTAL TRUTH, PITCH SHIFTER, SCORN, CADAVERM(1992)

CATHEDRALが火付け役となったDoom Metal人気で本家BLACK SABBATHの再認識といった意味合いで出されたトリビュートアルバム.CATHEDRALやBRUTAL TRUTH,CADAVERは予想できる範囲のアレンジである.個人的には完コピに近いがへたウマなVoがOzzyを彷彿とさせるSLEEPの「Snowblind」の古くさい雰囲気が気に入っている.本人たちはコピーしているつもりなんだろうが,変な雰囲気になっているのがCONFESSOR.一方,GODFLESHやFUDGE TUNNEL,OLD,PITCH SHIFTERらは完全にオリジナルのようになっている.それがSCORNになると「こんな曲あったっけ?」と困惑してしまうほど違う曲になっている.らしいといえばらしいが・・・(笑).

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METAL MANIA CD #2 : AFTERMATH, DEAD HORSE, MACABRE, MICHEL ANGELO, FUCK EMOS, KRUNCH, MORPHEUS DECENDS, SAKAJAWEEDA, GONKULATOR, SADISTIC INTENT, JUGGERNAUT, BLUDGEON, DECAY, DAMIEN, MALICIOUS HATE, DEAD SILENCE, ENTHRONED(1995)

ZOID RECORDSなる私は聞いたこともないレーベルから出ているコンピもの.これが意外にも当たりであった.上はNoise〜下はギターヒーローものまで(笑),いろんなジャンルのバンドが収録されているが,特にThrash系はレベルが高い.各バンドについては気が向いたときに少しずつ加筆していく.

1.AFTERMATH「Eyes Of Tomorrow」.シカゴのThrash Metalバンド.恐らくこのCDに収録されているバンドの中ではかなり有名なほうであろう.1985年に結成され,ファンジン以外でお目にかかることのなかったバンドなだけに1995年発売の本作に収録されているのが不思議なくらいである.ずっと地味な活動していたのかな?ただし,レヴェルは全く上がっおらず,Voがちょっと風変わりな以外はあまり面白味のない遅めのThrashである.demoはこちら

2.DEAD HORSE「My Dog The Prophet」.

3.MACABRE「Night Stalker」.

4.MICHEL ANGELO「No Boundaries」.

5.FUCK EMOS「Vietnambla」.テキサス州のバンドらしい.音はインダストリアル系であるが,演奏は一応人間がやっている.Voはぶつぶつとお経を唱えるような感じで思いっきりディレイをかけている.全体としてなんか不思議な仕上がり.

6.KRUNCH「Evolution Of Man」.

7.MORPHEUS DECENDS「Curciform Hills」.

8.SAKAJAWEEDA「No Excuses」.

9.GONKULATOR「Turbine Cranium Explosion」.

10.SADISTIC INTENT「Asphyxiation」.WRRに在籍していたカリフォルニアのバンドである.なかなかセンスのあるDeath Metalであり,リフの端々に80年代からの薫りがする.曲の出だしこそスピード任せだが,スローパートが効果的で良い.AUTOPSYの曲を初期MORGOTHがやった様な感じ.けっこう好みの音である.

11.JUGGERNAUT「Lifedecay」.

12.BLUDGEON「Mutalation Murder」.イリノイ州のバンドのようである.疾走感が実に心地よいSLAYER系正統派Thrash Metalである.判りやすく格好良いリフの応酬.Voは丁寧にシャウトしておりパワーがあるし,演奏も申し分ない.特に,中盤でのリズム隊もツボをしっかり押さえており,「こいつら,わかってるな」と感じさせるなかなか素晴らしい.このバンドに関して何かご存じの方はご一報お願いします.

13.DECAY「Rebirth」.テクニカルかつパワフルという貴重なバンドであり,音は限りなくDeath Metalに近いThrash Metalである.VoはDeath Voiceではなく,パワフルな吐き捨て型で素晴らしい逸材.ギターリフはKONKHRAに通じるほどパワフル.曲展開が激しくスローパートでのBaはDISHARMONIC ORCHESTRA的な雰囲気を醸し出している.Drも手数が多くそのセンスは素晴らしいし強烈なスネアは心地よい.曲調としてはCORONER的リフをちょっとだけ伴う良いときのMONSTROSITYって感じで手数が多いが勢いは殺していない.このバンドは是非とも他の作品でも聴いてみたいという気にさせる.このバンドに関して何かご存じの方はご一報お願いします.

14.DAMIEN「Vlad」.NYのバンド.かなりオーソドックスなアメリカンパワーメタル.まあ,全体としてはどうでも良いんだが,Bassはかなり弾きまくり,ギターソロはまるでAGENT STEELのBernieのような感じで弾いている.

