杉並の穴場〜くつろぎの二件〜


東女瓦版2000年7月号

<カルチャーカフェ(JR荻窪駅南口)>

荻窪駅南口をでるとすぐの、黄色いビル四階にこの店はある。名前からも分かるとおり、喫茶店でお茶を飲みながらカルチャーを楽しむといった形態のお店。

こぢんまりとした店内に三つのテーブルが並び、そこでは一風変わったコーヒー・紅茶や手作りのお菓子がいただける。

瓦部員が取材した日は Noche TANGO (タンゴの夜)というイベントが行われていた。客席の一角がステージへと変わり、アコーディオンに似た「バンドネオン」という楽器の演奏を聴いた。演奏は目の前で始まり、演奏の合間には、飛び入りの私たちの質問にも答えてくれた。しかも楽器までさわらせてもらえて大満足。そのほかイベントの内容はというと、タンゴ・シャンソン・日舞など実に多彩!!冬期には編み物教室もあったらしい。このようなイベントは毎月十回程度行われている。(詳細は電話で問い合わせてね)

また、このスペースの貸し出しも行っている。夜七時から十一時営業のカフェだけど、昼間もOK!サークルなどの演奏会\会、内輪のパーティーや活動でもよい。「ビルの四階ですが気軽にお立ち寄りください」と店長。

変わっているけどかしこまらなくてよい店は東女生も利用しない手はない。

住所 杉並区荻窪5-28-10(荻窪駅南口前)

Tel 070-5716-8339


<奇聞屋(JR西荻窪駅南口)>

女子大通りにある「物豆奇」という喫茶店を知る人は多いだろう。個性的な雰囲気は雑誌などでたびたび紹介されている。ここのオーナーが西荻窪に持つもう一つのお店「奇聞屋」。駅の南口にあるこけし屋の先、上を見て歩いていくと看板が見えてくる。入り口から地下へと階段が続く。店内に入るとほどよく落ちた照明が、やんわりと来る人を迎える。竹を基調とした凝った内装とインテリアは清涼、そして味わいある空間を作り出している。ライブが始まる前にシェフの手作り料理で一息入れる。値段はどれも手ごろ、ほっと落ち着く味。

時間になるとライブが始まる。音楽はピアニストの吉川正夫氏が総合プロデュースしていて、ジャンルは実に幅広い。森の日には「心に優しいライブ」と称して草笛、アコーディオン、バイオリン等のゲストを招いているそう。ゲストのソロ演奏が見物。本格的な音楽を、食事を楽しみながらという気軽さが嬉しい。瓦版からイチオシなのは「森の日」。ノーチャージでライブを聴けるから、是非足を運んで。「コーヒー一杯で楽しんで欲しい」と、店長さん。西荻窪の新たな居場所が出来た。

「音楽を聴く」となると知識や嗜好がなければ、と思う人もいるのではないだろうか。今回取材に言った私もその一人である。しかし、ステージとフロアーの近さや、お店全体の暖かい雰囲気はある一体感を作り出し、「みんなが楽しめる」時間を共有するのだ。お客様もその日を演出する大事な主役なのである。

住所 杉並区西荻窪3-8-8

Tel 03-3332-7724


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