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ランボー4 裏切りのアフガン
9・11テロを振り返って
byきゃみさん
1、ノストラダムスと同時多発テロ
予言してたんだってさ(笑)。そんなことはどうでもいいけど01年9月11日にアメリカのNY及びワシントンでイスラム原理主義者によるテロがおきたことは皆さんご存じの通り。何故このような自体になったのも皆さんこの半年の間に腐るほど聞いただろう。要するにノストラダムスが起るって書いていたから・・・ってことでいいんじゃない。
2、貧しさに負けた、いえ世間に負けた・・・
イスラム原理主義者のアメリカ嫌いの要因は様々であるが、一番の要因は彼らの貧困に求めることができる。しかし、この貧困はアメリカのせいじゃない。彼らが貧困なのは西欧化失敗のトラウマによる近代化への遅れにほかならない。
彼らは自分たちの失敗、怠惰を棚に上げ、アメリカの繁栄、富を羨み憎んでいるにすぎない。そして近代化、西欧化は悪と決めつけ保守的な原理主義を信奉する馬鹿どもなのである。
3、神の主権
そのイスラム原理主義者がイデオロギーとして信奉しているものに「ジャーヒリーヤ論」と言うものがある。これはイスラム社会以外は堕落した社会であるため、これを変革しなくてはならないという内容のものである。
そして、その変革のためには精神面での鍛練と軍事的あるいは行動主義的な闘いが必要だと説いている。そしてこれらは前段は神学校で、後段はテロという形で実行されているわけだ。
「ジャーヒリーヤ論」では民主主義について「神の主権論」と言うかたちで排除すべきものとされている。
「唯一神教においては神に主権があり、立法は神の専権事項である。一方、民主主義は人民に主権があり、人民が立法者となる。したがって、民主主義とは、全権の神から立法権を簒奪し、それを人民に与えているものにほかならない。また、民主主義は至高の神の権威に縛られることなく、神の専権である立法権を人民に付与することによって人民を神格化している。まさに偶像崇拝だ。民主主義とは、偶像崇拝の新しい宗教なのだ」
と言うことである。つまりアメリカや日本が民主主義を放棄しないかぎりアッラーを冒涜する者でありつづけ、テロの対象であるのだ。
4、同時多発テロは忠臣蔵か?
しかし、世の中には彼らテロリストを擁護する意見も多いから不思議である。
「テロはアメリカがイスラムの貧困や矛盾を無視していたから起きたのだ。」
「原理主義者はテロを起こすことしか方法が無かったのだ」
「アメリカの強引なグローバリズムがいけないのだ」
「あれはアメリカ(CIA)の陰謀だ」
等々・・・
こういう意見をみると年末恒例の日本のテロの代名詞「赤穂浪士」の話を思い出す。
「討入りは幕府が吉良家をお咎めしなかったから起きたのだ。」
「赤穂浪士は討入りするしか方法が無かったのだ」
「幕藩体制の賄賂政治がいけないのだ」
「あれは幕府の外様取潰しの陰謀だ」
相手が強者なだけに同情されてんのもそっくりなら、事件の原因が本当はテロ側にあり、実はテロを擁護する余地が無いのもそっくり(笑)。
ただ今回のテロ犯は吉良邸ではなく千代田のお城に討入り、内蔵助が浅野の本家で未だに逃げ回ってるってところが目も当てられない報復につながってるわけだが。
5、軍事音痴の軍事ジャーナリスト
さて、話は米軍の軍事報復に移ろう。米軍のアフガンへの報復攻撃が始まると、あちらこちらから「今回の攻撃はソ連の二の舞い、ベトナムの再来になるだろう」と言う声が聞こえてきた。とくに元ソ連の将校本人もしくは彼ら話を鵜呑みにする連中・・・。声高々に山岳地帯でのゲリラ戦で戦いは泥沼化するだろうとの予測にに反して結果はどうだったか。
彼らはすでに戦争は新しいスタイルに変わっていることを知らないのだ。世界は今、情報型軍事革命(RMA)の真っ只中なのである。
6、RAM(the Revolution in MIlitary Affairs)
RAMについて少しだけ説明しとく。今までの戦争が相手の兵士や兵器を破壊することによって勝利を掴む消耗戦に対して、次世代の戦いは相手の指揮・統制機能を奪う麻痺戦であると言うことである。これからの戦争では前線陣地や戦線などは意味をなさない。高度な情報技術や精密誘導技術のお陰で、前線から離れた地点から、これまた前線から離れた相手の指揮所を直接、さらに同時に多数の敵の「要」を攻撃できるようになったからである。「要打撃」「同時打撃」はRMAのキーワードである。
今回の報復攻撃を振り返ってみるとよくわかる。精密誘導兵器でタリバンやアルカイダの要所を爆撃、国境地帯の前線に張り付いていたタリバン兵の頭を通りこしてミサイルやヘリボーン部隊が確実に司令部を叩いていく。前線の兵士たちは司令部からの連絡を遮断されて孤立。隠れ家から顔を出せばすぐさま察知され爆弾が降ってくる。こうしてタリバン兵は組織的な反撃が出来ないまま北部同盟に押されてあっさり降伏したわけである。
7、反テロ包囲網の裏で
ご存じの通りNYのテロ事件は世界的な波紋を呼び各国で様々なリアクションがとられた。欧州ではNATOが1949年に発足して以来、初めて集団的自衛権を発動し、イスラエルは米国に便乗してパレスチナを攻撃、フィリピンでは米軍と協力して同国のイスラム過激派のアブ・サヤフ壊滅に動いている。
また、日本ではテロ対策特別措置法によって戦時に初めて自衛隊が海外に派遣され、アフガニスタン復興会議でのNGO参加問題で政局は思わぬ大混乱。
真紀子がテロ直後に米国務省職員の避難先をばらしたときにさっさと首きっときゃよかったのにね。
8、これから
テロからちょうど半年たったが、ここに来てまた問題になっているのが米国の「悪の枢軸国」発言である。ここで名指しされたのは「北朝鮮」「イラン」「イラク」の3国である。これらは今回の事件によって生まれた国際的なテロ包囲網の中、米国がテロ支援国として名指しで批判した国々なわけだが、パウエル国務長官いわく、「北朝鮮、イランとは対話を望むが、イラクについては体制転覆のためにあらゆる選択肢を検討中」だそうだ。今年の夏にはもう一戦ある可能性が高い。
そして夏と言えば日本ではワールドカップが開催される。ソルトレイクの冬季オリンピックでは何事もなかったが、ワールドカップのどさくさに紛れて日本でテロが行われるかもしれない。そうなったとき日本の平和ボケな論客たちがどう対応するのか是非見てみたいので、ここは一つ過激派あたりには名古屋駅のツインタワーに突入してもらいたいものである。
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