WIGWAM
/ Hard N'Horny
(FIN /Love /1969)
No Personnel Credit
( Ronnie Österberg - ds
Jim Pembroke - vo
Jukka Gustavson - org, vo
Mats Hulden - b
Vladimir Nikamo - g )
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Info:
フィンランドを代表するプログレッシヴ・ロック・グループのデビュー作。
今やPekka Pohjolaが在籍していたことでも有名だが、本作では彼はまだ加入していない。
内容:
先ずA面はJukka Gustavsonの作品。
インスト・ナンバーとヴォーカル・ナンバーが半分ずつで、
いずれもPROCOL HARUM調のオルガンを主体として、ややジャズの影響を感じさせる作風。
一方、B面はJim Pembroke作による短いヴォーカル・ナンバー9曲が収められており、
ビートルズ風のポップでちょっとサイケな曲にTHE BYRDSなどのアメリカン・ロックのテイストを
織り込んだ感じ。
A面とB面ではやや趣が異なるものの、いずれも彼らルーツとも言えるアーティストからの影響を
素直に表わした内容で、独自のオリジナリティを確立するまでには至っていない。
お気に入り度=3+
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WIGWAM
/ Tombstone Valentine
(FIN /Love /1970)
Jim Pembroke
Ronnie Öa;sterberg
Jukka Gustavson
Pekka Pohjola
Jukka Tolonen
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Info:
2作目。 プロデュースを米サイケ界の怪人で、RUNAWAYSなどを育て上げたことでも有名なKim Fowleyが担当。
前作発表後、ベースがPekka Pohjolaに替った。 また、本作録音中にギターのVladimir Nikamoが
脱退し、Jukka Tolonenがゲストとして参加している(ジャケットにクレジットは無い)。
なお、本作は翌71年に彼らのアメリカにおけるデビュー作としてVerve Forecastからリリースされた。
(詳細は下のREVIEWを参照下さい。) しかし残念ながら、アメリカでは大きな成功は得られなかったようだ。
内容:
ジャズ、アメリカン・フォーク、サイケ・ポップを混ぜ合わせたような音楽性は変わらないが、前作に
比べるとポップな要素がやや減って、演奏重視の姿勢が見られ始めた。 特にA-3はカンタベリーっぽいユーモラスな感じの曲で、中間部ではJukka Tolonenがハードなギターを弾きまくっている他、
Pekka Pohjolaのヴァイオリンもフューチャーしている。
しかし、"Fairyport"や"Being"に比べるとまだまだ発展的時期の作品。
お気に入り度=4
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WIGWAM
/ Tombstone Valentine
(USA /Verve Forecast /1971)
Jim Pembroke
Ronnie Öa;sterberg
Jukka Gustavson
Pekka Pohjola
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Info:
フィンランドで発表された翌年にリリースされたアメリカ盤。 フィンランド盤は1枚物であったが、
アメリカ盤はジャケットも全く異なる2枚組としてリリースされた。
2枚組の内、1枚目はフィンランド盤"Tombstone Valentine"と同内容(曲順は少し違う)で、
2枚目は前作"Hard N'Horny"やWIGWAMの前身バンドのBLUES SECTIONの曲を集めた内容になっている。
内容:
"Hard N'Horny"、"Tombstone Valentine"のREVIEWを参照下さい。
お気に入り度=4
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WIGWAM
/ Fairyport
(FIN /Love /1971)
Ronnie Öa;sterberg - ds, perc, vo
Jukka Gustavson - vo, kbd
Jim Pembroke - vo, harmonica, p
Pekka Pohjola - b, violin, kbd, vo
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Info:
サード・アルバム。 2枚組の大作。
LPでは見開きジャケットに英語で書かれた小冊子とフィンランド語で書かれた小冊子が付いていました。
(歌詞は全て英語)
ゲストとして前作に続きJukka Tolonenが3曲に参加している他、オーボエやクラリネットなどの木管楽器も
フューチャーしている。
内容:
まずは、オルガンが活躍するカンタベリー風ナンバーで幕を開ける。
続いてピアノとアコギによる美しい小曲をはさんで、A面ラストからB面の3曲目までの4曲は
組曲"Joined To Conscience"となっている。
組曲はほぼ切れ目無く進行し、ピアノ、オルガン、木管楽器のややジャジーな演奏をバックに、
美しくも奇妙なメロディーを奏でるヴォーカルが印象的な佳曲。
B曲ラストはTolonenのギターをフューチャーしたアップテンポな小曲。
C面の5曲は何れも2、3分台の小曲ばかり。
D面はライブ録音による"Rave-up For The Roadies"(17分20秒)を収録。
これは、Pembroke抜きでTolonenのギターを全面的にフューチャーした
即興的な演奏で、ジャズ的要素は薄く、冒頭からTolonenのハードな
ギターが炸裂している。
前作までの試行錯誤から抜け出し、一気にWIGWAMとしての独自のサウンドを打ち出したアルバム。
お気に入り度=5 (絶頂期の大作)
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WIGWAM
/ Being
(FIN /Love /1973)
Pekka Pohjola - b, violin, kbd
Jukka Gustavson - vo, kbd
Ronnie Öa;sterberg - ds, perc, vo
Jim Pembroke - vo, p
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Info:
