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  ☆このページでは学生が主催した京都大学オープンキャンパス「京大定食」について、その立案・企画段階から、教授講演やキャンパスツアーなどの各企画の様子、また各種アンケートの結果等を報告書としてまとめたものを一部修正して掲載しています。



--はじめに--

  京都大学初の全学的オープンキャンパス『京大定食』。その発案は8月の末であった。大学当局へ協力と公認を要請するも、京都大学の方針からか物別れに終わり、完全に学生主導でいくことを決意。そして、11月末の京大11月祭に向けて強行軍を続けた。

 今回オープンキャンパスを学生主催という形で開催するにあたって私達は、大学が主催する無機的なそれとは違う、メッセージ性のある活き活きとしたオープンキャンパスを目指した。そのメッセージとは、入学前に「大学で何をしたいのか」「何のために大学にいくのか」を自分のこととしてきちんと考えてもらいたい、というものであったが、そのメッセージを体現するために、在校生にもスピーチをしてもらい、また参加者に在校生とフリートークをしてもらう場も設けた。概括すれば、これが最大の特徴であろうか。

  その準備過程では、数々の試練が私達を待ちうけていた。如何にどこかに偏らせないようにするかの腐心、あるものを一から作り上げていく難しさ、それが時間のなさともあいなって、まさに駆け足の連続であった。前例のないことを一から作り上げることは本当に難しい。なにせ目安にすべきものが何一つない。すべてが自分たちの甘い予測と信念に基づいていた。なんと不安定であることか。そういう事情のため、すべての作業が後手後手に回ってしまった。自転車操業というものを肌で感じたものだ。そんな中でも、私達の想いに共感して、無償で協力して下さった先生方や学生スタッフの方々の助けを受けつつ、自分達がやろうとしていることは間違ってはいないと心に言い聞かせながら東奔西走したことを思い出す。

 準備段階から、また当日の運営まで、どこをとっても不備がないところはないような状況ではあったが、大きな問題もなく無事京大定食を行えたことを、遠方からも足を運んでくれた参加者、協力して下さった多くの方々に心から感謝したく思う。私達が伝えたかったことが、一人でも多くの参加者に伝わったことを期待するばかりである。また、京大定食は、私達主催者側の学生の意識にも影響を与えるものとなったことを心から嬉しく思う。

 ただ、やはり「もっとこうすればよかった」ということ、「あとこれもやっておけばよかった」、「時間があればできたのに」ということが数知れずあったことをやはり悔やみきれないでいることも事実である。これらの点をきっちりと満たさないうちは、京大定食が完成したとはとても言い難い。次回以降で、より内容が濃く、関わる全ての人によい影響を与えられるような、満足度の高いものを目指したいと、いまここに決意する次第である。

 本報告書には、実際の京大定食の姿もさることながら、私達の想いも込めたつもりである。読んで頂く方には、それを感じて頂ければ幸いである。

次回の京大定食に向けて更なる発展を期して。

京大定食実行委員長:吉瀬 周作

スタッフ一覧
実行委員長吉瀬 周作
副実行委員長(当日司会)山本 悠菅村 朋子
スケジュール管理山本 朋佳
広報菅村 朋子吉瀬 周作山本 悠
補佐薬師神 隆文
会計薬師神 隆文松岡 洋平
教授等折衝主任倉吉紘子
学生スピーカー担当神田恵理子
大学を斬る!担当山本 朋佳
立て看作成佐藤千春小野智美池邊佐紀倉吉紘子神田 愛菅村朋子
パンフ作成菅村朋子池邊佐紀
キャンパスツアー(文教コース)佐藤千春久保智祥
(法経コース)山本 悠倉吉紘子
(理コース)本間 政衡
(農コース)小野沢 真由良
(医コース)西村 史朋
(工コース)山本 朋佳
メディアツアー山本 朋佳松岡洋平
WEB担当松岡 洋平
報告書編集薬師神 隆文吉瀬 周作松岡 洋平

--2000年定食テーマ--

 --企画立案当初のテーマ--
・学生が作るオープンキャンパスという発想で、主に高校生以上大学生未満を対象に、彼らの大学入学後の学生生活をより充実させ、より有意義なものにしてもらうことのお手伝いをする。
・ 学問をする上での、あるいは学生としての「可能性」を提示する。
・ 大学に入ってから後悔することのないよう、五月病ワクチン的なもの。
・ 大学ではどんなことができるのか、どういうことをやっている人がいるのか、などを知ってもらう。
・ 現在大学生活に活路を見出せないでいる在校生にも刺激を与える。

--企画完成段階でのテーマ(メンバー間で、テーマの共通認識を怠ってしまったことが問題であった)--
1.5月病ワクチン(企画全体として反映)
→何をするために京大に来たのかが分からなくなった人への処方箋。「特別には何もしていないという 状態から一歩を踏み出すこと」「自分で自分の可能性を切り拓きにかかること」のヒントを与えるものとして、京大定食を位置付ける。「『おもしろい』人、魅力ある人との出会い」も推奨。
       →京大に来ることの意義を考えるキッカケ

2.メッセンジャ−としてのもろ研修(個々の企画に反映)
→大学ではどんなことができるのか、どういうことをやっている人がいるのかをもろ研修から発信する。これは教育企画テーマを汲むように思われる。普段のもろ研は受動的姿勢という側面は否定できない。それは未知の世界での研修・学びの基本姿勢であることも意味する。ただ学ぶに従って、自分の思うところは出てくるものであり,自分なりの答えを探し出したくなるものである。そうした思いをぶつけるのが京大定食であった。普段から自分の思っていることを伝える場として、京大定食を位置付ける。
  →大学に入って出来ることのサンプルを見せた

--もろ研メンバーの京大定食のテーマ--

1.自らの人生に思いをめぐらせる機会をもってもらう
→なぜ自分が今そのような道を進んでいるのか、なぜその高校・大学を選んだのかetc…。大学に入り学問をしていく上では、なぜそうなるのか?なぜそうするのか?ということに対して、常に疑問を持ち続けなければいけない。学生の目から見た京都大学、そして京大定食を実行している学生の姿を見てもらうことで、受験生自らが生で京都大学を知り今後の進路の選択に対して一度立ち止まってもらい、自分の道を責任を持って選ぶことでその後の過ごし方も多少なりとも変えて欲しかった。

  2.オモロイことをやっていたら、オモロイ人間関係ができる。オモロイ企画が実現する。
→人と出会う機会を作る。特に高校生に、生身の大学関係者(学生・教官)との出会いを提供し、自分を振り返らせる。

3.「ビックリして考えよう!!」
→「大学では、自分から進んで何かをしないと何もできず、自分の描いている『勉強・大学』像とは、本当は(理想は)違う」ことに気付き、そのギャップを認識し、ビックリして、ちょっと考えてみる。

--最後のテーマ--

根底にあった共通認識)
1.出会いのキッカケにする。
2.自分を振り返るキッカケにする。
3.将来を思い描くキッカケにする。


--全体の準備の流れ--

 --はじめに--
  企画準備段階での不備不足、その他問題点を挙げれば数限りがない。一回一回のミーティングの運営についても、果てしなく反省点が挙げられる。また、ほとんどの作業が後手後手に回ったのも事実である。原因はマンパワー不足やスタッフの足並みが揃わなかったこと(それぞれに忙しく、予定が埋まっていた)によるものが大きい。それだけ不十分・不満足な企画であったことは否めないが、改めて企画準備の過程を見直してみたい。

  --8.24(木)もろ研会議--
  11月祭で何をするか会議。当初は政策討論会などを考えていたが、一致にいたらず、他にも様々な案が出た中で、「オープンキャンパス」(雑誌で東大が初めてオープンキャンパスを行ったことを知り、もろ研の活動として社会に発信していく時に、京大生である自分たちが持つ「京大生」というコンテンツを使わない手はない!と思った。)を採用することに決定。実行委員長を吉瀬に決定。ここが全ての始まりであった。

--8.26(土)初の京大定食ミーティング@梅田--
  最初のミーティングとして、京大定食の方向性をここで議論。企画の全体像の模索を本格的・具体的に始める。時間的にかなり急いでいたことと、みんなの都合が合わなかったこともあるが、ここを5人でやってしまったことと、そしてそこで話し合われた内容が他のメンバーに徹底されなかったことが後々メンバーの意識と認識に大きなギャップをもたらすこととなった。そこにいる者から、埋められる役職から、というように役割分担を決めていった結果、恐ろしい兼務状況を招くことになる。
  実行副委員長、スケジュール管理、広報、補佐、会計、教授等折衝主任を決める。

  名称を「来て見てさわれ!京大定食」で仮決定。他の案としては、「来て見てさわれ」「京大定食」など副題として「君は京大に何を見るか」「まじめな気持ちでくるなかれ」「5月病ワクチン」「京大(入学)を夢にするな」など。(のち結果的に、複雑さを避けるため副題は利用せず)
  東大の事例を調べることを決定
  企画に込めるメッセージ・目的として、「参加者と相互に伝え合い、新鮮な何かを得る」「おもろいことをいっぱい伝えたい」「参加者に可能性を伝えるとともに自分達の可能性もさらに発見したい」「在校生にももっとやれることを伝えていく」「学生がする大学のガイダンス」「大学に無目的で入ってきて欲しくない、大学生になった自分を描いて欲しい」「大学にはいってあきらめの感情を持たせたくない、参加者の人生を変えたい」といったことが挙げられ、これがその後の軸となる。

