ああ、筋骨堂トップへ
(アーマード)姥桜 〜うばざくら〜
赤いナポレオン 著
〜序章「エロトピア」〜
今回のテーマは「ヒゲなんたら〜」である。よって私も選挙に関することを取り扱わなければならない。専門外だからはっきり言ってイヤだ。ところで昨日、帰宅途上で通りかかったゴミ置き場で、主を失ってミジメにうち捨てられた劇画「エロトピア」を発見した。私は脳髄に電撃が走った。「そうだ君を切り抜きして貼ってやろう。」・・・と。
しかし「エロトピア」は言う。「ダメ貴方は私ではないもの(既に風化しかかったアニメ)」と・・・仕方ないから書いてやる。
〜contents〜
1、国際社会のイメージ
2、国内と国際の関わり
3、国際連合の始まり
4、国際連合における投票行動
5、法王選挙とダライ・ラマ
6、イン〇座談
7、資料
1、国際社会のイメージ
選挙関連のテーマとなると、どうしても国内政治の観点に偏ってしまいがちになる。そこで私は、国際政治の観点から書いてみる。こう言うと「国際社会に投票とか選挙活動ってあったっけ。」と言われそうなので、先にそんなもの皆無に等しいと言っておこう。
その昔、中京テレビのドラマで加勢大周が主演のものがあった。ドラマの主人公が第1話の冒頭で死亡するというイカしたドラマだったが、このレポートもそれと同じノリである。選挙なんてねぇんだ。
さぁレポートを始めようか。まずは国際社会のイメージを各人知っておくなり、考えるなりして欲しい。一応、例を4つ下に挙げておく。
a,グロチウス的イメージ
国際社会に積極的にコミットして秩序を創造していこう。いや、しなければならないと言う立場である。当然のことながら、このイメージにおいては国際法が肝要となる。国際連合及び、国際連盟創設の思想的論拠はこのイメージにあると言っても過言では無いだろう。また、このイメージは国際法上の強硬規範として部分的な秩序形成にも成功している。
例・・・奴隷売買の禁止、公海自由の原則、海賊行為の禁止、侵略戦争の禁止 等
(将来的にジェノサイドも含まれるか)
b,ホッブス的イメージ
言わずと知れた、リバイアサン野郎である。このイメージは当然、「とってもパワーポリティクス」だ。国際政治はキツネとタヌキの化かし合いである。だから、各国それぞれ独自の利益の追求に走らなければ損をすると言うことになる。このアナーキーな情勢下における、秩序形成手段は外交と勢力均衡の薄皮一枚である。読者諸兄がなにげなく手にしているこの冊子を作成したのは歴史部だが、このイメージに最も適合するのは歴史部をおいて他にはないだろう。
c,スミス的イメージ
スミスとば経済学者アダム・スミスのことであり、このイメージは自由主義的で資本主義的な秩序の形成を目指している。換言すれば世界経済の拡大が、国際社会の主体間に自発的なレジームの形成を促し、それによって国際社会は安定すると言う考え方である。
d,マルクス的イメージ
現実、国際社会の根底に存在するイメージは覇権的な超大国と地域的な大国の存在、そして、それに搾取される周辺国の存在である。国際社会がこの様な三層構造をなすのは全て、現状の資本主義的な世界秩序にその原因があるとして、現状打破勢力としてのコミュニスト達の国際間係観を形成する屋台骨ともなった。このイメージを代表する学説としてウォーラースティンの世界システム論などがある。
a,b,c,dのどのイメージカ現実に適合しているのだろうか。私ははっきりとbであると思う。現実、今世紀までに全世界を包括しうる様な権力体系が存在した試しがあったろうか。その近似値としての勢力はいくつも存在した。しかしこのアナーキーな情勢を理性の薄皮一枚で乗り切るのは、甚だ疑問が残る。
aは確かに条約・国際慣習法と言う形で、国際社会に一定の秩序をもたらしている。しかし歴史部らしくここで過去を振り返ってみると、歴史はaと背律的な旋律を残してきたことが明らかになってくる。
私の好きな言葉に「必要は法を知らない。」というものがある。1次大戦のおり、ドイツ第2帝国宰相ベートマン・ホルウェークの吐いた言葉なのだが、事実この直後、第2帝国はベルギー中立条約を無視しベルギーを侵犯した。これは戦略上の重要性が法を超越した好例ともいえる。しかし話はこれでは終わらない。今度は第2帝国の国際法違反を逆手にとってイギリスが第2帝国に宣戦を布告する。さて、その時の第2帝国の反応は・・・
1.逆上した皇帝陛下はユダヤ人を虐待した。
