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ふつぶんだより

2003

伊藤 了子
 今年は大学院では Marie de FranceのLais「小詩」を,古仏語研究会ではBerthe aux grands pieds「大足のベルタ」を読んでいます.Laisには妖精や変身といったテーマが見られるので,加藤林太郎先生の授業の今年のテーマ(幻想小説)とも重なって受講生は喜んでくれています. Marie de Franceは私にとっては高塚洋太郎先生から最初に古フランス語の手ほどきを受けた時のテクストなので感慨深いものがあります.少数でも熱心な学生がいることは教えるものにとって大きな喜びです.この喜びが今後も絶えることがないことを祈って止まないこの頃です.
宇佐美 斉
 フランス文学科同窓会の皆さん、その後お元気ですか。私のほうは還暦を過ぎたおかげで、映画をシニア料金で見られるようになりました。なんだかうれしいような、さみしいような話ではありますが。それはさておき、本務校では、新しい共同研究班「日仏文化交渉の研究」を主宰し、あわせて大学院の講義を担当しています。また上ケ原の関学へも週一回出講させていただいています。秋には『作家の恋文』という新著を刊行する予定です。末筆ながら皆さんのご健勝を祈ります。
片山 正樹
お元気ですか.ご自分だけでなく大切な方々も揃ってお変りないようにと願っています.今年の私は,久しぶりに「100%のんびり夏を過ごす」ことに決めました.5月末からパリに出て,6月にはウィーンに飛び,計3回オペラを観ました.8月まで滞在するので,パリ旅行のお方は連絡してください.さて同窓会報はこれで休刊だとか聞きました.いまさらながらパソコンの出番です.「まだ」の人には踏み切るチャンスかも知れません.日常生活が変化しますよ.オペラのチケットも,日本からインタネットで予約できました.ではまた! パリ,7月7日
曽我 祐典
 ドキュメンタリーの傑作をいくつも発表している Nicolas Philibert 監督はご存知ですか? 僕は,"Le pays des sourds"(素晴らしい!)のおかげで手話について勉強する気を起こしました.この数年は日仏語の認知動詞のはたらきを調べているのですが,たとえば apprendre, observer, remarquer などが伝達動詞としても使えるのを見ても,人間の柔軟さと創造力には感心するばかりです.
東浦弘樹(とううら・ひろき)
 加藤林太郎先生の後任として文学部に着任し二年目に入りました。2001年にフランス・アミアンのピカルディー・ジュール・ヴェルヌ大学に提出した博士論文『アルベール・カミュの作品における幸福の追求とその表現』La Qu腎e et les expressions du bonheur dans lユマuvre dユAlbert Camusを今年10月にEur仕itというフランスの出版社から出版する予定です。
中谷 拓士
この3月に声帯のポリープを切除しました。入院も、全身麻酔も初体験。ポリープは米粒ほどのクラゲのようでした。1週間沈黙をつづけて、あとは徐々に発声練習今では、以前のように声がかすれたり、音が飛んだりすることもなくなっています。自分では、声の響きがよくなったと思うのですが、どうも聞いている人にとっては以前のままのようで、その点が残念です。困ったのは、まるで手術の後遺症であるかのように体重が増え、それが減らないことです。この夏休みが私の減量月間となります。
和田 祐一
 小生のパソコンは、専ら写真の整理と時々ワープロとして使うだけだったのですが(同級生の名簿にはメール・アドレスが載っていない世代なので)、私も遅まきながら投網生活になりそうです。 ?辞書も電話も日進月歩、フランス語の電子辞書は自分専用の単語帳がすぐにできて、言語生活の寿命が伸びました。歩行障害を起こしてからは携帯電話を「出かける時は忘れず」必携。?読書は:A.von Humboldt、Nabokov、サンテックス(Krakatoa考)。?週刊はル・モンド。?DVDへの切り替えはまだ安定していないようで、ベータで迷った頃を思い出します。切り替えた方がいたら実情をお聞かせください。

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