15.MALICIOUS HATE「In The Name Of Hate」.ミシガン州のDeath Metal寄りのGrindcoreバンド.これが結構演奏も巧いし曲も面白いんだが,実に聴いてて違和感がある.何がって・・・スネアが入るべきところがどうやらタム?いや,スネアのチューニングをぱんぱんにして,下のシャラシャラする奴(素人ですいません・・・)を外しているのかな?とにかく変な音なのだ.でも一度聴いたら忘れられない個性でもある(笑).

16.DEAD SILENCE「Dead Silence」.ウィスコンシン州ミルウォーキーのDeath Metalバンド.思いっきりLEMMING PROJECTに似ている.曲作り,Vo・・・どれも.つまり悪くはないんだが,本家を超すまでは至っていない.

17.ENTHRONED「Injection」.

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METAL MASSACRE IV : SACRED BLADE, DEATH DEALER, TROUBLE, SCEPTRE, ZOETROPE, WAR CRY, ABATTOIR, WITCHSLAYER, LIZZY BORDEN, AUGUST REDMOON, TRUST, MEDIEVAL(1983)

METAL BLADEのMETAL MASSACREシリーズの第4段.

1.SACRED BLADEは手数の多いリフを多用したわりと良質のあの時代らしいPower Metal系の音.

2.DEATH DEALERはかなりオーソドックス疾走型のHMである.

3.TROUBLEはシカゴのDoom Metalバンドである.収録曲の「The Last Judgement」はあの変態的なバンドCONFESSORがカヴァーしている曲であるので聴き比べるのも面白いだろう.

4.SCEPTRE「Taken By Force」.AGENT STEELの曲をやっている,これがまた凄いハイテンション.実はGrのJohn Campsは後にAGENT STEELを結成した張本人John Cyriisのこと.実は彼はG.I.T.の生徒であり,この後ABATTOIRのオーディションをヴォーカリストとして受ける.その音源が7曲目(↓).多分,バックボーカルはJohnがとっている.

5.ZOETROPEはもちろん安定した格好良い音を出している.

6.WAR CRYはわりと普通のシカゴのPower Metal.

7.ABATTOIRは後にAGENT STEELを結成したJohn Syriis(後にCyriisと改名)(Vo)とJuan Garcia(Gr),そしてAGENT STEEL解散後にJuan Garciaと共にEVILDEADを結成することになるMel Sanchez(Ba),Mark Caro(Gr)と有名どころが名を連ねる(ただし,Markはデモテープのみ).JohnのVoは・・・結構下手であり(笑),在籍した期間も短いため,今となっては貴重なテイクだ.

8.WITCHSLAYERはシカゴのオーソドックスなHMである.

9.LIZZY BORDENは多分この中では一番メジャーなパフォーマンス系HM.実は昔は良く聴いていた.

10.AUGUST REDMOONはLA出身のHMバンド.といってもLA Metalではなくオーソドックス系.

11.TRUSTはシカゴ出身のPower Metalバンド.結構面白い曲を書いておりなかなか格好いい.

12.MEDIEVALは初期VENOMのようなかなりアホなVoで素晴らしい.音は荒削りなのDoom Metalって感じ.

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METAL MASSACRE VI : POSSESSED,NASTY SAVAGE,STEEL ASSASSIN,MAYHEM,HADES,HALLOW'S EVE,HIRAX,PATHFINDER,DARK ANGEL,THE OBSESSED,MARTYR(1985)

METAL BLADEのMETAL MASSACREシリーズの第6段.このシリーズの中でもThrashファンにはPOSSESSEDのアルバム未収録音源があるため特にお勧め.

1.POSSESSED「Swing Of The Axe」.「Eves Of Horror」収録のものとは全くの別テイクであり,間抜けなDrやもたついたGrなどへたくそな演奏に素晴らしく好感が持てる.スピードも若干速いか?あのPOSSESSEDの乱れた(賛辞)演奏を聴けるだけでもファンなら必聴.

2.NASTY SAVAGE「XXX」.Speed/Thrashの移行期には外せないバンドの一つである.元祖フロリダ・タンパのバンドといえよう.収録曲は彼ららしい弾むようなリズムが特徴の曲.

3.STEEL ASSASSIN「Executioner」.どうやらマサチューセッツのバンドのようだ.IRON MAIDENからの流れを組むHMを母体としたPower〜Speed Metalである.なかなか格好良い.

4.MAYHEM「Tear Down The Walls」.オレゴン州のバンド.もちろん,あのMAYHEMとは違う.Speed Metal寄りのThrash Metal.Voが弱いがそれなりに楽しめるバンド.このバンドはNew Renaissance RecordsのSpeed Metal Hell IIにも参加.

5.HADES「Easy Way Out」.のちにそれなりに有名になってアルバムも数枚出したニュージャージーのバンド.割とオーソドックスなHM.デビュー後のVoのAlan Tecchioは後に同郷のWATCHTOWERに加入.