・学生(在校生)にも参加してもらい、またOBにも参加を募る方針に決定
・2日間以上開催することを決定
・対象としては、受験生に限らず、高校生以上とする。
・広報は、基本的に京大に入学する可能性のあるところに絞る(対象を絞ったことに対する批判もあった)。近畿圏の有名校や京都府下の一定の高校、近畿圏の予備校を中心に行うこととする。
・ある程度のスケジュールを策定。9月中に企画の全体像を確定し、9月末に第一弾の営業(交渉)・広報をし、第二弾はそれ以後。
・参加者アンケートをとって、そのアンケート結果を今後のいろいろな活動に活かそうと合意。
・会計として、何を経費とするのかの素案決定。

--9月初旬--

・粗いものではあったが、企画書を作成。
・公認等を求めて当局と交渉するも、物別れに終わる。やって良いということだけ確認。
・9/7から教授交渉、営業・広報を開始する。
・広報媒体は、直接学校を訪問しての広報、Web上(ホームページ、いろいろな掲示板への投稿など)での広報、新聞(朝日、京都)
・企画内容を決定するべく、頻繁にミーティングを持ち、漸次策定。各回欠席者がおり、一枚岩であたれなかったことが後々大きく響く。しかしこれも、止むを得なかったとはいえ8/26に一部の者で方向性を決めてしまったことに端を発していた。
・ひとまずの企画内容の全体像を仮決定。
・広報用のビラのデザインをスタッフの妹さんに依頼。

--9月中旬--

  もろ研メンバー以外の学生スタッフを公募するが、テスト期間中ということもあり、反応はほとんどなし。4回の説明会を行って、結局3名程度。他に、知り合いのつてで、手伝ってもらえる学生スタッフが少しずつ増える。
  企画内容の全体像の一時見直し、をしようと思ったが、前回の仮決定自体が揺らぎつづけており、この時にようやく固まり始めた、という感じ。
(初日:午前と午後一部:全学部の教授による講演  午後:学生スピーチ、学生とのフリートーク)
(二日目:午前:シンポジウム   午後: 講演<大学というものについて>)
・企画の内容が少しずつ決まっていくのと平行して、教授やスピーチしてもらう学生と交渉していたため、なにかと非常に苦労をした。
・少しずつ、企画当日のタイムスケジュールも策定し始める。
・11月祭事務局に申請書を提出。
・当日用パンフレットを作成することに決定。

--9月下旬--

  教授交渉もほぼ終わりを迎え、大抵の学部教授の確約が取れたが、いくつかの学部が残る。特に教育学部は、最後まで決まらずに困った。
  ここにきて(9/25)、企画内容の大幅変更。二日目の午前に予定していたシンポジウムのテーマがどうしても決まらず、もともとの京大定食のねらいを見直す中で、午前中にはキャンパスツアー(学部ごとに別コース。コース担当者に内容上の裁量を与える)を行い、午後には、一方的な講演ではない、交流する形での座談会を含むこととした。
  受付等におけるリスクマネジメントの必要性も認識していたものの、結局当日まで整わなかった。
  ・ビラ表面(依頼分)完成
  ・参加希望申し込みは、ビラの下部に申し込みフォームを作り、それを返送用封筒込みで郵送してもらうか、電子メールによることに決定。

--10月上旬--

  ・ビラ完成、印刷。   ・高校・予備校への広報スタート。とたんに人手不足が暴露し、無理やりもろ研メンバー(コアで関わってない人)を動員して、少しずつ進める。
  ・電車、バイクなどを使って滋賀、大阪、奈良、兵庫まで出て行く。
  ・マスコミを使った広報も行う。朝日新聞の記者の方からオファーがあり、取材を受ける。10月下旬に掲載されたときから、参加申し込みが急激に増える。

--10月中旬--

  ようやく当日必要な機材にも気がまわり始め、11月祭事務局で借りられるものはいいが、借りられない機材が意外に多く、非常にあせる。その後、いろいろと手を伸ばすもののなかなかめどが立たない。

--10月下旬--

  当日のマンパワーの必要性について、この時期にきてようやく危機感芽生える。当日スタッフ募集ビラをまくも、あまり人は来ず。結局、知り合いのつてなどをフルに使い、なんとか協力者を集めた。
  二日目の午前にキャンパスツアーをすると決めていたものの、実際に動き出しておらず、そのことをこの頃になって思い出し、大急ぎで準備を始める。
  京都新聞、KBS京都テレビの各記者から取材を受ける。ここで、マスコミ(例えば全国紙各社)には一斉にリークしなければならないことを身にしみて学ぶ。
  ・10月いっぱいで事前申し込み打切り。   ・当日用パンフレット原稿完成予定のはずが、なかなか揃わない。結局原稿が完成したのは11月中旬のこと。

--11月上旬--

  ・当日スタッフが少しずつ揃い始める。
  この段階に来て、まだもろ研内スタッフの統一がはかれない。企画のスタート段階において、全員がそろったところで話をしなかったこと、それと各回の議事録流しが不十分であったために、途中から参加しようと思っても、状況が全くわからない。そこが問題だった。当日スタッフにも迷惑をかけた。
  ・ここにきて、まだ当日の運営の青写真が描けていない。
  機材調達がいよいよ危ぶまれ、非常にあせる。特にプロジェクター(教授講演用)はレンタル業者から借りると非常に高価であり、予算上不可能であった。
  事前申し込みを打ち切ったところで、初日の教授講演は思ったよりも参加希望が少なかったため新たに当日参加を呼びかける。急遽新たに新ビラを作成し、前回直接足を運び、あるいは郵送をした高校・予備校に再度郵送する。
  最後に教育学部の講演者が決定し、初日の教授講演の講師が全てそろう(全学部)。

--11月中旬--

  ・プロジェクターが借りられる(高等教育教授システム開発センター・理学部)ことになり、ようやく機材調達のめどが立つ。
  ・当日の運営についても少しずつ決まり始める。司会や受付などの責任者配分もでき始める。
  ・ここにきてまだ二日目の座談会企画「大学を斬る!」が詰めきらない。協力してくださる高等教育教授システム開発センター石村先生とも予定があわず、打合せ進まず。
  座談会のシミュレーションをしてみた。ホストは非常に難しいことが発覚。ホストとしての心構え、コーディネートについての理解を最後まで全員に行き渡らせることができなかった。

--11月下旬--

  ・当日スタッフの役割を拡張。キャンパスツアーなどの企画にも関わってもらうことに。
  ・教授に挨拶回り。
  ・マスコミに当日取材に来てもらえるよう、記者クラブに説明に行く。
  ・アンケートはこの頃大急ぎで作成。
  ・当日スタッフを含めた全体ミーティングを開くも、欠席者多数。

--直前--

  京大生協から協力のオファー。スタッフ用名札ケースや、お菓子(座談会用)、その他必要物品の一部を提供してもらう。加えて「食べられる京大定食」の試食会も実施してもらえることになった。他にも、非組合員である高校生たちにも生協食堂を利用してもらおうと、京大定食のパンフレットを持っていれば、組合員価格(非組合員の2割引)にしてもらえることに。
  ・当日の心構えや姿勢をスタッフに周知しようとするが、うまくいかず。
  ・ようやく二日目の「大学を斬る!」企画の全貌がはっきりする。
  直前になって、さらにやるべきこと(立て看板、腕章、参加者用名札など)が目の前に出てきて、大急ぎでそれらに取り組む。参加者用名札などは、当日教室への出入りパスにしようと考案。
  ・ガムテープや両面テープなど、当日必要な物品の買出し。
  ・当日渡すパンフレットの訂正文やプログラムの一部変更などを記した当日用資料なども大急ぎで作成。
   ぎりぎりで印刷。二日目の当日資料などは、一日目の昼休みに印刷。
  ・立て看板を作る。完成は当日の二日前。
  細かい受付のやり方なども詰めきれず。結果、当日に整理しやすい形での受付ができなかった。参加申込者の認証方法なども、事前段階で後手に回ったために、氏名のみに依ることになる。また、受付は混雑したわけだが、受付をきちんとマニュアル化できていれば、一時的に窓口を増設することも可能であったはずであり、混乱も避けられたかもしれない。