2.逆上した皇帝陛下は宰相をトラ刈りにした。
3.逆上した皇帝陛下はサン・スーシ宮殿一帯で日本人相手の売春宿を営み始めた。
解答は、「紙屑同然の条約の為に、友好国に敵対する。」と宣って、逆に宣戦を布告した。
近代民主性国家は、原則的には匡家成員の信託(選挙)による議会政治に根拠を置き、暴力装置(軍・警察)を独占することによって、立法とその支配に正当性を持たせる。強制力無き法に存在理由はあるのか。国際法は法なのか。国際連合憲章も匡際法の一つであるが、その国際連合に存在理由はあるのか、それは後述しよう。
cも近年の地域的な経済統合の動きを見れば、妥当性はあるものと思われる。しかし、dはややこしくなりそうだからヤメ。
2、国内と国際の関わり
近年、政治・経済の両面において頻繁にグローバリズムと言う言葉が聞かれる。国際社会は、その構成員を主体=アクターと称する。(ほとんどが主権国家であるが、国際連合、NGOなど、現状は多様化している。)
しかし、いくらグローバリズムが囁かれようと1章のbで述べた様に、現実に我々は国内社会と国際社会との間の埋め難いギャップをしばしば感じている。この理由は、国内社会が権力関係を基礎として様々な価値が配分されているのに対し、国際社会は度々その配分が滞ることに内包されていると思われる。要約すれば、存在する権力の規模の大小の問題ということになる。デモクラシーの場合、国内社会において選挙と言う形式的にせよ政治参加のシステムが確立されているのは、我々が国家権力へ服従している(歴史部は除外する。)事への代償であり、前述した様にデモクラシーという政治システムに「参加」の二文字が、その歯車として組み込まれていることにもよる。
それでは、国際政治に民意が介入する余地は無いのだろうか。この問題に関しては、ローズノウが連繋理論として国内政治と国際政治の相互浸透性と問題領域の共有を指摘し連繋を証明しようとした。では例を用いて説明しよう。
例)A国は新型の化学兵器実験に失敗し、国土及び国民の健康上、深刻な被害を被った。それは人間のの生殖能力に著しく影響を与えるもので結果、A国の出生率は大きく減退した。そこで元首キャミは6才以上の男子に対して、1日6錠のバイアグラの服用を義務つけた。
しかしこの政策によって6〜10歳の少年のショック死が急増し問題化した。ある政治学者の見解によれば、A国の支配民族出身である元首キャミが人口転換を未然に防ぐ為、近年出生率を増加させつつある少数民族Bのジェノサイドを狙った政策としている。
これに対して、国連がうちだしたのはA国に対する制裁決議であり、キャミに主導されるA国議会はこれを不服とし国連を脱退した。その後、国連は緊急軍を組職し派兵に踏みきった。
例が示す通り、A国と国連は人権とジェノサイドと言う問題領域を共有し相互のリアクションが影響を与えあっている。つまり、一つの国内社会における投票行動が良い形か悪い形かは解らないが、下記に示す政治学の常識とも言える入出力関係を心得ておれば、それが国際社会にたいして何らかの影響を与えることは容易に予想できるだろう。
3、国際連合の始まり
98年10月24日 週末 カント〜イン〇野郎〜の永久平和論
イン〇野郎、曰く永久平和の為の確定条項
国際法は自由な諸国家の連合に基礎を置かなければならない。諸国家が自分の権力を追求する方法として現在用いうるのは、外的法廷でのような訴訟の方法ではなく、ただ戦争だけである。しかし戦争によっては、またその都合の良い決着、つまり勝利によっては権利の問題は決定されない。しかも理性は、道徳的に立法する最高権力という王座から、戦争を訴訟のかわりに用いることを絶対に許さず、逆に平和状態を直接義務とする。ところがこの平和状態は民族の契約が無ければ成立せず、また保証もされないのである。〜そういう訳で、平和連合とも言えるような特別な種類の連合がなければならない。
上記の文章はカント著「永久の平和の為に」からの抜粋である。理性への絶対的な信頼、それが全てを生み出すかのような考え方は、甚だ現実認識に欠けていると言わざるを得ない。人間の生殖行動を例にとるなら、性器だけがあっても仕方ない。それが機能しなければ意味がない。理性があるならば、それに実効性を持たせる裏付けもなければならない。現実に力なき正義はカスであり、ただの理想に過ぎない。国際連盟の失敗はこのあたりにあると言っても良いだろう。ならばシステムとしてのバイアグラが必要だ。