6.HALLOW'S EVE「Metal Merchants」.一部ではかなり支持されていたSpeed Metalバンド.この頃はVoのStancyの声がまだ若い.個性が強くセンスのいいバンドである.

7.HIRAX「Bombs Of Death」.これまたごく一部では無茶苦茶人気のあるThrash Metalバンド.疾走する曲にハイトーンVoという異色な音が特徴.DrのJohn Tabaresは凄すぎるし,無茶苦茶なギターソロがツボを押さえまくっている.

8.PATHFINDER「Fountain Keeper」.カナダのバンドのようである.Maiden風のHMをベースにしたSpeed Metal.全く聞いたことのないバンドだが音はかなりメジャーな香りがしている.CONFESSORのVoが巧くなったようなハイトーンVoはけっこういけているし,リズム隊が安定しているので素直に聴ける.

9.DARK ANGEL「Welcome To The Slaughterhouse」.デビューアルバム「We Are Arrived」収録のものと同じ.最もcoolな一曲.

10.THE OBSESSED「Concrete Cancer」.実は古くから活動していたTHE OBSESSED.音はもろ初期Black Sabbathに通じるDoom Metal.85年にこの音じゃ売れなかったんでしょう.流石に安心して聴けるレヴェルである.

11.MARTYR「En Masse (Stand Or Die)」.オランダのバンド.MAIDEN風のHMである.環境に厳しいようなハイトーンVoがなかなか辛い部分もあるが,曲展開はなかなか堂に入っており格好良い.

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METAL MASSACRE VII : HERETIC, SENTINEL BEAST, FLOTSAM & JETSAM, KRANK, MAD MAN, DETENTE, COMMANDER, JUGGERNAUT, CRYPTIC SLAUGHTER, HAVA MERCY, TITANIC, LOST HORIZON(1986)

METAL BLADEのMETAL MASSACREシリーズの第7段.

1.HERETIC「Impulse」.REVERENDの前身となるPower Metalバンド.アルバムを88年に出しており,持っていたはずだが行方不明.ただし,面白味のないPower Metalだったと思うので捜す気はしない.本作収録曲では後にABATTOIRに加入したMike TorreがVoを取っている.まあまあ格好良い.

2.SENTINEL BEAST「Sentinel Beast」.珍しい女性Vo(Debbie Gunn)のドラマチックなThrash Metalバンド.本作収録曲はデビューアルバム「Depths Of Death」にも収録されている代表曲.はっきりとは覚えていないため良く判らないが,微妙に異なるテイクだと思う(mixが違うくらいだっけ?).

3.FLOTSAM & JETSAM「I Live, You Die」.言うまでもなく現METALLICAのJasonが率いていた頃の音源である.初期FLOTSの代表的な曲であるが,2nd収録とはもちろん全く異なるテイクである.効果音などを聴くと,当時はよりDarkなイメージを出そうとしていたことが伺い知れる.ある意味面白い一曲.

4.KRANK「Rented Heart」.

5.MAD MAN「Blackstabber」.

6.DETENTE「Widow's Walk」.

7.COMMANDER「High N Mighty」.

8.JUGGERNAUT「In The Blood Of Virgins」.

9.CRYPTIC SLAUGHTER「Reich Of Torture」.うーん,実にCool.超ど下手な演奏でがんがん疾走する.やっぱりこの頃のCRYPTIC SLAUGHTERって凄いよな.

10.HAVE MERCY「The Omen」.こいつはとんでもない.ごく初期のThrash Metalのリフをふんだんに用いながら超ハイトーンVoが自在にシャウトする.このVoの声の艶やかなこと!!!全盛期のJohn Cyrlisより凄い・・・と言いたくなるような素晴らしいハイトーンである.これはむちゃくちゃ格好良いバンドだ.後にCombat Boot Campシリーズから5曲入りのE.P.を出している.このバンドについてどんな些細なことでもご存じの方は是非ともご一報お願いします.

11.TITANIC「The Awakening」.Lizzy Bordenをへたくそにしたような音である.ほんと,それだけ.

12.LOST HORIZON「Troubled Ways」.当時の凄く普通のHeavy Metal.なんの面白味もない.Voは女性のように聴こえるが男のようである.

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Omniscient / Tribute To DORSAL ATLANTICA : (1999)

ブラジルが誇る南米最古参Thrash Metalバンド,DORSAL ATLANTICA(ドーサル・アトランティカ・・・なんでカタカナで書くかはマニアだけ判って下さい)のトリビュートアルバム.日本では殆ど注目を浴びることなく活動を終えてしまった彼らだが,地元のバンドに愛されていることが強く伺える一枚.原曲も熱いが,トリビュートアルバムでこれ程燃えるドアホなものは存在しない.参加バンドの実力もピラミッドの底辺を構成するようなバンドばかりで,実に痛い(賛辞).これを聴かずして,DORSALは語れない.これを聴かずして,南米Thrashは語れない.なお,軍配は選曲の良さと治安の悪さでGENOCIDIO.次点(というか本命)はENDPARASITEです.

