EDUARD ARTEMIEV
/ Warmth Of Earth (USSR /Melodia /1985)
Jeanne Rozhdestvenskaya - vo
BOOMERANG :
Yu.Bogdanov - synth, g
A.Zakirov - b
S.Bogdanov - ds
I.Len, S.Saveliev - kbd
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Info:
日本のプログレ・ファンにArtemievの名を知らしめた名作、組曲「地球のぬくもり」。
Yuri Rytkheu氏の歌詞にArtemievが曲を付け、アンサンブルBOOMERANGが演奏を担当している。
内容:
分厚くスペーシーなシンセとギターが緊迫した演奏を展開するオープニングのインスト・ナンバー
「地球の誕生」から、それまでのロシアのプログレのレベルを遥かに超えたものを感じさせる。
続く2曲目「私は何者」(笑)(←これはメロディア・レコードの輸入販売を行っていた
新世界レコードが付けた邦題)は、やはりスペーシーで分厚いシンセをバックに女性ボーカルが
感動的に歌い上げる非常にシンフォニックなナンバー。 ボーカルのロジェストベンスカヤ嬢
(長い名前(笑))は、やや「おばさん」っぽい声だが、声量のある、なかなかの美声。
アップ・テンポな曲になると何故かディスコ調になってしまうのが残念だが、一貫して
シンフォニックで厚いアンサンブルを聴かせるBOOMERANGの演奏はかなりの高水準だ。
特に、B面ラストの「人類への讃歌」でのシンセ、ギター、コーラスによる感動的に盛り上がりる
フィナーレは素晴らしい。
お気に入り度=4+(ロシアン・シンフォの名作)
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IN SPE/ Ensemble
(USSR /Melodia /1983)
Peeter Brambat - fl, rec
Toivo Kopli - b
Priit Kuulberg - normalizer, vocoder
Mart Metsale - kbd
Riho Sibul - g
Ann Tüür - kbd
Erkki-Sven Tüür - kbd, fl, rec, vo
Arvo Urb - ds
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Info:
キーボード奏者Erkki-Sven Tüürをリーダーとする旧ソ連はエストニアの8人組。
ファーストLP。
内容:
美しいシンセとフルートを中心とした(B面1曲目のみヴォーカル入り)シンフォ系プログレ。
8人の大編成の割には音は薄く、ドラムレスの部分ではシンセ・ミュージック的に聴こえる。
また、ギター(フュージョン風)の出番も少ない。
A面全てを使った組曲"Symphony for seven performers"は淡々とした展開で、
ラストを除いて盛り上がりに欠ける。 録音が良くないのも残念だ。
お気に入り度=3
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IN SPE
/ In Spe (a.k.a. Typewriter Concerto In D)
(USSR /Melodia /1985)
Peeter Brambat - fl, recorder
V.Annouk - b
Riho Sibul - g
Arvo Urb - ds
T.Terasmaa - vibes
L.Ivarts - typewriter
U.Tamm - kbd
A.Lend - Harmony horn
A.Mattiisen - kbd
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Info:
セカンドLP。
内容:
相変わらず録音は良くない。
お気に入り度=
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KASEKE/ Poletus
(USSR /Melodia /1983)
Priit Kuulberg - b
Ain Varts - g
Peeter Malkov - fl
Riho Sibul - g
Andrus Vaht - ds
Mart Metsala - synth
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Info:
旧ソ連はエストニアのグループによる唯一のLP。(81年に4曲入りEPのリリース有。)
6人の内、3人(P.Kuulberg, R.Sibul, M.Metsala)はIN SPEのメンバーでもある。
また、B-4はIN SPEのリーダーE.S.Tüürの作曲で、kbdでも参加している他、
A-3でOlav Ehalaが作曲およびkbdで参加している。
内容:
全曲ヴォーカル・レスのinstrumentalアルバム。
IN SPEのメンバーが関わっているが、IN SPEのファーストとはスタイルが異なり、かなりフュージョン
色の濃いサウンド。 録音が悪いので損しているが、テクニカルでスリリングな演奏が素晴らしい。
スペイシーでシンフォニックなキーボードが割と活躍しているので、プログレ・ファンにも十分聴ける内容。
お気に入り度=4+ (ロシアン・プログレ・フュージョンの傑作)
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