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〜続・いにしえ系メロディアス・ハード USA Part 2〜 

某メタル専門誌の特集「いにしえのメロディック・ロック」では取り上げられなかった 作品・アーティストのレヴューです。

お気に入り度は5段階です。("+"はおまけ!)
5  めちゃええで! EXCELLENT! MUST!
4  ええんちゃう! VERY GOOD! KILLER!
3  なかなかやん! GOOD!
2  もうちょいやな! SO-SO
1  おちょくっとんか! NOT MY TASTE

FAIRCHILD/ Fairchild
(USA / Flight/ 1978)

Mark Enstad - kbd, flute, vo
Mike Ricci - vo
Tom Riopelle - g, vo
Mark Stellflug - ds, perc
Richard Wieser - b, vo

Info:
Minneapolis出身のハードロック・グループ。  マイナー・レーベルからリリースされたファースト・アルバム。

内容:
>>工事中<<

お気に入り度=

FAIRCHILD/ Fairchild
(USA / Gold Mountain-A&M/ 1985)

Tom Riopelle - g, lead vo
Brian Kinney - lead vo
Richard Wieser - b, vo
Palmer Harbison - kbd, vo
Mark Steele - ds, perc

Info:
ファースト・アルバムと同じくタイトルは"Fairchild"だが、こちらは 大手A&M傘下のGold Mountainレーベル(KEELなどもリリースしていた)から出たセカンド・アルバム。  前作からヴォーカルとキーボードが交代している。

内容:
晴れてメジャー・デビューしたものの、すっかりポップなニューウェーブ風サウンドに 変貌してしまいました。 ギターは単にリズムを刻むだけで、リズミカルなキーボードを主体 にした軽めの音作りは前作の面影も殆どありません。 明らかに売れ線狙いですが、 多分この1枚でシーンから消えていったのでしょう。

お気に入り度=2

FOREVER/ Forever .... & Ever
(USA/ Heavy Metal America/ 1986)

Jack Emrick - vo
Steve McCarley - g
Ray Burke - b
Kevin Tanner - ds

Info:
イリノイ州出身。 おそらく唯一の作品。

内容:

お気に入り度= 

FORTRESS / Hands In The Till
(USA/ Atlantic/ 1981)

Jim West - vo
Eric Turner - g, vo
Charlie Souza - b, vo
Donny Vosburgh - ds, perc

Gabriel Katona - kbd
Duane Hitching, Rich Gibbs - kbd
Snuffy Walden - ac. g
Gary Falcone, Ronn Price - vo
Larry Brown - perc

Info:
カリフォルニア出身の4人組みによる、おそらく唯一のアルバム。 ベースのCharlie Souzaは 元WHITE WITCH〜GALE FORCEで、ドラムのDonny VosburghはMike Pineraと共に活動していたりと、 各メンバーはそれなりの経歴を持っている人達のよう。  また、Duane Hitching(元CACTUS)など、メンバーと繋がりのあるミュージシャン達がバックに参加している。  プロデューサーはAMBROSIAを手掛けているFreddie Piro。

内容:
ギターとコーラスを主体とした西海岸ハードロック。 キーボードも全面的に入っているが バッキング主体のプレイで、ジャケットから想像されるようなスペーシーな感じはなくて、ストレートな ハードロックを演奏している。 結構ギターはハードに弾いていて、特にA面2曲目やB面2曲目などは スピーディーでかなりハードな曲。 さすがにそれぞれ経歴を積んできたメンバーだけあって手堅い内容に なっているが、今一つグループとしての個性を打ち出せなかったのが残念だ。  '80年代になって、へヴィー・メタルでもなく産業系ハードでもない、この様な普通のハードロック が生き残るのは難しかったのだろう。

お気に入り度=4

GRAF / Graf
(USA/ Precision/CBS/ 1981)

Jose Ortiz - ds, perc
Tim Graziano - b
Peter Tokar - vo, kbd
Frank Pellino - vo, kbd, g

Info:
CBS傘下のPrecisionレコードからリリースされたGRAFの唯一の作品。  ほとんど全ての曲の作成/アレンジをFrank Pellinoが手掛けている。

内容:
A-1、B-1はスペーシーなキーボードに適度にハードなギターが絡む典型的 プログレ・ハードで、なかなかの出来。 一方、A-2、A-3などはソウルフルなヴォーカルが主体の 洗練されたAORナンバーで、更には、B-2のようなプログレ・フュージョン風のインスト・ナンバー まで有り、かなり幅広い内容となっている。 ヴォーカルの如何にもAOR的な渋い声と、 プログレ色の強いキーボードがミスマッチで、結局はAORとしてもプログレ・ハードとしても中途半端な 印象になってしまうのは残念だが、全体的に演奏・楽曲のレベルは高い。 内容は良いのに、余りにも お粗末で手抜きなジャケットは勿体無い。

お気に入り度=4

GROUNDSTAR/ Forced Landing
(USA/ Stellar/ 1980)

No Personnel Credit

Info:
ニューヨークのローカル・レーベルからリリースされた、GROUNDSTARのおそらく唯一の作品。  プロデュースはBarry ManilowやJim Photogloなど多くのアルバム制作を手がけるエンジニア・プロデューサー Dirk Dalton。 ジャケットにメンバーに関するクレジットが無いが、オリジナル・メンバーである Sharon Jordan (vo)とJerry Lealはその後も活動を続け、'90年代になってTHE HERITAGEというグループで "Living...Standing...Burning..."というタイトルのCDをリリースしているらしい。