HEADHUNTER D.C. "Alcool"いきなり本アルバム収録バンドで最もメジャー(?)な80年代バンド登場(って,HEADHUNTER D.C.が一番メジャーって本気で狂った内容だ).間違ってもSchmierのHEADHUNTERではありません.彼ら独特の疾走感で,ここぞとばかりグイグイと押し切っている.勢いだけがあれば良いってもんじゃない・・・ことはない.Thrashだし,しかもDORSALに敬意を示すんならこれぐらいぶち切れてないといけません.ベテランだけど,気持ちは若い.Great!

AVALON "Princesa Do Prazer"こちらも80年代から活動しているベテランThrash Metalバンド.って,同名バンドはいくつもあるが,こちらはもちろんBrazilです.流石に演奏はかなりきっちりやってます.ヴォーカルがちょい軽めなので,もともとHCっぽさがあるDORSALの曲やるとかなりHCっぽい.

RESTLESS "Guerrilha" こちらは90年代初頭から活動しているThrashバンド.タルい曲やってるから,ハッキリ言って出来もイマイチ.レベルは高いです.

INSANITY "Violencia e real" もちろん,CAのバンドではなく,BrazilのINSANITY.これまたチープな音質で見事に疾走している.が,カヴァーの出来としてはそれほどでもない・・・かな.選曲ミスの感アリ.オリジナルが格好良いバンドなだけにちょっと残念.ってか,多分Joseph Mengeleとかやったらバッチリだったんだろうが.

DECOMPOSED GOD "Fighting In Gang"バンドの詳細知りませんが,恐らくBrutal Death 系みたいです.ということで,演奏力はThrash勢と比べると全然巧いです(涙).ただし,面白みはThrash勢には負けますが(笑).それよっか,ギターのチューニングずれてねぇか???

ENDOPARASITES "Cassador Da Noite"Cogumeloに籍を置いていたバンドである.ある意味,一番オリジナルに忠実というか,オリジナルの精神をそのまま受け継いだかのように疾走している.多少の演奏ミスがあるが(それくらいないと),ヴォーカルの質も近く,ギターソロもDORSAL魂炸裂.殆どスタジオライブって感じの臨場感はDORSAL魂を強く感じる.Greatです.

MYSTICAL VISION "Tortura"かなり無茶苦茶な感じで,治安がかなり悪い.ヴォーカルはSACRED REICH的な中音被せ型で個人的にはちょっと苦手.疾走感&失踪感はあります.

GENOCIDIO "Joseph Mengele" DORSALを代表する名曲.HEADHUNTER D.C.と並んで知名度の高い(?)バンド.GENOCIDIOワールド炸裂で,もともと前のめりの勢い任せな曲が全く死ぬことなくとことん治安を悪化させている.Thrashの範疇でDORSALの低音を100倍にしたようなバランスの悪さ!こういうダメ系のことをやらせると格の違いを出しまくっている.感服しました.個人的にはこのアルバムでは単独首位,GENOCIDIOは偉大です.やはり,このドラマーにはハラハラさせられます.

THE OUTSIDERS "Presos Comuns Amontoados Como Animais"バンドに関しては知りません.多分,HCバンド.アルバム中で最も異色.妙に明るい跳ねのあるリズム感のヴォーカルはかなりポップで,DORSALをこういう形にアレンジするのはなかなか大したもの.

NO RETURN "Raise The Dead" こちらもバンドに関しては知りません.これもかなりドアホな南米らしいカヴァーになってます.特にドラムの音量のバラバラさはあまりにもいい加減な音作り&テクニックで見事.ヴォーカルもやる気あるのか無いのか不明(笑).

G.S. TRUDS "Razor's Edge" これまたDORSALの名曲中の名曲.導入のピアノからカヴァーしており(これが,無茶苦茶),あの激走楽曲をオリジナルよりも速く演奏してやがる.ハッキリ言ってこのスピードでThrash叩くのは相当難しい(Blastのほうが簡単).案の定(?),スネアの数が複雑に合ってません(爆).こういうアホな発想でカヴァーしてくれると聴いてて微笑ましい.リフもかなりいい加減で,オリジナルと微妙どころかかなり違う.ギターソロも途中まではコピろうとしようとポーズだけはとってみたものの,難しいからやめて無茶苦茶に弾いちゃっているって感じ.なお,途中で"Guerrilha"のリフを導入してみたり,DORAL好きを微妙にアピールしている.

