スティーブ・スミス(STEVE SMITH)
この名前を聞いてああこの人ね!といっているあなたは、ジャーニーのファンかジャズロックのマニアの方ですね。
一般的に名前を世間に知られる様になったのは、やはりジャーニーでの活躍からでしょう。70年代後半からこのバンドで
活躍しその後はソロ活動と共に、幾多のセッションやスタジオワーク、そして自己のバンド”
バイタル・インフォメーション”
での活動と80年代から90年代にかけて常に第一線での活動をしているのだが、ロックドラマー(ジャズ・フュージョンも)
としてはあまりわが日本では知名度が低いというのが本当の所。
ジャーニーがあそこまで成功したのは、ニール・ショーンのギターとヴォーカリストの力だけではないのです、
そうですドラムスのスティーブ・スミスがいたから、バンドとしてのまとまりがあったのです。
リズムセクションがしっかりしていなければ、どんなに名手と呼ばれたギタリストでも曲の中で映えることはできないのです。
あの、伝説となった全米ツアーの後バンドは集中力なくして、メンバーが少しずつバンドから離れた後自然消滅
してしまうのですが、最近になって再結成アルバムを発表し、98年には80年代のヒットチューン満載のlive盤
を発表し、世界のメロディックロックのファンを喜ばせました。
日本のロックマニアのみなさまに彼の名前が知れ渡ったのは、いつ頃からでしょうか? 私が思うには、77年のジャン・リュック・ポンティの”秘なる海”へ参加した時から では無いでしょうか?(勝手な推測でゴメン!)この作品は当時のプログレマニア& ジャズロックファンの間では、ものすごい評判のアルバムでした。一時期レコードも入手困難 な状況が続くのですが、最近になってようやくCD化され、一般にも手に入りやすくなってきました。 何がそんなにすごいのかと言うと、いまでは考えられない様なメンバーが録音に参加しているからなのです。 ちょっとだけ紹介すると、あのA・ホールズワースがギターで参加していたりするのです。 (詳しい内容はまたの機会に→JEAN−LUC・PONTY)
ジャーニーから脱退した彼は、自己のバンド”
バイタル・インフォメーション”の活動やコンテンポラリージャズグループ
”ステップス・アヘッド”で活躍しロックから離れた所で注目されてくるのです。スーパーロックグループ・ジャーニーのような
ロックだけにとどまらず、ジャズでも十分にやっていけるテクニックの持ち主です。
フュージョンやジャズロックに興味を持っているあなたなら、彼のバンドや数多くのセッション活動の
演奏を聴いて、スティーブ・スミスの幅広い音楽性に驚くことでしょう。
特別パワフルでもなく、特徴のあるタイプではないのですが やはり基礎がしっかりしているから、的確なタイム感と独特のグルーブがありタイトでソリッドな演奏も得意としているようです。(何か様分らん様になってしもたが) ドラマー向けの教則ビデオも出してます。
お勧めの作品は、何と行っても前記のジャン−リュック・ポンティの”秘なる海”と、自己のバンド”バイタル・インフォメーション” での作品群、そして98年発表のジャーニーlive盤。フュージョンがお好きなあなたには、”プレイヤーズ”という スコット・ヘンダーソンやジェフ・バーリンとの作品や、サンタナバンドにいたトム・コスターとの作品群 など多数でございます。ぜひ、一度お手に取って頂き末永くご愛聴してもらいたいと思います。
現在の最新作はこれとかラリー・コリエルとの共演作です。左の作品は
ギターにスコット・ヘンダーソン、ベースにビクター・ウッテンを迎えての、超絶技巧ジャズ・ロック
アルバムとなっています。残念ながらわが日本では正式発売されておらず、入手が難しい状況です。
インポート物を扱っているお店に注文しないといけません。兄さんの住んでいる地方では、
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