--各学部教授交渉--
  講演してくださった教授方は以下のとおりです。(順不同)
---学部---
---教授名(専攻)---
企画への反応
法学部笠井助教授
(民事手続法)
秋月教授(もろ研修顧問)の仲介。難なく承諾。応援してくれた。
経済学部西村周三教授
(医療経済学)
はじめ多少怪しまれたが、思想的に問題がないことをうったえ、ひらにお願いしたところ承諾。
教育学部駒込武助教授
(教育史学)
「こういう企画はとても大事なことだと思います。」講演も、この企画の趣旨を理解してくれた上での内容。
文学部柏倉康夫教授
(二十世紀学)
丁寧にこちらの趣旨を聞いてくださり、快諾。
総人文菅原和孝教授
(社会人類学)
空いているならやるよ、ということで引き受けていただいた。
総人理家森幸男
(人間環境学科)
忙しい方なのにも関わらず承諾。学生が行動をおこすことに賛同してくださった。今年で退官。お疲れさまです。
農学部小崎隆教授
(地球環境科学・土壌学)
知り合いの先輩を仲介にして快諾。農学部は以前にもオープンキャンパスをしたことがあるらしく、応援してくださった。
薬学部川嵜敏祐教授
(生体分子認識学)
無理を承知でお願いし、承諾していただいた。
医学部西川伸一教授
(分子遺伝学)
忙しい方だが承諾。
理学部水崎 隆雄教授
(低温物理学専攻)
教授のコメント:本来なら大学や教員がすべき企画を学生のみなさんが自主的に取り組んでいることは大変感心であり、また心苦しくもあるので、せめて積極的に協力したい。(大学ではどのようなことが行われているか、外部の人に説明する義務が大学側にはあるという理念に基づいておられたことを付記しておく)
工学部村上正行
(知能情報学)
現在博士課程。快諾・応援してくださった。
西本清一教授
(物質エネルギー化学)
NF前夜祭の教員酒場にいらっしゃることから訪問。快諾。当初、計画性の弱さを怪しまれたが、その後はキャンパスツアーの手伝いもしてくださり、真剣に応援してくださった。

  このほかにも多くの教授方に依頼したが、出張や学会、他の講演などとの兼ね合いなど、教授の忙しさが垣間見えた。中には一年後までスケジュールが詰まっている教授も!!
--座談会「大学を斬る!」準備--
--はじめに--
  「学生によるオープンキャンパス」を実現させようと決まり議論を重ねるなかで、学問の面白さ、自らの可能性の発見、学問の学際的側面など、私たち自身が大学に入って感じ、かつ重要で、高校時代に知っていれば良かったなぁと思うことを、京大定食に来てくださる高校生の人に伝えたいという思いから私たちが一方的にメッセージを発信するだけでなく、高校生と大学生が直に交流しあう場を持ってみようということで生まれてきたのが「大学を斬る!」企画である。

--企画の流れ--

1.テーマ設定
  京都大学の学生となる人の多くは、大学に行くことは当たり前という世界で生きてきており、大学に入学したあとに自分のしたいことがわからなかったり、五月病にかかったりしている。STAFFも例外ではない。。議論の中では、「大学とは何か」「遺伝子」「京大の受験は本当に京大にふさわしい人を選抜するためのものなのか」などのテーマがあがったが、大学生の学力低下・無気力が問題視されている状況の中で、高校生の時に「大学とは何か」そしてそこから派生する様々な疑問を真剣に考える時間を持ってもらうことは大いに意味のあることだろうと考えた。

2.講演者依頼
  このような問題意識で研究を重ねておられ、また学生にも多大な人気のある石村先生(高等教育教授システム開発センター助教授)に導入としてお話いただくのが良いのではないか、ということで石村先生に講演をお願いし快諾していただいた。

3.企画の詰め
  石村先生との打ち合わせを5回ほど持つ。
  ・必要な機材
  ・どのような話の流れで講演を進めていくのか
  ・どのようにしたら高校生が気持ちを話しやすい雰囲気が作れるか
  ・遅刻者をどうするか
  ・アンケートをどのようにしてとるのか
  ・講演と座談会の時間配分
などを主に話し合い、STAFFと石村先生との両方の合意が得られるまで話し合いを続けた。

4.前日までの反省
  -時間的余裕の無さ-
  「大学を斬る!」企画の行われた京大定食2日目は、全体的に過密スケジュールだったために、本企画に2時間しか時間が取れない状態でした。その結果、時間的に余裕の無いことでSTAFFが焦りを感じ、「ねらいがぼやけてしまった」という意見もあった。

  -事前準備の不徹底-
  企画のツメに時間的余裕がありませんでした。夏以降からの準備では、京大定食を完全なものにするためには時間不足だった。この影響として、例えば、「グループに分けるときに、希望のグループのカードを提出せずにうろうろしていた人がいた」というような参加者にこちらの意志をうまく説明することができなかったことが挙げられる。


--スピーカー交渉--
スピーカーとして話してくださったのは以下の方々です。(順不同)

名前所属備考
今井必生学生カンファレンス快諾!幽霊スタッフ?
山崎貴弘MPI代表話がうまかった
西村史朋医学部再受験を経験スタッフとしても活躍
小野晋哉医療ベンチャーNFであおぞら鍼灸をやっていた
林 聖子IAESTE
賈 玉石中国人留学生喜んでくれた
影浦直樹ネット関連快諾!
内藤大輔学生環境NGO SAGE代表多忙の中感謝!
OB2人Sony/JCB
  他の候補として蓮行氏@劇団衛星、フィールドワークをしている人なども挙がったが忙しく断念。今回のスピーチではサークル系に偏りが出ているという批判が内部からもあり、今後はスポーツ学生・勉強学生・バイト学生・遊び人etc…など幅広い京大生を見せていきたい。

--反省点--
  連絡方法)メールだけでは無理!直接会って話をすべき。
  スピーカー)担当が一人では全員集めるのは無理。みんなの人脈を活用しよう
  趣旨説明の不徹底(スタッフ間にも言える。これは痛かった・・・)


--パンフレット--

-企画段階の反省点-
1.全体像の欠落(今回最大の反省点)
2.予算・ページ数・形式・パンフで何を伝えたいのかがはっきりしなかった。
3.作成スタートの時期が遅かった、且つ他の仕事も山積していた(兼務者多数)ために、きっちりと詰めることができなかった。

-製作段階の反省点-
1.記事内容の未決定
学部説明等にほとんどのページを費やし、ボツにした記事も多数存在した。
2.原稿の規格不統一
規格設定がバラバラであったため膨大な編集作業を余儀なくされた。事前に規格を決めていたものの、不徹底であったことに疑いの余地はない。京大定食以降、この反省からか今後のもろ研修活動の中での文章の規格が決定された。
3.校正の時間切れ
パンフレット原本が完成したのが印刷当日…。誤植は訂正されたものの、原稿担当者による確認作業や、内容変更等の時間は足りなかった。そのことが訂正箇所の増加につながった。

-パンフレット完成後の反省点-
1.不適切な印刷部数
結果として、印刷しすぎ…。当日に来なかった参加予定者を考えても多すぎるのでは。
2.プログラム内容の変更
これは痛かった…。最もあってはならない事態だった。予定していた講演が見られずに、へこんでいた女の子2人がいて泣きたくなった。訂正プリントを配布していたので、彼女らは自分の不注意を責めていたようだが、担当者及び教授に確認を怠った編集者の責任といえよう。

-パンフレット編集者から-
1.編集長:菅村朋子
  まず、池辺さんをはじめとしてパンフレット制作に関わってくれた人に感謝する。問題点としては編集者の皆さんに書いてもらった原稿のほとんどを載せることができず、ほとんど学部の紹介程度で終わってしまったことだと思う。パンフレット制作をひきうけた当初、私自身の希望とすれば学生主体の『京大定食』という特色をもっと色濃く反映したパンフレットにしたかった。大学発行のパンフレットではない、学生の目から見た京大であるとか、京大生のことをもっと書きたかった。また、『京大定食』のパンフレットであるというメッセージ性を表すものも少なかったと思う。実際の制作面での問題点は池辺さんが挙げていたとおりだと思う。しかし、パンフレット制作は面白かった。このような機会を与えてくれたことに感謝している。

2.副編集長:池辺佐紀
  パンフレットの反省点から学ぶべきことが多いと思ったので,上では思いつくだけ改善点を挙げたが, 編集に関わった人間として言いたい事は、「パンフレット製作は面白い」ということである。今回は事前にどういうパンフレットにするのかということを考え抜けなかったが、そこを詰めればもっと楽しめたと思う。京大定食全体から学んだことでもあるが、予めテーマを設定することは大切である。それは他者を巻き込んで行こうとすればするほど、重要性を増す。「自分が何をしたくて、何を伝えたいのか。」そこから内容は決まってくるのである。そうして決まった枠組に対して、記者にいかに面白いと思ってもらえるか、そしてどこまで読者を惹きつける記事にできるか。勝負はテーマ設定にかかっている。


--WEB--
  ページ(www.geocities.co.jp/CollegeLifeCafe/1120/opencampus.html)
コンテンツ:内容紹介(プログラム・教授・スピーカー・ツアー)地図・掲示板・当日資料
良かったところ:広報効果(沖縄や東京、富山などから参加)・メールでの申込
悪かったところ:デザイン・対応書式・更新スピードなど
 →もろ研もIT化に対応しよう!!! 管理人の呟き・・・情報は鮮度が一番!