TUMULTO "Thy Kingdom Come"これまた微妙にいい選曲である.オリジナルが結構ドラマチックな展開なので(あくまでもDORSALとしては),この汚さは通常ならあり得ない(笑).ヴォーカルは苦笑してしまうほど無茶苦茶です(声質自体は格好良いけど).

JACK DANIEL'S INCORPORATION "Vitoria" 普通に格好良くやっています.ヴォーカルが高めでHC寄りの歌い方.音質悪いけど安定感あるドラムは結構いい感じにまとまっている,って遅いパートはかなりリズムキープ無茶苦茶だけど.何故かラストはSeek & Destroy???

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SPEED KILLS Vo.IV : EXODUS,RE-ANIMATOR,APOCALYPSE,BLIND ILLUSION,ACID REIGN,DEATH,HOLY TERROR,BATHORY,NUCLEAR ASSULT,AGONY,HEXX,FORBIDDEN,POSSESSED,DARK ANGEL(1988)

SPEED KILLSシリーズのIVである.今では殆ど耳にすることのないRE-ANIMATORAPOCALYPSEAGONY,HEXXが聴ける以外にとくに目新しいものはない.EXODUSACID REIGNは2曲収録されており(そんなのは入れなくていいのに),EXODUSはKISSの「Overdose」のカヴァーを提供している.当時は未収録であったが確かその後ほかのにも収録されてたと思うし,もちろんVoはZetroなので聴くに耐えられない.このコンピでAGONYを知ることができたので私としては「感謝」の一枚である.

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SPEED METAL HELL : SAVAGE GRACE, ATTILA, SHING BLADE, BATTLE BRATT, ARTILLERY, MEDIEVAL, MIDNIGHT VICE, STILETTO, AT WAR, EXECUTIONEER, WHIPLASH(1985)

当時はクオリティーの低さで定評があったNew Renaissance Recordsのコンピレーションアルバム.SPEED METAL HELLシリーズの第一段.

1. SAVAGE GRACE「Master Of Disguise」.1stフルレンスアルバムタイトル曲.非常にまともなSpeed Metalである.彼らは割と人気があった.アルバムレビューはこちら

2. SAVAGE GRACE「Fear My Way」.同上.Maidenからの影響が強そうな曲.彼らはこのコンピ以前にMetal BladeからEPも出している.

3. ATTILA「Lucifer's Hammer」.これもなかなかいけているSpeed Metalである.ヘタウマの個性的Voと味のある演奏が結構面白い.が,多分日の目を浴びぬまま消滅.

4. SHINING BLADE「Winged Snake」.Speed Metalっぽい普通のMetal.中途半端な音圧のリフと勢い任せのギターソロはなかなか素敵である.同じく消滅.

5. BATTLE BRATT「Henchman」.昔のJudasのようなストレートな音.NWOBHMの香りがかなり強い.これまた消滅.

6. ARTILLERY「Hey Woman」.知らない人はいないだろう.このコンピでの出世頭.98年に出たレア音源集「Deadly Relics」にも収録されているが(デモ音源),こちらはVoがF. Ronzdorfに変更している別テイク.ということでこちらの方が良質テイクである.流石に貫禄があり,他のバンドとのレベルの違いは歴然.アルバムレビューはこちら

7. MEDIAVAL「World War Four」.良く言えばSLAYERがサザンロックをやったのをラジカセで収録したような音.彼らはその後NRRからアルバムを出している.METAL MASSACRE IVにも曲を提供している.

8. MIDNIGHT VICE「Vice Squad」.トリオのheavy metalバンド.もうもろNWOBHM系の音でありSATANとかが好きな人にはいいかも.

9. STILETTO「Through The Night」.普通の昔のメタルって感じである.これまたNWOBHMサウンドを目指そうとしているみたいでそれなりに印象に残る.

10. AT WAR「Eat Lead」.デビューアルバム「Ordered To Kill」の最後を飾る名曲.確か同じバージョンだが違ったかも(ミックスは違うようだ).NRRで最もレベルの高いスラッシュをやっていたバンドだろう.アルバムレビューはこちら

11. EXECUTIONEER「Victims Of Evil」.面白みのないThrash.演奏もかなりバラバラで中途半端な曲ってのも最大の弱点.このつまらなさは当時のバンドならではの空気.彼らもNRRからショボいアルバムを出している.アルバム収録とは異なるヴァージョンなので,ドマニアのみ要チェック.

12. WHIPLASH.デビューアルバム「Power And Pain」にも収録されている名曲.しかもなんと別テイク.Tony Portaroの声が随分若々しい.流石にNRRから出ていても彼らだけは別格の演奏の旨さを見せつけている.ARTILLERYと並び出世頭.なんとこの頃は目の周りを黒く塗るメイクをしていてとってもシュール.スラッシュ界でトップのテクニックはこの頃から健在で,演奏は素晴らしい.細かなリフや複雑なドラミングをよくもまあこんな低予算でクリアに聴かせるもんだわ・・・と感心してしまう.レビューはこちら

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SPEED METAL HELL II : AT WAR, MAYHEM, SAMHAIN, ANVIL BITHCT, SAVAGE THRUST, DEATHRASH, AGGRESSION, TEMPTER, FLOTSAM & JETSAM, WARGOD, OUTRAGE, POST MORTEM(1986)

上記のNew Renaissance Recordsのコンピレーションアルバム「SPEED METAL HELL」シリーズの第二段.更にパワーアップした内容.

