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〜ハードロック/プログレ <USA> Part 5〜 

60年代〜80年代の米国産ハードロック/プログレのレヴューです。

お気に入り度は5段階です。("+"はおまけ!)
5  めちゃええで! EXCELLENT! MUST!
4  ええんちゃう! VERY GOOD! KILLER!
3  なかなかやん! GOOD!
2  もうちょいやな! SO-SO
1  おちょくっとんか! NOT MY TASTE

THE THIRD POWER/ Believe
(USA/ Vanguard/ 1970)

Jem Targal - b, lead vo
Drew Abbott - g, vo
Jim Craig - ds, vo

Sam Charters - p, org

Info:
デトロイト出身のヘヴィーサイケ/HRトリオ唯一のLP。 後にDrew Abbottは 同じデトロイト出身のBob Segerと共に活動する。

内容:
時代柄、サイケ色もまだ残っているものの、ブルース色もあまり濃く無く、 既にハードロックとしてのスタイルと迫力を確立している。  A-1から歪んだギターを強力に弾きまくっていて何とも格好良い。  やはり聴き所はA-4、B-1、B-4などのワイルドでハードなナンバーだが、A-3やB-3のような フォーク調の曲も美しく良い出来だ。

お気に入り度=5 (ハードロック黎明期の名作)

TIN HOUSE/ Tin House
(USA / Epic/ 1970)

Floyd Redford - g, vo
Jeff Cole - b, lead vo
Mike Logan - ds, perc, vo

Info:
Rick Derringerプロデュースによる、米HRトリオの唯一の作品。  R.Derringerの他、Edger Winterも2曲に参加している。  Floyd Redfordは後にJohnny Winterと共に活動した。

内容:
初期GRAND FUNK RAILROADを思わせる、パワフルなハードロック・トリオ。  70年代初めの作品だが、サイケ色はあまり無く、  タイトで骨太なリズム・セクションをバックに、唸るようなギターがかっこいい。  また、ゴリ押し一本槍でなく、バラード・ナンバーも素晴らしくて、捨て曲無し。  B面ラストではEdger Winterによるドラマチックなストリングスも導入している。  是非とも大音量で聴きたいアルバムだ。

お気に入り度=5 (パワフル・HR・トリオ)

TONY PALKOVIC / Every Moment
(USA/ Deep Water/ 1982)

Tony Palkovic - g, kbd, b
Nick Salpietra - synth
Jim Moran - kbd, synth
Gary Boggess - synth
Greg Yochman - b
Steve Hreen - ds
Bob Milano - ds, perc

Info:
アメリカはOhio州出身のギタリストTONY PALKOVICによる、1980年のファースト"Deep Water"に続く セカンド・アルバムで、全ての作曲とプロデュースをこなしている。

内容:
>>工事中<<

お気に入り度=

TOTTY / Totty
(USA /Our First /1976)

Dennis Totty - g, lead vo, kbd
Byron Totty - b, vo

George Cooper, David Blue,
          Roger Roden - ds

Info:
Totty兄弟(?)による1st LP。 白ジャケのデモ・プレスもある。

内容:
一聴すると乗りの良いアメリカンHRで、ジャケットから受けるような暗いイメージはない。 しかし、ソロパートになると突如として激しく鋭いギターが炸裂するところが、 彼らの特異性を示している。 特にB面でのギタープレイはかなりヘヴィーだ。

お気に入り度=4

UTOPIA/ Utopia
(USA/ Kent/ c.1970)

Dennis Rodriques - vo, harp
Frank Krajinbrink - g
Gene Lucero - b
Harry Brender A'brandis - g
Danny McBride - ds

Info:
>>工事中<<

内容:
>>工事中<<

お気に入り度=

VIC TRIGGER BAND/ Electronic Wizard
(USA / Sanctuary/ 1977)

Vic Trigger - g, lead vo
Kip Haaheim - b, vo
Waldo The Squid - ds, vo

Info:
米ハードロック・トリオ、唯一の作品。

内容:
>>工事中<<

お気に入り度=

YANCY DERRINGER/ Openers
(USA / Hemisphere/ 1975)

Boyd Willamson - g, vo
C. F. Kuchler - kbd, vo
Gabriel Berrafato - b
Lence Gnatzig - ds

Info:
イリノイ州にて録音された、4人組みYANCY DERRINGERのおそらく唯一のアルバム。  あまり有名なアルバムでもなかったが、最近になって突然再発された。

内容:
A面の1曲目〜3曲目は、はっきり言って何の変哲も無い凡庸なハードロックで、全然面白くない。  しかし、彼らの本領発揮はここからで、A-4はメロトロンも使ったバラード・ナンバーで、 切々と歌い上げるメロディーが印象的な良い曲。 次いでB面は、基本的にはA面と同様のハードロック なのだが、もっと勢いが有って曲も良い。 また、時々聞こえてくるシンセが良いアクセントになっていて、 ユニークなハードロックになっている。 特に、スライド・ギターとシンセの掛け合いが面白い B-3の"Weedburner"が聴き所か。

お気に入り度=3+

ZOLDAR & CLARK / Zoldar & Clark
(USA /Dellwood /1977)

No Personnel Credit

Info:
アメリカの謎のグループ。 ジャケットには曲名とプロデューサー名(Christopher Hawk)以外の クレジットが一切無く、メンバー名や録音場所などは不明。  ニューヨークの謎のローカル・レーベルからリリースされた、おそらく唯一の作品。

内容:
訳の分からん表ジャケットの写真と、曲目が書かれただけの裏ジャケットを見ると全く期待できないが、 非常に完成度の高い素晴らしい作品です。  メンバー構成は不明だが、ヴォーカル、キーボード、ギター、ベース、ドラムに加え、フルートとメロトロン(!)が かなり活躍しています。  特に、A−2は透明感のあるコーラスとハケット風ギターの叙情的な調べにメロトロンが絡むという必殺ナンバーで、アメリカン・プログレの中でも1、2を競う名曲でしょう。  叙情的な面はGENESIS、ベースラインや緻密さはYES、変拍子とコーラスはGENTLE GIANTとブリティッシュ・プログレ から影響を受けたサウンドは何処か同時期のENGLANDを思わせます。  とにかく、メンバーなど謎に包まれたグループだが、さすがアメリカのロック・シーンは 広くて深いと感心させられました。

お気に入り度=5 (アメリカン・プログレ、謎の大傑作)