--広報--

-対象-
近畿の高校、予備校を中心に、高校生(1〜3年)および浪人生

-方法-
1.直接訪問
近畿圏にある、前年度合格者数が10名以上の高校で訪問可能なところ、および大手予備校。京都市内の場合は、もう少しゆるい基準で訪問。高校は、進路指導部に広報。
2.郵送
近畿圏の高校(前年度合格者1名以上など)には、進路指導部宛てで資料およびビラを郵送。
3.Web
YAHOO!の掲示板などに投稿。
ホームページを作成。申し込み要項なども掲載。メールでの申し込みを促した。(別項参照)
4.新聞
最初にこちらから行こうと思っていたときに、ちょうど朝日新聞の記者からオファーをもらう。あとは、大学の記者クラブに趣意書を投げ込んで、京都新聞から取材を受けた。

-広報一覧-
  ・高校45校程度(洛南高校、東大寺学園高校、灘高校、北野高校など)
  ・予備校20程度(駿台・河合塾・代々木ゼミの各校舎、大阪北予備校、関西文理学院など)
  ・高校100校程度
  ・朝日新聞(2000年10月21日夕刊 第12面)
  ・京都新聞(2000年10月24日朝刊 第23面)

-反省・課題-

-直接訪問-
  訪問した成果が、思っていたほどには上がらなかった。しかし、特に大手高校・予備校となると認識度を上げ、信用を得るために直接訪問してきちんと説明を行うことは必須であると思う。その上で、最初の信用がない段階で話を十分聞いてもらえなかったこともままあった。
  時期的に予備校の模試とどうしても重なってしまい、その予備校に関してはあまり生徒に広報してもらえなかった。

-郵送-
  ・宛名書きを分担したために、そこまでの時間はかからなかった。
  ・文面のみで信用を得るためにはどうしたらいいのか、わからなかった。
  ・思ったよりも郵送費がかかった。
  ・料金別納郵便を使う機会を得たのは良かった。

-WEB-
  ・さすがにネットの時代だけあって、思ったよりも多くの人がメールで参加申し込みを行った。
  ・YAHOO掲示板は思ったよりも効果があった。
  ・そのおかげで、近畿圏だけでなく、遠方からの参加者も招くことができた。

-新聞-
  ・メディアの威力を期待して、取材を受けたところ、予想以上の反応が得られた。特に朝日新聞の威力は絶大であった。
  ・紙面の都合上で、URLを掲載できず、電話番号だけであったため、その電話対応に苦労した。
  メディア一斉リーク(特に全国規模の会社に対しては)という常識を知らなかったために、朝日新聞以外の全国紙からは取材をしてもらえなかった。これは私達にとっては非常に衝撃の事実であり、非常に良い勉強になった。
  取材を受ける難しさを感じた。こちらがどこに力点をおいて話すかによってもバイアスがかかるし、さらに記者のバイアスがかかって記事になることを身をもって体験した。


--立て看板作成--
-制作時間-
  11月20日から(NFの3日前から)、2日半。その前に各自が家で作業済み -制作者-
  家での作業は6名、看板自体の制作は2名
-制作過程-
  ・デザインはだいたいビラと同じ
  ・各自が家で作業→集めて全体を形作る方法を取ったので、全体として時間がかからなかったと思う。
  ・看板の板に貼り付ける作業は3人くらい欲しかった
  ペンキを使わず紙を使ったため、短期間で作る事ができた。ペンキを使うかどうかで必要な労働力も日数も変わってくる事は意識しておくべきだと思います。

-問題点と解決策-
「もっと早く作り出すべきだった」
  直前期にはもっとやることがあったはずだから、もっと早めに作るべきだったのでは。もっと早めに作っておけば、当日参加の高校生や大学生の呼び込みとしての役割とともにスタッフ募集もできたのではないか。看板の効果は小さい方(法経前)があった。
「看板用の板確保は早めに」
  板は、法経地下室でみつけたが、実は他のサークル所有のものだった。一応確認をとってから使うべきだった。(その後、事情説明と謝罪)
-保管場所-
…NF本部の保管場所を提供してもらった


--当日全体の流れ--
-両日-
  参加者の教室の出し入れについては、当初設定プログラムの時間的な遊びのなさから心配されていたが、実際は苦労しなかった。参加人数が予想よりも少なかったこと、出入りが実際少なかったことが原因であると思われる。
  とにかく時間が流れつづけており、合間合間のけじめがつかなかった。そのため、スタッフ全体に対する一斉の指示や連絡の伝達、状況の確認ができなかった。
  一日に9:00〜17:00しか時間がなかったところに、プログラムを詰め込みすぎたせいで、ちいさなずれが大きな影響を及ぼすことになった。(特に二日目の午前)
  <スタッフ配置について>当日スタッフや手のあいたスタッフを効率的に使えなかった。手持ち無沙汰の指示待ちスタッフを作ってしまったことは、事前の詰めの甘さ。また、プログラム進行中の様々な問題に対して、委員長の所在や意思が明確に伝わらず混乱の要因となった。(提案:委員長の所在や意思、決定事項・対策方法等を現場に周知させるための中央掲示板の設置)
  ※やはりリハーサルは、企画が未完成の状態でも行うべきであった。

-25日-

-8:30 スタッフ集合-
  開場前にすでに10人弱の参加者が到着。開場時間を確認していなかったため、またそんなに早くは来ないだろうとタカをくくっていたために起きたハプニング。出足をくじかれる。

-8:45 開場・機材搬入開始-
  ・全員で大急ぎで機材搬入、会場設営
  ・机に張る「受付」などの紙も用意していなかった。
  開場外案内係を派遣。しかし、指揮系統が確立していなかった(誰に指示を仰げばよかったのかわからなかった)ために、誰がどこに行くのか、いつまでいるのかが伝わらなかった。

-9:00 受付開始-

-10:00 開会、実行委員長挨拶・企画説明-
  ・挨拶時、開始時にあまり人がいないのでは、と心配されたが、最初から30人弱の人数。

-10:30 2つの教室を使って教授講演-
  全学部を網羅しようとしたためにやむなくもちいられた措置であり、講演の合間の教室移動で混乱が心配されたが、スムーズにいった。

-12:00 昼休憩・生協「食べられる京大定食」試食券争奪じゃんけん-
  ・当然のようにずれこんだ。ある意味予定通り。ずれたことでじゃんけんしにくかった。
  生協京大定食のイベントをもっと盛り上げたかった。参加者も、一体何が起こっているのかをきちんとは把握していない様子だった。朝の説明の時間帯に一度説明しただけだったからであろう。対策としては午前中のプログラムの合間に数回紹介するという手も打てたはずだ。

-1:00 講演午後の部-
  講演の一つで、プロジェクターがうまく出力せず、結果その講演の時間が後ろにずれこんだが、その後の休憩時間を削除して対応。川嵜教授、ごめんなさい!!

-3:00 学生・OBスピーチ-
  予定時刻に最初のスピーカー来ず。順番が狂い、急遽最後のはずの吉瀬しゃべる。10分間という時間設定が楽に聞ける時間だったのか割と興味を持ってもらった。

-4:10 フリートーク-
  スピーチが終わった後、スタッフ・参加者両者ともにフリートークの企画的位置付けが理解できておらず、ばらばらと多くの人がなんとなく帰った。(対策:司会の進行の工夫、前企画から流れるようなプログラム上の工夫)

-4:55 企画終了-
  比較的とどこおりなく(?)終了できた。

-26日-

  ・26日午前のキャンパスツアーは一番参加者が多く、朝からすでに混乱が始まった。
  ・参加者のツアー毎の教室内配置なども詰めきれずに当日を迎え、直前に決めた。

-8:45 開場・機材搬入開始-
  ・事前に時間厳守の由を伝えており、設営前から前日よりはるかに多い参加者が到来。対処に困る。

-8:55 工学部知能情報コースだけ先に出発-
  ・大したことではなかったが、「例外は混乱を招く」と痛感した。

-9:00 コース毎に順次出発-
  ・出発の順序もそのときの流れで決定。指示よりも先に動き始めていた。
  法経コースの落選者を対象(のち遅刻者も加わる)にした例外コースを委員長がうけもっていたが、そのために遅刻者への対応がおろそかになった。思ったよりも遅刻者が多く、むげに帰すのもなんだなという甘さが出て、対応に苦労することになった。
  ・各コースのツアー報告を参照。

-12:00 ツアー終了予定時刻-
  一番遠いところまで行くため、時間を厳守するべき農学部ツアーと理学部ツアーが、受け持ち教授との連絡不備などのために予定通りに終了しなかった。そのために、午後の座談会の時間に間に合わない参加者が多数出てしまうなど、大きな影響がでた。
(結果、「大学を斬る!」は予定参加者を大きく割り込む)
  スタッフに関しても、(事前の準備不足のため)午後の座談会についての打ち合わせをこの昼休みに十分にする必要があったところを、ツアーの遅れ、事前のスタッフ集合時間の連絡不備などにより、打ち合わせが殆どできなかった。 座談会のやり方の詰め自体も決まったのは前々日であった。

-12:30 一旦会場を閉める-
  (午後の「斬る!」が、参加の事前申し込みを厳格に要求したため、また入場者数を把握するため)

-12:45 再開場-
  (その日に作った番号カードを入場する人に渡していく)
  ・「大学を斬る!」の企画の流れ説明

-13:00 「大学を斬る!」開始-
  ※ 別項参照

-15:00 京大最前線!(学生・OBスピーチ)-
  ・座談会前からの関係で、参加者が少なかったのが残念。
  ・15:10〜 オプションツアーとして、メディアセンター見学ツアー出発(〜17:00)