1. AT WAR 「Papechase」.デビューアルバム「Order To Kill」収録曲.アルバム収録と多分同じヴァージョン.再発CDのモノと比べるとかなり音質が荒い.それに何故か音飛びがあるんだけどこれはレコードの品質によるモノなのだろうか???

2. MAYHEM 「Loving Tribute/Burned Alive」.これまた,AT WAR的なスピーディーなリフを持つ曲であるが,Voはより滑らかでリフも結構キャッチーである.このバンドの曲は他にMETAL MASSACRE VIにも収録されている.

3. SAMHAIN 「Plague Of Messiah」.DEATHROWの前身バンドでもGlen Danzigのいたバンドでもなく,元DES EXULT.デンマークのバンド.当時のDeath Metal.つまり,VENOMやHELLHAMMERからの流れを受けたダーティーかつヘヴィーなThrashである.ヘタクソだがなかなか味がある.

4. ANVIL BITCH 「Neckbreaker」.独特の途中までは格好良く,途中から下手くそなヨレヨレハイトーン気味になるVoがまあまあ格好良いリフの上でうごめく.このバンドの特徴の一つでもあるお約束のチープすぎるギターリフのあまりの安っぽさは圧巻!Thrash Metal Attack !にも曲を提供しているほか,同レーベルよりアルバムも一枚出している.彼ららしいダメっぽい空気が伝わる.

5. SAVAGE THRUST「Crown Of Thorns」.あまりに唐突すぎる発声が耳障りなハイトーンVoのThrash Metal.やろうとしていることは判るし,格好良いことを目指してはいそうだが,リフはつまらない.また,この酷い音質集のなかでも特に音の割れ方が激しい(笑).それでもなんとなく惹かれる.HIRAX系が好きな人はチェック(?).

6. DEATHRASH「Buried Alive」.期待されながら結局お蔵入りしちゃったバンド.何故ってDrがWHIPLASHのTony Scaglione.流石に演奏力は極めて高い.やっぱりこれ程のドラマーがいると音のしまりが全然違います.音ははやりWHIPLASHに似ている感じだの疾走感のあるThrashだが,Voはハスキーな声でちょっぴり歌う系.

7. AGGRESSION「Metal Slaughter」.QUEBECの直線型Thrash Metalバンド.とにかく疾走感が売りでその勢いだけが格好良い.同じくNRRのThrash Metal Attack !シリーズにも曲を提供している.なお,後にアルバム「The Full Treatment」を発表するがこれは未収録曲.

8. TEMPTER「Don't Get Mad...Get Evil」.顔が伏せられているが,なかなかこなれた演奏をするSpeed/Thrash Metal.非常に個性的なリフ,曲展開はNWOBHMの香りを若干持ちながら,完全にアメリカのサウンドに仕上げている.かなり格好良い.ちなみにフロリダのバンド.

9. FLOTSAM & JETSAM「Hammerhead」.このバンドに関しては説明する必要もないと思うが,もちろんあのバンド.当然,Bassは現METALLICAのJason Newstedである.アルバム収録とは別ヴァージョンであり,総てのパートのアレンジが異なる.ファンなら必聴であろうが,他のバンドの素晴らしさに耐えられまい(笑).

10. WARGOD「Day Of Attonemnt」.Gene Hoglaneも一時在籍していたことで(ちょっとだけ)有名なバンド.独特の重々しくスピーディーなリフと前のめりのDrums,ダーティーで説得力のある個性的なVoとどれをとっても当時のバンドらしい泥臭い格好良さを持っている.一歩間違えればPOSSESSEDのような存在になれたかもしれない.とにかくこの健康的に邪悪さが出てくるバンドってのは貴重だ.

11.OUTRAGE.日本のバンドとは別バンド.ちなみにこのシリーズの第三段には日本のOUTRAGEが収録されている.これまた前のめりのドラムが良い感じで崩壊したりしなかったりを繰り返しかなり大胆な曲展開(なんかMETALLICAのパクリっぽいが)でぐいぐいと聴き手を無視して疾走する.結構面白い音を出している.

12.POST MORTEM.このバンドもかなり力任せに疾走するThrash Metalである.勢いだけのギターリフの上に無茶苦茶なギターソロがのるところなんてもう二度とあの時代は戻ってこないだろうな〜と実感させるに十分.メインリフが2つだけしかない曲構成もあまりに大胆で涙モノ.

