国立西洋美術館

瓦版2000年10月号

常設展入口を入ると彫刻が何体も置かれた空間がある。彫刻はほとんどロダンの作品。吹き抜けの空間に立ち並ぶブロンズ彫刻が硬質の雰囲気を作り出している。

スロープを上がり二階へ行くと、そこには絵画が展示してある。イタリアの中世の宗教画が多く展示してあり、聖書をよく読んでおけばもっと楽しめるのだろうと感じさせられる。あまり大きめな画はない。どの画も感じが似ている。エル・グレコやムリリョなどルネサンス期の画家の作品が其の先に展示してあったが、このあたりからそれぞれの画家の個性が感じられるように思った。次の間からは大きな画や印象派の画家たちの画がある。今まで背景が暗めなものばかりだったが、これらは明るいものばかりで気分も一新される。ルノアールとモネの作品が特に多い。

再び一階に下るとそこにはゴッホやセザンヌ、ゴーギャンらの作品が展示され、ルオー、ピカソなどの現代画家のものまでが展示してある。最後のほうは非常に抽象的なものが多く解りづらい。

この美術館では中世から現代までの画がまんべんなく展示されているので、西洋美術の流れを概観できる。いろいろな時代の西洋絵画に触れたいときは是非ここを訪れてみては。場所は上野公園口を出てすぐ。目印はロダンの「考える人」。

入館料・・・130円
開館時間・・・9時半〜5時まで(金曜は7時まで)
月曜休館


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