-16:00 フリートーク-
  前日にまして、企画のつなぎが悪かったために、参加者が何があるのかを把握できず、帰ってしまった人が何人もいた。


--受付の流れ--
-25日-
8:45〜受付スタッフ集合参加者が既に来場し始めており、机のセッティング等が遅かった。このため参加者を一時第8講義室に待機させた。
9:00〜受付開始郵送2/メール1の3つの区分で対応。事前申込者にはパンフと資料・名札配布。当日参加者には資料配布の上で、パンフ1部100円で販売。当日の参加者が意外と多く、2列で対応。
10:30〜受付一段落ローテーションを組み、交代制に移行。
12:00〜昼休み
13:00〜午後開始同上


-26日-
受付開始前9時になって初めて、机・椅子がくるため、それまで準備できず。一方で、参加者は、多数来場
9:00〜受付開始 郵送2/メール1の3つの区分で対応。参加者が大量にきたため、受付混乱。
ここらへんでしつこい出前販売の勧誘に管理人ぶちきれ(#`д´)ノ≡
10:15〜受付一段落 ぽつぽつと遅れた参加者が、来場。その手続に翻弄される
9:00〜受付開始 郵送2/メール1の3つの区分で対応。
12:00〜ツアー終了ツアーの終了が、各ツアーでまちまちであった。その後、法経第8教室で座談会のホストは、打ち合わせ。座談会の用意にも追われる。
昼休み
12:30〜一旦退場 法経第一にいた参加者に一旦退場してもらう
12:40〜参加者入場参加者が入場し始める
1:00〜座談会開始その後、ぽつぽつと遅刻者が来るが、1:15からは途中参加を認めず
3:00〜その後、スピーチ・フリートークへと移る
-受付の不備と反省-
  ・参加者が、一気に多数来たため受付が混乱した。誘導係が必要であった。
  ・当日・メール・郵送の区分が参加者にわかりづらかった。
  ・パンフの小銭の用意不足と売上金の管理の雑さが、印象に残った。
  ・もっとうまくローテーションを組むべきであった。
  ・26日の不備(当日参加・記入漏れ)の対応を明確にしておくべきであった。
  ・名札の説明と名札の意味が不明確であった。
  ・当日参加者の参加名簿が完全に把握できなかった。

--アシスタントの流れ--

-機材-
  プロジェクター×2(楽友・理学部)OHP(楽友・事務局)ビデオ MD・カセット
起動・設置等について)
  大体西村さんに任せた、にしても皆使えなさすぎだった。投影の角度とか高さ、設置場所のチェックも兼ねてあらかじめ教室でテストをしておけばよかった。

-アクシデント-
  薬学部講演のときプロジェクターへのディスプレイ出力がうまくいかなかった。ノートパソコンの型により自動的に切り替えてくれるものとそうでないものがある。次からはこちらでノートを用意し、何らかのメディアの形で持ってきてもらうようにするのが無難か。プロジェクター用のコードも用意しておくべきだった。MDが録音途中で電源切れ.ACアダプタを準備していなかった。マイクも電池が切れそうになった。

-機材の保管-
  前日に、スタッフの部屋に保管したが非常に重たく、朝タクシーを拾うまででもしんどかった。雨が降ったらと思うと事前に場所を確保しておくべきだった。一日目終了時に教室に置くことができたのは良かった。アシスタントはビデオや録音など、手の空いている人が回った感じ。もう少し役割分担できていたら情報系統の乱れもなかったかも。


「斬る!」本番

-参加者数-
70人(参加応募約200人)

-協力者-
石村雅雄助教授(京都大学高等教育教授システム開発センター)

-座談会ホスト-
もろ研スタッフ・当日スタッフ・教授など総勢20名強

-座談会の流れ-
1.石村助教授の話(参加者との対話しながら):大学には何のために来るのか、など
2.参加者が希望トピックを用紙に記入
3.集計後、参加者をトピックごとに割り振る。1グループ5〜6人。
4.グループごとにホストがつき、話を誘導。
5.全体に対してグループごとの話し合った内容を説明
6.石村助教授のまとめの話

-トピックの種類-
トピックA:京大のイメージ&京大生のイメージ
トピックB:あなたはなぜ京大に来ようと思っているのか?
トピックC:高校生として今あなたは何を学んでいるのか?(&大学でどう学ぶか?)
トピックD:大学を選ぶ基準
トピックE:友人関係

-問題点-
座席配置
机と椅子が床に固定してある教室の都合上、座談会で完全な円をなして着席するということが不可能であった。「みんなの顔が見えるようなしくみを考えれば、もっとコミュニケーションがうまくいったかも知れません」という指摘のあるように、初対面の人と何かを真剣に語ろうとするときには、お互いの体の配置はとても大切だということを痛感した。
  ※本企画についての詳細なデータ・感想・反省等は別記の
「京大定食・大学を斬る企画」を参照のこと


--フリートーク--

-参加者-
25日:30人強  26日:20人前後  → けっこう少ない

-主なネタ-
大学での活動、所属学部の具体的内容・雰囲気、定食の感想 受験のハウツー

-反省点-
1.上のような事が話したかったのか?話題が想定されていたか?
2.司会による進行の仕方
  (参加者に対してフリートークをプログラムとして認知させることが十分にできなかった)
3.個々のスタッフの紹介・区別をもっと重視すべきだった
  その上で参加者に話し相手を選ばせるやり方のほうが良い。ブース分けもニーズは高そう。
4.場所・状況の設定。(「斬る」の方が実は話がはずんだ面も。フリーにしすぎたか)
5.参加者の志望分布にある程度あわせたスタッフの用意が必要だった。
(理系に対応できない、負担が一部のスタッフに集中etc..)

-感想-   わりと面白かった。学年が高いほど実務的な質問・会話内容に。両者共に話題を見つけづらかった。スタッフの意思疎通・協力体制(eg.コーディネート役に徹する人)がもっと必要だったかも。


--キャンパスツアー--

--文学部・教育学部コース--

-参加者-
30人弱(女子が圧倒的に多い・保護者1名)

-協力者-
皆藤章教育学部助教授(臨床心理学)

-担当者レポート-

  まず全体の流れを参加者に説明。移動開始後は、まず文学部の校舎見学。 先頭でツアー担当者が話をしているものの、30名近い行列の後ろの方には声が届かず、友達同士で話していたり、無言でついていく人も。(そういう人に話し掛けようかとも思ったが、なんとなく近寄りがたい雰囲気だった)文学部校舎の新館の中に入ることができたら、暗かったせいもあり参加者達は少し興奮気味で勝手に歩きまわる人たちもいた。教室の中や図書館の中も見たかったという貪欲な要望もあったが、全体的には校舎見学は好評だった。
  30分くらいで文学部の校舎見学を終えると、そのまま教育学部へむかった。到着するとすでに、お話してくださる皆藤先生がいらしていたが、教室があいていないというアクシデント発生。ツアー担当者はおろおろ。
  教室に入り、皆藤助教授のお話が始まる。先生は高校生の質問に答える形式で話を進めていきたいと言う。しかし、反応なし。しばらく沈黙が続き、ツアー担当者もどうしたものかと焦る。まだ沈黙が続き、先生が個人的に質問しながら時間が過ぎる。その間、遅刻者が何名か次々に入ってきた。
  少しすると先生が学生時代に受けていた面白かった授業についての話になり、森毅氏のテストで、何でも良いから話をするように言われカレーの美味しい作り方を話したという思い出話が語られた。そこから、インドに行ったことのある人がいるか尋ねると一人の参加者(高2)が手を挙げた。先生は彼を気に入って、前にでて話をするように指示。その少年は、今の勉強や模試の成績について、思うがままに独特の語り口で15分くらい話をした。
  その後、先生から心理学のいろいろについてや、哲学についての話があった。残り30分くらいでこうした内容になり、教室の雰囲気がよくなった。高校生が普段あまり考えないような内容であったから、新鮮さとともにそれに共感できる人と出来ない人に分かれたようであったが、学部紹介みたいにはならず、皆藤先生の人間的魅力(独特の雰囲気)に満足して帰った高校生が多かった。
  先生との打ち合わせを全くしていなかったので、教室内に時々続く沈黙の時間がツアー担当者としては失敗だった。もっと仕切って欲しいという感想があった点からもそう思っていた高校生は多かったと思う。しかし、そこで思ったのは高校生は受け身的だなあと。もちろん、先生との打ち合わせでもう少し聞きやすい環境を作ることはできたとは思うが、ツアーに参加するくらいだからもっと聞きたいことがあるのではないかと思ってしまった。(ただそれを引き出せなかっただけかもしれないけれど)
  ツアー全体としては、先生の話に共感できた人と出来なかった人との差がかなりあったため、反応もそこで分かれていて、成功とも失敗とも言い難い感じだった。(でも、どんな企画をしても個人差ができるのは必至だからいいのかもしれない)


--法学部・経済学部コース--

-参加者-
30人弱

-協力者-
法学研究会の皆さん・法律相談部の皆さん・憲法研究会の方々・平山さん(法学部4回生)、伊賀さん(経済学部3回生:金融工学専攻)を含むMPIの面々・古島さん(法学部4回生:司法試験合格者)

