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幹部艇庫歴史部歌健康栄養

熊本大学体育会ボート部部歌
第五高等学校端艇部部歌(大正14年)
作詞 文乙     村上 敦
作曲 理一甲二  緒方 正克
しらぬいもゆるせいかいは
不知火燃ゆる西海は
こくどゆたかにめぐるなれ
黒土豊かに繞るなれ
ちょうこうみどりあしなれば
長江緑蘆鳴れば
あきつはもくしながるなり
蜻蛉は黙し流るなり
ああわがおのこゆめおおく
あヽ我が男子夢多く
かいちょうおんにせいうけぬ
海潮音に生享けぬ
かもめをおいてうみとおく
鴎を追いて海遠く
げんぱをあびしひねもすの
舷波を浴びし終日の
りきそうなればゆうづつは
力漕なれば金星は
ゆうしのかたにひかるなり
勇士の肩に光るなり
むらさきあわくのはくれて
紫淡く野は暮れて
かえれるむれはいきあがる
帰れる群は意気あがる
さあれうきひのなみまくら
さあれ憂き日の波枕
きのうもきょうもうみにねて
昨日も今日も海に寝て
なみまにいのちきざむなり
波間に生命刻むなり
がしんのくそうだれかしる
臥薪の苦楚誰か知る
うみのかなたにうんぜんの
海の彼方に雲仙の
れいほうついにまもるらん
霊峰遂に守るらん
さらばゆくかしかぜあらき
さらば行く可し風荒き
おうみのうみはすさぶとも
近江の海はすさぶとも
ちょうこうじゅうりとびかいし
長江十里とびかいし
かのぺがさすのりゅうなんの
かの神馬の竜南の
かしわをのせしそうていに
柏を載せし走艇に
てきするもののありなんや
敵する者のありなんや

平成4年10月10日発行 五高端艇部緑水会史より転載