外国文学

          
作品名作家名訳者出版社作品紹介
『異邦人』 アルベール・カミュ窪田啓作新潮文庫  母の翌日海水浴に行き、女と関係を結び、映画を見て笑い転げ、友人の女出入りに関係して人を殺害し、動機について「太陽のせい」と答える。判決は死刑であったが、自分は幸福であると確信し、処刑の日に大勢の見物人が憎悪の叫びをあげて迎えてくれることだけを望む。通常の論理的な一貫性が失われている男ムルソーを主人公に、不条理の認識を極度に追及したカミュの代表作。
『ペスト』 アルベール・カミュ宮崎嶺雄新潮文庫  アルジェリアのオラン市にペストが流行したという想定のもとに,人間を絶滅させる悪との闘争を寓意的に描く長編.ペスト防止に超人的努力を続ける医師リウーを中心に強い結束が生まれ,市は解放される.ペストに象徴される暴力や不正,悪や抑圧に対する集団的な反抗,連帯性の必要が強調され,カミュはこの作品の成功により戦後世代の精神的支柱と考えられるようになった.
『幸福な死』アルベール・カミュ高畠正明新潮文庫  アルジェの平凡な青年メルソーは,富裕な不具者ザグルーの”時間は金で購われる”という主張に従い,彼を殺害し金を奪う.そして≪世界を望む家≫で3人の女との共同生活に至福の時を見出したのち,孤独の中で幸福な死を迎える―カミュにとって最初のロマネスクな企てであり,若い感性と不条理の哲学の生成をしめすこの長編小説は,『異邦人』生誕の秘密を解き明かす貴重な作品である.
『人形の家』イプセン矢崎源九郎新潮文庫  小鳥のように愛され、平和な生活を送っている弁護士の妻ノラには秘密があった。夫が病気のとき、父親の署名を偽造して借金をしたのだ。秘密を知った夫は社会的に葬られることを恐れ、ノラをののしる。事件は解決し、夫は再びノラの意を迎えようとするが、人形のように生きるより、人間として生きたいと願うノラは三人の子供も捨てて家を出る。近代劇確立の礎石と言われる社会劇の傑作。
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