-担当者レポート-

  法学部・経済学部には、見るべきハードは存在しない。ソフトをいかに見せていくか。学部生と参加者の関わりを一番に考えた。

  法経第8教室 にて 平山・伊賀・古島先輩の3者による学部比較紹介ディスカッション→その後、参加者と先導者の人数の都合により2コースに別れる。

1コース
  法経第8 → 法学部・経済学部図書館を外から見学(閉館日) → 文学部新校舎及び法学部講義室を外から見学 → 工学部校舎に沿って歩く → 中庭を見る → 経済学部の研究室の廊下を静かに歩く → 経済学部・法学部の学部掲示板を観賞 → 法学部地下に下りる → 法律相談部の部室に押しかけ説明を聞く

2コース
  法経第8 → 法律相談部で簡単な説明を受ける →法学部地下に下りる → 法学部・経済学部の学部掲示板を観賞 → 文学部新校舎及び法学部講義室を外から見学 → 法学部・経済学部図書館を外から見学(閉館日) → 中央図書館を外から見学 → 法学部・経済学部の教授室の廊下を歩く → 中庭を見る

    ⇒ 両コース合流 第8に戻って法学研究会の説明を聞く。法律相談部の話を聞く(1コースは少しかぶった)。

-参加者の反応-
  第8におけるディスカッションはかなり好評。現役学生によるぶっちゃけた話と白熱した議論が聞けたところがよかったようだ。白熱ぶりにひいている感じの人は少なかった。
  1コースについては、「移動はだらだらぶらぶらしゃべりながら」、を心がけ、暇そうにしている人のフォローにスタッフの誰かが自然にまわり、かなり楽しい雰囲気、に見えた。少なくとも担当者には。
  掲示板や研究室の外観など、学部生にとっては何でもないところでも参加者はかなりの興味を持って見学していたようだ。 興味をひく要素として、そのものに関するある程度ぶっちゃけたストーリーを用意しておくと楽しい。


--農学部コース--

-参加者-
30人弱

-協力者-
たくさんの先生方

-コース-
中央キャンパス → 北部キャンパス → 農学部校舎・実験室・農場など → 現地解散

-担当者レポート-

Aグループ
受付終了(新法経第一教室) → 説明後、北部キャンパスに移動 → W214講義室に集合 → 疏菜花卉園芸学講座の先生方のご協力によるキャンパスツアー → 農場へ移動 → W414講義室へ移動 → 栄養化学講座の先生方のご協力によるキャンパスツアー → 地下の研究室へ移動 → 終了(現地解散)

Bグループ
受付終了(新法経第一教室) → 説明後、北部キャンパスに移動 → W414講義室に集合 → 栄養化学講座の先生方のご協力によるキャンパスツアー → 地下の研究室へ移動 → W214講義室へ移動 → 疏菜花卉園芸学講座の先生方のご協力によるキャンパスツアー → 農場へ移動 → 終了(現地解散)

内容
蔬菜花卉園芸学講座教授のお話・実験室で植物組織についての簡単な実験・農場見学・農場で実際に収穫された作物の試食・おみやげとして組織培養のシャーレ3枚セット
栄養化学講座教授のお話・実験室でマウスの運動能力測定の実験の見学(マウスが泳いだり、走ったりする装置)


-医学部コース-

コース
本部会場から正門を通って、東大路を南下。
近衛通に面した医学部正門から入り、医学部写真展(旧講義室)、
人体発生展(第2学生実習室)、微生物展(基礎第3講堂)を見た後、
第4学生実習室にて顕微鏡での組織観察、溝口先生のガイダンス、
それから、光るネズミを見る。

  医学部の1回生、2回生の有志がやっている企画展を見ていただき、その後、医学部3回生の後期に、学生実習として使った標本を顕微鏡で見てもらいました。
  写真展をやっていた会場は以前の講義室で、歴代の学長(だったと思います)の肖像画がかかっていて、とくに、平澤興先生の話をしていただきました。
  そのあと、溝口先生がされている神経の再生についての 話をしていただき、あとは、光るネズミを見たり、 顕微鏡を覗いたり、という感じでした。

-企画準備・企画後の感触、反省-
  準備も何もなかったので分かりませんが、感触としては、医学部を受験目前にして下見、という人と、それよりもずっと幅の広い視野で物をみている低学年の人とに2分していたように思います。
  時間的にはやはり、きゃんぱすが遠いのと、企画展の説明が盛り沢山になってしまったのとで、厳しかったように思います。


--メディアツアー--

-参加者-
10名程度(全て男)

-協力者-
まるしんさん@メディアセンター

-担当者レポート-

  OSL(Open Space Labo)、地下計算機室、運用室の様子、ネットワーク棚などを見学。
  まるしんさんより、インターネットとは?(概念、歴史、構成)というお話や京都大学におけるネットワーク管理のことを話して頂きました。また管理者であるまるしんさんが日々何をしているのかといった苦労話から、学生は計算機をどのような目的に使っているかといった実態や、他大学と京大との学生の行動の違いについても話して頂きました。
  京大生である僕たちも、地下計算機室にはそうそう入ることができないので、参加者も興味津々といった感じでした。また、質問の時間を設けて頂いた際には、落雷や震災時のバックアップシステムや管理用のプログラミングの話など、かなり高度な質問が飛び交っていました。現在ではパソコンもかなり普及し、子どもの頃から接しているために逆に深い興味を持ちにくいのではという考えがぼくのなかにはありましたが、参加者の中には自分でパソコンを分解、組み立てたりしている子や初期のコンピューター(紙テープ記録式)にも触ったことがあるなど、いるところにはいるもんだなと思いました。
  ネットワーク管理という仕事はいかに壊れないシステムを作るかという問題で、一年中多くの学生が乱暴に使うものだから普通ならば頻繁に壊れてもおかしくないけれど、保護プログラミング等でそれをかなりの割合で抑えているということです。また、物理的な管理(ケーブル等)のことなど、ただ単にパソコンに詳しいだけではなく、建物の設計の段階から構想を巡らせなければならないなど、その苦労が窺えました。



--定食アンケート--

-「スタッフへのメッセージ」-
  否定的な意見としては、時間を押したことが最も見られたが、それは総数から見て少なかった。肯定的な意見として京大に対する思いや勉強のやる気があがったなどの意見がある一方で、これを機会に「大学とは・受験とは」と考えはじめた人は、少なかった。主に、大学生や大学生活が見ることができ、よかったというレベルであった。

-「京大のイメージは変わりましたか?」-
  大多数の高校生が、京大のイメージが変わったと、書いていた。

-「受験前に、教授や現役大学生の話を聞くことは、どういう役に立ちますか?」-
京大や大学生活を、大学入学以前に知っておくことは有益であると意見が多かった。また、いろいろと関心が高まった、考えさせられたという意見も多少なりともあった。

-京大定食にこんな企画があればいいと思うことはありますか?」- 技術的に無理な要求や今回のコンセプトとは合致しないような要求が多く見られた。ただ、こちらが反省すべき点も見られる。

-「各学部講演の不満な点」-
  時間が短いという意見が圧倒的であった。理由としては、質問や話の長さによるものであった。また、教授の専門的な話がわかりにくいという意見も多少なりともあった。

-「学生スピーチについて」-
  スピーチとフリートークの関連性が参加者側にはっきりと理解されていなかった点やそれ以外にも問題はあるが、全体的に今回の企画のねらいが最も伝わった企画に思える。概ね好評。

-「フリートークについて」-
統計対象人数が極端に少なかった。統計の意味があまりないと思われる。意味もうまく伝えることができなく悔やまれる。

-その他の対応の不満な点-
  パンフレットは、金銭的に無理な要求があったがやむをえない。一方で、就職情報や学科情報などの詳細をのせることは可能であったかもしれない。WEBについては、WEB作成の技術を有するものが限られていたことに問題がある。その他の者も、がんばるべきか…。また、議題で、レイアウト等について議論されなかったことも大きい。そこまで手がまわらなかったという点もあるが…。


--ツアーアンケート--

-文学部・教育学部コース-

-アンケートの結果-
(回収24枚・内訳男子7名・女子17名)

1.このキャンパスツアーに参加してよかったですか?
  よかった……17人
  どちらともいえない……7人
  悪かった……0人

2.このツアーのよかった点、悪かった点、その他感想など自由に書いてください

-よかった点-

  ・教授と話し合いができた。すげえ教授に出会えた。
  ・京大生は思った以上に親しみやすい。反対に受験生はなんかカタイ。
  ・京大の古風なところは魅力だと感じた。
  ・オープンキャンパスを初めてやってくれて、それが期待以上のもので感動した。
  ・来年以降も続けて欲しい。
  ・京大の自由な雰囲気を肌で感じることができた。自分のやりたいことをできるチャンスを提供してくれそう。
  ・京大希望の高校生は元気でしゃべりたがりだと感じた。

-悪かった点・その他要望-

  建物を見るとき、せわしなかった。図書館の中に入りたかった。・
  ・話が長くて退屈した。
  ・スタッフがもっとしっかり仕切って欲しい。
  ・進んで話す雰囲気になれなかったのが残念だった。話がそれ過ぎた。
  ・授業の雰囲気なども見てみたかった。
  ・集合場所をわかりやすくしてほしかった。(迷った)
  ・いくつかの学部のキャンパスツアーに参加したかった。
  ・文学部の専門について詳しく知りたかった。
  ・総合人間学部のキャンパスツアーがあったらよかった。
  ・スタッフとのおしゃべりの時間が欲しかった。