1年の歳月をかけて録音されたオリジナルWIGWAMとしての最終スタジオ・アルバム。
LPではFairyportと同じく、見開きジャケットに英語とフィンランド語による
歌詞を載せた2つの小冊子が付いていました。 本作はトータル・アルバムであり、
歌詞はかなり政治的な内容様のようだ。
内容:
前作と同傾向の内容で、これまでの集大成と言える作品。 従来のオルガンとピアノに加え、
新たにシンセを導入。 また、これまで通り管楽器も参加して、
ポップス/ジャズ/ロックをミックスしたような独自のサウンドを完成させている。
本作はシリアスなコンセプト作と言うこともあって、全体的に今までになく緊張感が
溢れており、北欧の薄暗くて冷たい情景を連想させる。 特にA面後半の盛り上がりは感動的だ。
一方、B面はやや散漫な感じがする。
お気に入り度=5 (WIGWAM最高作)
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WIGWAM
/ Live Music From The Twilight Zone
(FIN /Love /1975)
Ronnie Österberg - ds
Jim Pembroke - vo, el.p
Jukka Gustavson - vo, org
Pekka Pohjola - b
Pekka Rechardt - g
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Info:
すでにそれぞれ2枚のソロ・アルバムを発表していたP.PohjolaとJ.Gustavsonが、
音楽的方向性の相違から脱退することになり、急遽行われたラスト・コンサートを録音した2枚組ライブ盤。
前作"Being"発表後より新しくPekka Rechardt(ギター)が加入している。
収録曲全8曲の内、4曲がカバー曲("The Moon Struck One"(The Band),
"Let It Be"(The Beatles), "Imagine"(John Lennon), "Help Me/Checkin' Up On My Baby"(Sonny Boy Williamson))、
2曲が新加入のP.Rechardtの作、1曲がP.Pohjola作の新曲、1曲がJ. Pembrokeのファースト・ソロLP
"Wicked Ivory"からの曲で、前4作からの曲は収められていない。
内容:
>>工事中<<
お気に入り度=
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WIGWAM
/ Nuclear Nightclub
(FIN /Love /1975)
Jim Pembroke - vo, el. p, p
Pekka Rechardt - g
Mats Groundstoem - b
Ronnie Öa;sterberg - ds, marimba
Esa Kotilainen - kbd
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Info:
P.PohjolaとJ.Gustavsonが脱退し、"新生WIGWAM"になっての1作目。
(ベスト盤・ライブ盤を含めて通算7枚目) ベースにMats Groundstoemが加入し、キーボードはゲスト参加。
曲はPembrokeとRechardtがほぼ半分ずつ書いている。
当初は"Dead At The Nuclear Nightclub"というタイトルだった。
Stockholm録音だが、英Virginからもリリースされ、当時、イエスと10CCの中間を行くサウンドとして
結構話題になりました。 日本でもリリースされ、邦題は「夜の原子核倶楽部」。
内容:
前作までとはかなり方向性が変わり、"新生WIGWAM"としてのスターとなった記念碑的作品。
プログレ性は後退し、長い曲も無くなり、ヴォーカルを中心とした音作りの4〜5分代の曲が並んでいる。
しかし、勿論ただのポップスではなく、北欧らしい仄かに暗い雰囲気と英国的な洒落たユーモア・センス
を感じさせる。
また、インスト・パートではプログレ的要素もまだ十分感じられ、今までの経験をよりポピュラーな方向に
昇華させた素晴らしいサウンドだ。
なお、B面ラストのみインスト・ナンバーで、何故かカッコイイハードロック・ナンバー(Rechardt作曲)
になっている。
お気に入り度=4+ (YES+10CC (?))
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WIGWAM
/ The Lucky Golden Stripes And Starpose
(FIN /Love /1976)
Jim Pembroke - vo, p
Pekka Rechardt - g
Ronnie Öa;sterberg - ds, perc
Hessu Hietanen - kbd
Mosse Groundstoem - b
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Info:
初のイギリス録音(Manor Studio)で、前作に引き続き英Virginからリリースされた、
"新生WIGWAM"の2作目。 正式なキーボード奏者が加入し、5人組に戻った。
曲は前作同様、PembrokeとRechardtがほぼ半分ずつ書いている。
再びアメリカ進出を意識したかのようなジャケットが話題になった。
(左の写真が英Virgin盤。右のフィンランドLove盤はジャケット違い。ちなみに、
英Virgin盤はポスター付。) 英Virgin盤のジャケットで日本盤もリリースされていました。
内容:
星条旗をあしらったジャケットを見ると更にアメリカ指向のポップな方向に向かったのかと
思われるが、そんなことは無く、前作の延長線上の更に洗練されたサウンド。
彼らのポップ・センスとは、勿論、ヒット狙いのポップさではなく、初期から持っていた
卓越したメロディー・センスによるものであり、ジャズの要素が隠し味になっている。
本作では7分近くに及ぶプログレッシブな名曲"Colossus"を収録している他、
インスト・パートでは相変わらずシンフォニックなアレンジも聴かれる。
お気に入り度=4+
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WIGWAM
/ Dark Album
(FIN /Love /1978)
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Info:
内容:
>>工事中<<
お気に入り度=4+
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