a.Head and Face
Inspection : 頭部の外形、顔面、表情を視診。サイズ、対称性、外傷などをチェック。
Palpation : 頭部・頭皮・顔面をしっかり触診し、切り傷、腫脹、圧痛、異常な突出、色素沈着、チック症状等の有無を観察する。顎関節に指を置き、顎を上下してもらい、圧痛、痛み、音の有無をチェック。
<脳神経> 三叉神経(CNX) : 1.歯を食いしばるよう指示し、Nsが顎を下へ下げても維持できるか 2.口を開け、下顎を上下左右に動かせるか 3.鋭いもの(ペンなど)と柔らかいもの(綿球など)を用意。目を閉じさせ、用意した二つのものを顔面に数ヶ所あて、どの位置に何が触れたか認識できるか(右頬に綿球、などと答える)
顔面神経(CNZ) : 笑う、眉を上げる、歯を見せる、頬を膨らませる、目を閉じさせ、Nsが開けるのに抵抗して開けずにいられる、以上が可能か
b.Mouth
Inspection : 唇の色、対称性、状態を観察。手袋をはめ、口腔内を観察。歯の数、色、表面の状態、噛み合わせ、歯茎の色、状態、口腔内粘膜の状態、舌のサイズ、色、状態、動きをくまなく見る。(舌の裏も!)
舌デプレッサーを用いて、軟口蓋、硬口蓋、口蓋垂(のどちんこのこと??日本語難しい!)、扁桃腺、咽頭を観察。色、対称性、表面の状態、腫脹・傷の有無、扁桃腺の有無に注意。
Palpation : 口腔内粘膜や歯茎、歯に触れ、固定度、圧痛、切り傷の有無、腫脹などをチェック。
<脳神経> 舌咽神経(CN\)・迷走神経(CN]) : 舌デプレッサーで舌を抑えたまま、Ptに「あー」と言ってもらう。軟口蓋が対照的に上にあがり、口蓋垂は中心線上に保たれていることを確認する。
顔面神経(CNZ) : 塩、砂糖をそれぞれなめてもらい、認識できるか味覚の確認。
c.Nose
Inspection : 顔面上の位置、対称性を視診。
鼻腔内を、ペンライト(と鼻腔鏡)を用いて観察する。鼻中隔の偏り、鼻甲介、粘膜を主に重点的にチェック。また、片方ずつ指で押さえ、鼻で息をしてもらい、開通性を観察。
前頭洞、し骨洞(?)、上顎洞の視診。腫脹などをチェック。
Palpation : 前頭洞、し骨洞(?)、上顎洞を触診・打診。圧痛などをチェック。
嗅神経(CNT) : 目を閉じてもらい、片方ずつ鼻を押さえて、異なる2つの香りのするものを1つずつ近づけ、認識できるか確認する。(コーヒー豆、スパイスなど)
d.Neck
Inspection : 関節可動域(Range of Motion:ROM)をチェック。
(顎が上下するように)前→45° 後→55°
(耳が肩につくように) 左右それぞれ→40°
(後ろを向くように)左右それぞれ→70°
Palpation : リンパ節を触診し、腫脹、圧痛、浮腫、紅斑などの有無をチェック。(後頭、耳介前・後部、下顎、頤部、前・後頸部、鎖骨上 リンパ節)
甲状腺を触診し、腫脹、圧痛、左右差などをチェック。
<脳神経> 副神経(CN]T) : NsはPtの肩に手をおき、抵抗を加え、肩を上げるよう指示する。僧帽筋、胸鎖乳突筋の動きをチェック。