-医学部コース-

-アンケートの結果-
(回収23枚 内訳男子15名・女子8名 / 1年生7人・2年生・14人・3年生2人)
京大医学部訪問回数)初めて20人・2回目2人・5回1人

五段階評価
A評価B評価C評価
「研究室見学」 11102
「標本の観察」1751
「溝口助教授の案内」1931
「医学部生の対応」1841
「内容・分量」9113
「ツアーの総合評価」1382


-参加者の声-

-ツアー参加動機-
  ・ 医学部を目指していて、医学部のどんなことも知りたかったからです。
  ・ 医学部と理学部どちらにしようか迷っていたので。
  ・ 将来受けようと思っているから。
  ・ 大学の医学部が普段何をしているか知りたかったので。
  ・ おもしろそうだったから。
  ・ 医学部進学を考えていて、また京大には以前から憧れを持っていたから。
  ・ 京大の中に入ってみたかったから。
  ・ 他のツアーがすでに締め切られていたから。
  ・ 初めての企画だったし、京大に興味があったため。
  ・ 医学部を目指そうとするにあたって、心の持ち方、考え方をしっかり持ち、入ってから、目的に向かって進めるようにしたいため。

-京大のイメージは変わりましたか?-
  ・ いろいろなことをやることなんだなあ。
  ・ 他の大学より勉強が大変かなあ。
  ・ 比較的自由な校風で親しみやすい雰囲気だと思う。
  ・ 「もっと勉強しないと・・・。」という危機感にさらされた。
  ・ 学力は別にして入学したいと思った。
  ・ 臨床よりも研究重視というのが意外だった。
  ・ 様々なタイプがいると思った。
  ・ 最高です!
  ・ すごい研究してるんですねえ。
  ・ 勉強しやすい環境だと思った。
  ・ 大学にいながら大学院にも顔を出せると聞いて、やはり自由だと思った。

-自由記入欄-
  ・ 医学部といっても幅広い分野があることが分かった。
  ・ 案内してくださった溝口先生、先生の研究が達成できたらいいですね。
  ・ 助教授の方とスタッフの医学部生の方はすごい気さくで、医学部生のイメージが変わった。
  ・ 僕も入って研究がしたい。
  ・ 医者になりたい!!
  ・ 普段見られないものを見ることができた。
  ・ 思ったより参加型の企画でよかった。
  ・ ますます京大に入りたくなった。
  ・ 医学部を進路にするか迷っていたけれども、やはりすすもうと決心した。
  ・ 脳を見ることができて面白かった。
  ・ 医学部といっても中はたくさんに別れていて、ちょっとどれにいくのか迷った。
  ・ こんなにオープンだとは思ってなかった。
  ・ 将来進化について考えてみたい。
  ・ 母親が首のヘルニアなので、それを直したい。
  ・ 今日のツアーで不可解だったことを理解したい。
  ・ 今は研究にすすむか臨床にすすむか迷っています。
  ・ 人体発生学ですが、良くない・失敗の症状を集めるのは簡単かもしれませんが、遺伝子的要素に関係なく、
  いかに健全に生まれてくるか、ということもやってほしかった。


-工学部コース-
-知能情報コース:松山研究室-
アンケート回収数…20(1年生11人・2年生6人・3年生3人 男のみ)

-自由記入欄-
  ・ 非常に面白い教授でした。
  ・ 結構早い時間で映像処理ができるのでビックリした
  ・ 全体では一部の学部しか見学できなかったのが残念
  ・ もっと時間があったらいいのに・・・
  ・ 研究室の内容がわかった。
  ・ もっと大学というものについて具体的な話を聞きたかった。
  ・ 学科によって何ができるのか知りたかった。
  ・ 大学生の体験談などをまとめた冊子が欲しかった。
  ・ 学問の本質を語ってくださった松山教授、ありがとうございます。
  ・ なんか暗い感じがしたのでもっと明るい学部がいいなあと思った。
  ・ 研究室が思ったよりも多かったので驚いた。
  ・ 見学したものの、情報学というイメージとは違っていた。大学の本質が分かった!
  ・ 大学では自分で進んで行動をおこさなければならないと思いました。
  ・ 学生の皆さんも楽しそうで大学に入るのが楽しみです。
  ・ 研究室にいる人はオタクっぽいと思った。自分もそうなるかもと心配。
   自由な校風・学風と言っておられ、アメフトなんかもやってみたいし、研究室にこもるのはいやだ。

-建築コース:家村研究室-
アンケート回収数…7(2年生3人・3年生4人 男のみ)

-自由記入欄-
  ・ とてもよかった。
  ・ ちょいまじめ。
  ・ 地震に興味を持った。
  ・ 自分の進路を決める際に役に立つだろう。
  ・ 実際に勉強している空気に触れることができた。特に何がしたいと見つかったわけではないが、良かったと思う。建築というと建物を建てるというイメージしかなかったが、案外何でもありだなあという気がした。大学ではすごい事をやっているんだ、と思っていたけれども、実際は大学の人はのほほん、マイペース、普通だったので自分のペースにあっているような気がしたのでほっとした。建築科の生徒がどんな生活を送っているのかもっと知りたかった。他の大学との違いを具体的に聞いて大学選びの参考にしたかった。

-物質エネルギー科学コース:西本研究室-
アンケート回収数…16(中学3年生4人・1年生10人・2年生2人 / 男12 女4)

-自由記入欄-
  ・ 怖い→面白いへ印象が変わった
  ・ どの学部を選ぶかの参考になった。
  ・ 高校の授業と違って、いろいろな分野のことを総合的に使うんだと感じた。研究室にあった本の数にはびっくり!
  ・ 思ったよりも楽しい人がいるみたい。
  ・ やる気がでた。でも他の学科も見たかった。
  ・ 想像していた工学部のイメージとだいぶ違った。細胞を扱う研究室があることを知ってよかった。工学部の全体的な説明を聞きたかった。
  ・ 初め思っていたのとは違っていたが、化学の分野から生物のDNAの研究などをしているのは興味深かった。
  ・ 工学部はサークルとかはいらないと友達ができないと初めて知りました。だからサークル入りたい。
  ・ Macが多いのが良かった。京大はいい場所にあると思った。物理だけかと思ったが、化学の要素もあって驚いた。
  ・ 教授の専門の分野には、特に興味があったので参考になりました。
    今のところ薬学部志望ですが、工学部でも医薬の研究をしていることが分かり、工学部もいいなと思いました。
  ・ やはり面白かった。実験器具等日頃分からなかったことが分かり、よかった。
    やはりWinはだめだ。学生さんの日常をもっと見たかったけど、研究室の見学や質問は非常に良かった。
  ・ 何回か京都大学に来たことはありましたが、初めてキャンパスの中に入れてとてもうれしかったです。
    いろんな話や研究室を見られてとても刺激的でした。他学部の話や研究室も見てみたかったです。
  ・ 教授の専門の話は少し難しかったが、一つ一つの質問に分かりやすく答えていただいて、とても参考になりました。
    研究室の見学や在学生のお話にも興味を持つことができ、このツアーに参加することができてよかったと思います。
  ・ 研究室から見える紅葉がきれい。言っていることはわけ分からなかったが、とりあえず楽しかった。
    もうすこしごみごみしているかともおもったが、意外に整然としていた。
    なんか無意味に点取りゲームやってる高校を早く抜け出して、大学生きたい。
  ・ 具体的に研究している内容を知ることができ、また自分の興味のある内容だったので、非常に良かったです。僕は生物の遺伝子関係にも興味があり、高2になって物理・化学の二科目を選択をしたことに少し後悔していたのですが、工学部にもこんな研究をするところがあることを知って、よかったです。


--マスコミ対応・結果--

-1.当日までの広報活動-
  朝日新聞に単独で載ってしまった。これは、全国規模の新聞(読売・毎日・朝日・日経等)では、一斉リークが常識であったことを知らなかったためで、結果的に他社全国紙に載らなかった。京大記者クラブに当日の内容・タイムスケジュールの案内を配布。後日、京都新聞とKBSに説明。掲載されたのは、朝日新聞・京都新聞の順番。ただNF1週間前という直前期であったため、キチンとした対応は望めなかった。

-2.当日の取材-
京都新聞社
  当日に突然来られたので、対応に少し戸惑いがあった。1日目の教授講演(文系)をメインに取材を受ける。⇒翌日、新聞第30面に取り上げてもらえた。

KBS京都(テレビ)
  一度電話連絡があり、当日までに取材内容を詰めるという話であったが、その後連絡なし。当日の朝、突然電話が。キャンパスツアー直前に来る。医学部ツアーを中心に取材を受けることになり、キャンパスツアー全体像・時計台前からの移動図・医学部キャンパスツアー像を撮影。⇒当日夜放映。

-3.当日の問題点・反省点-
  NF期間中は取材・撮影許可を11月祭本部までもらう必要があり、マスコミ側には大分不満があったように思われる。マスコミ陣は事前アポイントの必要性を感じていないためか、突然取材を始めようとする。その上、かなり過密スケジュールの間を縫って来ており、こちらの企画の内容や目的を十分に理解してもらえたかは疑問の残るところである。思うに、イベントは企画の様子を伝えてもらうことも大切ではあるが、事前にイベントを広報してもらうことにマスコミ利用の重点を置くべきであり,その意味でも事前に(早くから)マスコミに売り込みを図る必要がある。