 

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WARZONE2 : D.DEFEIS J.STARR, UNLEASHED POWER(U.P.), DREAM DEVOID, NIGHTFALL, FIFTH REASON, VELGERMER, NEW EDEN, OIVISION, KAWIR, VORPHALAC, DISHARMONY, SWAN CHRISTY, BLACKMAIL, VIOLATON OF TRUST, HATRED(1998?)

ギリシャのMETAL INVADER誌のコンピレーションアルバムWARZONEの第2段.何の資料もないため,各バンドについては私の知識とネット検索に基づく.

1. D.DEFEIS J.STARR "Rain Of Fire".VIRGIN STEELE(専門外)のDavid Defeisと元メンバーのJack Starrのプロジェクト(?).一応,未発表音源となっているが,もちろんそんなことは知らない.かなりのクサクサメタルで絵に描いたような展開がきける.それにビミョーにDarkな空気が絡んでおりなかなかの作品である.クサクサメタルの苦手な私だが,この手のが好きな人にはかなり美味しい楽曲だと思う.

2. U.P. (UNLEASHED POWER) "Gateway To Deadly Sins".お馴染み,ウチでも大々的にプッシュしているU.P.です.実はこれが入っていたから資料的に入手したようなもの.2ndアルバム「Mindfailure」のトップを飾る大作でアルバム収録のものと全くの同テイク.Ken Jacobsen自慢の一曲.ということで,U.P.ファンは購入の必要はないかもしれないが,U.P.未経験の人は他のバンドもなかなか美味しいのでついでに聴いてあげて下さい.個人的にはこのコンピの中ではダントツです.

3. DREAM DEVOID "Consequent Sins".これも未発表音源.はっきり言って全く知らないバンド.どうやらギリシャで96年に結成されたバンド.これがまたなんとも言えぬ妙な味を出している.AGENT STEELを感じさせる楽曲と超ハイトーンヴォーカル.だが,このヴォーカルはかなり良い程度にヘタウマ感が宿っており,聴いていてハラハラドキドキの連続.音質はそれほど良くないが,リズム隊はかなり格好良い.ジャンル的には80's系のSpeed Metalだ.今時なにやってんだ?とちょっと嬉しくなってしまう.

4. NIGHTFALL "Death Star".ギリシャのバンド.これは日本盤も出ているし,有名だと思うが私は聴いたことがなかった.もっとメロメロのゴシックと思っていて(そういうの苦手だから)聴いてなかったのだが,意外といける.程々のウェット感とメロディーでこれくらいなら私でもギリギリOKだ.この手のバンドの中ではかなり硬派なスタイルといえよう.バッキングのギターリフのズシッとした重みがかなり効果的.

5. FIFTH REASON "My Friend".なんちゅうタイトルの曲や.しかし,曲聴いて驚いた.ん?モロ後期HEXENHAUS.楽曲演奏すべてが.そう,非常にソリッドな演奏に独特のリフ,そして特徴的なvocalライン.どれをとってもHEXENHAUS.こりゃスゲエバンドに出会った.調べてみるとあれまあ,そういうことだったのね〜.元HEXENHAUSやら元MEMENTO MORIのメンバーのバンドだった.どーりで.どうやら私がチェックしそこねていただけのようだ.もちろん,HEXENHAUS好きなら気に入らない訳がない.私には同じにきこえる.

6. VELGERMER "Blackened Rebirth".あんまり知らないがあのCACOPHONOUSからCDをリリースしているスウェーデンのバンド.Satanismを売りにしているバンドらしい.おどろおどろしい雰囲気が漂いBlack Metal的ではあるが,全体にもっとスローテンポでHYPOCRISTYのスローな曲調に近い.悪くはないがちょっと曲が単調な感じでかったるい.

7. NEW EDEN "Bullet Head".元STEEL PROPHETのHoracio Colmenaresが中心になって結成したLAのPower Metalバンド.Voがかなりあっさり味であるため,Power Metal苦手な私でも比較的ききやすい.特にギターソロ以降の曲展開だけならThrash的でむしろ好きなスタイルである.こういうのってパワーメタルファンにとってはどうなんだろう?少なくとも演奏はかなりまとも(ドラムが気に入らないが).

8. DIVISION S "Endless Pain".このバンドは何にもわからなかった.いきなりMERIAH RAGEかと思うイントロではじまって,ヘタクソなヴォーカルがのたうちまわる.まあ,ジャンルとしてはPower Metalになるんだろう.演奏は並程度だが,とにかくヴォーカルが入るとあまりにヨレヨレである.かなりダメメタル度が高いバンドだ.繋がりを完全に無視した唐突な曲展開もかなりB級.

