私には特別な友達が
本当に大切な友達がいる。
彼女たちと語るときに
たとえ私が沈んでいても
たとえ相手が疲れていても
たとえ二人ともが絶望と不安の淵をさまよっていたとしても
言葉と心を交わすところに
心の躍動
勇気の鼓舞
未来への跳躍
が生まれる。
他の友達といる時間をおとしめているつもりはまるでない。
それももちろん楽しく、何ものにも代え難い。
だが不思議なものでまるで違う。
彼女たちとの語らいの中にも
悲しみの共感があり、受容があり、癒しがある。
だがそこからが違う。
悲哀との決別の意志と
幸福へのあくなき向上心をばねにして
共々に全力の上昇ができる。
一緒に高きに昇れる友が欲しい。
心地よい時間を共に過ごすだけが友だろうか。
無為なる落ち込みを共有するだけが友だろうか。
人は強力な力に押し流され
瞬く間にその終着点についてしまうという峻厳たる事実を
忘れてはならない。
何かを作れ
何かを残せ
しからずんば何のための人生か。
私がこの世に生きていたという証を
しっかりと残していくために
彼女がこの世に生きていたという歴史を
はっきりと刻みつけていくために。
今日も生きぬこう、そして、語らおう。
人生を
人の命を
最高に有為たらしめるために
最高に尊貴たらしめるために
全力を注ごう。
皆と会えたことが私にとって最高の喜び。
あなたと心通わせることができたことに
共に人生に挑戦していけることに
最大の感謝を。


特別に大事で尊敬している友達に捧げる。
こんなに大事な友達がもっと増えて欲しいという願い、
というよりもむしろ
増やしていくことが自分の人生を豊かにすることだ
という積極的な決意を込めて。


Last update 2000/6/24