--教授の声・メッセージ--

-工学部 西本教授-
  丁重なメールを頂き、有難うございました。高校生にとっては無論のこと、今回の行事を企画・実施された倉吉さんとお仲間にとっても、大変有意義であったろうと判断しています。ご苦労様でした。

-法学部 笠井助教授-
  ご丁重なメールをいただき,ありがとうございました。学生さんの手で,有意義で大規模な企画を成功に導かれたこと,とても素晴らしいことだと思います。私も,少しでもお役に立てたのであれば,そして,当日聞きに来られた若い方々に何かを伝えることができたのであれば,本当に嬉しいです。色々と大変だったと思いますので,今後の報告書作成等,あまり無理をされませんよう。今後も何かお役に立てることがあれば,おっしゃってください。「もろ研修」で,これからも,面白い経験をされることをお祈りしています。皆さんによろしくお伝えください。それでは,まずはお返事まで。

-人間環境学科 家森教授-
  礼状有り難うございました。講演会の運営もよい勉強になったと思います。今後この経験をいかして下さい。高校生の反応なども今後の大学教育を考える上で参考になります。まとめてくだされば幸いです。


-メッセージ-

  学生の「五月病」は今に始まったことではない。80年代前半から、「五月病」とおぼしき学生は京大に存在していた。今もよく言われることだが、京大というイメージを追い求め、激しい受験を乗り越えて大学に合格したはいいがいざ大学に入ってみると目的を見失い、「五月病」になる。このような学生の比率は実際にはおそらく一割程度だったのだろうが印象としては三分の一ほどもいたように思える。
  そして現在、同じように「五月病」の学生がいる。しかし、80年代前半の学生と比べての大きな違いは、今の学生はきちんと学校に来ているしそれなりに授業にも出ているというところだ。確かに京大に入学してくる学生は優秀で、真面目で、頭がいい。しかし悪く言えば小さくまとまってしまっている。そこに欠けているのは使命感のようなものや強い目的意識であり、Vividさである。
  Vividさが欠けていることを今日の状況から鑑みてみると、Internetに代表されるような情報社会にあって、彼らは情報の膨大さに気づいていないのだ。あふれる情報、それをsurveyすることによって自らの主体性を築いたつもりになっている。そこに存在する見かけだけの情報の膨大さに依拠しているのである。
  しかし、「情報になっていないもの」こそが人間が生きるものの根源であり、世界の趨勢なのである。情報は一人の人間がそのごくかぎられた一部に接触しているものでしかない。われわれは1000のうちの1知っているかどうかも怪しいものだ。日本のような先進国にあって、いったいどれだけの人が何十億もの想像を絶する貧困に喘ぐ人たちのことを知っているのか、また知ろうとしているのか。
  情報でsurveyされている世界は虚空間でしかない。それが情報世界の落とし穴である。「気がついていないことに気がついていない」のである。知らないことに気がつき、また知ろうとする努力をする者と、知らないことを知らない者とでは、知識や情報の量は五十歩百歩かもしれない。しかし両者の間には非常に大きな隔たりがある。
  自分の目で見、耳で聞き、手で触れ、足で歩き、自分の頭で考えることを志向する人間、そうした人間に京都大学にきてほしい。京都大学はノーベル賞を多数輩出しているからそこには創造的な人材が集う。そういったイメージは誰の中にも存在しているだろう。しかし多くの人間がそのイメージに乗っかろうとする中で、そのイメージを自分が具現化しよう、自分がイメージそのものを体現しようと志向する者こそが真に創造的でありえるのだ。
  自分の頭で考えること、それは情報社会にあってますます難しくなっている。クリックひとつで膨大な量の情報が手に入る。しかしその膨大だと思っていた情報でさえもちっぽけなものだ。自分が手に入れた情報に満足することなく常に疑問を抱き、問題意識を持ち、自分の頭で考えたいと思う、そうした学生にきてほしい。

山中 康裕
京都大学大学院教育学研究科臨床教育学専攻
(2001年度より教育学部長)

研究領域)
◎分析心理学 ・心理臨床学:表現療法を主とする心理療法学

特色)
  臨床心理における精神医学出身のパイオニアの1人。サリヴァンや現存在分析などの精神医学を基礎に、ユング心理学の方法を加味。

研究内容)
  登校拒否の治療論としての内閉論や、自閉症の心理療法の草分けの1人。また、子どもから老人に至る、その状態も精神病・境界例・神経症・心身症そして正常に至る全領域の対象に対して、主として「表現療法」として総括しうる形の「心理療法」に従事して来た。
  絵画・写真・詩歌・小説・箱庭・音楽・連句などやMSSM+C法の創始などを始めとする「芸術療法」に長じ、精神医学と臨床心理の架橋など数多に独自の境地を開き、臨床ユング心理学や病跡学、表現病理学にも関わる分野での研究を含めて、人間のこころの表現とそれによる癒しに関わる研究を行う。

主著
「少年期の心」 (中公新書)
「老いのソウロロギー」(有斐閣)
「絵本と童話のユング心理学」(ちくま学芸文庫)
「臨床ユング心理学入門」(中公新書)
「こころに添う」(金剛出版)

  ※山中教授より頂いたメッセージは管理人(松岡)が教授にインタビューし、それをまとめたものに教授の確認をいただきました。


--おわりに--

  京都大学初の全学的オープンキャンパス『京大定食』報告書の編集。当初はそれほど苦労しないと思われたため、実質2人での作業となった。報告書を作ることは前々から決まっていたことではあるが、定食が終わった直後は誰もがその感慨に浸り、報告書に意識が向いていなかった。実際編集作業が始まったのは12月の中旬になってからであり、アンケートをはじめとする各データの集計から手をつけたが、なかなかデータが集まらない。世紀を越え、2001年になってようやく編集作業も本格化したものの、難航。2月になってデータがそろってくる。同時に会計作業も本格化。そして今、完成に至った。

-編集者コメント-
  定食の編集作業を進めていく中で、少し客観的に定食を見つめることができてきた。「定食とはなんだったのか」という問いに今なら少し答えられる。定食は楽しかった。それは事実である。自分にとって全くの新しい試みである定食は、高校生というかつての自分と相対する機会でもあると同時に、何かを伝えることの難しさとそれに付随する責任を感じ取る場であった。高校生は遥か彼方の異邦人になっていて、自分はいつのまにか大学生になっていた。大学生である自分をそれだけ認識した瞬間はないということだ。あの日、あの場所で何かが私の中から抜け出て、今も帰ってこない。大人になるとは失うことだ、と何かの本で読んだことがあるが、自分も何かを失ったのだろう。しかしあの日、あの場所で何かが抜け出ていくと同時に、何かが私の中で生まれた。いや、むしろ見出されたといった方がいいかもしれない。それははっきりとした形を持たず、がしかし時計の秒針のように私を刻みつづける。ただ、時間は戻せないが、時計の針というものは戻すことができる。今、大学生になった自分がいて、少し針を戻せば高校生の自分に戻って大学生になった自分を見つめることができる。針は止まることはないのだけれど。一秒一秒に意味を持たせるということは、自分は何がしたいのか、また何をしているのかということを考えることなしにはできまい。定食は気付かせてくれた。それは、「私の」時計にあらかじめセットされていた目覚ましであったのかもしれないけれど。 (まつおか)


〜人間から生きることの困難さ、考えることの煩わしさを全て取り除いた時、一体あとに何が残るであろうか?(A.トゥクビル)〜
〜しかしまた、公的空間の輝きが、生の重荷を彼に耐えさせたのである(H。アレント)〜

  この編集作業の中のみならず定食の反省会や定食の準備や定食の間、常に私が思い、実感していたのは、上の二つの言葉です。両者は「生きることの喜びはその困難さゆえに感じることができ、それが人間の大きな喜びである」という内容です。定食実行中・定食後、様々な批判と反省が飛び交っていました。それはそれで真摯に受け止めるべきですし、報告書の目的も第一にそれでしょう。しかし、京大定食の報告書として、私はあのときに感じた「充実感」を書きとめるもまた重要であると思います。定食は、全く新しい試みであり、そうであるがゆえに、様々な対立や失敗もあり多くの反省点もありました。しかし、私達は、そのような状況から逃げ出すことなしに向き合ったからこそ、また定食を踏まえ各自がみずからに向き合ったからこそ、「大きな喜び」を感じることができたのでは、と思います。(実際できていたかどうかは極めて疑問ですが)共同で活動する喜び・それなしでは批判や反省すら産み出さない他者と共有された「世界」を持つことは、その始まりに非常に大きな困難を抱えています。しかし、そうであるがゆえに、個人が個人としてみなされることのうれしさも一人の他者を一人の他者としてみなしたいという希望も生み出しえるのでは、そしてそれが「喜び」の「始まり」と考えます。そして、これを伝えることが、定食の全過程・報告書の全過程を通して、私が報告書の最後に・そしてもっとも書きたかったことです。(ヤクシジン)