9. KAWIR "NEPEEッONH".ギリシャのBlack Metalバンド.このバンドはSIGHとSprits EPを出している.ヒュルヒュルのヴォーカルがのり,スピードの緩急があるというある意味よくあるパターンの音である.

10. VORPHALAK "Lullabies Of A Vampire".未発表音源.こちらもギリシャのBlack Metalバンド.音質はかなりチープで,楽曲も特に面白みはない.Keyboardが僅かに使用されてる.まあ,ありがちなタイプ.

11. DISHARMONY "Temple Of Eternity".未発表音源.これもギリシャのバンド.全然知らないバンドなのでこの曲だけでは判断しかねるが,Doom Metal寄りのHeavy Metalバンドのようである.ヴォーカルはハイトーンで歌い上げる.ちょっと曲が退屈.

12. SWAN CHRISTY "Last Days Of Your Forever".未発表曲.ギリシャのバンド.ん?バンド?.どうやらヴォーカリストの名前らしい.いきなり落ち着いたピアノではじまったので「ありゃ〜ゴシックかよ」と思ったら,メタルですらなかった(笑).まるで産業ロックのようです.危険な発言をしそうなのでこれ以上コメントは差し控えたい.

13. BLACKMAIL "Demons Hide".未発表音源.バンドに関してはよくわからない.若干モダン系の空気を出しているがやってることは初期のDANZIG的なサウンドである.あれをもっとメタリックにして男臭さを減らしたようなサウンド.

14.VIOLATON OF TRUST "Behind My Back".よくわからないが,多分ギリシャのバンド.AURAというバンドの手伝いをここのドラマーがやっているようだ(けど良く判らない・・・何語で書いているか;汗).AGNOSTIC FRONTをよりメタリックにしてスラッシュテイストを加えてもうちょい格好良くした感じ.ということで個人的にはこちらのほうが上.なかなか切れ味の良いヴォーカルとかなり変幻自在にスピード調整をするリズム隊のノリはかなりレベル高い.特にドラムのスネアワークは抜群でその正確なドラミングはタダモノじゃない.これはなかなか美味しいバンド.未発表との表記がないということは何らかの音源があるようだ.

15. HATRED "Rise To The Throne".未発表音源.あっちゃ〜.これも恐らくギリシャのバンド.もう,完全にHELLOWEENです.しかもVocalがかなり不安定.クサイメロディをガキみたいな発声のハイトーンとオヤジ声でハモってます.曲はレビュー書く間聴いただけで覚えられるくらいの典型的なもの.何のひねりもない.こういうの好きな人にはいいだろうが,私にはかなり苦痛である.きっとこのページここまでたどり着いた人ならもはや私がこんなこと書いても気にはとめないだろう.HELLOWEENって聴くと頭痛がするくらいダメ.

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Wild Rags 2LP Limited Edition : BLOODCUM, NOT US, INFAMOUS SIMPHONY, OUTCASTS(1988)

Wild Rags Recordsが初めて世に送り出した記念すべき第一作目.レーベルのポリシーである「他のレーベルが注目しないマイナーなThrash/Harcdore/Death Metalを中心にサポートしていく」といった言葉にうまく合っており,WRRファン以外はかなりげっそりする内容である.

BLOODCUM "Symptom", Confused But Thinking", The World In Whitch We Live" 注目はやはりBLOODCUMである.この作品にはBLACK SABBATHの"Sympton Of The Paranoid"のカヴァーが収録されている(彼らのBoot Videoでもライブで演奏している).まあ,SABBATHファンが聴いたら泣いてしまいそうな出来であるが,SABBATHファンがこんなショボ音源に手を染める可能性は極めて低いだろうからそういう心配はしなくて良いのかも.それでも彼ら自信のオリジナル曲よりも演奏はマトモなのは気のせいであろうか.

NOT US "Maggie", Second Childhood", Dinner In A Glass", "Froggy".このバンドは実にオーソドックスなショボいリフが特徴である.が,低音のリフはかなり演奏が聞き取り辛い.ありがちなギターリフの殆どは見事にBassとDrumがかき消している.ある意味見事な連携プレー.

INFAMOUS SYMPHONY "I Am Your'er Not, "Embo", Atheist Society".INFAMOUS SINPHONYは彼ら特有のショボいvocalと激巧いドラムとがうまくかみ合って(???)独特の雰囲気を出している.まわりのバンドがショボいから演奏はわりとしっかりとしてるようにきこえてしまう(まあ,ドラム"だけ"はホントに巧いんだが).まあ,個性だけはこのバンドは優れている.

OUTCASTS "Supper Cop", "School Sucks", "Happy Fucks".WRRの中でも個人的にはかなりダメな位置づけのバンド.演奏力云々といえるような楽曲じゃないから演奏は別にどうでもいいんだが,ここまで生ぬるいHCってのも珍しい.緊張感まるで無し.ショボい.とにかくショボい.

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