国際連合はこの国際連盟に対する反省から出発した。2次大戦を防止できなかった反省、実行力の必要性、主権国家平等の原則、それらがフィードバックされた国際連合は正常に機能する筈であった。しかし、戦後国際体制を規律した米・ソ冷戦構造は国際連合に影響を与え、連合が長きに渡って正常な機能を発揮しなかったことは読者諸兄も御存じの事だろう。
4、国際連合における投票行動
冒頭で述べたように国際社会には我々がイメージするような形の選挙、乃至、投票行動は皆無である。ここでは国際連合の事務総長選挙がどのような過程を経るものか見てゆく。
〜事務総長が決まるまで〜
1.安全保障理事会内での検討(ここで実質的に決定)
2.安全保障理事会の勧告に基づき、総会が任命
↓
事務総長の誕生
単純なしくみである。考えてみれば。、有権者はたったの15カ国である。では事務総長の職権は・・・
〜事務総長の職権〜(国際憲章97条より抜粋)
1.国連の首席行政官として行動する。
2.執行官として他の主要機関に事務総長としての資格で行動し委託される任務を遂行する。
3.外交官として平和維持について安全保障理事会の注意を促す。
4.この権限行使の為に、現地調査などを行う。
・ 事務総長と国際連合の諸組職との関わりは、資料を参考にして頂きたい。
国連はアメリカの協賛機関ではなく、一個の独立した国際主体として、歴代事務総長は尽力を続けてきた。そして冷戦構造崩壊後、国連は6代目事務総長ガリが著した「平和への課題」から伺えるように、新秩序を形成する主体としての歩みを始めた。事務総長人事を見てもガリやウ・タントはA・A諸国出身である。従来の国際連合が理事会を中心とするタテの体制だとするならば、小国や主権国家以外の主体、しいては個人のレベルまで参加が許されるのがこれからの姿と言うべきだろうか。しかし選挙のような手法を用いて、参加する全ての主体のロイヤリティーを統合する権力が不在の現状の国際社会ではまだ民意が介入しうるレベルに至っていないと言える。
5,法王選挙とダライ・ラマ
バチカン元首、ローマ・カトリック教会の最高指導者、そして使徒ペテロの後継者、法王は枢機卿会議によって決定される。事務総長選とよく似ている。
ではダライ・ラマはどのように選出されるか。彼等は転生によって選ばれる。良識ある公民の存在を前提条件とする選挙は国家成員のロイヤリティーを権力によって統合する営みであろう。参加を前提とするデモクラシーとはなんと非合理的なシステムであろうか。
しょせん百姓は農協の虜であり、〇人は全てアミン(人食い)である。タスマニア・デビルに化けて支配者に噛み付くことはない。だったら選挙ではなく、代表者を転生で選出すればいいのではないか。とりあえず、国際社会において選挙制を導入することは更なる混乱を招くのは明らかであろう。
6,イン〇座談会
とあるオフィス、男と女が二人でいる。女は若いが男は年である。
K「それで君は、私にバイアグラを飲めというのかねN君」
N「はい、次期事務総長の座を射止めるには先生に総会でバイアグラを5錠イッキに飲み干して頂くのが一番のアピールだと思うのです。」
K「そうか、ではまず君で試すとするか。それっ」
〜濡れ場〜
翌日、総会にて
K「と言う訳で、21世紀の国際連合はここにありますバイアグラの様な独自の実行力を有するべきであります。」
J「実行力なんてアメリカに任せておけばいいじゃないか。」
K「しかしそれではアメリカ国民のみが国際政治に影響を及ぼすことになります。21世紀は地球規模での政治参加が実現されなければなりません。その為には独自の実行力が必要なのです。バイアグラはこの実行力の形容なのです。皆さん御覧ください。私の股間を、この力強さこそ今我々に必要なものではないでしようか。実行力なき国際主体などイン〇も同然。」
K「今こそ、更なる力を」そう言い放っと、K氏はイッキに5錠飲み干した。
一斉にどよめき、壇上に倒れるK氏。医師が心停止を確認している。
時は、20世紀末ひとりの政治家が死んだ。名ほK・イクマ、モルモット飼育に捧げた一生であった。
〜釈明〜
姥桜、題字に特に意味は無い。祖母が御園座で見てきた演劇の題をそのまま流用しただけである。ところで、学習会当時とこのレポートでは内容に少し追加がある。歴史部の連中よ気にするな。バルキリーがアーマードバルキリーに変わっても対して気になるまい。 以上
7、資料
省略
ああ、筋骨堂トップへ
このホームページのホストは
です無料ホームページをどうぞ