内容:
SF映画のようなセリフ入りのオープニング(スター・トレックのパロディー?)やジャケットやレーベル名 など、かなり宇宙を意識したコンセプトの様だが、サウンドの方はそれ程スペイシーと言うわけではなく、 割と乗りの良いキャッチーなナンバーが多い。  プロダクションもあまり良くなく、録音も古いので洗練された感じはしないが、覚えやすいポップな メロディーとコーラスやキーボードが小気味良い。  クレジットが無いので詳細は判らないが、リード・ヴォーカルは2人いるようで、 1人はDavid Surkamp(PAVLOV'S DOG)を思わせる様なちょと変わった声。  B面はちょっと曲のクオリティーが落ち、あまり印象に残らないのが残念。

お気に入り度=3+

HUSH / Hush
(USA/ ASI/ 1978)

Bob Berry - kbd, g, vo
Paul Keller - g, vo
Roger Bonasera - ds, perc, vo
Gene Perrault - b. vo

Info:
元THREE、ALLIANCEのRobert Berryが在籍した最初のバンド、HUSHのファースト・アルバム。  当初Gnome Recordsからリリースされた後、ジャケットと内容を一部変えてASIから再リリースされたもの。  セカンド・アルバムはASIが倒産した為お蔵入りとなったが、'98年にEscape MusicからCD化された。  当時、日本でも「炎の旅立ち」の邦題でリリースされた。

内容:
>>工事中<<

お気に入り度=

HYBRID ICE/ No Rules
(USA / Pilot/ 1987)

Chris Alburger - vo, g
Robert Scott - vo, kbd
Galen Toye Folke - g, vo
Jeff Willoughby - b, vo
Rick Klinger - ds, vo

Info:
70年代のバンドBRIGGのメンバーが結成したグループ。  録音もBRIGGと同じくPennsylvaniaのSusquehanna Soundにて行われている。  本作はセカンド・アルバムでCDでも発売されたが、ファースト・アルバムは非常にレア。  プロデューサーのBill GrabowskiはBON JOVIの"7800 Degree Fahrenheit"に収録の "Secret Dreams"の作者の一人としてクレジットされており、本作でも"Secret Dreams"をカバーしている。

内容:
>>工事中<<

お気に入り度=

MAGNUM / Hot Nights
(USA /AIRA /1983)

Lonnie Warner - kbd, lead vo
Tommy Zito - kbd, lead vo
Mike DeFrank - g, lead vo
Butch Samolewicz - b, vo
Dave Werkhiser - ds, vo

Charles Lagond - sax

Info:
あの有名なイギリスのMAGNUMとは同名異バンドで、こちらはアメリカのグループ。  本作品は5曲入りミニ・アルバムで、プロデューサーはJerry HludzikとBill Kelly。  そう、後にあのDAKOTAを結成するJERRY-KELLYです。  本作のタイトル曲にもなっている"Hot Nights"はそのJERRY-KELLYの曲で、 後にDAKOTAのアルバム"Last Standing Man"にも収められている。  なお、'89年にはアルバム"No Secrets"をリリースしている。

内容:
どういった経緯でJERRY-KELLYがプロデュースをするに至ったかは判らないが、さすがに プロダクションは優れていて、マイナー物としてはかなり洗練された音作りになっている。  やはりタイトル曲にもなっている"Hot Nights"が光っているのは言うまでもないが、 メンバー作の他の曲もメロディアスでちょっと哀愁感もあって、悪くは無い出来。  ハードさはやや抑え気味で、SAXを導入したり都会的な音作りを目指している。

お気に入り度=4(JERRY-KELLYプロデュース!)

OZZ/ No Prisoners
(USA /Epic /1980)

Alexis T.Angel - vo
Gregg Parker - g, vo

Donnell Hagen - ds
Craig Grubery, Willie Bass - b
Michael Cavanaugh - kbd
Ollie Brown - perc

Info:
>>工事中<<

内容:
>>工事中<<

お気に入り度=

PROPHET/ Prophet
(USA/ Total Experience/ 1985)

Dean Fasano - vo
Ken Dubman - g
Joe Zujkowski - kbd
Scott Metaxas - b, g, vo
Ted Poley - ds, vo

Info:
ファースト・アルバム。 後にScott MetaxasはNUCLEAR ASSAULTへ、そして Ted PoleyはヴォーカリストとしてDANGER DANGERに加入する。  また、Dean FasanoはBON JOVI結成前のリッチー・サンボラとアレック・J・サッチがいた、 MESSAGEというグループのメンバーであった。 左はオリジナル・ジャケットで、 日本でCD化された時には右のジャケットが変更された。

内容:
セカンド・アルバムもメロディアス・ハードの名作として名高いが、個人的にはこちらの ファースト・アルバムの方が気に入っている。  それは、完成度や録音などは次作よりも劣るが、本作の方が荒削りながらも切なく美しいメロディーが、 より際だっているからである。  スペイシーで荘厳なキーボードと分厚いコーラスに、ドラマティックで哀愁感溢れる旋律が絡む瞬間は、 まさに鳥肌モノです。  80年代に数多くリリースされたこの手の産業系ハード、メロディック・ハードの中でも、私にとっては 理想の逸品と言える作品。

お気に入り度=5+ (アメ・プロ・ハード最高傑作!?)