インドのマサラティー(チャイ)は日本でも親しまれている。カルダモン、シナモンスティック、クローブ、生姜、ローリエの葉といった様々なスパイスが混ざったミルクティーのことだ。アッサムかセイロン茶葉が適している。手鍋に牛乳を入れて温め、スパイス類を入れて煮出したものを、ふつうにいれたストレートティーとともにティーカップに注いで飲む。好みに合わせてグラニュー糖や蜂蜜を加えるのも良い。
一方、寒いロシアでは温かい飲み物がいつでも飲めるように、サモワールという金属性の湯沸かし器で紅茶を入れる伝統がある。ロシアン・ティーは、濃く入れた紅茶に、ジャムやマーマレードを添えて飲むというもの。ジャムを紅茶にいれたり、口に含みつつ飲んだりして楽しもう。
珍しいのが高山地域チベットで飲まれるというバター茶。家で簡単に作るには手鍋で抽出した紅茶にティースプーン一杯の塩を入れて良く混ぜ、バターを加えて溶かす。紅茶に塩とはミスマッチに思えるが、実際そうでもない。ただかなり塩辛く、飲むのが辛いと感じる人もいるかも知れない。
今すぐにでも試したいのはバナナミルクティーだ。スライスしたバナナ(一人分2、3枚)と、茶葉、水牛乳を手鍋にいれ、沸騰しすぎないように注意しながら煮出す。グラニュー糖は好みで加え、ホイップクリームと飾り用のバナナを添えると見た目にも楽しい。
これからいよいよ寒い季節になるが、様々なバリエーションを楽しみながら風邪に負けずに年を越そう。